説明

ニチコン株式会社により出願された特許

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【課題】電子部品内部で発生したガスを、ケース外に放出させて、電子部品の機能を保つことができる圧力弁を有する封口板およびそれを用いた電子部品を提供する。
【解決手段】端子部を有する封口板の一部に貫通孔を設け、該貫通孔を塞ぐ弾性体からなる圧力弁を有する封口板において、
上記弾性体がカーボンナノファイバーを含有し、
ファイバー径が0.1〜0.5μm、ファイバー長さが1〜30μm、ファイバー径に対するファイバー長さの比が3〜300であり、
上記の弾性体がゴムからなり、カーボンナノファイバーを10〜80wt%含有し、
上記のゴムが、EPTおよび/またはIIRからなることを特徴とする圧力弁を有する封口板であり、
上記の圧力弁を有する封口板を電子部品に用いたことを特徴とし、電子部品がコンデンサ、電気二重層コンデンサ、電池であることを特徴とする。
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【課題】コンデンサ素子と金属ケース内底部の間で、電気的接触(短絡)が起こるのを防止できるアルミニウム電解コンデンサを提供する。
【解決手段】化成皮膜を形成した陽極箔と陰極箔とにリードタブを固着させ、セパレータを介して巻回したコンデンサ素子に電解液を含浸して金属ケースに収納し、弾性封口体で封止してなるアルミニウム電解コンデンサにおいて、
上記コンデンサ素子と金属ケース内底面との間にEPT系および/またはIIR系のゴム材料からなる絶縁体を配置したことを特徴とし、
上記の絶縁体が、金属ケースの内底面および/または内側面の少なくとも一部に接するように配置され、
絶縁体形状が、棒状、円形、楕円形、太鼓形、三角形、四角形、若しくはそれ以上の多角形状、または雲形状であることを特徴とする。
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【課題】アルミニウム電解コンデンサ素子の陽極リードタブの引き出し部分への電流集中を防ぎ、耐電圧を向上させ、パンクや断線の発生を防止する。
【解決手段】セパレータを介してアルミニウムの陽極箔と陰極箔を重ね合わせ、巻回してなるアルミニウム電解コンデンサ素子の陽極リードタブ引き出し部分に、メラミン樹脂を塗布し硬化させたことを特徴とし、
上記メラミン樹脂を塗布する範囲が、陽極リードタブ引き出し部分、コンデンサ素子の陽極リードタブ根元部分の少なくともいずれかであることを特徴とするアルミニウム電解コンデンサ。
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【課題】均一で、耐溶解性に優れた化成皮膜を得ることができる、アルミニウム電解コンデンサ用電極箔の製造方法を提供する。
【解決手段】アルミニウム原箔をエッチングした後、化成処理するアルミニウム電解コンデンサ用電極箔の製造方法において、
化成処理前に、エッチング箔をアルカリ性溶液中に浸漬して、水洗し、
250〜400℃で10秒〜5分間、第1の加熱処理を行い、
次に、100〜250℃で10分〜5時間、第2の加熱処理を行い、
その後、350〜500℃で10分〜5時間、第3の加熱処理を行った後、
化成処理を行うことを特徴とし、
上記のアルカリ性溶液が、水酸化物イオン、アルミン酸イオン、または炭酸イオンを含む溶液であり、アルカリ性溶液のpHが10〜12、温度が40〜60℃であり、
第3の加熱処理を、露点30℃以下の雰囲気中(気中)、窒素中、二酸化炭素中で行うことを特徴とする。
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【課題】金属化フィルムコンデンサ素子を結線してユニットを構成した時、振動等によるはんだ付け剥がれがなく、信頼性を改善できる、簡単で安定した構造を提供する。
【解決手段】金属化フィルムを巻回した複数個のコンデンサ素子を各々、プラスチックケースに収納して樹脂を充填し、結線してなる金属化フィルムコンデンサにおいて、
コンデンサ素子から導出されるリード線を、プラスチック板に固定された金属板で結線してコンデンサ素子集合体を構成し、該集合体を複数段積みして上記プラスチック板同士で固定してコンデンサ素子ユニットを構成し、該ユニットを金属ケースに収納し、
該集合体の金属板を有するプラスチック板に、集合体を固定する固定棒の挿通穴を設けて該固定棒を挿通し、下段底面に金属板を有しないプラスチック板を配置し、該プラスチック板と、金属板を有するプラスチック板とを、上記固定棒を介してビス固定する。
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【課題】簡単な構造で、容易に寿命を検知することができ、かつ、所定の内圧到達時に安全にガス放出させることができる、寿命検知装置付アルミニウム電解コンデンサを提供する。
【解決手段】アルミニウム箔からなる陽極箔と陰極箔とをセパレータ紙を介して巻回したコンデンサ素子に電解液を含浸し、該コンデンサ素子を金属ケースに収納し、金属ケースの開口部を弾性封口体により封止してなる電解コンデンサにおいて、
該弾性封口体または金属ケース底部に油膜の入った目盛付シリンダを取り付けたことを特徴とし、
上記の目盛付シリンダが弱体部を有することを特徴とする。
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【課題】非水系電解液使用時に、活性炭の表面官能基と電解液との電気化学反応が起こらず、電圧低下および容量減少が小さく、かつ、内部抵抗の増加も小さい電気二重層コンデンサを提供する。
【解決手段】電解液に還元剤を溶解させたことを特徴とし、
上記の還元剤が、次亜リン酸ナトリウム、次亜リン酸カリウム、または次亜リン酸リチウムであり、還元剤の溶解量を電解液に対して0.01〜1.00wt%とし、上記電解液を用いた電気二重層コンデンサであることを特徴とする。
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【課題】リードフレームを端子電極とする電子部品において、熱スクリーニング処理後のはんだ濡れ性低下を防止した熱スクリーニング方法を提供する。
【解決手段】電子部品の熱スクリーニングを窒素リフロー炉により、加熱処理を酸素濃度500ppm以下の窒素雰囲気中で、電子部品の表面温度が210〜280℃になる温度範囲で行った後、冷却処理を酸素濃度500ppm以下の窒素雰囲気中で行うことで、はんだ濡れ性を加熱処理前と同等に保つことができる。
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【課題】配線インダクタンスを低減するとともに、インサート成形時に、スイッチング素子の正・負極電源接続端子間に高温の成形樹脂が流れ込まず、該接続端子間の絶縁部材が劣化しない半導体モジュールのバスバー構造を提供する。
【解決手段】半導体モジュールの各スイッチング素子を電源に接続するためのバスバー構造において、
該スイッチング素子の正・負極電源接続端子を一体成形して樹脂ケースに収納し、
上記接続端子の少なくとも互いの主面の一部が略平行に向かい合う対向領域を有するように配置し、
該対向領域間に、絶縁部材を配置するとともに、該絶縁部材に樹脂が接触しないようインサート成形する。
上記の絶縁部材の長手方向寸法を、正・負極電源接続端子の当該寸法より短くして、内側に配置し、かつ、正極または負極電源接続端子の一方または両方の幅方向両端部に折り曲げ部または段差部を形成する。 (もっと読む)


【課題】弁作用金属粉末を加圧成形してなるコンデンサ素子において、高密度成形素子と、低密度成形素子の長所を併せ持ち、漏れ電流特性が良好で高静電容量を有する固体電解コンデンサを提供する。
【解決手段】多段階に弁作用金属粉末を供給し、横方向から3回以上加圧成形することで、該成形体素子を多層構造とする。成形体素子と陽極リードワイヤーとの接合部(内層)および成形体素子外周部(外層)の密度を中間層より高くすることで、コンデンサ製造工程で加わる外力による誘電体皮膜の損傷を防ぐことができるため、良好な漏れ電流特性が得られる。また、上記の内層と外層との間に密度の低い中間層を形成することで、焼結後の焼結体素子の表面積を増加させることができるため、高い静電容量を有する固体電解コンデンサを提供することができる。
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