説明

靴中敷き

【課題】靴内での蒸れを軽減することができると共に、つま先部分への負担を軽減することができ、且つかかとへの衝撃の少ない靴中敷きを提供する。
【解決手段】靴中敷き1が、足裏に接触し、少なくとも、内側足根小球24が接触する前方部分において通気性を有する表面外装材2と、表面外装材2の裏面に沿うように配された柔軟性を有するクッション材3と、クッション材3における前記前方部分の少なくとも内側足根小球24が着座する部分に島状に配された通気性を有する素材4と、を少なくとも備え、足裏が着座した際に、通気性を有する素材4が配された島状部分4aが、島状部分4aの周囲よりも上方へ隆起した状態となる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、靴の中底に装着する中敷きに係り、詳しくは、ヒールの高さがある婦人靴に好適な靴中敷きに関する。
【背景技術】
【0002】
靴中敷きは、多湿による足の蒸れ防止や消臭などの目的で、靴の中底上に装着される。脱臭剤及び通気性シートを利用した技術としては、例えば、表面層と、吸着系脱臭剤を通気性シートに担持した中間層と、クッション層とを備えたラミネートシートであって、中間層の通気性シートに光触媒を含有する靴用中敷きシートが提案されている(特許文献1参照)。
【0003】
近年、中敷きを構成する材質として、通気性が良く、吸放湿性に優れた天然素材が注目されている。天然素材を利用した技術としては、例えば、天然素材である藁、いぐさ等、独自に持っている特性、すなわち吸放湿性、保温性、消臭性、抗菌性を活用し足を快適に保持し、環境にも優しい中敷が提案されている(特許文献2参照)。
【0004】
また、中敷きを糸瓜(へちま)繊維で形成し、糸瓜繊維に水虫治薬を組みこみ水虫を予防および乾燥治療、靴内の殺菌と防臭を行う中敷きが提案されている(特許文献3参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2007−136033号公報
【特許文献2】登録実用新案第3078783号
【特許文献3】登録実用新案第3040817号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、特許文献1から3の技術は靴中敷き全般を対象としたものであり、婦人靴に特有の不具合を解消することはできなかった。即ち、婦人靴は、女性らしさやデザイン性を追求するために、先端部分の靴幅が細く設計されているものが多い。特に、パンプスのような婦人靴では、ヒールの高さがあり、中底が前方へ向けて傾斜しているため、靴内で足先が先端側へずれ易い。したがって、靴内で足指がボックストウの内側面から圧迫されて窮屈になり易く、特に外反母趾や巻き爪などの症状がある女性とって、つま先部分の負担が大きかった。
【0007】
また人間は、足裏の前方部分で発汗し易く、後方部分での発汗は少ない。それにもかかわらず、婦人靴はボックストウの部分が先細りして窮屈であるため通気性に劣り、足蒸れが生じ易かった。
【0008】
さらに、藁や糸瓜等の天然素材はスポンジ等のクッション材に比して柔軟性に劣るため、中敷き全体に配すると、かかとへの衝撃が大きかった。
【0009】
そこで本発明の目的は、靴内での蒸れを軽減することができると共に、つま先部分への負担を軽減することができ、且つかかとへの衝撃が少ない靴中敷きを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記の目的を達成すべく成された本発明の構成は以下の通りである。
【0011】
即ち、本発明に係る靴中敷きは、足裏に接触し、少なくとも、内側足根小球が接触する前方部分において通気性を有する表面外装材と、
該表面外装材の裏面に沿うように配された柔軟性を有するクッション材と、
該クッション材における上記前方部分の少なくとも上記内側足根小球が着座する部分に島状に配された通気性を有する素材と、
を少なくとも備え、
足裏が着座した際に、上記通気性を有する素材が配された島状部分が、該島状部分の周囲よりも上方へ隆起した状態となることを特徴とする靴中敷きである。
【0012】
上記靴中敷きの構成において、上記クッション材の少なくとも上記内側足根小球が着座する部分を刳り抜いて、該刳り抜き孔内に上記通気性を有する素材を配することが好ましい。
【0013】
また、上記表面外装材のうち、上記通気性を有する部分はメッシュ素材により形成され、少なくとも上記通気性を有する素材を覆っていることが好ましい。
【0014】
さらに、上記通気性を有する素材は糸瓜繊維シートであることが好ましい。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、足裏において発汗量の多い前方部分において通気性を有する表面外装材を備え、少なくとも内側足根小球が着座する部分に通気性を有する天然繊維素材を配しているので、靴内での蒸れを軽減することができる。
【0016】
また、足裏が着座した際に、天然繊維素材等の通気性を有する素材が配された島状部分が、その周囲よりも上方へ隆起した状態となるので、足裏の内側足根小球に隆起した島状部分が当たり、裏内庭を下方から支持して足先を若干上方へ湾曲させるような状態となる。その結果、つま先部分の足幅が減少した状態となり、トウボックスの側内面と足指との間に余裕ができ、つま先部分の負担を軽減することができる。
【0017】
さらに、中敷きの後方部分はクッション材で構成されているので、天然繊維素材を中敷きの全体に配する場合に比して、かかとへの衝撃が少ないという優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明に係る靴中敷きの一実施形態を示す表面図である。
【図2】本実施形態の靴中敷きの内部構造を示す裏面図である。
【図3】図1のA−A間の概略断面図である。
【図4】本実施形態の靴中敷きを示す裏面図である。
【図5】足裏の各部位を説明するための概略図である。
【図6】図1のA−A間の概略断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明するが、本発明はこれらの実施形態に限定されない。なお、本明細書で特に図示または記載されない部分に関しては、当該技術分野の周知または公知技術を適用する。
【0020】
図1から図5を参照して、本発明に係る靴の中敷きの一実施形態について説明する。図1は、本発明に係る靴中敷きの一実施形態を示す表面図である。図2は、本実施形態の靴中敷きの内部構造を示す裏面図である。図3は、図1のA−A間の概略断面図であり、(a)は通常の状態を示す図、(b)は足裏が着座した状態を示す図である。図4は、本実施形態の靴中敷きを示す裏面図である。図5は、右足裏の各部位を説明するための概略図である。なお図1から図4では、右足用中敷きについてのみ図示しており、左足用中敷きについては図示を省略している。
【0021】
図1及び図2に示すように、本実施形態の靴中敷き1は、足裏21に接触する表面外装材2と、柔軟性を有するクッション材3と、通気性を有する素材4と、を少なくとも備えている。
【0022】
表面外装材2は、足裏21に直接接触するため肌触り及び撥水性が良く、外観を構成するため装飾性に富んだものが好ましい。表面外装材2としては、例えば、天然皮革、人造皮革(人工皮革、合成皮革)、メッシュ(網目)素材、撥水加工を施した布地などが挙げられる。ここで人工皮革とは、不織布(ランダム三次元立体構造を有する繊維層)の基材上に、ポリウレタン等を含浸させたものをいう。また合成皮革とは、編物基材上にポリウレタン等を含浸させたものをいう。
【0023】
本実施形態の表面外装材2では、図1に示すように、かかと22や土踏まず23を含む足裏21の後方部分は合成皮革2aにより形成され、足指や内側足根小球(中足骨部分)24が接触する足裏21の前方部分は通気性を有する合成樹脂製メッシュ素材2bにより形成されている。このように足裏の少なくとも前方部分にメッシュ素材2bを配置しているのは、人間の足裏21の後方部分は前方部分よりも発汗量が少なく、発汗量の多い前方部分に通気性をもたせるためである。なお、本実施形態の表面外装材2は、合成皮革2aと合成樹脂製メッシュ素材2bとを組み合わせているが、これに限定されず、例えば、表面外装材2の全体を一枚の天然皮革や合成皮革、人工皮革等で形成し、その前方部分のみに、もしくは全体に亘って散点状に通気孔を開口しても構わない。
【0024】
クッション材3は、図2に示すように表面外装材2の裏面に沿うように配されている。柔軟性のあるクッション材3としては、例えば、ポリウレタンスポンジやポリエチレンスポンジ、ゴムスポンジなどの発泡材が挙げられる。クッション材3を表面外装材2の裏面に沿うように配することにより、足裏21にソフトな感触を与えて履き心地を向上させることができる。したがって、クッション材3の厚みを調整することにより、履き心地を調整することができる。なお、本実施形態では、クッション材3は表面外装材2の裏面に縫いつけられて一体化されているが、これに限定されず、接着剤により接着して一体化してもよい。
【0025】
通気性を有する素材4は、上記クッション材3における足裏21の内側足根小球24が着座する部分に島状に配されている。本実施形態の通気性を有する素材4は、上記クッション材3よりも硬く、好ましくはクッション材3と同等以上の厚みがあり、内側足根小球24に対して適度な硬さを感じさせるような素材であって、良好な通気性を有する素材、具体的には天然繊維素材を選択する。天然繊維素材4としては、例えば、糸瓜(へちま)繊維や椰子繊維等を足指及び内側足根小球24が着座する部分の形状に合わせてシート状に成形したものなどが挙げられる。本実施形態では、糸瓜繊維シートを採用している。糸瓜繊維シートは繊維が絡まり合って多孔質であるため、内部に空気層を構成し易く、通気性が良く吸放湿性に優れている。加えて糸瓜繊維は、適度な硬さを有すると共に、足指及び内側足根小球24が着座する部分の形状に合わせて切り出すだけで容易にシート状に成形することができる。本実施形態では、内側足根小球24が着座する部分のみならず、足指が着座する部分にも天然繊維素材4を配しているが、内側足根小球24が着座する部分のみに天然繊維素材4を配する態様も考えられる。
【0026】
本実施形態の天然繊維素材4は、上記クッション材3の足指及び内側足根小球24が着座する部分を刳り抜き、この刳り抜き孔5内に収まるように配されている。これに限定されず、内側足根小球24が着座する部分のみに天然繊維素材4を配する場合には、クッション材3の内側足根小球24が着座する部分を刳り抜けばよい。
【0027】
そして、本実施形態では、刳り抜き孔5内において、上記表面外装材2を貫通させて、天然繊維素材4の周囲を縫製しているが、天然繊維素材4の通気性を阻害しなければこれに限定されず、例えば、縫製部位6に相当する部分を接着剤により接着してもよい。ここで、図3(a)に示すように、通常は、天然繊維素材4が配された島状部分4aの高さと、その周囲(クッション部材3)の高さはほぼ同一である。しかし、天然繊維素材4がクッション材3よりも硬いため、足裏が着座した際には、図3(b)に示すように、天然繊維素材4が配された島状部分4aは、その周囲よりも上方へ隆起した状態となる。なお、天然繊維素材4が配された島状部分が上方へ隆起した状態となることによる作用効果については、後で詳述する。
【0028】
また、上記クッション材3の裏面の足裏21の土踏まず23に相当する部分には、土踏まず23の形状に合わせて中敷き1の当該部位を上方へ起き上がらせるためのシャンクパッド7が装着されている。このシャンクパッド7は、土踏まず23の凹形状に対応した凸形状(三日月状の形状)を有し、例えば、低反発ウレタン等の低反発素材により形成されている。クッション材3の裏面の足裏21の土踏まず23に相当する部分に低反発素材を装着することにより、土踏まず23に適度に刺激して履き心地を向上させることができる。さらに、足裏21の土踏まず23に凸形状のシャンクパッド7が接触することにより、靴内で足が先端側へずれようとするのを防止することができる。なお、本実施形態では、シャンクパッド7は表面外装材2を貫通させてクッション材3の裏面に縫いつけられて一体化されているが、これに限定されず、クッション材3の裏面に接着剤により接着して一体化してもよい。
【0029】
シャンクパッド7は、本実施形態の中敷き1の必須構成要素ではなく、靴の中底自体に土踏まず用クッション材が既に装着されている場合には不要である。したがって、本実施形態のように、シャンクパッド7を備える中敷き1と、シャンクパッド7を備えない中敷きとの態様が考えられる。
【0030】
さらに、図4に示すように、本実施形態の靴中敷き1の裏面全体には、必要に応じて、クッション材3、天然繊維素材4(及びシャンクパッド7)を覆う裏面外装材8が装着される。裏面外装材8としては、例えば、ゴム製のメッシュ素材等の通気性が良く、摩擦力の大きい素材が好ましい。通気性が良好であることにより、靴の中底との間の湿気を逃しやすい。また、摩擦力が大きいことにより、中底上での中敷き1の前ずれを防止することができる。なお、裏面外装材8を装着する場合には、クッション材3を貫通して、表面外装材2と縫製されるが、これに限定されず、クッション材3の裏面に接着剤により接着してもよい。また、上記シャンクパッド7は裏面外装材8の外側に配してもよい。
【0031】
本実施形態の靴中敷き1は、靴内の中底上に装着して用いられ、特にパンプス等のヒールの高さがある婦人靴用の中敷きとして適した構造を有している。以下に、本実施形態の靴中敷き1の作用効果について説明する。
【0032】
本実施形態の靴中敷き1は、足裏21において発汗量の多い足指及び内側足根小球24が着座する部分に島状に天然繊維素材4を配しており、さらにこの天然繊維素材4の上に通気性の良いメッシュ素材2bを配している。したがって、メッシュ素材2bを通して、足裏21の発汗水分を天然繊維素材4の繊維内空間へと容易に移動させることができる。
【0033】
また本実施形態では、天然繊維素材4として、通気性が良い糸瓜繊維シートを採用している。糸瓜繊維シートは多孔質であるため靴内で空気層を確保することができ、通気性が良く吸放湿性に優れており、靴内での蒸れを軽減することができる。
【0034】
さらに、足裏21が靴中敷き1に着座した場合に、糸瓜繊維シートが配された島状部分4aが、その周囲よりも上方へ隆起した状態となることにより、内側足根小球(中足骨部分)24に隆起した島状部分4aが当接する。この島状部分4aは糸瓜繊維シートで形成されて適度な厚み及び硬さを有するので、足裏21の内側足根小球24が厚みのある糸瓜繊維シート上へ載り、内側足根小球24の裏内庭25の部分を上方へ支えて、足前方部分が若干上方へ湾曲したような状態となる。その結果、つま先部分の足幅Dが減少した状態となり、靴のトウボックスの側内面と足指との間に余裕ができ、簡単な構造でつま先部分への負担を軽減することができる。したがって、外反母趾や巻き爪の症状を有する女性の足先への負担を可及的に和らげて、履き心地を飛躍的に向上させることができる。
【0035】
そして、中敷き1の後方部分はクッション材3で構成されているので、糸瓜繊維シートを中敷きの全体に配する場合に比して、かかと22への衝撃の少ない中敷きを提供することができる。
【0036】
加えて、内側足根小球24及び足指が着座する前方部分のみがメッシュ素材2bにより形成されており、靴内で露出して見える後方部分は天然皮革や合成皮革、人工皮革等により形成されているので、中敷き1を使用していることが判らず、ファッション性に富んでいる。
【0037】
以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、これは本発明の説明のための例示であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、上記実施形態とは異なる種々の態様で実施することができる。
【0038】
例えば、本実施形態では、足裏21において発汗量の多い部分に天然繊維素材4を配しているが、この天然繊維素材4の多孔質部分に活性炭や銅等を分散して、中敷き1に消臭効果をもたせてもよい。さらに、天然繊維素材4に抗菌処理を施して、中敷き1に抗菌・防カビ効果をもたせてもよい。
【0039】
また、通気性を有する素材4は、クッション材3よりも硬く、好ましくはクッション材3と同等以上の厚みがあり、内側足根小球24に対して適度な硬さを感じさせるような素材であって、良好な通気性を有する素材であれば天然繊維素材に限定されるものではなく、例えばゴム弾性を有する素材を用いることもできる。ゴム弾性を有する素材としては、例えば天然ゴム、合成ゴム、熱可塑性エラストマー、ラテックス、低反発ウレタン等の低反発素材等を、足指及び内側足根小球24が着座する部分の形状に合わせてシート状に成形し、その厚さ方向に貫通する通気孔を散点状に開口したものなどが挙げられる。図6は、通気性を有する素材4としてゴム弾性を有する素材4’を用いた場合の、図1のA−A間の概略断面図であり、(a)は通常の状態を示す図、(b)は足裏が着座した状態を示す図である。一般に、ゴム弾性を有する素材は、糸瓜繊維シート等の天然繊維素材に比べて柔らかい。そのため、足裏が着座した際に、ゴム弾性を有する素材4’が配された島状部分が、その周囲よりも上方へ隆起した状態となる様に(図6(b))、通常状態においても、縫製部位6よりも内側が隆起したシートを用いることが好ましい(図6(a))。
【符号の説明】
【0040】
1 靴中敷き
2 表面外装材
2a 合成皮革
2b メッシュ素材
3 クッション材
4 通気性を有する素材(天然繊維素材)
4a 島状部分
4’ ゴム弾性を有する素材
5 刳り抜き孔
6 縫製部位
7 シャンクパッド
8 裏面外装材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
足裏に接触し、少なくとも、内側足根小球が接触する前方部分において通気性を有する表面外装材と、
該表面外装材の裏面に沿うように配された柔軟性を有するクッション材と、
該クッション材における前記前方部分の少なくとも前記内側足根小球が着座する部分に島状に配された通気性を有する素材と、
を少なくとも備え、
足裏が着座した際に、前記通気性を有する素材が配された島状部分が、該島状部分の周囲よりも上方へ隆起した状態となることを特徴とする靴中敷き。
【請求項2】
前記クッション材の少なくとも前記内側足根小球が着座する部分を刳り抜いて、該刳り抜き孔内に前記通気性を有する素材を配したことを特徴とする請求項1に記載の靴中敷き。
【請求項3】
前記表面外装材のうち、前記通気性を有する部分はメッシュ素材により形成され、少なくとも前記通気性を有する素材を覆っていることを特徴とする請求項1または2に記載の靴中敷き。
【請求項4】
前記通気性を有する素材は、糸瓜繊維シートであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の靴中敷き。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate


【公開番号】特開2012−50720(P2012−50720A)
【公開日】平成24年3月15日(2012.3.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−196350(P2010−196350)
【出願日】平成22年9月2日(2010.9.2)
【出願人】(598169974)株式会社 イーボル (1)
【Fターム(参考)】