説明

株式会社ダイヘンにより出願された特許

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【課題】送給ロール10とコンジットケーブル2との間に取り付けられ、溶接ワイヤ3をコンジットケーブル2に送出するワイヤ通路部材であるワイヤガイド50の交換作業を簡略化できる、溶接ワイヤ送給装置1を提供する。
【解決手段】ワイヤガイド50の送給ロール10側端部外周面に溝部50aを設ける。ワイヤガイド50の径方向に弾性的に縮径可能な係止部60cが、溝部50aに嵌り込んでワイヤガイドを係止する係止部材60を備えることにより、ワイヤガイド50を交換するときに、ワイヤガイド50の送給ロール10側端面を係止部材60の弾性力に抗してワイヤ送出方向に押し込むことにより、溝部50aの係止が外れてワイヤガイド50を取り外すことができる。 (もっと読む)


【課題】 溶接期間全体にわたって生じうるスパッタの発生を抑制でき、且つ、効率よく溶接を行うことのできる、2電極アーク溶接方法および2電極アーク溶接システムを提供すること。
【解決手段】 母材Wと消耗電極15との間にミグアークa1を発生させ((s−1)〜(s−3))、ミグアークa1をパイロットアークとして、母材Wと消耗電極15を囲む非消耗電極との間にプラズマアークa2を発生させ(s−4)、プラズマアークa2を発生させた後に、消耗電極15と母材Wとの間に流れるミグ電流をミグ予熱値で流しつつ、ミグアークa1およびプラズマアークa2のいずれもが発生している状態を継続させ(s−5)、上記ミグ電流の値を上記ミグ予熱値から上昇させ、消耗電極15から母材Wへの溶滴移行を開始する(s−6)、各工程を備える。このような構成によれば、溶接期間全体にわたって生じうるスパッタの発生を抑制でき、且つ、効率よく溶接を行うことができる。 (もっと読む)


【課題】消耗電極アーク溶接において、溶滴のくびれの誤検出が発生しても、アークを円滑に再発生させること。
【解決手段】短絡状態からアークが再発生する前兆現象である溶滴のくびれを溶接ワイヤと母材との間の電圧値Vw又は抵抗値Vw/Iwの変化がくびれ検出基準値に達したことによって検出し、このくびれ検出時点(t2)から短絡負荷に通電する溶接電流Iwを減少させた状態でアークを再発生(t3)させ、アークが再発生すると溶接電流を増加させる消耗電極アーク溶接のくびれ検出制御方法において、くびれ検出時点(t2)からの経過時間がアークが再発生する前に基準時間Ttに達したときは(t21)誤検出と判別し、溶接ワイヤを後退送給Frrさせて母材から引き離すことによってアークを円滑に再発生(t3)させ、アークが再発生すると前進送給Ffrに戻す。 (もっと読む)


【課題】予め定められた座標系でジョグ送りする場合は複数のキーの組合せ操作が必要なため操作が煩雑になる。
【解決手段】ツールの移動方向を定める方向指示キー41Aを備え、指示された移動方向および手動操作座標系に基づき、ツールをジョグ送りするロボット制御システム10である。ジョグ送り操作時に、手動操作座標系を構成する座標軸のうち1つを選択する。次に座標軸の回転角度を設定する。そして、手動操作座標系を座標軸中心に回転させ、回転後の手動操作座標系に従ってツールをジョグ送りする。上記回転角度は、ジョグダイヤル42によって設定しても良い。また、方向指示キー41のいずれか1つを押下したまま、ジョグダイヤル42によってリアルタイムに座標系を回転させながらアナログ感覚でジョグ送りすることもできる。軸方向をいつでも変更可能とすることによりジョグ送り操作時の煩雑さを解消する。 (もっと読む)


【課題】マルチレベルインバータ回路において、出力相電圧に中間の電位を発生させるためのスイッチング素子のスイッチング回数を減少させることができるインバータ装置を提供する。
【解決手段】マルチレベルインバータ回路2と制御回路3とを備えるインバータ装置4において、制御回路3が三相の電圧の中性点電位を1/3周期毎に遷移させて1/3周期ずつ各相の電位を負極側の電位に固定するNVS制御を行うようにした。制御回路3が生成したNVS制御のためのPWM信号が、マルチレベルインバータ回路2の出力相電圧に中間の電位を発生させるためのスイッチング手段にも入力される。当該スイッチング手段は、PWM信号があるレベルに固定されている間、スイッチングを行わない。これにより、当該スイッチング手段のスイッチング回数を低減することができ、スイッチングロスを低減することができる。 (もっと読む)


【課題】異なる電圧値の交流入力電圧に対して装置内部の接続態様を切り替える構成を有するものにおいて、誤接続を適切に判定できるアーク加工用電源装置を提供する。
【解決手段】入力電圧検出部21は、交流入力電圧を降圧する検出部用降圧トランスT3の二次側交流電圧の電圧値を検出し、交流入力電圧が200V/400Vのいずれの電圧値かを検出する。接続検出判定部22は、三相トランスT1のW相一次側巻線Pwの両端への検出部用降圧トランスT3の二次側交流電圧の供給に基づいて、一次側巻線Pwの第1及び第2巻線Pw1,Pw2の並列接続か直列接続かで相違する電圧値を検出し、一次側巻線Pwの接続態様を検出する。同接続検出判定部22は、その時の交流入力電圧の電圧値と一次側巻線Pwの接続態様との検出結果から、交流入力電圧の電圧値に対し三相トランスT1の一次側巻線Pu,Pv,Pwの接続態様の良否を判定する。 (もっと読む)


【課題】高速大容量の通信が可能な通信インフラが備わっていない配電系統においても事故時の電圧、電流の波形データの収集を支障なく行い得るようにする。
【解決手段】事故が検出された時刻より一定時間前の時刻から事故が検出された時刻までの間に計測された零相電圧及び零相電流の波形データを、その波形データが検出された時刻を特定するための時刻情報とともに記憶して保存しておく事故時波形データ記憶部605を各開閉器子局6に設けておき、親局9から要求があったときに各開閉器子局6の事故時波形データ記憶部に記憶されている波形データを親局9に送信させる。各開閉器子局6の事故時波形データ記憶部に記憶されたデータ量が設定された基準データ量に達したときには、事故時波形データ記憶部605に記憶されているデータを親局に送信した後にその記憶内容をクリアする。 (もっと読む)


【課題】プラズマミグ溶接において、アークスタート時にミグアークからプラズマ電極に付着するスパッタを削減する。
【解決手段】溶接ワイヤを前進送給して母材と一旦接触させた後に後退送給して引き離すことによって初期ミグアークを発生させ、その後にプラズマ溶接電流Iwpが通電するプラズマアークを発生させ、これに応動して再前進送給に切り換え、ピーク電流及びベース電流を通電して定常ミグアークへと移行させる。プラズマアークの発生時点(t4)から初期期間Tsを設け、初期期間Ts中は、プラズマ溶接電流Iwpを初期値Iwpsから定常値Iwpcまで次第に減少させると共に、ピーク電流Ipを初期値Ipsから定常値Ipcまで次第に増加させる。プラズマアークからの予熱によってピーク電流値を小さくできるので、スパッタの付着を削減できる。 (もっと読む)


【課題】 本発明では、電気機器ケースの塗装乾燥時において、ケース本体と付属部材との温度差(温度勾配)を極力抑えることにより、塗装乾燥の効率化を図り、さらには設備コストも抑えた電気機器ケースの塗装乾燥装置を提供することにある。
【解決手段】 塗装が施されているケース本体12と、ケース本体に取り付けられて塗装が施されている各付属部材11とを加熱することで塗装を乾燥させる電気機器ケースの塗装乾燥装置において、電気機器ケースの内部に設けられた高周波誘導加熱コイルから成る誘導加熱器20と、電源に接続され前記各付属部材11を覆うように設けられた高周波誘導加熱コイルから成る部材誘導加熱器30とを具備し、誘導加熱器及び部材誘導加熱器の高周波誘導加熱により、前記ケース本体と前記付属部材との塗装を乾燥させることを特徴とする電気機器ケースの塗装乾燥装置である。 (もっと読む)


【課題】抵抗溶接において、電極磨耗が進行しても、形成されるナゲット径が小さくなることを抑制して、適正範囲内に維持することができるようにすること。
【解決手段】複数枚の被溶接材2を一対の電極1a、1bによって加圧し、溶接部に供給する瞬時電力値Pdが電力目標パターンPrに沿って変化するように電力制御して溶接する抵抗溶接制御方法において、本溶接の前に、定電流制御によって溶接電流Iwを通電して適正なナゲットを形成するテスト溶接を行い、このテスト溶接中の瞬時電力値Pdの時間変化を記憶して前記電力目標パターンPrを生成する。これにより、電力目標パターンPrを自動的に適正値に生成することができる。この電力制御では、電極磨耗が進行しても、被溶接材2への入熱量が一定になるので、ナゲット径を略一定に維持することができる。 (もっと読む)


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