説明

携帯電話装置

【課題】 新たな操作用スイッチ等を設けることなく、近接撮影を行なうことができる携帯電話装置を提供する。
【解決手段】 携帯電話装置をヒンジ部3を中心として回転角αより大きな回転角β回転を行った状態とする。回転角βの状態になったことを検知して、撮像部8を通常撮影の設定(携帯電話装置から数十センチ以上離れている被写体20を撮影する設定)から、近接撮影の設定(携帯電話装置から数センチ〜十数センチ離れている被写体20を撮影する設定)へと変更する。

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像部を有し2つの筐体をヒンジ部により結合した携帯電話装置に関し、特に、ヒンジ部の回転角を検出することにより撮像部の設定を近接撮影の設定に変更する携帯電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯機器の小型化および液晶などを使用した表示部の大型化を両立するために、携帯機器を複数の筐体で構成し、ヒンジ構造を利用して携帯機器を折り畳む構成が提案されている。このようなヒンジ構造を利用した携帯機器としては、ノート型コンピュータや携帯電話がある。また、上記のヒンジ構造を利用した携帯機器で、撮像部を筐体に収容したものも提案されている。
【0003】図6は、ヒンジ構造を利用し、かつ、撮像部を筐体に収容した従来の携帯電話装置を説明するための図であり、図6(A)は携帯電話装置を横から見た図、図6(B)は正面(情報の入出力を行うキー操作部や表示部がある面)から見た図、図6(C)は携帯電話装置の背面(正面の反対の面)から見た図である。携帯電話装置を構成する上部筐体101および下部筐体102はヒンジ部103で結合されている。上部筐体101は、正面に表示部104および受話部105を収容し、背面に撮像部108および鏡部109を収容している。また、下部筐体102は、正面に送話部106およびキー操作部107を収容している。
【0004】通常、上部筐体101は携帯電話装置非使用時には図6(A)の破線で示す位置にあり、携帯電話装置使用時には実線で示す位置へ回動する。携帯電話装置を使用していない場合に上部筐体101を図6(A)の破線で示す状態にすることにより、携帯電話装置の表面積が小さくなり収納が容易となる。また同時に、表示部104およびキー操作部107が携帯電話装置外部から直接接触されることが不可能となるため、携帯電話装置以外の物体との接触による表示部104の傷や汚れ、キー操作部107での誤入力を防止することができる。携帯電話装置使用時には上部筐体101は図6(A)の実線で示す位置へ回動するが、一般的に、このときの回転角αは180度以下である。これは通話の際に受話部105を耳にあて、送話部106を口に近づけることで送受話感度を高めるためである。
【0005】この携帯電話装置を用いて撮影を行う際は、まずキー操作部107を操作して通常の電話機能から撮像機能に切り替える。その後、撮像部108を被写体に向け、撮像部108で撮像した画像を表示部104で確認しながら撮影を行う。また、被写体(撮像対象物体)が撮影者自身である場合には撮像部108を撮影者自身に向け、撮像部108の横に設けられている鏡部109に映る像を目安として撮影を行う。撮影終了後は、キー操作部107を操作して撮像機能から電話機能へと切り替えを行う。
【0006】しかしながら、上記従来例では通常、被写体は人物や風景であり被写体に接近して撮影すること(近接撮影)が考慮されていなかった。このため被写体に接近して撮影すると、ピントの合っていない画像となってしまっていた。また、焦点距離等を調整可能にして近接撮影可能とした場合は、使用者が被写体に応じて適宜焦点距離等を調整するためのスイッチなどを用意する必要がある。しかし、小さな筐体を要求される携帯機器に新たに調整操作のためのスイッチを追加するのは困難であるという問題が発生していた。
【0007】また、携帯電話装置と被写体が接近するため、携帯電話装置や撮影者が周辺の光を遮り、被写体に影がかかる、全体的に暗い画像しか撮影できない等の問題が発生していた。
【0008】また、撮影者が携帯電話装置を用いて撮影を行う場合には、キー操作部を使用して携帯電話装置を撮影状態に設定する必要があるが、近年の携帯電話装置には電話帳機能,メール機能,ウェブ閲覧機能など多くの機能が含まれ、少ないキーでこれらの機能を選択し操作するために複数のキー入力を必要とし、操作が煩雑であるという問題が発生していた。
【0009】また、携帯電話装置が小型軽量であるために手ぶれが発生しやすく、接近した被写体を撮影すると、焦点面から大きく離れる、画像がぶれてしまう等の問題も発生していた。
【0010】また、通常、携帯電話装置は三脚等で固定して撮影を行わないために、被写体の正面から撮影を行った場合でも、被写体と撮像部とを平行に保つことは困難であるという問題があった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述のような実情に鑑みてなされたものであり、独立したスイッチ等を設けるのではなく、既存のヒンジ部の回動により近接撮影を行うことを可能とする携帯電話装置を提供することを目的とする。
【0012】また、照明操作のために独立したスイッチ等を設けるのではなく、既存のヒンジ部を回転させて照明を点灯し被写体を照らすことで、良好な条件で撮影することを可能とする携帯電話装置を提供することを目的とする。
【0013】更に、通常の電話機能の状態から撮像機能の状態へと切り替えるために、キー操作部へキー(スイッチ)を追加しないことにより複雑なキー操作部での入力作業を不要とする携帯電話装置を提供することを目的とする。
【0014】更に、手ぶれ防止を実現し、良好な画像を撮影可能とする携帯電話装置を提供することを目的とする。
【0015】更に、被写体と撮像部とを平行に保つことを容易とし、良好な画像を撮影可能とする携帯電話装置を提供することを目的とする。
【0016】更に、既存のヒンジ部の回転角を通常の通話時等の回転角以上に回転可能とすることによって、様々な機能を実現させるときに、通常の通話等を行なうのに適した回転角を保持することを可能とする携帯電話装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】第1の技術手段は、撮像部を収容した第1の筐体と第2の筐体とがヒンジ部により回動可能に結合した携帯電話装置において、前記ヒンジ部の回転角を検出し、前記ヒンジ部が所定の回転角以上回転することにより、前記撮像部の設定を近接撮影の設定に変更することを特徴とし、もって、設定変更のために独立したスイッチ等を設けるのではなく、既存のヒンジ部の回動により近接撮影を行うことを可能とする。
【0018】第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記第1の筐体または第2の筐体に撮像対象を照らす照明を収容し、前記ヒンジ部が所定の回転角以上回転することにより、前記照明を点灯することを特徴とし、もって、照明操作のために独立したスイッチ等を設けるのではなく、既存のヒンジ部を回転させて照明を点灯し被写体を照らすことで、良好な条件で撮影することを可能とする。
【0019】第3の技術手段は、第1または第2の技術手段において、前記ヒンジ部が所定の回転角以上回転することにより、前記撮像部による撮像した画像の表示または画像処理を開始することを特徴とし、もって、通常の電話機能の状態から撮像機能の状態へと切り替えるために、キー操作部へキー(スイッチ)を追加しないことにより複雑なキー操作部での入力作業を不要とする。
【0020】第4の技術手段は、第1乃至3の技術手段において、前記近接撮影の設定に変更することにより設定される焦点面と前記撮像部との距離は、前記第2の筐体の先端部を撮像対象物体または該撮像対象物体の載置台に接触したときの前記撮像対象物体と前記撮像部との距離に等しいことを特徴とし、もって、焦点の合った良好な撮影を可能とする。
【0021】第5の技術手段は、第1乃至4の技術手段において、前記第2の筐体の先端部の撮像対象物体または該撮像対象物体の載置台に接触する部分は、前記撮像部と平行となるように形成されていることを特徴とし、もって、歪みの内良好な撮影を可能とする。
【0022】第6の技術手段は、第1乃至5の技術手段において、前記第2の筐体の先端部の撮像対象物体または該撮像対象物体の載置台に接触する部分に、滑り止め加工が施されていることを特徴とし、もって、携帯電話装置が固定され、より確実に手ぶれを防止することが可能となる。
【0023】第7の技術手段は、第1乃至6の技術手段において、前記ヒンジ部が近接撮影と異なる通話やウェブ閲覧等を行う回転角になると、クリック感を生じ回転角を固定することを特徴とし、もって、既存のヒンジ部の回転角を通常の通話時等の回転角以上に回転可能とすることによって、様々な機能を実現させるときに、通常の通話等を行なうのに適した回転角を保持することを可能とする。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の携帯電話装置の一実施例を説明するための図で、図1(A)は、携帯電話装置の正面図で、図1(B)は携帯電話装置の背面図である。携帯電話装置の筐体は上部筐体1と下部筐体2とからなり、ヒンジ部3により回動可能に結合されている。図1(A)に示すように、携帯電話装置の上部筐体1の正面側には、表示部4および受話部5が収容され、下部筐体2の正面側には、送話部6およびキー操作部7が収容されている。更に、図1(B)に示すように、携帯電話装置の上部筐体1の背面には、撮像部8,鏡部9および照明部10が収容されている。
【0025】図2は、図1に示した携帯電話装置の側面図である。携帯電話装置は、非使用時には上部筐体1と下部筐体2を閉じた状態にしておく。これにより、表面積が小さくなり携帯に都合がよく、また正面側に収容された表示部やキー操作部が外部の物体と接触することを防止できる。通話やウェブの閲覧等を行う時には、ヒンジ部3を中心として回転角αだけ回転した状態とする。これにより、表示部やキー操作部が露出し、表示部の閲覧やキー操作部による操作が可能となり、また、正面側に収容された受話部および送話部が、使用者の耳および口の近くに位置するようになる。
【0026】本携帯電話装置で近接撮影を行う場合には、ヒンジ部3を中心として回転角αより大きな回転角β回転を行った状態とする。回転角βとなったことを検出することにより撮像部8が通常撮影の設定(携帯電話装置から数十センチ以上離れている被写体20を撮影する設定)から、近接撮影の設定(携帯電話装置から数センチ〜十数センチ離れている被写体20を撮影する設定)へと変更される。また、上部筐体1が回転角βだけ回転したことを検出すると、被写体20を照らすために照明部10を点灯する。これにより、携帯電話装置や使用者の影により被写体が暗く撮影されてしまうことを防ぐことが可能となる。
【0027】更に、上部筐体1が回転角βだけ回転したことを検出すると、携帯電話装置を待ち受け画面などを表示している通常の状態から、近接撮影状態へ切り替える。このとき使用者に何を撮像しているか知らせるために、表示部4に撮像部8で撮像している画像を表示する。また、撮像対象が本などで、携帯電話装置で文字認識等を行う場合であれば、上部筐体1を回転角βだけ回転すると自動的に撮像および文字認識のための処理を開始する。これにより、キー操作部7を用いて複雑な操作をすることなく、近接撮影や文字認識を行うことが可能となる。
【0028】また、上部筐体1が回転角βだけ回転したことにより、撮像部8は焦点距離を変更するが、より詳細には、撮像部内部のレンズと撮像素子との距離の設定を変更することによって撮像部8とピントの合う焦点面との距離を近接撮影に適するように通常より短くする。このとき下部筐体2の先端部を被写体20に接触し、かつ上部筐体1と被写体20を平行にしたとき撮像部8と被写体20との距離を、撮像部8とピントの合う焦点面との距離と等しくなるように構成する。これにより、手ぶれがなく、ピントの合った良好な画像を容易に撮影することが可能となり、文字認識等の画像認識では認識率も向上する。また、被写体20は水平面上に置かれた厚みの薄い小物体でもよい。この場合は下部筐体2の先端部を、被写体20が置かれている水平面または載置台に接触する。
【0029】図3は、図1に示した上部筐体が所定の回転角回転したことを検出するための手段の一実施例を説明するための要部側面図である。図3(A)は、携帯電話装置が回転角β未満の状態の携帯電話装置の要部側面図で、図3(B)は、携帯電話装置が回転角βの状態の携帯電話装置の要部側面図である。図3に示したように上部筐体1の背面側に突起部11を設け、また下部筐体2の背面側の内部に突起部11と嵌合する検出スイッチ12を収容する。回転角がβ未満の場合には図3(A)のように検出スイッチ12は押されていない状態である。しかし上部筐体1がヒンジ部3を中心に回転角β回転すると、突起部11は下部筐体2に収容される検出スイッチ12を押す。これにより、上部筐体1が所定の回転角βの状態となったことを検出することが可能となる。
【0030】なお、回転角を検出する手段としては、図3R>3に示した例に限らずに、回転角を検出可能な種々の手段を適用可能とする。また、ある一つの回転角に達したときを検出することに限らずに回転角が所定の回転角以上になったことを検出して上記のように近接撮影の設定をする等の処理を行なうようにしてもよい。
【0031】図4は、本発明による携帯電話装置の他の実施例を説明するための側面図で、撮像部を被写体と平行に保つことを容易にする携帯電話装置を説明するための図である。下部筐体2と下部筐体2の先端部で被写体20に接触する接触面とがなす角度θは上部筐体1と下部筐体2がなす角度に等しくなるように形成され、360度から回転角βを引いた角度となる。これにより、上部筐体1と被写体20とを平行に保つことが容易となり、歪みの小さい画像を撮影することが可能となり、また、文字認識等の画像認識では認識率も向上する。なお、ここでは、下部筐体2の先端部で被写体20に接触する部分は、接触面となっているが、被写体20に接触する部分を3以上の凸部とし、3以上の凸部の先端を結んで形成される面が被写体20と接触した時に上部筐体1と平行となるようにしてもよい。
【0032】図5は、本発明による携帯電話装置の更に他の実施例を説明するための図で、図5(A)は携帯電話装置の側面図、図5(B)は携帯電話装置の背面図(図5(A)の被写体側から見た図)である。図5のように、下部筐体2の下端にゴム素材の接触部品13を付加することにより、下部筐体2が被写体20上で滑ることなく安定した接触が可能となる。下部筐体2の下端には通常、携帯電話装置の充電を行うための充電用接点14および外部装置とのデータの入出力を行うためのコネクタ15が設けられている。ゴム素材の接触部品13は、被写体20上での滑り止め作用だけでなく、充電用接点14およびコネクタ15が外部の物体と接触して破損することを防止することができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、撮像部を設けた上部筐体ともう―方の下部筐体とをヒンジ部で結合した携帯電話装置において、ヒンジ部を中心に通話時に比べ大きく上部筐体を回転させてこの回転を検出し、撮像部の設定を近接撮影の設定に変更することで、近接して被写体の撮影を行なう場合でもピントの合ったボケのない画像を撮影することが可能になる。
【0034】また、前記回転を検出し、被写体を照らす照明を点灯することにより、被写体が暗くなることなく良好な画像を撮影することが可能な携帯電話装置を提供することができる。
【0035】また、前記回転を検出し、撮像した画像の表示や認識等の画像処理を開始することにより、撮影のための新たな操作用のスイッチを追加する必要がなく、また、撮影のための煩雑な操作をユーザに要求しない携帯電話装置を提供することができる。
【0036】また、上部筐体を回転させた状態で下部筐体の先端部を被写体に接触することで手ぶれを防止し、更に、下部筐体の先端部の被写体に接触する部分と撮像部とが平行となるように形成するので、携帯電話装置の傾きを防止しより手ぶれを防止することが可能となる。更に、下部筐体の被写体に接触する部分に滑り止め加工を施すので、携帯電話装置による撮影時の手ぶれをより確実に防止することができる。
【0037】また、通常の通話時等で使用する回転角になるとクリック感が生じ、その回転角で固定することができるので、通話時に回転角が動いてしまうといった不具合のない携帯電話装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の携帯電話装置の一実施例を示す正面図および背面図である。
【図2】図1に示した携帯電話装置の側面図である。
【図3】図1に示した上部筐体が所定の回転角回転したことを検出するための手段の一実施例を説明するための要部側面図である。
【図4】本発明による携帯電話装置の他の実施例を説明するための側面図である。
【図5】本発明による携帯電話装置の更に他の実施例を説明するための側面図および背面図である。
【図6】従来の携帯電話装置の一例を説明するための側面図,正面図、および背面図である。
【符号の説明】
1,101…上部筐体、2,102…下部筐体、3,103…ヒンジ部、4,104…表示部、5,105…受話部、6,106…送話部、7,107…キー操作部、8,108…撮像部、9,109…鏡部、10…照明部、11…突起部、12…検出スイッチ、13…接触部品、14…充電用接点、15…コネクタ、20…被写体、α…通話時の回転角、β…撮影時の回転角、θ…下部筐体と被写体がなす角および上部筐体と下部筐体とがなす角。

【特許請求の範囲】
【請求項1】 撮像部を収容した第1の筐体と第2の筐体とがヒンジ部により回動可能に結合した携帯電話装置において、前記ヒンジ部の回転角を検出し、前記ヒンジ部が所定の回転角以上回転することにより、前記撮像部の設定を近接撮影の設定に変更することを特徴とする携帯電話装置。
【請求項2】 請求項1に記載の携帯電話装置において、前記第1の筐体または第2の筐体に撮像対象を照らす照明を収容し、前記ヒンジ部が所定の回転角以上回転することにより、前記照明を点灯することを特徴とする携帯電話装置。
【請求項3】 請求項1または2に記載の携帯電話装置において、前記ヒンジ部が所定の回転角以上回転することにより、前記撮像部による撮像した画像の表示または画像処理を開始することを特徴とする携帯電話装置。
【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の携帯電話装置において、前記近接撮影の設定に変更することにより設定される焦点面と前記撮像部との距離は、前記第2の筐体の先端部を撮像対象物体または該撮像対象物体の載置台に接触したときの前記撮像対象物体と前記撮像部との距離に等しいことを特徴とする携帯電話装置。
【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の携帯電話装置において、前記第2の筐体の先端部の撮像対象物体または該撮像対象物体の載置台に接触する部分は、前記撮像部と平行となるように形成されていることを特徴とする携帯電話装置。
【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の携帯電話装置において、前記第2の筐体の先端部の撮像対象物体または該撮像対象物体の載置台に接触する部分に、滑り止め加工が施されていることを特徴とする携帯電話装置。
【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の携帯電話装置において、前記ヒンジ部が近接撮影と異なる通話やウェブ閲覧等を行う回転角になると、クリック感を生じ回転角を固定することを特徴とする携帯電話装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2003−188953(P2003−188953A)
【公開日】平成15年7月4日(2003.7.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2001−381912(P2001−381912)
【出願日】平成13年12月14日(2001.12.14)
【出願人】(000005049)シャープ株式会社 (33,933)
【Fターム(参考)】