説明

東芝燃料電池システム株式会社により出願された特許

21 - 30 / 358


【課題】空気雰囲気で保管された電池スタックを再起動する際に発生するカーボン腐食を抑制することができ、長期に亘り電池性能の低下を抑制する。
【解決手段】実施形態の固体高分子形燃料電池は、固体高分子電解質膜100と、電解質膜100の一方の面に接触して配置された触媒層210、及び該触媒層210の電解質膜100と反対側の面に配置されたガス拡散層220を有する燃料極200と、電解質膜100の他方の面に接触して配置された触媒層310、及び該触媒層310の電解質膜100と反対側の面に配置されたガス拡散層320を有する酸化剤極300と、を具備している。そして、酸化剤極300の触媒層310に、該触媒層310を平面方向に分断するように絶縁層が設けられている。 (もっと読む)


【課題】 逆潮流防止用のヒータを自立運転時の模擬負荷として使用することができる、自立運転可能な燃料電池システムおよび燃料電池発電システムにおける電気ヒータへの電力投入方法を提供することである。
【解決手段】 本実施形態は、逆潮流防止ヒータ12に投入される電力を燃料電池1の直流出力電力と系統連係インバータ3の交流出力電力との間で切り換えるスイッチ30を有する。スイッチ30は、制御装置20からの制御信号に基づいて切り換え制御される。 (もっと読む)


【課題】窒素ガスなどのパージガスを用いなくても安全に起動停止するとともに、外部からの酸素の進入を確実に防いで起動停止に伴う性能の低下を防止でき、かつ酸素の消費にかかる時間を短縮する、簡素で安価な燃料電池システムを得る。
【解決手段】制御手段が燃料電池システムの停止の際、(1)本来の外部負荷を切断。(2)酸化剤ガス供給手段を制御することによって、酸化剤ガスの供給を停止。(3)酸素遮断手段を制御することによって、燃料電池スタックへの外部からの酸素の侵入を防止。(4)酸素除去手段を制御することにより燃料電池スタックの酸化剤ガス中の酸素を除去。(5)燃料ガス供給手段を制御することによって、燃料ガスの供給を停止。(6)冷却水ポンプを停止することにより、前記セパレータを経て冷却水で各流通路を充満。 (もっと読む)


【課題】出口部からの排気が白煙となって見えたり、出口部付近のパッケージに水滴が付着するのを防止した燃料電池装置を提供する。
【解決手段】燃料ガスと酸化剤ガスとの電気化学反応によりパッケージ内で発電を行なう燃料電池装置において、燃料電池7から排出するカソード排気ガスと、燃料改質装置43から排出する燃焼排気ガスの両方またはいずれか一方の出口部すなわちガス出口93、若しくはカソード排気ガスと燃焼排気ガスとを混合したガスの出口部すなわちガス出口93を、換気装置である換気ファン35の排気口近傍に設ける。燃料電池7および/または燃料改質装置43からの排気ガスは、外気温よりも幾分温度が高く、また水蒸気も飽和状態に近くなっているが、排気ガスがガス出口93に達すると、そこで換気ファン35の排気口からの排気で直ちに希釈され、水蒸気が凝縮することなく大気中に拡散する。 (もっと読む)


【課題】面内に分布を有する燃料電池電極を容易に製造できる燃料電池電極製造装置および燃料電池電極製造方法を提供する。
【解決手段】実施形態によれば、燃料電池電極製造装置は、第1の塗布チャンバー20と、第2の塗布チャンバー21と、吸引部37が形成されて第1の塗布チャンバー20および第2の塗布チャンバー21に対して相対的に移動可能な塗布テーブル36と、を有する。塗布テーブル36が第1の塗布チャンバー20の下方にあるときに多孔質基板16の第1の塗布領域16aに塗布が行なわれ、塗布テーブル36が第2の塗布チャンバー21の下方にあるときに多孔質基板16の第2の塗布領域16bに塗布が行なわれる。第1の塗布チャンバー20と第2の塗布チャンバー21で、電解質と触媒の粉末の混合比が異なる混合物による塗布が行なわれる。 (もっと読む)


【課題】酸素、芳香族化合物および硫黄化合物を含む燃料を改質するに際し、触媒の機能低下を抑制し、長期間にわたって安定した運転を可能にする不純物除去装置を提供する。
【解決手段】不純物除去装置10は、燃料に含まれる酸素を酸化反応により除去するための第1の触媒1と、燃料に含まれる芳香族化合物を水素添加反応により飽和炭化水素に変換するための第2の触媒2と、燃料に含まれる硫黄化合物を水素添加反応により硫化水素に変換する第3の触媒3と、前記第3の触媒により生成した硫化水素を除去するための第4の触媒4とを備える。 (もっと読む)


【課題】 電気伝導性を持つ多孔質のガス拡散基材と中間層の定着を良好とすることができ、安定性に優れた中間層を持つガス拡散層を提供する。
【解決手段】 実施形態によれば、電気伝導性を持つ多孔質基材1の表面上に、電気伝導性を持つ炭素粉末と結着材との混合粉末からなる中間層2を形成したガス拡散層であって、多孔質基材1の表面粗さRaよりも混合粉末2の平均粒子径Lが小さい。 (もっと読む)


【課題】 停止後に改質装置の触媒に好適な改質ガスを改質装置内に保持しつつ水分を除去できるようにすることが可能な、燃料電池発電装置及びその停止方法を提供する。
【解決手段】 実施形態によれば、制御部100は、燃料電池発電装置1を停止する際に、少なくとも燃料電池アノード入口遮断弁35と燃料電池アノードバイパスライン遮断弁37とを閉じた状態で改質水蒸発器水抜き遮断弁39を開いて改質水蒸発器11の改質水の水抜きを行い、改質水蒸発器水抜き遮断弁39を閉じた後、一定量の改質水を改質装置2に供給し、少なくとも改質装置入口遮断弁32、燃料電池アノード入口遮断弁35、もしくは燃料電池アノードバイパスライン遮断弁37を操作することによりプロセスライン凝縮熱交換器圧力計29により測定される圧力の値が一定の範囲内に収まるように制御する。 (もっと読む)


【課題】燃料電池の急激な電圧低下に対する耐久性に優れ、経時劣化に対しても対応可能な安定したものになし得る。
【解決手段】水素生成器1と、この水素生成器により生成される水素リッチなガスと酸化剤ガスとを反応させて直流電力を発生させる燃料電池スタック3と、この燃料電池スタックより発生する直流電力を交流電力に変換して系統へ連系出力する電力変換装置5と、発電に必要なプロセス系及び前記電力変換装置を制御する制御装置6と、前記燃料電池スタックの発電電圧を測定して前記電力変換装置及び制御手段に入力する直流電圧検出手段9とを備え、電力変換装置5は入力部又は出力部にスイッチング回路が設けられ、前記制御装置6は、直流電圧検出手段9で測定された燃料電池スタック3の発電電圧が設定値より低下すると電力変換装置5のスイッチング回路をスイッチングゲートON/OFF信号によりON/OFFさせて電力変換装置5の入力又は出力を間欠的に制御する。 (もっと読む)


【課題】 起動時のエネルギーロスが少なく高効率で安定に水蒸気を供給する燃料処理装置、燃料電池発電システム及びその運転方法を提供する。
【解決手段】 燃料処理装置1の内部に給水予熱器10を設置することにより燃料処理装置1の熱効率が向上する。給水予熱器10は水蒸発器8の水室8aの底面より低い位置に配置し、給水予熱器10の改質水の流れも水入口を水出口よりも低い位置にすることにより、運転停止時の改質水ブローダウンにおいて、水蒸発器8の水室8aおよび給水予熱器10まで同時にブローダウンができるため、機器構成を簡潔になるとともに、水蒸発器8での水蒸気を安定に停止することが可能となる。給水予熱器10本体はバーナ排ガス出口が低い位置になるように傾きがつけられているため、バーナ排ガスからの凝縮水は滞留することなく自然に排出され、バーナ排ガス流路の部材をフェライト系ステンレスにしているため腐食を防止でき、長期間にわたって常に安定した運転を行うことが可能となる。 (もっと読む)


21 - 30 / 358