説明

東洋ガラス株式会社により出願された特許

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【課題】 印刷表面の凹凸を強調して見えるようにすることで、印刷表面を和紙のように見せたり、しぼ加工したように見せたり、従来無かった意匠的効果を得ることができる印刷方法を開発する。
【解決手段】 ガラス表面に、ガラス粉末と無機顔料を含むインキを塗布し、地色を形成するステップと、該地色の上に、ガラス粉末と5重量%未満の無機顔料を含む凹凸形成インキを斑状に塗布し、表面に凹凸を形成するステップと、前記凹凸形成インキの上に、ガラス粉末と無機顔料を含むインキを塗布し、任意の文字又は模様を形成するステップと、前記ガラスを加熱して前記インキを焼き付けるステップにより印刷を行う。凹凸形成インキの無機顔料を5重量%未満とすることで、透明性が高くなり、地色から反射して出た光が凹凸形成インキで屈折し、凹凸が強調されて見え、斑状のパターン形状によって、印刷面が和紙のように見えたり、しぼ加工を施してあるように見えたりする。 (もっと読む)


【課題】 切断装置の誤差にもかかわらず、ラベル上端が異常に濃い色とならないシュリンクラベルの形成方法を開発する。
【解決手段】 部から首部にかけて傾斜する肩部を有する容器の肩部及び胴部に外嵌装着する筒状のシュリンラベルを、長尺シュリンクフィルムを切断して形成するシュリンクラベルの形成方法において、容器の肩部に対応する部分の前記長尺シュリンクフィルムに、上方ほど色が薄くなるグラデーション印刷部を設け、該グラデーション印刷部の上端からやや下方に切断予定線を設定し、該切断予定線を狙って前記長尺シュリンクフィルムを切断してシュリンクラベルを形成する。実際の切断線が誤差によって切断予定線の上下にぶれたとしても、シュリンクラベルの上端の印刷の色は上方に行くにつれて次第に色が薄くなるので、容器に装着した場合、肩部の印刷の濃さはほぼ一定となる。 (もっと読む)


【課題】 内容物保護性能は従来のアンバーガラスとほぼ同等であり、しかも、内容物の残量を確認しやすいアンバーガラス及びアンバーガラスを用いたガラス容器を開発する。
【解決手段】 紫外線吸収成分を含み、4mm換算のCIE表示で明度(Y)が30〜80%であることを特徴とするアンバーガラスとする。アンバー色が従来の色よりも淡色となるが、紫外線吸収成分を配合することで、内容物保護性能を従来のアンバー色とほぼ同等にすることができる。紫外線吸収成分としては、酸化バナジウムを0.01〜10.00mass%添加することができる。 (もっと読む)


【課題】 型開きの際に、ネジ部分のガラスと型との干渉量を小さくすることで、「びり」の発生する確率を低くする。
【解決手段】 ガラスびん口部の合目部分のやせネジの断面形状を、一般部分のネジの断面形状aと、該形状aを所定量引き込んだ形状bの間の両山裾に接線cを形成し、接線cと前記形状aとの接点をp、前記形状bとの接点をqとしたときに、接点q、qの間の形状が前記形状b、接点pとqの間の形状が前記接線c、接点p、pの両側の形状が前記形状aとなるように形成することで、型開きの際のネジ部分のガラスと型との干渉量を小さくし、「びり」の発生を抑制できる。 (もっと読む)


【課題】 透明ガラスびんに干渉性顔料を含むコーティングを行った場合、干渉色を目立たせ、意匠的効果に優れたガラスびんを開発する。
【解決手段】 透明ガラスで成形したガラスびんの外面に、反射光及び透過光を減少させる光抑制被膜を形成し、更にその上に干渉性顔料を含むコーティング剤をコーティングする。光抑制被膜によって、ガラスの反射光及び透過光が減少し、干渉光を明確に視認できるようになる。 (もっと読む)


【課題】 ガラス容器の口部にコーティングを行う際に、コーティング液が容器内部に付着しにくく、また、口部以外の不要部分にもコーティング液が付着しにくいスプレーノズル及びスプレー装置を開発する。
【解決手段】 先端のノズルチップの側面に、水平方向に形成された横長スリット状の吐出口を形成する。ミストがほぼ水平方向に噴射されるので、コーティング液が容器内面に付着しにくく、縦方向のミスト広がり角度が小さいので、口部以外の無用なコーティング液の付着を防止でき、横方向のミスト広がり角度が大きいので、口部外周及び天面にまんべんなくコーティングを行うことができる。吐出口に対向して吸引部を設けると、ガラス容器の口部に付着しなかった余剰のミストが吸引され、更にコーティング液が容器内面に付着しにくくなる。 (もっと読む)


【課題】 ガラスびんとキャップの結合が強くなり、キャップ飛びの少ない炭酸飲料用のガラスびんを開発する。
【解決手段】 口部にプラスチックキャップを螺合する炭酸飲料のガラスびんの口部の少なくともネジ部分に酸化物被膜を形成する。その酸化物は、SiO、SnO、TiO、Al、ZrO、WO、MoO、Fe、Y、ZnOなどである。ガラスびんのネジ部分に酸化物被膜を形成すると、ガラスびんとプラスチックキャップとの摩擦が大きくなって結合が強まり、びん内圧が高くなってもキャップが飛びにくくなる。 (もっと読む)


【課題】 鉛を含有しないにもかかわらず、十分に低融点で、耐水性・耐久性にも優れ、安価に製造可能な低融点封着ガラス及び低融点封着剤を開発する。
【解決手段】 鉛を含有しないリン酸スズガラスであって、Pを26.5〜27.5mol%、Alを1.5〜2.5mol%、SnOを70.5〜71.5mol%含有することを特徴とする低融点封着ガラスである。P量を極力抑え、SnOを多量に配合すると共にAlを少量加えることで低融点と高い耐水性・耐久性を実現している。低融点封着ガラスの粉末にペースト化剤を加えて低融点封着剤とする場合、ペースト化剤はエチレングリコール、ポリエチレングリコール又はグリセリンとすることが、緻密なガラス層が形成できて好ましい。 (もっと読む)


【課題】 鉛を含まないリン酸−スズ系の封着ガラスを用いて、緻密なガラス層を形成できる封着剤を得ること。
【解決手段】 リン酸−スズ系ガラスの粉末と、ペースト化剤としてエチレングリコール、ポリエチレングリコール、グリセリンの中から少なくとも1種類を含むことを特徴とする低融点封着剤である。これらのペースト化剤は、リン酸−スズ系のガラス粉末と混合してペースト状の封着剤とし、これを加熱した場合に緻密なガラス層を形成でき、さらにペースト化剤として適度の粘性を有しており、揮発しにくく適度な粘性を長時間保つことができる。 (もっと読む)


【課題】ガラスカレットを主原料とするガラス製品において、蓄光部分を容易に所望のパターンとすることができるようにする。
【解決手段】蓄光シート又は蓄光板を含むガラスカレットの集合を加熱し、ガラスカレットどうしを融着させて蓄光ガラス製品を製造出来る。蓄光シートは粉末蓄光物質にバインダーを加えシート状に加工したもの、又はシート材の片面又は両面に蓄光インクを塗布して蓄光層を形成したものを用いる。蓄光板は粉末蓄光物質とガラス粉末を混合したものを加熱して板状に成形したもの、又は板ガラスの片面又は両面に粉末蓄光物質にバインダーを加えた蓄光インクを塗布して蓄光層を形成したものを使用できる。 (もっと読む)


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