説明

住友軽金属工業株式会社により出願された特許

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【課題】 溶融溶接手法を採用することなく、被接合材料の重合せ部の端面を効果的に接合し得る新規な方法を提供すること。
【解決手段】 金属板2a〜2cを重ね合わせて、その重合せ部4の端面において、それらを相互に接合せしめる方法にして、かかる重合せ部4を両側から拘束して保持する一方、その重合せ部4の端面に対して、金属板2a〜2cよりも硬質の押圧ピン8を押し付けつつ、重合せ部4に対して押圧ピン8を相対的に回転させることにより、重合せ部4の端面を擦って摩擦発熱させ、塑性流動を惹起せしめることによって、金属板2a〜2cをそれらの重合せ部4の端面において接合するようにした。 (もっと読む)


【課題】形状不良や破断を生じることなくブロー成形することができ、大型成形品の超塑性成形を可能とする超塑性成形用アルミニウム合金テーラードブランクを提供する。
【解決手段】厚さの異なるアルミニウム合金板を固相接合してなる超塑性成形用のテーラードブランクにおいて、薄板(A)と厚板(B)の板厚比(T=Bの板厚/Aの板厚)が0を超え3以下であり、400〜550℃の温度範囲内のある温度における薄板(A)と厚板(B)の引張強さに各板の板厚を乗じた値のうち大きい値(H)と小さい値(L)の比(H/L)が1.0 〜1.2の範囲内にあることを特徴とする。 (もっと読む)


【目的】酸化皮膜中の欠陥分布が均一で、ピットの分散性が良好であり、材料表面の無効溶解が少なく、改善された静電容量を得ることを可能とする電解コンデンサ電極用アルミニウム箔を提供する。
【構成】Pb:0.1〜2.0ppmを含有するアルミニウム箔であって、最終焼鈍後において、蛍光X線発光分光分析で測定したアルミニウム箔表面のリン検出強度と酸素検出強度の比P/Oが1.5〜3.0であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 所定の被接合金属部材の上に2つ以上の被接合金属部材の各板状部を重ね合わせて、その重合せ部を摩擦撹拌接合法にて点接合するに際して、それら金属部材の重合せ部における何れの接合界面においても、充分な継手強度(接合強度)が確保され得るようにした摩擦撹拌点接合方法を提供すること
【解決手段】 複動式の回転工具10の、外側ショルダ部材12のショルダ面12aと内側ショルダ部材14のショルダ面14aとプローブ16の先端面16aとを面一とした状態で高速回転させつつ、重ね合わされた金属板4a〜4cの最表部の金属板4aの表面に押し付けることによって、摩擦発熱部18を形成した後、内側ショルダ14及びプローブ16を順次差し込み、重合せ部2の摩擦攪拌点接合を行った。 (もっと読む)


【課題】延性向上のために最終熱処理を施しても、圧延集合組織が優先方位となり、1以上の平均ランクフォード(r)値を得ることを可能とする絞り成形性に優れたAl−Mg系合金板材を提供する。
【解決手段】Mg:3.5〜7.0%、Mn:0.30〜0.8%を含み,さらに、Zr:0.1〜0.3%、Cr: 0.1〜0.3%のうち1種又は2種を含み,残部Alおよび不可避的不純物からなる組成を有し、溶体化処理後、熱間圧延し、あるいは溶体化処理後、熱間圧延および冷間圧延して得られたAl−Mg系合金板材であって、圧延集合組織の結晶方位分布関数(ODF)が方位密度10以上、方位差15°以下の小角粒界の比率が60%以上で、平均ランクフォード(r)値が1.0以上であることを特徴とする。 (もっと読む)


【目的】腐食性内容物の包装材として適した優れた耐食性をそなえ、高強度でピンホールを生じることなく、薄肉化の要求に対応可能なAl-Fe系のアルミニウム合金箔およびその製造方法を提供する。
【構成】Fe:0.8〜2.0%、Cu:0.02〜0.2%、Si:0.03〜0.1%を含有し、Fe含有量とSi含有量との比(Fe含有%/Si含有%)が16〜40であり、残部Alおよび不可避的不純物からなる組成を有し、粒径0.2μm以上の金属間化合物数が1×10〜4×10個/cm2 であり、かつCu含有量に対するCu固溶量の比率が80%以上であることを特徴とする (もっと読む)


【課題】プレス成形性、放熱性に優れた両面プレコートアルミニウム合金板を提供すること。
【解決手段】Al−Mg−Cu系アルミニウム合金板よりなる基板10と、基板10の一方の面に形成した潤滑性塗膜2と、基板10の他方の面に形成された放熱性塗膜3とよりなる。潤滑性塗膜2は、インナーワックスを含有させた第1の有機樹脂系塗料を塗布して硬化させることにより形成してあり、放熱性塗膜3は、酸化チタン、カーボンブラック、シリカ、酸化ジルコニウムの1種または2種以上よりなる放熱性物質35を含有させた第2の有機樹脂系塗料を塗布して硬化させることにより形成してある。潤滑性塗膜2には、酸化チタン、カーボンブラック、シリカ、酸化ジルコニウムの1種または2種以上よりなる放熱性物質を含有させていることが好ましい。 (もっと読む)


【目的】ろう付けにより接合される熱交換器、特にエバポレータ,コンデンサ,ラジエータ,ヒータやオイルクーラなどの自動車用熱交換器のろう付けにおいて、ヘッダとチューブとの間に優れた隙間充填性を付与し得る熱交換器のろう付け方法を提供する。
【構成】作動流体が流通するチューブとフィンを積層し、チューブの両端にヘッダを組み付け、チューブとフィンおよびチューブとヘッダをろう付け接合してなる熱交換器のろう付け方法において、チューブとフィンをろう付け接合する第1工程と、チューブとヘッダをろう付け接合する第2工程からなることを特徴とする。
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【目的】深絞り成形性に優れ、とくに自動車外板など輸送機部材として好適に使用されるAl−Mg−Si合金板材を提供する。
【構成】Mg:0.2〜0.8%、Si:0.5〜1.6%、Cu:0.4〜1.0%を含有し、Si含有量とMg含有量との比(Si%/Mg%)が1.5以上であり、不純物としてのFe元素を0.4%以下に規制し、残部Alおよび不可避不純物からなるAl−Mg−Si合金のT4調質板材であって、Cube方位の方位密度がランダム比で7以下、Goss方位の方位密度がランダム比で7以上で、かつGoss方位の方位密度とCube方位の方位密度の比(Goss方位の方位密度/Cube方位の方位密度)が2.0以上の集合組織を有し、さらに圧延方向に対して0度,45度,90度方向のランクフォード値がいずれも0.55以上であり、平均結晶粒径が100μm以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】電気抵抗(接触抵抗)が低く、且つ耐酸性及び耐アルカリ性にも優れた燃料電池用アルミニウム板、及び、かかるアルミニウム板を用いたセパレータ並びにエンドプレート、更には、それらセパレータ及びエンドプレートを備えた燃料電池を提供する。
【解決手段】酸化皮膜が除去された、厚さが0.1〜2.0mmのアルミニウム板表面に、導電材と、α、β−エチレン性不飽和カルボン酸で変性されたポリオレフィン樹脂とを含む混合物からなる塗膜28を、0.1〜10μmの厚さにて形成せしめた。 (もっと読む)


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