説明

曙ブレーキ工業株式会社により出願された特許

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【課題】摩擦材の結合材として熱硬化性樹脂を配合する際、前記樹脂に表面改質処理したフィラー(充填材)を含有させた使用することにより、高温における強度、耐摩耗性及び耐衝撃性に優れた摩擦材を提供することである。
【解決手段】少なくとも補強繊維、摩擦調整材、及び熱硬化性樹脂からなる結合材より構成してなる摩擦材において、表面改質されたフィラーを含む熱硬化性樹脂を結合材として用いたことを特徴とする摩擦材。前記表面改質されたフィラーが黒鉛、炭酸カルシウムの少なくともいずれか一種を含むことが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 地上施設等を必要とせず、車両側の設備のみで鉄道車両の進行方向を精度よく自動判定することを可能にした鉄道車両用進行方向自動判定方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 所定の軌道上を往復して走行する鉄道車両の進行方向を判定する鉄道車両用進行方向自動判定方法において、前記鉄道車両に設置された前後Gセンサによる出力方向(プラスかマイナスか)からその進行方向を自動判定(例えば、時刻T4において、センサによる加速度のプラスの出力方向を検出し、時刻T5において進行方向「上り」を判定する)ことにより、地上施設等を必要とせず、前後Gセンサの配設という車両側の設備のみで鉄道車両の進行方向を精度よく自動判定することができる。 (もっと読む)


【課題】高強度で疎水性を要する摩擦材等の機能性製品に有利に利用され得る疎水性でマクロ気孔とメソ気孔、ミクロ気孔を併せ持つ層状物質が立体的に結合した構造物を得る。
【解決手段】層状物質の層間をカップリング剤によって結合してなる層状物質の複合材料であって、該複合材料は層状材料が立体的に結合された構造を有し、メソ気孔、ミクロ気孔、及びマクロ気孔を併せ持ち、複合材料として疎水性を有する多孔質機能性フィラー。溶媒に分散させた層状粘土鉱物、もしくは層状粘土鉱物の粉末とカップリング剤の溶液とを、室温でもしくは加熱しながら反応させることにより、層状粘土鉱物とカップリング剤の層間架橋体を作製し、薄層化した板状粒子の立体化を行って疎水性でマクロ気孔とメソ気孔、ミクロ気孔を併せ持つ複合材料を製造する。 (もっと読む)


【課題】インナロータとアウタロータとの組立、分解を、特殊な治具を使用すること無く、簡易迅速に行うことを可能とするディスクブレーキ用ロータを提供する。
【解決手段】上記課題を解決するためのディスクブレーキ用ロータは、インナロータ20の外周とアウタロータ40の内周との対向する位置にそれぞれ設けられた複数の締結部32,50を介してインナロータ20とアウタロータ40とを締結する構成を採るロータ10であって、前記締結部32,50は少なくとも前記インナロータ20に付加された回転力を前記アウタロータ40に伝達する凸部を有し、前記締結部32,50をロータ10の円周方向に貫通する締結部材60としての1本の線条材を備えたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】フィラーの自己凝集性・分散性が改善され、かつ、成形時間が短縮され成形温度が低下して、機械的強度や耐熟性等の特性が向上した熱硬化性樹脂複合材料とその製造方法を提供する。
【解決手段】少なくとも表面処理されたフィラーを含有する熱硬化性樹脂複合材料において、該表面処理されたフィラーを分散した状態で、フェノール誘導体とアミン類とアルデヒドとを攪拌・加熱・重縮合化させてなることを特徴とする熱硬化性樹脂複合材料。表面処理されたフィラーは、アミン末端を持つ表面処理剤で表面処理されたものであることが好ましい。フィラーを分散して含有する熱硬化性樹脂複合材料の製造方法において、前記フィラーが表面処理される工程と、表面処理されたフィラーを分散した状態で、フェノール誘導体とアミン類とアルデヒドとを攪拌・加熟・重縮合化する工程とを含む熱硬化性樹脂複合材料の製造方法。 (もっと読む)


【課題】湿度依存性の低い特性を有するシランカップリング剤を挿入した有機化層状粘土鉱物を検討し、それを摩擦材に配合して、湿度により摩擦係数が変動しにくいブレーキフィーリングに優れた特性を有する摩擦材を提供することである。
【解決手段】粘土鉱物にシランカップリング剤を用いる化学的処理を施して、粘土鉱物層間にシランカップリング剤を挿入した有機化層状粘土鉱物。繊維基材、摩擦調整材及び結合材を用いてなる摩擦材において、摩擦調整材として粘土鉱物層間にシランカップリング剤を挿入した有機化層状粘土鉱物を含有する摩擦材。 (もっと読む)


【課題】PRTR法の指定化学物質をまったく含まないことで環境保護の面で好ましいと共に、焼結摩擦材の基地組織をフェライトに保つことで、高温特性と耐食性に優れ且つ相手材摩耗量を少なくする等、ブレーキ制動時の性能に優れた焼結摩擦材を提供する。
【解決手段】この発明による焼結摩擦材は、従来の銅粉末が主体である摩擦材に代えて、融点が高い還元鉄から形成された粉末をベースに構成されている。この還元鉄粉に黒鉛化傾向の大きい元素を添加して焼結されており、基地組織がフェライトに保たれている。焼結の際に、鉄中の炭素を黒鉛(グラファイト)として独立して存在させる割合を増加させる傾向(即ち、黒鉛化傾向)の大きい元素を添加することにより、基地組織はフェライトに保たれ、高温特性と耐食性に優れた焼結摩擦材が得られる。また、ブレーキディスク等の相手材への攻撃性を低めて相手材摩耗量を少なくすることができる。 (もっと読む)


【課題】エアセクション区間のパンタグラフの位置を確実に検出することができるパンタグラフ位置検出装置及びパンタグラフ位置検出方法を得る。
【解決手段】 エアセクション区間の吊架線4と平行、且つ、離間させて配設した電線2と、この電線2にエアセクション区間の吊架線4の各ハンガ5と対向する位置に取り付けたギャップセンサG1〜G4と、各ハンガ5と対向する位置のギャップセンサG1〜G4夫々の信号レベル変化を捉えて所定の閾値を超えるものがあれば、電気車のパンタグラフがエアセクション区間内にあると判定する検知ユニット3とを備えるとともに、エアセクション区間の吊架線4のハンガ5を通常区間で使用するものよりも長めのものを使用し、ハンガ5とギャップセンサ(例えばギャップセンサG1)との間のギャップの変化を検出する。 (もっと読む)


【課題】長期に亘って優れた鳴き防止効果を発揮することができ、さらには、ブレーキ装置の軽量化にも適したブレーキの鳴き防止用シム板を提供する。
【解決手段】摩擦パッドを円盤状のロータに押し付けて制動力を発生させるディスクブレーキ装置に用いられる、前記摩擦パッドを前記ロータに向けて押圧する押圧部材と前記摩擦パッドのプレッシャプレートとの間に介在させることで、前記摩擦パッドやロータの共振を防止するブレーキの鳴き防止用シム板において、該シム板が無機繊維、有機繊維の単独又はその組合せ、あるいはそれらの織布又は不織布を基材とし、ゴム又は熱硬化性樹脂を単独又はそれらの組合せに添加剤を混合したバインダーを該基材に含浸させ、熱成型したものであることを特徴とするブレーキの鳴き防止用シム板。 (もっと読む)


【課題】インナパッド収納部の内周縁とインナパッドを構成するプレッシャプレートの外周縁との係り代及び当接面積を十分に確保でき、しかも亀裂等の損傷を発生しにくいディスクブレーキ用板金製サポートを得られる製造方法を実現する。
【解決手段】(A)に示す様に、コイニング加工によりサポートを構成する金属板31の一部を押し潰し、押し潰された部分に隣接する部分の厚さ寸法Tをこの金属板31の元々の厚さ寸法tよりも大きくする。その後、(B)に示す様に、このコイニング加工に伴って厚さ寸法が大きくなった板厚増大部分36の一部を、このコイニング加工により押し潰された部分を含めて除去する。そして、上記インナパッド収納部の内面の幅寸法Tを、上記金属板31の元々の厚さ寸法tよりも大きくする。 (もっと読む)


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