説明

日立建機株式会社により出願された特許

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【課題】
ピストンシューと斜板との摺動部における潤滑能力不足を防止して、斜板式ピストンポンプの信頼性を向上させる。
【解決手段】
斜板式ピストンポンプ50は、回転軸5と、この回転軸に対して傾斜して配置された斜板2と、回転軸に取り付けられ複数のシリンダ9が形成されたシリンダブロックと7、シリンダに移動可能に挿入されるピストン10と、ピストンに摺接し記斜板との間で潤滑部を形成するシュー12とを備えている。そしてこれら部品は、密閉型のケーシング1に収容されている。ケーシングの内周面と斜板の内周面と回転軸の外周面の少なくともいずれかに作動油を潤滑部に移送する流れ案内手段20が設けられている。 (もっと読む)


【課題】直射日光によるキャブ内の温度上昇を抑えオペレータの運転環境を快適な状態に保持することができる建設機械を提供する。
【解決手段】キャブ13を形成する天井板16の下側には、オペレータの頭上を覆うように天井循環路30を設ける。キャブ13を形成する左側面板17Cの内側には、天井循環路30の下流側に接続される第1側板循環路32を設ける。第1側板循環路32の下流側と空調装置22との間には、これら第1側板循環路32と空調装置22とを接続する戻り循環路35を設ける。キャブ13内の吹出口26,27,28から吹出された調和空気は、内気として、天井循環路30、第1側板循環路32、戻り循環路35等を通過して空調装置22に戻る。このとき、天井板16、左側面板17C等を内気により冷却することができる。 (もっと読む)


【課題】走行及び運転席からの視界を妨げることなく、メンテナンス作業を行う作業者の作業スペースを確保したクローラ式運搬車両を提供する。
【解決手段】左右一対に配置された無端状のクローラにより自走可能な下部走行体(2)と、該下部走行体上に搭載された上部車体(4)と、該上部車体の後部に設けられ、運搬物を搭載するための荷台(8)と、該荷台の前側にて前記上部車体の左右いずれか一方側に設けられた運転席(10)と、該運転席の隣に設けられた機器収納部(12)と、前記上部車体に設けられた作業台ユニット(20)とを備え、前記作業台ユニットは、前記機器収納部の下側位置に取付けられた収容体(30)と、該収容体に収容される収容位置(A)及び前記収容体から突出して前記機器収納部の周側面に隣接して張り出す使用位置(B)との間で移動可能な作業台(40)とを有する。 (もっと読む)


【課題】 荷物の排出作業時に荷台を振動させることにより、荷物の残留を防止することができ、排出時の作業性を向上することができるようにする。
【解決手段】 土砂4の排出作業時に荷台3が所定の判定角度θa の位置まで傾斜し、かつホイストシリンダ10内の圧力Pが判定圧Pa を越えているか否かを判定する。コントローラ33は、この判定結果に従って加振制御を行う。即ち、制御弁装置16を、上げ位置(R)と下げ位置(L)とに繰返して振動するように切換える。これにより、ホイストシリンダ10を上,下方向で伸縮を繰返すように加振させる。粘性の高い土砂4を荷台3に積込んでいる場合でも、荷台3を所定位置まで傾斜した状態で上,下に振動させることにより、粘着性をもった土砂4を荷台3から剥離させて滑り落とすことができる。 (もっと読む)


【課題】格別の機器を用いることなく、作業現場において集材した林業素材の水分含有率を簡易に測定する。
【解決手段】伐採,枝払い,玉切りにより所定の長さの丸太材をプロセッサ1によりその直径と長さを計測して、この丸太材の体積を測定し、かつフォークグラップル10により丸太材を把持して持ち上げることによって、重量センサ16によりその重量を測定するようになし、管理施設Pに設けたデータベース61から、またはサーバ30から情報源34にアクセスして、伐採現場での同種の林業素材の全乾比重の推測値に関するデータを取得するようになし、これら丸太材の体積と重量とから、この丸太材の比重を算出し、これと全乾比重とに基づいて、丸太材の含水率を測定する。 (もっと読む)


【課題】 前側リンクとアームとの隙間に入り込んだ石等を噛み込まないように逃すことにより、この石等によって前側リンクとアームが損傷するのを防止する。
【解決手段】 前側リンク21のバケット側ボス22とシリンダ側ボス24との間に位置する左,右の外側板26の内側に、アーム13の上面板13Aに向けて拡開し、互いの間隔寸法が大きくなる方向に傾斜した左,右の内側傾斜板27をそれぞれ設ける構成とする。従って、前側リンク21とアーム13の上面板13Aとの間に石Rが入り込んだ状態で、バケット16を下側に回動し、前側リンク21をアーム13の上面板13Aに接近させたときには、この石Rを左,右の内側傾斜板27による傾斜面に沿って前側リンク21の上側に逃すことができる。 (もっと読む)


【課題】機体総質量の値を迅速に把握することができ、運搬車両の最大積載質量を遵守しつつ、水タンクにできるだけ多くの水を給水することができる転圧機械を提供する。
【解決手段】前後の車輪の少なくとも一方を兼用する転圧ローラ(2)と、この転圧ローラにより走行する車体(4)と、車体の一部を形成し、水が貯留される水タンク(16)とを備えた機体からなる転圧機械(1)において、車体に設けられ、水タンク内に水が貯留されていない空状態と、水タンク内に水が完全に貯留されている満水状態との間で水タンク内に貯留されている水の貯留量を認識するための認識部(20)と、認識部の近傍、又は前記認識部と一体的に設けられ、水タンクが空状態であるときの最小機体総質量と、水タンクが満水状態であるときの最大機体総質量との間で規定される機体総質量の値を表示する表示部(34)とを備える。 (もっと読む)


【課題】 サイドフレームに堆積した土砂によって上ローラの回転が妨げられるのを抑え、上ローラを円滑に回転させる。
【解決手段】 案内ローラ装置11の上ローラ14を、支持軸13に回転可能に支持された内側ローラ15と、内側ローラ15の外周面15Aに嵌着された環状弾性部材22と、環状弾性部材22を介して内側ローラ15の外周側に弾性的に支持された外側ローラ23とにより構成する。このため、周回動作する履帯9が外側ローラ23に当接すると、環状弾性部材22が弾性変形して外側ローラ23が上,下方向に変位する。これにより、土砂27を外側ローラ23によって押圧し、外側ローラ23と土砂27との間に隙間28を確保することができる。従って、外側ローラ23と土砂27との間の摩擦抵抗が低減され、内側ローラ15と外側ローラ23とからなる上ローラ14を円滑に回転させることができる。 (もっと読む)


【課題】車体フレーム上により多くのバッテリを搭載することができる電動式建設機械を提供する。
【解決手段】前部フレーム12上には、バッテリ51の前側となる位置に、後側が立ち上がって運転席支持部27Bとなったフロア部材27を設ける。また、前部フレーム12には、フロア部材27の後側に位置して該フロア部材27の運転席支持部27Bを支持するサポート部材31を設ける。サポート部材31は、フロア部材27の後端を支持する支持台32と、支持台32の右端側から前方と後方に向けてそれぞれ延びる前脚部33,後脚部35と、支持台32の左端側からフロア部材27に向けてそれぞれ前方に延びる板状脚部37,傾斜脚部39とにより構成する。そして、サポート部材31の支持台32の下側を、板状脚部37と傾斜脚部39に向けてバッテリ51が入り込むことのできるバッテリ嵌入空間41として形成する。 (もっと読む)


【課題】寒冷地で作動させる場合でも、インバータ装置等の電力制御装置の寿命低下を防止することができる温度調節システムを備えた作業機械を提供する。
【解決手段】
温度調節システム54は、分流装置64と、この分流装置64で分流された冷媒の一方が流れるラジエータ65と、ヒーターコア66と、冷媒温度センサ68と、基板温度センサ70と、コントローラ51等を有する。コントローラ51は、冷媒温度センサ68で測定される冷媒温度Tおよび基板温度センサ70で測定される基板温度Tに基づいて、基板温度Tが推奨使用下限温度T未満の場合、旋回用電動機25や電動機23を停止するために、インバータ・コンバータ28に停止信号を出力する。また、基板温度Tと冷媒温度Tの温度差ΔTがある設定温度差ΔTより小さい場合はヒーターコア66側への冷媒の流量を上げて基板温度Tを上げるよう分流装置64を制御する。 (もっと読む)


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