説明

オーエスジー株式会社により出願された特許

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【課題】 硬質被膜の耐熱性および耐摩耗性を更に向上させる。
【解決手段】 エンドミル10の工具母材12の表面を被覆している硬質積層被膜20は、TiAlCrX1-a a (但し、Xは炭素または酸素で、混晶比aは0.5≦a≦1)から成る第1被膜層22と、TiAlCrX1-b b (但し、混晶比bは0.5≦b≦1)およびTiAl(SiC)X1-c c (但し、混晶比cは0.5≦c≦1)の混合層から成る第2被膜層24と、TiAl(SiC)X1-d d (但し、混晶比dは0.5≦d≦1)から成る第3被膜層26とから構成されている。 (もっと読む)


【課題】 切屑のシャンクやタップホルダへの巻き付きを防止できるスパイラルタップの切屑巻付防止具を提供すること
【解決手段】 切屑巻付防止具30は、可撓性を有する樹脂またはゴム部材から構成され、略漏斗形状に形成された外側面33と、外側面33の尖塔部に穿設され、スパイラルタップ10のシャンク13が貫通するシャンク開口部32と、シャンク開口部32と反対側に形成され、タップホルダ1のタップコレット2に嵌合可能なホルダ開口部31とを備えている。切屑巻付防止具30の外側面33は、一定以上の厚みを有し可撓性を有する樹脂またはゴム部材から構成され容易に破れないようになっている。従って、切屑巻付防止具30は、切屑51が当たってもショックを吸収して柔らかくはねとばすことができる。 (もっと読む)


【課題】 進み側フランクおよび追い側フランクの逃げ形状が異なるねじれ溝タップを能率的に製造できるようにして製造コストを低減する。
【解決手段】 ねじ研削用砥石42は、仕上げ研削用の第1研削山32および第2研削山34がねじ山14のピッチPの2倍の間隔2Pだけ軸方向に離間して設けられているとともに、一方の第1研削山32は進み側フランク26のみを研削加工するように断面形状が定められている一方、他方の第2研削山34は追い側フランク28のみを研削加工するように断面形状が定められているため、ねじれ溝22のねじれよって両フランク26、28に対する研削加工のタイミングがずれ、カム形状44に倣ってねじ研削用砥石42を周期的に接近離間させるだけで、進み側フランク26および追い側フランク28に異なる逃げ形状の逃げが設けられる。 (もっと読む)


【課題】 耐摩耗性を向上して、工具寿命を長くでき、且つ、超硬合金層の強度も十分にある盛上げタップ及び盛上げタップの製造方法を提供すること。
【解決手段】 盛上げタップ10は、高速度工具鋼にて芯材13が構成され、おねじ部12の芯材13の外周面には、当該盛上げタップ10の軸芯方向と平行に形成された複数のセレーション溝20が形成されている。そして、そのセレーション溝20の形成部の外周上にタングステンカーバイトを主体とする超硬合金が溶射されて超硬合金層30が形成され、その超硬合金層30上におねじ部12が形成されている。 (もっと読む)


【課題】 耐摩耗性を向上して工具寿命を長くでき、且つ、製品のばらつきが少ないタップ及びタップの製造方法を提供すること
【解決手段】ハンドタップ10は、高速度工具鋼(一例として、SKH53)にて芯材13が構成され、おねじ部12は、当該高速度工具鋼の芯材13に溶射されたタングステンカーバイトを主体とする超硬合金により形成された超硬合金層30に設けられている。また、おねじ部12は、ねじ山の高さが一定の完全山部16と、その完全山部16から工具先端側へ向かうに従って小径になる食付き部18とを備えているとともに、軸芯まわりに等間隔で4本の直溝20が軸芯と平行に設けられ、その直溝20に沿って切れ刃22が形成されている。 (もっと読む)


【課題】 通り穴加工においても適切に切削油剤を供給すると共に、加工コストの増大を防止することができるタップ及び埋め栓を提供すること。
【解決手段】 本願発明のタップ1によれば、螺旋状の連通溝21が外周面に少なくとも1本以上凹設される埋め栓2がタップ本体3に取り付けられ、その連通溝21を介して油穴33と外部とが連通される。これにより、切削油剤は連通溝21のスパイラル効果によりタップ本体3の径方向外方に吐出されて、下穴の加工面に供給される。このように、埋め栓2の外周面に螺旋状の連通溝21を凹設するのみで、通り穴加工においても適切に切削油剤を供給すると共に、加工コストの増大を防止することができる。
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【課題】 めねじの口元にカエリやバリが発生することを防止する。
【解決手段】 切れ刃16を形成するためのねじれ溝22が、シャンク12側から見た切削回転方向(右回転)とは逆の左まわりにねじれているため、凸条20の一対のフランクのうちシャンク12側に位置する後側フランクの切れ刃のすくい角が鋭角になり、切れ味が向上してめねじの口元の不完全山部分にカエリやバリが発生することが抑制される。特に、ねじれ溝22のねじれ角が5°以上であるため、後側フランクの切れ刃の切れ味が確実に向上するとともに、ねじれ角が30°以下であるため倒れに対して所定の剛性が得られ、カエリやバリが抑制されることと相まってめねじの精度が全体として向上する。 (もっと読む)


【課題】 非鉄金属加工において穴精度を確保しつつ、切削能率の向上を図ることができる非鉄金属加工用ドリルを提供すること。
【解決手段】 本願発明のドリル1は、シンニング根元部8a1の円弧半径Rbが、切れ刃の外径Dに対して0.3mm以上かつ0.25D以下の範囲内に設定され、チゼル幅Xが、0.02mm以上かつ0.2mm以下の範囲内に設定され、ねじれ角βが、20度以上かつ30度以下の範囲内に設定されている。これにより、切り屑の排出性を相乗的に向上させることができる。その結果、切り屑がドリル本体3の先端部に堆積することを抑制して、穴精度を確保しつつ、送り量を上げて切削能率を向上することができる。
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【課題】 被削面の面粗さや耐久性の向上を図ることができると共に、安価に製造することができるラジアスエンドミル、及び、ラジアスエンドミルの製造方法を提供すること。
【解決手段】 逃げ面6a〜6dの研削を一工程で連続して行う。例えば、逃げ面6aの研削は、軸芯回りに回転される研削砥石の外周面を逃げ面6aとなる部位に摺接させつつ、その研削砥石を底刃7aの逃げ面6aとなる部位から外周刃5aの逃げ面6aとなる部位まで連続移動させる。これにより、例えば、底刃7aの逃げ面6aとコーナR刃8aの逃げ面6aとの接続部分などを滑らかに連ならせて、かかる接続部分に段差が発生することを抑制することができる。その結果、従来品のように、段差が被削面に筋を形成して、面粗さが劣化することや、段差を起点として摩耗が促進されて、耐久性が低下することを回避することができる。また、研削時間を短縮して、安価に製造することもできる。
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【課題】 下穴内に切り屑が入り込んだ状態でも良好にめねじを切削加工できるようにする。
【解決手段】 ねじ部16の先端側に突出センタ18が設けられるとともに、その突出センタ18にはギャッシュ24が設けられているため、ねじ部16が下穴内にねじ込まれてめねじを切削加工する際に、下穴内の切り屑がギャッシュ24により掻き出されて良好にねじれ溝20からシャンク12側へ排出されるようになり、切り屑詰まりによるタップ加工トルクの増大や逆転の際の切り屑の噛み込みなどに起因するタップ折損が抑制される。また、突出センタ18を設けるだけで良いため、従来のドリル付きタップに比較して突出寸法が小さくて済み、有底のねじ穴を加工する場合のねじ穴の底部の無駄な空間が小さくなって、底部近くまでめねじを切削加工できるようになり、加工条件の制約が緩和される。 (もっと読む)


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