説明

車両用灯具

【課題】夜間での駐車時に光の色を変化させながら出射することによって自車の視認性を高めることができる車両用灯具を提供すること。
【解決手段】少なくともバルブ(光源)3と、該バルブ3からの光を反射させる反射面2aと、バルブ3からの直射光を遮蔽するフード6を備えたヘッドランプ(車両用灯具)において、前記フード6の背面側側に、複数色の蓄光材9a〜9dが形成された回転ドラム(回転体)7を回転可能に配置し、前記バルブ3の熱による移動風によって前記回転ドラム7を回転させ、該回転ドラム7に形成された前記蓄光材9a〜9dが発する複数色光が前記反射面2aで反射して出射するよう構成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、夜間駐車時の非点灯時において複数色光を出射して車両の存在を視認させるようにした車両用灯具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
夜間に車両が駐車しているときには、該車両に設けられたヘッドランプ等の車両用灯具は非点灯状態にあるため、自車の存在を他車や歩行者等が視認しづらいという問題があった。
【0003】
そこで、特許文献1には、車両用灯具のシェード又はフードの裏面に蓄光塗料を塗布し、夜間に車両用灯具を点灯しているときに光源からの光を蓄光塗料に蓄光しておき、車両用灯具を消灯したときに蓄光塗料が発する光を反射面に反射させて自車の存在を視認させるようにした構成が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2008−147048号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1において提案された構成では、蓄光塗料が発する光が1色で、しかも一定で変化しないため、自車の存在を視認させるには不十分であるという問題がある。
【0006】
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、夜間での駐車時に複数色光を回転させながら出射することによって自車の視認性を高めることができる車両用灯具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、少なくとも光源と、該光源からの光を反射させる反射面と、該反射面によって反射した光の一部を遮蔽するシェード又は前記光源からの直射光を遮蔽するフードを備えた車両用灯具において、前記シェード又はフードの背面側又は前面側に、複数色の蓄光材が塗布された回転体を回転可能に配置し、前記光源の熱による移動風によって前記回転体を回転させ、該回転体に形成された前記蓄光材が発する複数色光が前記反射面で反射して出射するよう構成したことを特徴とする。
【0008】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記フードの背面上部に前記回転体を回転可能に取り付け、該回転体に前記移動風を導く導風パイプを前記フードの背面側に配置したことを特徴とする。
【0009】
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記フードの背面に前記回転体を回転可能に取り付け、同フードの少なくとも下面に孔を形成し、該孔から前記移動風を前記回転体に導くよう構成したことを特徴とする。
【0010】
請求項4記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記シェード又はフードの背面側又は前面側に前記回転体を回転可能に配置するとともに、該回転体の下方に蓄熱材を配置したことを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
請求項1記載の発明によれば、夜間において車両用灯具を点灯しているときに光源からの光を回転体に塗布された複数色の蓄光材に蓄光しておき、車両用灯具を消灯したときに灯室内に残留する光源の熱による移動風によって回転体を回転させるとともに、該回転体に塗布された蓄光材が発する複数色光を反射面に反射させれば、該複数色光が走馬灯のように色を変化させながら出射するため、夜間での自車の視認性が高められる。
【0012】
請求項2記載の発明によれば、車両用灯具を消灯したときに灯室内に発生する移動風を導風パイプによって回転体に導き、フードの背面上部に取り付けられた回転体を回転させることができる。
【0013】
請求項3記載の発明によれば、車両用灯具を消灯したときに灯室内に発生する移動風をフードの下面に形成された孔から回転体に導き、フードの背面に取り付けられた回転体を回転させることができる。
【0014】
請求項4記載の発明によれば、昼間の太陽熱や夜間での車両用灯具点灯時の光源の熱が蓄熱材に蓄熱され、該蓄熱材に蓄熱された熱が夜間での消灯時に放熱して灯室内に空気の対流を引き起こすため、灯室内に熱による移動風が発生し、この移動風によって回転体を回転させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明の実施の形態1に係るヘッドランプの要部断面図である。
【図2】(a)は図1のA部拡大詳細図、(b)は回転ドラムの斜視図である。
【図3】(a)は本発明の実施の形態1に係るヘッドランプの非発光状態を示す正面図、(b)は同ヘッドランプの発光状態を示す正面図である。
【図4】(a)は本発明の実施の形態2に係るヘッドランプのフード部分の断面図、(b)は回転ドラムの斜視図である。
【図5】(a)は本発明の実施の形態3に係るヘッドランプのフード部分の断面図、(b)は風車の斜視図である。
【図6】(a)は本発明の実施の形態4に係るヘッドランプのフード部分の断面図、(b)は回転ドラムの斜視図である。
【図7】は本発明の実施の形態5に係るヘッドランプの断面図である。
【図8】(a)は本発明の実施の形態5に係るヘッドランプの非発光状態を示す正面図、(b)は同ヘッドランプの発光状態を示す正面図である。
【図9】本発明の実施の形態6に係るヘッドランプの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0017】
<実施の形態1>
図1は本発明の実施の形態1に係るヘッドランプの要部断面図、図2(a)は図1のA部拡大詳細図、図2(b)は回転ドラムの斜視図、図3(a)は同ヘッドランプの非発光状態を示す正面図、図3(b)は同ヘッドランプの発光状態を示す正面図である。
【0018】
本実施の形態に係るヘッドランプ1は、車両の前部左右に設けられるものであって、図1に示すように、リフレクタ2の中心部には光源であるバルブ3が装着され、該バルブ3からの光の出射方向前方(図1の左方)にはアウタレンズ4が配されている。そして、リフレクタ2とアウタレンズ4の間にはエクステンション5が配置されている。尚、左右のヘッドランプ1の基本構成は同じであるため、以下、一方のヘッドランプ1についてのみ説明する。
【0019】
上記リフレクタ2は放物系の反射面2aを有しており、バルブ3の前方にはカップ状のフード6が配置されており、バルブ3からの直射光はフード6によって遮蔽される。
【0020】
而して、本実施の形態では、図2(a)に示すように、フード6の背面上部には回転体としての回転ドラム7が横方向(図2(a)の紙面垂直方向)に配された軸8を中心として回転可能に支持されている。ここで、回転ドラム7は、図2(b)に示すように表面が周方向に4分割されており、4分割された部分には黄色、赤色、青紫色及び緑色の4色の蓄光材9a,9b,9c,9dがそれぞれ塗布されている。尚、図示しないが、回転ドラム7の表面には風を受ける凹凸が形成されている。
【0021】
又、図2(a)に示すように、フード6の背面側には導風パイプ10が垂直に配設されており、該導風パイプ10の上端部には先細状のノズル部10aが形成されており、このノズル部10aは回転ドラム7に向かって折り曲げられている。
【0022】
以上のように構成されたヘッドランプ1が夜間に点灯されると、バルブ3から出射される光は、リフレクタ2の反射面2aで反射して平行光として車両前方へと進み、アウタレンズ4から車両前方に向けて照射されて前方の照明に供される。このとき、バルブ3からの直射光はフード6によって遮蔽される。又、回転ドラム7の表面に塗布された黄色、赤色、青紫色及び緑色の蓄光材9a〜9dには光が蓄光される。
【0023】
そして、車両を駐車してヘッドランプ1の消灯後も一定時間は、灯室S内に残留するバルブ3の熱による空気の対流による移動風が生じており、この移動風が導風パイプ10内を図2(a)に矢印にて示すように流れ、導風パイプ10の先端のノズル部10aから回転ドラム7に向けて噴射されるため、該回転ドラム7が軸8を中心として図2(a)の矢印方向(時計方向)に回転するとともに、該回転ドラム7に塗布された4色の蓄光材9a〜9dから複数色光が発せられる。そして、これらの複数色光は、リフレクタ2の反射面2aで反射してアウタレンズ4から走馬灯のように色を変化させながら車両前方に向かって出射するため、夜間での自車の視認性が高められる。このように、回転ドラム7の表面に塗布された4色の蓄光材9a〜9dは、夜間に無電力で発光し続けるために省エネ効果も得られる。
【0024】
ここで、図3(a)にヘッドランプ1の非発光状態の正面図を示すが、ヘッドランプ1を夜間駐車時に消灯すると、図3(b)の正面図の黒塗り部分において多色光が回転しながら車両前方(図3(b)の手前側)に向けて出射されるため、自車の視認性が高められる。
【0025】
<実施の形態2>
次に、本発明の実施の形態2を図4に基づいて以下に説明する。
【0026】
図4(a)は本発明の実施の形態2に係るヘッドランプのフード部分の断面図、図4(b)は回転ドラムの斜視図であり、本図においては図2において示したものと同一要素には同一符号を付しており、以下、それらについての再度の説明は省略する。
【0027】
本実施の形態は、図4(a)に示すようにフート6の背面上部に斜め上下方向に配された軸8によって回転ドラム7を図示矢印方向に回転可能に支持したことを特徴としており、他の構成と作用は前記実施の形態1のそれらと同じであり、本実施の形態においても前記実施の形態1と同様の効果が得られる。
【0028】
<実施の形態3>
次に、本発明の実施の形態3を図5に基づいて以下に説明する。
【0029】
図5(a)は本発明の実施の形態3に係るヘッドランプのフード部分の断面図、図5(b)は回転ドラムの斜視図であり、本図においても図2において示したものと同一要素には同一符号を付しており、以下、それらについての再度の説明は省略する。
【0030】
本実施の形態は、図5(a)に示すようにフード6の背面に回転体として風車11を水平な軸8によって回転可能に支持するとともに、フード6の下面の風車11の下方位置に孔6aを形成したことを特徴としている。ここで、風車11は、図5(b)に示すように不燃性の紙で織り込まれており、その羽根の1枚1枚に黄色、赤色、青紫色及び緑色の蓄光材9a〜9dが順次塗布されている。
【0031】
而して、本実施の形態では、ヘッドランプ1を消灯したときに灯室S内に発生する移動風がフード6の下面に形成された孔6aから図5(a)に矢印にて示すようにフード6の背面に配された風車11に導かれるため、該風車11が軸8を中心として矢印方向に回転する。
【0032】
従って、本実施の形態においても、風車11の羽根に塗布された黄色、赤色、青紫色及び緑色の蓄光材9a〜9dが発する複数色光がリフレクタ2の反射面2aで反射してアウタレンズ4から走馬灯のように色を変化させながら車両前方に向かって出射し、これによって夜間での自車の視認性が高められるという前記実施の形態1,2と同様の効果が得られる。
【0033】
<実施の形態4>
次に、本発明の実施の形態4を図6に基づいて以下に説明する。
【0034】
図6(a)は本発明の実施の形態4に係るヘッドランプのフード部分の断面図、図6(b)は回転ドラムの斜視図であり、本図においては図5において示したものと同一要素には同一符号を付しており、以下、それらについての再度の説明は省略する。
【0035】
本実施の形態は、図6(a)に示すように円筒状の回転ドラム7をフード6の背面側に垂直な軸8によって回転可能に支持するとともに、フード6の底面と前面に計3つの孔6a,6b,6cを形成している。ここで、回転ドラム7の表面には、図6(b)に示すように黄色、赤色、青紫色及び緑色の蓄光材9a〜9dが塗布されている。
【0036】
而して、本実施の形態においても、前記実施の形態3と同様にヘッドランプ1を消灯したときに灯室S内に発生する移動風が主にフード6の下面に形成された孔6aから図6(a)に矢印にて示すように円筒状の回転ドラム7の内部を下方から上方に向かって流れるため、回転ドラム7が軸8を中心として矢印方向に回転する。従って、本実施の形態においても、前記実施の形態3と同様の効果が得られる。
【0037】
<実施の形態5>
次に、本発明の実施の形態5を図7及び図8に基づいて以下に説明する。
【0038】
図7は本発明の実施の形態6に係るヘッドランプの断面図、図8(a)は同ヘッドランプの非発光状態を示す正面図、図8(b)は同ヘッドランプの発光状態を示す正面図である。
【0039】
本実施の形態に係るヘッドランプ1はプロジェクタ型のものであって、そのリフレクタ2の内面は楕円系の反射面2aを構成しており、該リフレクタ2の背面側中心部であって、反射面12aの第1焦点f1には光源であるバルブ3が装着されている。又、リフレクタ2の先端に連結された円筒状のレンズホルダ12の前端開口部には投影レンズ13が保持されており、灯室Sの車両前後方向においてバルブ3と投影レンズ13の中間であって、投影レンズ13の焦点fの位置(反射面2aの第2焦点f2の近傍位置)には、金属等の光不透過性材料によって構成されたシェード14が垂直に起立しており、該シェード14の高さはバルブ3の光軸xの高さに設定されている。
【0040】
而して、本実施の形態では、図7に示すように前記シェード14の背面側には回転ドラム7が垂直な軸8によって回転可能に支持された状態で配置されており、該回転ドラム7の下方には扁平な蓄熱材15が配置されている。ここで、回転ドラム7は、前記実施の形態における回転ドラム7と同様に(図2(b)参照)その表面が周方向に4分割されており、4分割された領域には黄色、赤色、青紫色及び緑色の蓄光材9a〜9d(不図示)がそれぞれ塗布されている。又、蓄熱材15としては、固相と液相間の相変化の過程で生じる熱の吸収又は放出を利用して熱エネルギーを蓄える潜熱蓄熱材(PCM)や比熱の大きな金属が使用されている。
【0041】
而して、以上のように構成されたプロジェクタ型ヘッドランプ1が夜間に点灯されると、バルブ3から出射される光は、リフレクタ2の反射面2aで反射して第2焦点f2に集光される。このとき、シェード14は、正面視において反射面2aの光軸xよりも下方の下半部を覆うため、反射面2aの下半部で反射した光は、シェード14によって遮蔽される。
【0042】
従って、シェード14の上方に生じる光軸xと直交する光の断面は下弦の半円形となり、これが投影レンズ13によって照射方向に投影されて反転及び拡大されるため、上限の半円形の照射光が車両前方に向かって照射されて前方の照明に供される。このため、対向車に幻惑を生じさせないすれ違い配光が得られる。又、このとき、回転ドラム7の表面に塗布された黄色、赤色、青紫色及び緑色の蓄光材9a〜9dには光が蓄光されるとともに、蓄熱材15には昼間の太陽熱やバルブ3の熱が蓄熱される。
【0043】
そして、ヘッドランプ1を消灯すると、蓄熱材15に蓄熱された熱が放熱して灯室S内に空気の対流を引き起こすため、図7に矢印にて示すように灯室S内に熱による移動風が発生し、この移動風によって回転ドラム7が軸8を中心として回転するとともに、該回転ドラム7に塗布された黄色、赤色、青紫色及び緑色の4色の蓄光材9a〜9dから複数色光が発せられる。そして、それらの複数色光は、リフレクタ2の反射面2aで反射して投影レンズ13から走馬灯のように色を変化させながら車両前方に向かって出射するため、夜間での自車の視認性が高められる。
【0044】
ここで、図8(a)にヘッドランプ1の非発光状態の正面図を示すが、ヘッドランプ1を夜間駐車時に消灯すると、図8(b)の正面図の黒塗り部分において複数色光が色を変化させながら車両前方(図8(b)の手前側)に向けて出射されるため、前述のように自車の視認性が高められる。
<実施の形態6>
次に、本発明の実施の形態6を図9に基づいて以下に説明する。
【0045】
図9は本発明の実施の形態6に係るヘッドランプの断面図であり、本図においては図7において示したものと同一要素には同一符号を付しており、以下、それらについての再度の説明は省略する。
【0046】
本実施の形態は、回転ドラム7と蓄熱材15をシェード14の前側の光線の死角ゾーンに配置したことを特徴としており、他の構成は前記実施の形態5の構成と同じである。
【0047】
而して、本実施の形態においても、前記実施の形態5と同様にヘッドランプ1を消灯したときに蓄熱材15に蓄熱された熱による移動風によって回転ドラム7が軸8を中心として回転するため、前記実施の形態5と同様の効果が得られる。又、本実施の形態では、昼間の光によっても投影レンズ13をカラフルに変化させることができる。
【0048】
尚、以上の実施の形態では、回転体に黄色、赤色、青紫色及び緑色の4色の蓄光材を塗布したが、回転体に塗布する蓄光材の色数は少なくとも2色以上であれば良く、色は任意である。又、蓄光材は回転体の全てを覆うよう塗布されていなくても良く、少なくとも一部に塗布されていれば良い。更に、以上は本発明をヘッドランプに対して適用した形態について説明したが、本発明は、フォグランプ、その他任意の車両用灯具に対しても同様に適用可能であることは勿論である。
【符号の説明】
【0049】
1 ヘッドランプ(車両用灯具)
2 リフレクタ
2a リフレクタの反射面
3 バルブ(光源)
4 アウタレンズ
5 エクステンション
6 フード
6a〜6c フードの孔
7 回転ドラム(回転体)
8 軸
9a〜9d 蓄光材
10 導風パイプ
10a 導風パイプのノズル部
11 風車(回転体)
12 レンズホルダ
13 投影レンズ
14 シェード
15 蓄熱材
f 投影レンズの焦点
f1 反射面の第1焦点
f2 反射面の第2焦点
S 灯室
x 光軸


【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも光源と、該光源からの光を反射させる反射面と、該反射面によって反射した光の一部を遮蔽するシェード又は前記光源からの直射光を遮蔽するフードを備えた車両用灯具において、
前記シェード又はフードの背面側又は前面側に、複数色の蓄光材が塗布された回転体を回転可能に配置し、前記光源の熱による移動風によって前記回転体を回転させ、該回転体に形成された前記蓄光材が発する複数色光が前記反射面で反射して出射するよう構成したことを特徴とする車両用灯具。
【請求項2】
前記フードの背面上部に前記回転体を回転可能に取り付け、該回転体に前記移動風を導く導風パイプを前記フードの背面側に配置したことを特徴とする請求項1記載の車両用灯具。
【請求項3】
前記フードの背面に前記回転体を回転可能に取り付け、同フードの少なくとも下面に孔を形成し、該孔から前記移動風を前記回転体に導くよう構成したことを特徴とする請求項1記載の車両用灯具。
【請求項4】
前記シェード又はフードの背面側又は前面側に前記回転体を回転可能に配置するとともに、該回転体の下方に蓄熱材を配置したことを特徴とする請求項1記載の車両用灯具。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2013−98053(P2013−98053A)
【公開日】平成25年5月20日(2013.5.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−240583(P2011−240583)
【出願日】平成23年11月1日(2011.11.1)
【出願人】(000002303)スタンレー電気株式会社 (2,684)
【Fターム(参考)】