説明

住友軽金属工業株式会社により出願された特許

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【課題】 板材にて構成されるチューブと板材にて構成されるフィンとをろう付けするアルミニウム熱交換器において、チューブおよびフィン双方の耐食性向上を図る。
【解決手段】 チューブ10用板材は、0.1〜1.0質量%のMgを含有する芯材10bと外側犠牲腐食材10cと内側Mg拡散防止材10dとMg拡散防止材10d上のろう材10eとを有する多層クラッド材であり、フィン用板材はアルミニウムベア材であり、チューブ10とフィンはろう材粉末とフッ化物系フラックスによりろう付けされ、チューブ合わせ面10aはろう材10eとフッ化物系フラックスによりろう付けされる。 (もっと読む)


【課題】臭いや肌荒れ等の問題がなく、低コストで、乾燥性もよく、ポンチへのアルミ粉の凝着を有効に抑制できると共に、アルミ磨耗粉の発生を抑制できるフィンプレス用潤滑油及びプレートフィンの製造方法を提供すること。
【解決手段】アルミニウム板よりなる熱交換器用フィン材をプレス加工する際に用いられるフィンプレス用潤滑油及び該フィンプレス用潤滑油を用いるプレートフィンの製造方法である。フィンプレス用潤滑油は、ノンアロマ鉱油または/およびイソパラフィンよりなる基油と、脂肪酸エステルよりなる第1添加剤と、脂肪族アミン、アルカノールアミン、脂肪族ポリアミン、芳香族アミン、脂環式アミン、複素環アミン及びそれらのアルキレンオキシド付加物、及びアルキルスルホン酸塩から選ばれる少なくとも1種以上からなる第2添加剤とを含有してなる。 (もっと読む)


【課題】ろう付け工程において芯材からろう材表面へのMgの拡散が抑制され、製造工程においても、良好な熱間クラッド圧延性をそなえ、クラッド率にバラツキを生じることがなく、高強度と優れた耐食性を達成することを可能とし、とくに、フッ化物系フラックスやセシウム系フラックスを用いた不活性ガス雰囲気ろう付けにより接合されるアルミニウム合金製自動車熱交換器のチューブ材として好適な熱交換器用アルミニウム合金クラッド材を提供する。
【解決手段】アルミニウム合金クラッド材は、芯材3の片面に犠牲陽極材4をクラッドし、他の面に中間材を介してAl−Si系ろう材5をクラッドしてなる4層クラッド材であって、芯材はAl−Mn系合金で構成され、中間材は少なくともMn:0.8〜1.8%を含有するアルミニウム合金で構成され、犠牲陽極材は少なくともMn:0.8〜1.8%、Zn:0.5〜10%を含有するアルミニウム合金で構成される。 (もっと読む)


【課題】双ロール式連続鋳造圧延法を適用して製造されたAl−Mg−Si系合金板において、板表面に発生するリップルマークおよび板厚中心部に形成される中心線偏析が抑制することを可能とする双ロール式連続鋳造圧延法、該鋳造圧延方法に基いて得られるAl−Mg−Si系合金板および自動車外板、ならびに当該鋳造圧延方法に適用される鋳造ロールを提供する。
【解決手段】上下に配置された鋳造ロールの間にAl−Mg−Si系合金の溶湯を導入して3〜10mm厚さのAl−Mg−Si系合金板を製造するための双ロール式連続鋳造圧延法であって、上側に配置された鋳造ロールと導入された溶湯とが最初に接する点と上側に配置された鋳造ロールの中心点とを結んだ線と該中心点からの垂線とのなす角θを8〜15°として鋳造圧延することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】薄板状の素材と、金型用材料との間の摩擦係数を容易かつ正確に測定することができる摩擦試験方法及び摩擦試験装置を提供すること。
【解決手段】薄板状の第1試験材81と、金型用材料からなる第2試験材82との間の摩擦係数を測定する摩擦試験方法である。第1試験材81を外周面の少なくとも一部に貼設した第1ロール11と、第1ロール11と軸心が平行となるように対面配設され、第2試験材82を少なくともその外周面の一部に配した第2ロール12とを用い、第1ロール11と第2ロール12とを異なる周速で回転させながら、その外周面を近づけて第1試験材81と第2試験材82とを衝突させることにより、両者を相対的に摺動させ、衝突時における第1ロール11と第2ロール12との間に付与される垂直抗力と、第1ロール11又は第2ロール12に付与される回転トルクを測定することにより摩擦係数を求める。 (もっと読む)


とくに銅合金を金属マトリックスとした場合、切削加工において加工条件に関係なく切削性に優れ、Pbの溶出量規制(0.01mg/l以下)を満足させることが可能であり、且つコスト的にも有利な金属材料およびその製造方法を提供するもので、金属マトリックス中に、Bi、Pbのうちの少なくとも1種とSnとによって形成される低融点合金相が分散していることを特徴とする。低融点合金の粒子数は10個/mm以上、低融点合金相は体積率で0.35〜10%の範囲で分散させるのが好ましい。 (もっと読む)


【課題】各種成分が含まれる水道水を給水配管から温水生成器に供給すると、この成分が析出したスケールが給水配管や温水生成器の水流通部に付着することがあった。
【解決手段】温水生成装置は、水道水を加熱して温水を生成する温水生成器13と、温水生成器に接続されシリカを含む水道水を供給する給水配管20及び温水生成器に接続され温水を貯湯タンクに排水する排水配管31と、給水配管の少なくとも一部に配置され2価の金属から成りシリカと2価の金属とが反応したスケール50が付着し易い配管部25と、から成る。 (もっと読む)


【課題】アウターワックスの構成を工夫することで、素材と塗膜の密着力が高く、さらに、蓋成形時に発生する問題、つまり、亀裂や割れ、型離れ不良、型かじり、金型へのワックス堆積などの発生を抑制しうる缶蓋用アルミニウム合金塗装板を提供すること。
【解決手段】アルミニウム合金板の片面または両面に水系又は溶剤系の塗料を塗装焼き付けして設けたワックス不含の塗膜上に、混合ワックスを塗布してなる缶蓋用アルミニウム合金塗装板である。混合ワックスは、パラフィンとカルナウバとを含有すると共に、ポリエチレンとラノリンの1種又は2種を含有してなり、カルナウバの含有量は、混合ワックス全体の重量に対して1〜20重量%である。ポリエチレンの含有量は、混合ワックス全体の重量に対して1〜20重量%であることが好ましい。ラノリンの含有量は、カルナウバの含有量を100重量%としたときに40〜60重量%であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 ダブルスキン形材を摩擦撹拌接合操作にて突き合わせ接合するに際して、中空部内面側における未接合部乃至はキッシングボンドの発生を有利に防止すると共に、バリの発生をも効果的に抑制して、健全な接合部を形成し得る、ダブルスキン形材の摩擦撹拌接合方法を提供すること。
【解決手段】 互いに対向する面板22,24を有するダブルスキン構造の中空形材20a,20bを、各面板22,24の端面同士において突き合わせて、突合せ部28,30を形成せしめた後、互いに対向する第一及び第二のショルダ面12,14とプローブ16とが、同軸的に且つ一体回転可能に配されてなる摩擦撹拌接合工具18を用いて、所定の条件を満たすように、摩擦撹拌接合操作を実施するように構成した。 (もっと読む)


【課題】 金属板を、その板厚や導電率に拘わらず、より十分な連結強度をもって連結し得る手法と装置とを提供する。
【解決手段】 コイル22から取り出される第一の金属板20aの始端部位27と、それに先立って連続的に走行せしめられる第二の金属板20bの終端部位26とを、それらの長さ方向に所定距離を隔てて離間位置せしめる一方、それら各金属板20a,20bの始端部位27及び終端部位26に対して、板厚が3mm以下か又は導電率が20%IACS以上の継ぎ板28を、その長さ方向両端部において、所定の隙間44a,44bを介してそれぞれ重ね合わせた後、それらの重合せ部分に対して、圧接用コイル34を用いた電磁圧接操作を行うことにより、該第一の金属板20aの始端部位27と該第二の金属板20bの終端部位26とを、継ぎ板28を介して相互に連結するようにした。 (もっと読む)


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