説明

住友軽金属工業株式会社により出願された特許

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【課題】 プローブとショルダ部材とが別体に構成されて、別個に軸方向に移動可能とされた複動式構造の摩擦撹拌点接合用回転工具において、プローブとショルダ部材との間の隙間に入り込む材料を外部に排出して、それらの隙間に凝着しないようにした摩擦撹拌点接合用複動式回転工具を提供すること。
【解決手段】 プローブ12を、細長な細径、丸棒状のプローブ先端部12aと、このプローブ先端部12aよりも大径、丸棒状のプローブ基部12bとを一体形成してなる、段付き構造として、そのようなプローブ先端部12aとプローブ基部12bとの段差部分(端面16)により、凝着防止手段を構成し、かかるプローブ12を、円筒形状のショルダ部材14の中心孔内に挿入して、複動式の摩擦撹拌用回転工具10を構成した。 (もっと読む)


【目的】薄肉化された多孔管を高い限界押出速度で押出加工することが可能で、押し出されたチューブの表面に堆積物が付着する問題もなく、とくにアルミニウム合金製自動車用熱交換器の構成部材として好適に使用できる表面性状に優れたアルミニウム合金押出材を提供する。
【構成】Mn:0.8〜1.6%、Si:0.4〜0.8%を含有し、Mnの含有量とSiの含有量の比(Mn%/Si%)を0.7〜2.4とし、残部Alと不可避的不純物らなる組成を有し、マトリックス中に分散している粒径(円相当直径)0.1〜0.9μmの金属間化合物の数が2×10個/mm以上であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 被接合金属部材間における接合強度を十分に確保しつつ、摩擦撹拌点接合操作による不均一なバリの発生を阻止乃至は効果的に抑制し得るようにした摩擦撹拌点接合方法を提供する。
【解決手段】複数の被接合金属部材の各板状部を重ね合わせた状態にて載置し、所定の加圧力にて押し付け、摩擦撹拌点接合操作を行なう摩擦撹拌点接合方法であって、加圧力を負荷せしめた場合に発生する支持台のたわみ量データと、重合せ部の厚さデータとから決定される仮設定位置にまで、回転治具を移動せしめた後、仮設定位置においてサーボモータの位置制御を解除すると共に、サーボモータのトルクを制御し、そのトルク制御開始から一定時間経過した後に前記回転治具の移動距離を測定し、その得られた移動距離と前記仮設定位置とから接合操作開始位置を求めた後、かかる接合操作開始位置を基準として、前記重合せ部に対する摩擦撹拌点接合操作を実施する。 (もっと読む)


【課題】成形性及び耐バックリング亀裂性に優れた陽圧缶用アルミニウム合金板及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】Si:0.04〜0.20%、Mn:0.02〜0.40%、Fe:0.12〜0.30%、Cu:0.03〜0.25%、Mg:4.0〜5.8%を含有し、残部がAl及び不可避的不純物からなり、遷移金属元素含有量の総和が0.20〜0.70%である。圧延方向に対して垂直な断面における、粒径が1μm以上の金属間化合物粒子の面積率が合計で1.1%以下であり、かつ、粒径が10μm以上の金属間化合物粒子の面積率が合計で0.5%以下であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】アルミニウム材料の熱間圧延において、噛み込み不良、板流れ、コイルつぶれを抑制し、圧延ロールの表面に均一で緻密なロールコーティングを形成することができる、アルミニウム用の熱間圧延油、及び熱間圧延方法を提供すること。
【解決手段】アルミニウムの熱間圧延に用いる熱間圧延油であり、基油及び油性剤を含有する潤滑油、アミン誘導体からなる第1添加剤、及び第1添加剤とは異なる種類のアミン誘導体、アルキルスルホン酸塩、及び数平均分子量120以上1000未満の含酸素添加物から選ばれる1種以上からなる第2添加剤とよりなる。第1添加剤と第2添加剤との合計量は、潤滑油100重量部に対し0.01〜15.0重量部である。熱間圧延油を水に3〜15重量%分散させてエマルション状態として、熱間圧延機の圧延ロール又は/及びアルミニウム板に供給し、熱間圧延を行う。 (もっと読む)


【課題】コストを増大させることなく、境界潤滑性を向上させて圧延後のアルミニウム製品の品質を向上させることができると共に、生産能率を向上できる熱間圧延油を提供すること。
【解決手段】アルミニウム材の熱間圧延に用いるエマルジョン状態の熱間圧延油1及びこれを用いた熱間圧延方法である。熱間圧延油1においては、少なくとも基油と油性剤と乳化剤と金属石鹸とを含有する油溶成分2が水3に分散されている。油溶成分2における金属石鹸の含有量は2〜10wt%である。また、油溶成分2には、粒径0.1〜10μmのアルミニウム粉4が分散されている。アルミニウム粉4の分散量は、油溶成分2とアルミニウム粉4との合計量に対して、0.1〜2.0wt%である。 (もっと読む)


【課題】 複動式の回転工具を用いて、重ね合わされた所定の被接合金属部材を摩擦撹拌点接合する際に、回転工具の押し当てられる被接合金属部材の表面にバリが発生してしまうことを、効果的に抑制乃至は阻止せしめ得る摩擦撹拌点接合方法を提供すること。
【解決手段】 円筒状のショルダ部材12とロッド状のプローブ14とから構成される複動式の回転工具10を用いて、重ね合わされた金属板2a,2bのうち、下側の金属板2bの裏側に裏当て治具4を配置すると共に、上側の金属板2a上に、バリ押え治具6を回転工具10に対して横方向から移動させた後、それらをクランプ8によって一体的にクランプし、バリ押え治具6に設けられた操作孔20を通じて回転工具10を差し込み、金属板2a,2bの摩擦撹拌点接合操作を行った。 (もっと読む)


【課題】荷ずれを抑制することができ、梱包状態を安定させることができる、金属製パレット、上枠部材、コーナーアングル及び梱包構造を提供すること。
【解決手段】シート又は縦軸のコイルよりなる製品を載置する載置面20を有する金属製の載置板部2と、載置板部2の下面に横たえて平行に接合された複数の金属製の脚部3とを有する金属製パレット1である。脚部3の内部又はその近傍には、包装用バンドを挿通する挿通穴40を有するバンドガイド部4を設けてある。バンドガイド部4における挿通穴40の開口端部またはその延長上には、曲率半径が3mm以上の円弧状表面を有する曲げ支点部45が配設されており、挿通穴40に挿通された包装用バンドが上記曲げ支点部に沿って曲げられるように構成されていることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 得られる圧延材において、目標とする形状との偏差を実用上問題とならない程度に制御しつつ、冷却媒体の吹き付け装置における不必要なON/OFF動作の発生を抑制した圧延機における形状制御技術を提供すること。
【解決手段】 第一の演算手段24にて算出された予測形状偏差1の絶対値を第三の演算手段28にて求める一方、第二の演算手段26にて算出された予測形状偏差2の絶対値を第四の演算手段30にて求め、それらの絶対値と閾値とを比較手段32にて比較し、その比較結果に基づいて、決定手段34において、それら絶対値が共に閾値以内である場合には、その直前の制御時にて決定した冷却媒体の吹き付けのON又はOFFをそのまま維持するように構成した。 (もっと読む)


【課題】F‐S特性を理想的な特性である矩形状の特性に近づけることができる車両の衝撃吸収部材を得る。
【解決手段】正面視で8の字形状に形成されたフランジ部30付きのクラッシュボックス10の中リブ23の後端部(断面拘束力の強い部分)に切欠部38を形成した。これにより、軸圧縮後半での荷重耐力を低減させ、潰れ残りを無くすことができる。その結果、F‐S特性を理想的な矩形状の特性に近づけることができる。 (もっと読む)


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