説明

住友軽金属工業株式会社により出願された特許

491 - 500 / 552


【課題】 プローブとショルダ部材との間の隙間等に入り込む材料の凝着によって惹起される問題を効果的に緩和乃至は回避して、摩擦撹拌点接合操作を円滑に繰返し行ない得るようにした摩擦撹拌点接合用回転工具を提供すること。
【解決手段】 複数の被接合金属部材を重ね合わせ、その重合せ部の一方の側から回転せしめられつつ差し込まれるロッド状のプローブ12と、該プローブの周りに外嵌されて同軸的に位置し、該一方の側の面に回転状態下に当接せしめられるショルダ面を有する円筒状のショルダ部材14とを備えた摩擦撹拌点接合用回転工具10にして、該プローブと該ショルダ部材とが別体に構成されて、別個に軸方向に移動可能とされた複動式構造とされていると共に、該ショルダ部材の内周面と該プローブの外周面との間の隙間が、先端側において狭小間隙22aとされている一方、基部側においては該狭小間隙よりも大なる隙間となる拡大間隙22bとした。 (もっと読む)


【課題】電気抵抗(接触抵抗)が低く、且つ耐酸性及び耐アルカリ性にも優れた燃料電池用アルミニウム板、及び、かかるアルミニウム板を用いたセパレータ並びにエンドプレート、更には、それらセパレータ及びエンドプレートを備えた燃料電池を提供する。
【解決手段】酸化皮膜が除去された、厚さが0.1〜2.0mmのアルミニウム板表面に、導電材と、α、β−エチレン性不飽和カルボン酸で変性されたポリオレフィン樹脂とを含む混合物からなる塗膜28を、0.1〜10μmの厚さにて形成せしめた。 (もっと読む)


【課題】従来よりも薄肉軽量化が可能で、かつ、ボトル缶のネック加工およびネジ加工に優れたアルミニウム合金板を提供すること。
【解決手段】質量比において、Si:0.25〜0.40%、Fe:0.35〜0.50%、Cu:0.15〜0.25%、Mn:0.8〜1.3%、Mg:0.93〜1.2%、Zn:≦0.25%を含み、残部がアルミニウムと不可避的不純物からなる組成を有し、ブランク径が55mm、絞り比が1.67という条件で絞った成形カップにおける45°耳率が2.5%以上、5%以下であると共に、(0−180°耳高さの平均値)≦(45°耳高さの平均値)であり、210℃の温度に10分間保持するベーキング処理後の耐力が245MPa以上である。結晶粒の圧延方向直角方向の幅寸法の平均が25μm超え、100μm以下の範囲にあることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】集電体として溶剤を含まない導電性塗膜を表面に形成したアルミニウム箔を採用することにより、シート状電極と集電体とを連続的に貼り合わせることができるなど、電極と集電体との接合工程を簡略化することができ、接着剤となる導電性塗膜には溶剤が含まれていないため、活性炭などの炭素粉末に接着剤中の溶剤が吸着することによる静電容量の低下を防止することを可能とする電気二重層キャパシタ電極体の集電体用プレコートアルミニウム箔を提供する。
【解決手段】電気二重層キャパシタ電極体の集電体に用いられるアルミニウム箔であって、該アルミニウム箔の表面に、導電性粉体を含有する熱可塑性樹脂を塗布、加熱、乾燥させてなる導電性塗膜が、0.1μm〜30μmの膜厚で形成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【目的】ブロー成形中、被成形体の成形温度、成形高さ、板厚、ひずみ速度を非破壊、非接触で精度良く測定することができ、容易にブロー成形性の評価を行うことを可能とする熱間ブロー成形性評価装置を提供する。
【構成】被成形体の成形高さをレーザ変位計で測定し、ブロー成形により突出した被成形体の頂点部の厚さを、被成形体の上下部からレーザ変位計で測定した被成形体の成形高さの変化量から算出するとともに、撮影装置により被成形体の表面に画かれた画線の変化を撮影して被成形体のひずみ速度を求めるよう構成される。
(もっと読む)


【課題】適度なブロー成形性を有するAl−Mg−Si(6000)系の熱処理型アルミニウム合金に関し、ブロー成形後も肌荒れの発生しない表面性状に優れたアルミニウム合金板及びその製造方法を提供しようとするものである。
【解決手段】Si:0.9〜1.5%(質量%、以下同様)、Mg:0.6〜1.0%、Mn:0.05〜0.25%、Zr:0.10〜0.30%、Fe:0.05〜0.30%、Cr:0.05%未満、Cu:0.05%未満、残部:Alおよび不可避的不純物から成り、ブロー成形後の最大結晶粒径が100μm未満である。 (もっと読む)


【目的】接合強度に優れ、接着力のばらつきを小さくすることができ、使用環境に長期間さらされても界面剥離を生じることがない自動車用モールディングを提供する。
【構成】金属芯材に、無水マレイン酸で変性したポリプロピレン樹脂70〜99重量%とエチレン-酢酸ビニル共重合体1〜30重量%からなる0.1〜10μm厚さの接着剤層を介して、ポリオレフィン樹脂組成物層を設けたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】板表面に残留し難く、アルミニウム摩耗粉が凝集し難いアルミニウム板矯正用潤滑油及び該アルミニウム板矯正用潤滑油を用いたアルミニウム板の矯正方法を提供すること。
【解決手段】アルミニウム板の形状不良を矯正ロールで矯正する際に用いられるアルミニウム板矯正用潤滑油である。潤滑油は、鉱油からなる基油と、脂肪族アミン、アルカノールアミン、脂肪族ポリアミン、芳香族アミン、脂環式アミン、複素環アミン、及びそれらのアルキレンオキシド付加物、アルキルスルホン酸、及びその塩から選ばれる1種以上の添加剤とを含有する。添加剤の含有量は、0.01〜1.0重量%である。また、このアルミニウム板矯正用潤滑油を用いるアルミニウム板の矯正方法である。 (もっと読む)


【目的】形状の複雑なプレス加工にも対応可能なプレス成形性に優れた6000系アルミニウム合金板材を提供する。
【構成】Si:0.4〜1.5%、Mg:0.2〜1.2%を含有し、不純物として含有するFeが1.0%以下であり、残部Alおよび不可避不純物からなる組成を有するアルミニウム合金溶湯圧延板材のT4調質材であって、圧延方向のr値(ランクフォード値)をr0、板幅方向のr値をr90、圧延方向に対して45°方向のr値をr45としたとき、r0、r90、r45がいずれも0.60以上であり、さらにr値の面内異方性指数Δr(Δr=(r0+r90−r45×2)/2)の絶対値が0.20以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】原料として廉価な回収アルミニウム合金屑を用いることを可能とし、コスト低減を図った塗装後耐食性に優れた自動車ボディ用アルミニウム合金板を提供すること。
【解決手段】連続鋳造工程と、熱処理のみ、あるいは圧延と熱処理の組み合わせを施す下工程とにより得られた自動車ボディ用アルミニウム合金板である。Si:0.2〜2.0%、Mg:0.2〜2.0%、Fe:1.5%以下を含有する成分組成を有し、表層領域におけるFe、Si、Mgの各元素の平均濃度が、成分組成における含有量よりも高く、それぞれ、Fe:3%以下、Si:4%以下、Mg:4%以下であり、表層領域における最大濃度がFe:4%以下、Si:5%以下、Mg:5%以下であり、内部領域におけるAl−Fe系金属間化合物のセル境界被覆率が60%以下であると共に、Al−Fe系金属間化合物の個々の長さが40μm以下であり、酸化皮膜厚さが200nm以下である。 (もっと読む)


491 - 500 / 552