説明

車両用灯具

【課題】シェードを換えるのみで、第1,第2リフレクタをそのまま利用して様々な配光パターン仕様に対応が可能で、かつ、逆行する太陽光の入射がシェードに集光した場合でも熱影響によるシェードの変形を回避することが可能な車両用灯具の提供を図る。
【解決手段】半導体型光源10,半導体型光源10を覆う第1リフレクタ21,第1リフレクタ21からの反射光を入射して灯具前方に向けて反射させる第2リフレクタ22,第1リフレクタ21からの反射光の一部を遮蔽して第2リフレクタ22に入射させるシェード30がヒートシンク部材40に集約的に配設され、シェード30は第1,第2リフレクタ21,22と別部材で構成されてヒートシンク部材40に配設されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車のヘッドランプやリヤコンビネーションランプ等に用いられる車両用灯具に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、ヘッドランプ等の車両用灯具の光源として、発光ダイオード(LED)などの自発光半導体型光源が用いられている。
【0003】
このような半導体型光源は、その光を灯具前方に向けて反射させるリフレクタと共に光源ユニットを構成して、ハウジングとアウターレンズとで構成する灯室内に配設される。
【0004】
車両用灯具の光源に用いられる半導体型光源は照明効果を高めるために高輝度化が進められて来ており、この高輝度化に伴って発熱量も大きくなっている。この半導体型光源の温度上昇を抑える措置として、放熱性の良好な金属材料からなるヒートシンク部材を用いて、このヒートシンク部材を基台として半導体型光源とリフレクタとを集約的に配設することも行われている。
【0005】
一方、リフレクタは、複雑な曲面の反射面を形成する上から、成形性のよい適宜の熱可塑性合成樹脂材をもって金型成形されているのが一般的である。
【0006】
このような合成樹脂製のリフレクタを用いたものでも、例えば特許文献1に示されているように、ヒートシンク部材に固定された半導体型光源の周囲を覆って配設されて、該半導体型光源の射出光を所定の方向に向けて反射させる第1リフレクタと、この第1リフレクタからの反射光を入射して灯具前方に向けて反射させる第2リフレクタと、を備えたものが知られている。
【0007】
前記第1リフレクタと第2リフレクタとは一体成形されていて、それらの連設部分にシェードが一体に形成されている。これにより、前記第1リフレクタからの反射光の一部が前記シェードで遮蔽され、所定の配光パターンが得られるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】特開2008−41557号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
配光パターンはシェードのエッジ形状によって決定されるが、前述のようにシェードが第1リフレクタおよび第2リフレクタと一体に形成されているため、様々な国の仕様に対応するためには、シェードのエッジ形状が異なる複数種類のリフレクタを用意しなければならず、コスト的に不利となってしまう。
【0010】
また、車両を日中に坂路等に停車した場合、太陽光が車両前方より前記第2リフレクタに入射すると、この第2リフレクタで反射した太陽光が、配光を形成する光路とは逆方向の経路を辿って前記シェードに集光してしまう。このため、シェードが太陽光の熱影響を受けて変形し、配光性能に影響を及ぼしてしまう可能性がある。
【0011】
そこで、本発明はシェードに互換性を持たせて様々な国の仕様に対応することができると共に、配光経路と逆行する太陽光の入射があっても、シェードの熱影響による配光性能の低下を回避することができる車両用灯具を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明の車両用灯具にあっては、半導体型光源と、前記半導体型光源を覆い、該半導体型光源から射出された光を所定の方向に向けて反射させる第1リフレクタと、前記第1リフレクタからの反射光を入射して灯具前方に向けて反射させる第2リフレクタと、前記第1リフレクタからの反射光の一部を遮蔽して前記第2リフレクタに入射させるシェードと、これら半導体型光源,第1リフレクタ,第2リフレクタ,およびシェードが集約的に配設されたヒートシンク部材と、を備え、前記シェードは、前記第1リフレクタおよび第2リフレクタとは別部材で構成されて、前記ヒートシンク部材に配設されていることを主要な特徴としている。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、シェードが第1リフレクタおよび第2リフレクタとは別部材で構成されているため、要求される配光パターンが得られるエッジ形状のシェードを用いることにより、前記第1リフレクタおよび第2リフレクタを共用して様々な仕様の配光パターンに対応した車両用灯具を構成することが可能となって、コストダウンを図ることができる。
【0014】
また、第1リフレクタおよび第2リフレクタを、成形性のよい熱可塑性合成樹脂製として配光性能を高める一方、シェードは耐熱性,放熱性のよい材料で構成することが可能となるから、配光経路と逆行する太陽光の入射がシェードに集光した場合でも、シェードが熱影響で変形するのを回避して配光性能の低下を防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明の一実施形態に係るヘッドランプの灯具ユニットを分解して示す斜視図。
【図2】図1に示した灯具ユニットの断面説明図。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明の一実施形態を自動車のヘッドランプを例に採って図面と共に詳述する。
【0017】
図1,図2に示す本実施形態のヘッドランプは、半導体型光源10と、リフレクタ20と、ヒートシンク部材40と、を備えている。
【0018】
半導体型光源10,リフレクタ20,ヒートシンク部材40により灯具ユニット1を構成し、該灯具ユニット1が図外のハウジングとアウターレンズとにより構成される灯室内に配設されて、ヘッドランプが構成される。
【0019】
本実施形態では2つの半導体型光源10A,10Bと、これらの半導体型光源10A,10Bに対応した2つのリフレクタ20A,20Bを備え、半導体型光源10Aとリフレクタ20A、および半導体型光源10Bとリフレクタ20Bがそれぞれ1組の光源ユニット2として構成され、その2組2A,2Bが1つのヒートシンク部材40の前面に左右方向(車幅方向)に併設されている。
【0020】
リフレクタ20A,20Bは光不透過性の熱可塑性合成樹脂材をもって金型により一体成形されている。これらリフレクタ20A,20Bは、何れも第1リフレクタ21と第2リフレクタ22とを備えている。
【0021】
第1リフレクタ21はリフレクタベース25の斜め平板部26に一体成形され、第2リフレクタ22はこの斜め平板部26の上端に連なる水平平板部27の後端から立ち上がって一体成形されている。
【0022】
斜め平板部26には半導体型光源10を配置するための開口部28が形成され、この開口部28を囲むように第1リフレクタ21が形成されている。
【0023】
リフレクタ20A側では、前記開口部28に連なって、後述するシェード30の配設口29が形成されている。このシェード配設口29は、斜め平板部26の上部から水平平板部27の略半部に亘って形成されている。
【0024】
第1リフレクタ21は半導体型光源10の灯具前方側を覆って配置され、半導体型光源10から射出された光を後ろ斜め上方に向けて反射させる凹型の反射面23を有している。
【0025】
第2リフレクタ22は第1リフレクタ21からの反射光を入射して灯具前方に向けて反射させる凹型の反射面24を有している。
【0026】
反射面23,24は、何れもリフレクタ内面にアルミ蒸着や銀塗装を施して形成される。
【0027】
第1リフレクタ21の反射面23は、楕円または楕円を基本とする曲面、例えば、回転楕円面または楕円を基本とした自由曲面からなる。
【0028】
この第1リフレクタ21は図2に示すように、第1焦点F1と第2焦点F2とを備え、第1焦点F1から射出された光は反射面23で反射されて第2焦点F2に集光する。
【0029】
前記第1リフレクタ21の第1焦点F1の位置又はその近傍位置に前記半導体型光源10の発光部10aが配置される。これにより、半導体型光源10から射出される光のうち、第1リフレクタ21の反射面23により反射された光は、該第1リフレクタ21の第2焦点F2またはその近傍に集光される。
【0030】
第2リフレクタ22の反射面24は、図2に示すように放物線を基本とする自由曲面に形成され、焦点F3を有している。この焦点F3は前記第1リフレクタ21の第2焦点F2に位置している。これにより、第1リフレクタ21の反射面23で反射されて、第2焦点F2に集光される光が第2リフレクタ22の反射面24に入射すると、該反射面24により平行光Lとして灯具前方に向けて反射される。
【0031】
前記半導体型光源10は、発光ダイオード(LED)や有機ELおよび無機ELを含むエレクトロルミネッセンス(EL)など、半導体に電圧を印加することによって得られるルミネッセンス(発光現象)を利用した光源である。
【0032】
ヒートシンク部材40は、熱伝導性のよい金属材料、例えばアルミダイカスト製として構成され、その背面には複数枚の縦形の放熱フィン41が左右方向(車幅方向)に適宜等間隔に列設配置されている。
【0033】
このヒートシンク部材40は、前記半導体型光源10,第1リフレクタ21および第2リフレクタ22等を光学的設計に基づいて集約的に配置する基台を兼ねて、前記半導体型光源10で発生した熱を放熱するものである。ヒートシンク部材40は前記リフレクタ20の形状に対応し、その前面はリフレクタ20の斜め平板部26に対応して斜め上向きに傾斜した平坦な第1リフレクタ取付面42として形成され、その上端に連なってリフレクタ20の水平平板部27に対応した水平な棚部43が形成されている。また、ヒートシンク部材40の上端には、灯具前方に向けて張り出した左右一対の第2リフレクタ取付座44が突出成形されている。
【0034】
前記第1リフレクタ取付面42の中央部分には、前記半導体型光源10を取り付けるための光源取付面45が一段低く有段成形されている。
【0035】
半導体型光源10は、この光源取付面45に基板10bを重合して、発光部10aを灯具前方に向けてねじ部材50aにより締結固定して取付けられる。この締結固定は、前記基板10bを図外のロケートピンにより正確に位置決めした状態で行われる。
【0036】
そして、リフレクタ20がその第1リフレクタ21で半導体型光源10の灯具前方を覆った状態で、ヒートシンク部材40に締結固定される。
【0037】
即ち、リフレクタ20の水平平板部27をヒートシンク部材40の棚部43上に係合して、斜め平板部26が対応する第1リフレクタ取付面42に重合され、該第1リフレクタ取付面42にねじ部材50bにより締結固定される。この際、斜め平板部26はロケートピン47により位置決めされ、半導体型光源10に対する第1リフレクタ21の正確な位置出しが行われる。そして、第2リフレクタ22が、その上端部に一体成形されたブラケット22aを、第2リフレクタ取付座44に突き合わせた状態でねじ部材50cにより締結して固定される。
【0038】
前述のように本実施形態では、半導体型光源10Aとリフレクタ20A、および半導体型光源10Bとリフレクタ20Bで構成される2組の光源ユニット2A,2Bが、1つのヒートシンク部材40を基台としてその左右方向に併設されているが、一方の光源ユニット2Aにはシェード30が配設されている。
【0039】
シェード30は、半導体型光源10Aの射出光の一部を遮蔽して配光パターンの上縁に所定形状のカットオフラインを形成する。
【0040】
即ち、一方の光源ユニット2Aは、シェード30によって配光パターンの上縁に所定形状のカットオフラインが形成されるロービーム(すれ違い用ビーム)形成用の光源ユニットであり、他方の光源ユニット2Bは、シェード30が無いハイビーム(走行用ビーム)形成用の光源ユニットとして構成される。
【0041】
ハイビーム形成用の光源ユニット2Bの第2リフレクタ22は、ロービーム形成用の光源ユニット2Aの第2リフレクタ22よりも1回り小さい形状とされている。
【0042】
また、ハイビーム形成用の光源ユニット2Bの半導体型光源10B,第1リフレクタ21,第2リフレクタ22の反射面24の下縁位置(水平平板部27との交点)は、ロービーム形成用の光源ユニット2Aの各対応部(10A,21,24)に対して、所定の光学的設計に基づいて上方、かつ、前方にずれた配置とされて所定の拡散配光パターンが得られるようにしている。
【0043】
従って、ヒートシンク部材40にあっては、このハイビーム形成用の光源ユニット2Bが配設される第1リフレクタ取付面42,光源取付面45,棚部43は、ロービーム形成用の光源ユニット2Aが配設される各対応部(42,45,43)に対して、上方、かつ、前方にずれた配置となる。
【0044】
前記シェード30は、リフレクタ20を構成する第1リフレクタ21および第2リフレクタ22とは別部材として構成されて、ヒートシンク部材40に配設されている。
【0045】
シェード30は、耐熱性のよい金属材料、例えば、ヒートシンク部材40と同様に耐熱性,放熱性のよいアルミダイカスト製として構成される。
【0046】
このシェード30は、側面略くの字状に形成されていて、一辺が水平方向に延出して前記ヒートシンク部材40の棚部43上に係止する位置決め部31として構成され、もう1つの辺がヒートシンク部材40の前記棚部43に連なった前面部に固定される固定部32として構成されている。
【0047】
固定部32は、中間部分に形成された遮光面33と、該遮光面33の左右両端部に形成されたブラケット34とを備えている。
【0048】
遮光面33は、灯具前方の仮想スクリーンに形成される配光パターンの所定形状のカットオフラインに対応した凹凸面として形成されている。この凹凸面からなる遮光面33と位置決め部31との連設部が、前記配光パターンの上縁に所定形状のカットオフラインを形成するエッジ35として構成されている。
【0049】
前記遮光面33およびブラケット34は、ヒートシンク部材40の前面部、具体的には第1リフレクタ取付面42における光源取付面45の上方部分に連設されたシェード取付面46と同一の傾斜角度に形成されている。
【0050】
左右のブラケット34は、それぞれ1つのねじ孔36と、ロケート孔37とを備えている。
【0051】
そして、このシェード30は、リフレクタ20Aのシェード配設口29を通して位置決め部31をヒートシンク部材40の棚部43上に係止して仮り位置決めすると共に、ブラケット34のロケート孔37をシェード取付面46に設けられたロケートピン48に挿通して正確に位置決めした状態で、ねじ孔36にねじ部材50dを挿通して該ヒートシンク部材40に直接締結固定されている。このとき、前記シェード30のエッジ35は、第1リフレクタ21の第2焦点F2の位置に略一致するように設定されている。
【0052】
このように、1つのヒートシンク部材40を基台として、2組の光源ユニット2A,2Bを左右に併設して構成されたランプユニット1は、ヒートシンク部材40と図外のハウジングとに跨って設けられた調整ボルトとピボットとを備えた図外の光軸調整機構により、前記灯室内に光軸調整可能に組付けられる。
【0053】
以上の構成からなる本実施形態のヘッドランプにあっては、シェード30がリフレクタ20Aを構成する第1リフレクタ21および第2リフレクタ22とは別部材で構成されているため、要求される配光パターンが得られるエッジ形状のシェード30を用いることにより、第1リフレクタ21,第2リフレクタ22をそのまま共用して、日本,欧州,北米などの様々な国の仕様の配光パターンに対応したヘッドランプを構成することが可能となって、コストダウンを図ることができる。
【0054】
また、シェード30は、側面略くの字状に形成され、その一辺の水平方向に延出した位置決め部31をヒートシンク部材40の棚部43上に係止し、もう1つの辺の固定部32を棚部43に連なった前面部のシェード取付面46に重合固定して、該ヒートシンク部材40を取付基準面とした半導体型光源10A,第1リフレクタ21,第2リフレクタ22と共に該ヒートシンク部材40を基準面としてシェード30を直接取付けられるので、これら光学系部材との位置精度を確保して配光性能の低下を回避することができる。
【0055】
そして、このシェード30の位置決め部31と固定部32との連設部を、配光パターンの上縁に所定形状のカットオフラインを形成するエッジ35として構成してあるので、エッジ35の形状設定および成形を容易に行うことができる。
【0056】
更に、第1リフレクタ21および第2リフレクタ22を成形性のよい熱可塑性合成樹脂製として、それぞれの反射面23,24を精度よく成形できる一方、シェード30は耐熱性,放熱性のよいアルミダイカスト製としてあるので、車両を日中に坂路停車したときのように、ヘッドランプにその配光経路と逆行して太陽光LSが入射してシェード30に集光した場合(図2参照)でも、シェード30が太陽光の熱影響で変形するのを回避して配光性能の低下を防止することができる。
【0057】
しかも、前記第1リフレクタ21と第2リフレクタ22は、シェード配設口29を開設した形状で一体成形されているので、それらの反射面23,24の光学的位置関係に狂いが生じることがなく、より一層配光性能を高めることができる。
【0058】
なお、前記実施形態では、車両用のヘッドランプを例に採って説明したが、リヤコンビネーションランプに適用することもできる。また、シェード30はアルミダイカスト製としてあるが、適宜の熱硬化性樹脂製とすることも可能である。
【符号の説明】
【0059】
1…ランプユニット
2,2A,2B…光源ユニット
10,10A,10B…半導体型光源
20,20A,20B…リフレクタ
21…第1リフレクタ
22…第2リフレクタ
23…第1リフレクタの反射面
24…第2リフレクタの反射面
30…シェード
31…位置決め部
32…固定部
35…エッジ
40…ヒートシンク部材
43…棚部
46…シェード取付面(前面部)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
半導体型光源と、
前記半導体型光源を覆い、該半導体型光源から射出された光を所定の方向に向けて反射させる第1リフレクタと、
前記第1リフレクタからの反射光を入射して灯具前方に向けて反射させる第2リフレクタと、
前記第1リフレクタからの反射光の一部を遮蔽して前記第2リフレクタに入射させるシェードと、
これらの半導体型光源,第1リフレクタ,第2リフレクタ,およびシェードが集約的に配設されたヒートシンク部材と、を備え、
前記シェードは、前記第1リフレクタおよび第2リフレクタとは別部材で構成されて、前記ヒートシンク部材に配設されていることを特徴とする車両用灯具。
【請求項2】
前記シェードは、側面略くの字状に形成されていて、一辺が水平方向に延出して前記ヒートシンク部材に設けられた棚部上に係止する位置決め部として構成され、もう1つの辺がヒートシンク部材の棚部に連なった前面部に固定される固定部として構成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
【請求項3】
前記シェードの位置決め部と固定部との連設部が、灯具前方に形成される配光パターンの上縁に所定形状のカットオフラインを形成するエッジとして構成されていることを特徴とする請求項2に記載の車両用灯具。
【請求項4】
前記シェードは耐熱性材料で形成されて前記ヒートシンク部材に取付けられ、
前記第1リフレクタと第2リフレクタとは、前記ヒートシンク部材に対する前記シェードの取付部分を切り欠いた形状で合成樹脂材により一体成形されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1つに記載の車両用灯具。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2011−181314(P2011−181314A)
【公開日】平成23年9月15日(2011.9.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−43894(P2010−43894)
【出願日】平成22年3月1日(2010.3.1)
【出願人】(000000136)市光工業株式会社 (774)
【Fターム(参考)】