説明

オーエスジー株式会社により出願された特許

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【課題】食付き部によって形成されたねじ穴に完全山部がねじ込まれる際に、切り屑を噛み込んで刃欠けや折損が生じることを一層効果的に防止する。
【解決手段】完全山部24のシャンク側山部24bの切れ刃28に面取り30が設けられているため、切り屑が外周側へ押し出され易くなり、完全山部24に対する切り屑の絡み付きが抑制されるとともに、面取り30によって切れ刃強度が高くなる。ねじれ溝20は、タップ先端部から溝終端部に向かうに従ってリードが徐々に増大させられているため、食付き部22の切れ刃28のすくい角を大きくできて優れた切れ味が得られるとともに切り屑が小さくカールさせられる一方、その切り屑はねじれ溝20に案内されつつ速やかにシャンク側へ排出されるようになり、完全山部24に対する切り屑の絡み付きが抑制されて、上記面取り30の存在と相まって切り屑の噛み込みによる刃欠けや折損が一層効果的に防止される。 (もっと読む)


【課題】耐熱性、耐摩耗性、および耐溶着性に優れているとともに、高い付着強度が得られる高寿命の硬質被膜を提供する。
【解決手段】ドリル10のボディ16に設けられた硬質被膜24は、第1化合物層26、CN層27、第2化合物層28、およびCN層27がその順番で工具基材22の表面に設けられた計4層の多層構造、或いはCN層27が外表面を構成するように更に第1化合物層26から順番に繰り返し積層された4層よりも多い偶数層の多層構造を成しているため、最上層のCN層27により優れた耐熱性、耐摩耗性、および耐溶着性が得られる一方、工具基材22の表面には第1化合物層26が設けられているため高い付着強度が得られ、剥離等が抑制されて優れた耐久性が得られる。 (もっと読む)


【課題】耐熱性、耐摩耗性、および耐溶着性に優れているとともに、高い付着強度が得られる高寿命の硬質被膜を提供する。
【解決手段】ドリル10のボディ16に設けられた硬質被膜24は、工具基材22の表面に化合物層26が設けられるとともに、窒素含有量が3〜40at%のCN層28が外表面を構成するように最上層に設けられ、且つ、それ等の中間的な組成の化合物/CN傾斜層27がその化合物層26とCN層28との間に設けられており、全体の膜厚Dが0.05〜20μmの範囲内とされているため、CN層28により優れた耐熱性、耐摩耗性、耐溶着性が得られる一方、化合物層26により高い付着強度が得られて剥離等が抑制され、優れたに耐久性が得られる。しかも、化合物/CN傾斜層27が介在させられているため、CN層28が高い付着強度で化合物層26に付着され、硬質被膜24全体の付着強度が高くなって耐剥離性が一層向上する。 (もっと読む)


【課題】耐熱性、耐摩耗性、および耐溶着性に優れているとともに、高い付着強度が得られる高寿命の硬質被膜を提供する。
【解決手段】ドリル10のボディ16に設けられた硬質被膜24は、工具基材22の表面にTiN等の化合物層26が設けられるとともに、窒素含有量が3〜40at%のCN層28がその化合物層26の上に設けられた2層構造を成しており、そのCN層28によって外表面が構成されており、且つ、全体の平均膜厚Dが0.05〜20μmの範囲内とされているため、CN層28により優れた耐熱性、耐摩耗性、耐溶着性が得られる一方、工具基材22の表面には化合物層26が設けられているため、高い付着強度が得られて剥離等が抑制され、優れた耐久性が得られる。 (もっと読む)


【課題】耐熱性、耐摩耗性、および耐溶着性に優れているとともに、高い付着強度が得られる高寿命の硬質被膜を提供する。
【解決手段】ドリル10のボディ16に設けられた硬質被膜26は、工具基材22の表面に設けられたDLC層26と、そのDLC層26の上に設けられた窒素含有量が3〜40at%のCN(窒化炭素)層28とから成り、それ等のDLC層26とCN層28とが交互に4層以上の偶数層積層され、そのCN層28によって外表面が構成されているとともに、全体の膜厚Dが0.01〜2μmの範囲内とされているため、最上層のCN層28により優れた耐熱性、耐摩耗性、耐溶着性が得られる一方、工具基材22の表面にはDLC層26が設けられているため、高い付着強度が得られて剥離等が抑制され、優れたに耐久性が得られる。 (もっと読む)


【課題】耐熱性、耐摩耗性、および耐溶着性に優れているとともに、高い付着強度が得られる高寿命の硬質被膜を提供する。
【解決手段】ドリル10のボディ16に設けられた硬質被膜26は、工具基材22の表面にDLC層26が設けられるとともに、窒素含有量が3〜40at%のCN層28が外表面を構成するように最上層に設けられ、且つ、それ等の中間的な組成のDLC/CN傾斜層27がそのDLC層26とCN層28との間に設けられており、全体の膜厚Dが0.01〜2μmの範囲内とされているため、CN層28により優れた耐熱性、耐摩耗性、耐溶着性が得られる一方、DLC層26により高い付着強度が得られて剥離等が抑制され、優れたに耐久性が得られる。しかも、DLC/CN傾斜層27が介在させられているため、CN層28が高い付着強度でDLC層26に付着され、硬質被膜24全体の付着強度が高くなって耐剥離性が一層向上する。 (もっと読む)


【課題】耐熱性、耐摩耗性、および耐溶着性に優れているとともに、高い付着強度が得られる高寿命の硬質被膜を提供する。
【解決手段】ドリル10のボディ16に設けられた硬質被膜26は、工具基材22の表面にDLC層26が設けられるとともに、窒素含有量が3〜40at%のCN層28がそのDLC層26の上に直接設けられた2層構造を成しており、そのCN層28によって外表面が構成されており、且つ、全体の膜厚Dが0.01〜2μmの範囲内とされているため、CN層28により優れた耐熱性、耐摩耗性、耐溶着性が得られる一方、工具基材22の表面にはDLC層26が設けられているため、高い付着強度が得られて剥離等が抑制され、優れたに耐久性が得られる。 (もっと読む)


【課題】ブランクを導入する際に、ブランクの滑りを簡易に防止して、おねじの加工の精度を向上させることができる転造ダイスを提供すること。
【解決手段】ロータリー式ロータリー式ねじ転造ダイス1のセグメントダイス20に関し、このセグメントダイス20の食い付き部22の加工歯21aの頂部21b側に山払い面25が形成され、この山払い面25は仕上げ部23から離間するに従って漸増するように設定されている。この山払い面25によりブランクBとセグメントダイス20の食い付き部22における加工歯21aとブランクBとの接触面積を始端側で最大とすることができる。これにより、食い付き部22の始端側で加工歯21aとブランクBとの接触抵抗を大きくしてブランクBの滑りを簡易に防止し、おねじの加工の精度を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】転造ダイスによるねじの転造精度を確保しつつ、転造ダイスの加工の時間を短縮し、製造コストの削減を図ることができる転造ダイスを提供すること。
【解決手段】丸ダイス10は、非歯形面12及び2重ねじ形成用歯形面11を備える。その2重ねじ形成用歯形面11を丸ダイス10に直接形成し、丸ダイス10と2重ねじ形成用歯形面11とを一体とし2重ねじ形成用歯形面11の位置ずれを防止すると共に、丸ダイス10の非歯形面12に平坦面部12cと補助溝12d,12eとを設けることで丸ダイス10に対する歯形の加工量を低減する。よって、転造ダイスによるねじの転造精度を確保しつつ、転造ダイスの加工の時間を短縮し、製造コストの削減を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】転造歯形面の加工時間を短縮し、製造コストの削減を図ることができる転造ダイスの製造方法を提供すること。
【解決手段】リードの異なる2重ねじを転造する転造ダイスを製造する方法として、その2重ねじを放電電極50に置き換え、ねじを転造する動作を再現させて加工する製造方法である。そのために、リードの異なる2重ねじ形状の放電電極50と丸ダイス素材30とを回転させると共に、放電電極50を丸ダイス素材30とセグメントダイス素材40との間に配設し、その放電電極50で丸ダイス素材30及びセグメントダイス素材40を並行して放電加工する放電加工工程を備えるので、リードの異なる2重ねじ形状が丸ダイス素材30とセグメントダイス素材40との両方に並行して転写される。これにより加工時間が短縮され転造ダイスの製造コストの削減を図ることができる。 (もっと読む)


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