説明

プロテアーゼ

ノカルジオプシス由来の熱安定性プロテアーゼに相同の高い比活性のプロテアーゼ、及び野生型による及び組換え宿主細胞含有トランスジェニック植物及び非ヒトトランスジェニック動物におけるその生成に関する。プロテアーゼは、大豆ボーマン−バークインヒビター、及び他の抗栄養因子、例えば大豆アグルチニン及びKunitzトリプシンインヒビター、並びに単離された大豆貯蔵タンパク質グリシニン及びβ−コングリシニンを分解することができる。ペプチダーゼファミリーS2A又はS1Eの熱安定性についての適切な特徴的構造特徴が開示される。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
(a)配列番号2のアミノ酸1−188、配列番号8のアミノ酸1−196、配列番号10のアミノ酸1−189及び/又は配列番号12のアミノ酸1−188に対して少なくとも60%の程度の同一性を有するアミノ酸配列を有するポリペプチド;
(b)配列番号1のヌクレオチド499−1062、配列番号7のヌクレオチド577−1164、配列番号9のヌクレオチド586−1152及び/又は配列番号11のヌクレオチド502−1065のいずれかと、低い緊縮条件下でハイブリダイズする核酸配列によりコードされるポリペプチド;及び
(c)配列番号1のヌクレオチド499−1062、配列番号7のヌクレオチド577−1164、配列番号9のヌクレオチド586−1152、及び/又は配列番号11のヌクレオチド502−1065のいずれかに対して少なくとも60%の程度の同一性を有する核酸配列によりコードされるポリペプチドから成る群から選択される、プロテアーゼ活性を有し、そして10mMのリン酸ナトリウム、50mMの塩化ナトリウム緩衝液(pH7.0)において、1.5℃/分の一定走査速度を用いて、示差走査熱量法(DSC)により決定される場合、少なくとも78℃の溶融温度(Tm)を有する単離されたポリペプチド。
【請求項2】
請求項1記載のポリペプチドをコードする核酸配列を含んで成る単離された核酸配列。
【請求項3】
(a)配列番号1のヌクレオチド499−1062、配列番号7のヌクレオチド577−1164、配列番号9のヌクレオチド586−1152及び/又は配列番号11のヌクレオチド502−1065のいずれかと、低い緊縮条件下でハイブリダイズし;
(b)配列番号1のヌクレオチド499−1062、配列番号7のヌクレオチド577−1164、配列番号9のヌクレオチド586−1152、及び/又は配列番号11のヌクレオチド502−1065のいずれかに対して少なくとも60%の程度の同一性を有し;そして/又は
(c)配列番号2のアミノ酸1−188、配列番号8のアミノ酸1−196、配列番号10のアミノ酸1−189及び/又は配列番号12のアミノ酸1−188に対して少なくとも60%の程度の同一性を有するポリペプチドをコードする、プロテアーゼ活性を有し、そして10mMのリン酸ナトリウム、50mMの塩化ナトリウム緩衝液(pH7.0)において、1.5℃/分の一定走査速度を用いて、示差走査熱量法(DSC)により決定される場合、少なくとも78℃の溶融温度(Tm)を有するポリペプチドをコードする核酸配列を含んで成る単離された核酸配列。
【請求項4】
適切な発現宿主においてポリペプチドの生成を指図する1又は複数の制御配列に作用可能に連結される請求項2又は3記載の核酸配列を含んで成る核酸構造体。
【請求項5】
請求項4記載の核酸構造体を含んで成る組換え発現ベクター。
【請求項6】
請求項4記載の核酸構造体又は請求項5記載のベクターを含んで成る組み換え宿主細胞。
【請求項7】
請求項1記載のポリペプチドの生成方法であって、(a)前記ポリペプチドを含んで成る上清液を生成するために、請求項6記載の組換え宿主細胞を培養し;そして(b)前記ポリペプチドを回収することを含んで成る方法。
【請求項8】
請求項1記載のポリペプチドを発現できる、トランスジェニック植物又は植物部分。
【請求項9】
請求項1記載のポリペプチドを発現できる、トランスジェニック非ヒト動物は、又はその生成物又は要素。
【請求項10】
請求項1記載のポリペプチドの生成方法であって、
(a)次の株:
(i)ノカルジオプシス・ダソンビレイ(Nocardiopsis dassonvillei)亜種ダソンビレイDSM43235,
(ii)ノカレジオプシスsp.(Nocardiopsis sp.)DSM16424;又は
(iii)ノカレジオプシス・アルバ(Nocardiopsis alba)DSM15647;
のいずれかを培養し;そして
(b)前記ポリペプチドを回収する;
ことを含んで成る方法。
【請求項11】
(i)動物飼料への;(ii)動物飼料の使用のための組成物の調製のための;(iii)動物飼料の栄養価値を改良するための;(iv)動物飼料における消化でき及び/又は溶解できるタンパク質を高めるための;(v)動物飼料におけるタンパク質の加水分解の程度を高めるための;及び/又は(vi)タンパク質の処理のための;
請求項1記載の少なくとも1つのポリペプチドの使用。
【請求項12】
少なくとも1つの請求項1記載のポリペプチド;及び
(a)少なくとも1つの脂溶性ビタミン、及び/又は
(b)少なくとも1つの水溶性ビタミン、及び/又は
(c)少なくとも1つの微量鉱物を含んで成る動物飼料添加物。
【請求項13】
50〜800g/kgの粗タンパク質含有物を有し、そして少なくとも1つの請求項1記載のポリペプチド、又は少なくとも1つの請求項12記載の飼料添加物を含んで成る動物用飼料組成物。
【請求項14】
魚用飼料である請求項13記載の飼料組成物。
【請求項15】
中でもアミラーゼ、フィターゼ、キシラナーゼ、ガラクタナーゼ、α−ガラクトシダーゼ、プロテアーゼ、ホスホリパーゼ及び/又はβ−グルカナーゼから選択された少なくとも1つの他の酵素と共に、少なくとも1つの請求項1記載のポリペプチドを含んで成る組成物。
【請求項16】
洗剤への少なくとも1つの請求項1記載のポリペプチドの使用。
【請求項17】
ノカルジオプシスsp. DSM16424。
【請求項18】
ノカルジオプシス・アルバDSM15647。

【公表番号】特表2006−527583(P2006−527583A)
【公表日】平成18年12月7日(2006.12.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−515725(P2006−515725)
【出願日】平成16年6月21日(2004.6.21)
【国際出願番号】PCT/DK2004/000432
【国際公開番号】WO2004/111220
【国際公開日】平成16年12月23日(2004.12.23)
【出願人】(500586299)ノボザイムス アクティーゼルスカブ (164)
【Fターム(参考)】