説明

東芝燃料電池システム株式会社により出願された特許

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【課題】燃料リークによる危険性を低減できる燃料電池発電システムを提供する。
【解決手段】燃料電池発電システム1は、筐体10、燃料電池本体20、燃料供給路30、第1燃料遮断弁40および第2燃料遮断弁50を備えている。筐体10の内部には、互いに仕切られた主格納空間91と副格納空間92とが形成されている。燃料電池本体20は、主格納空間91内に設けられて、燃料と酸素とを反応させて直流電流を発生させる。燃料供給路30は、筐体10の外部から副格納空間92を通って燃料電池本体20まで延び、燃料電池本体20に燃料を供給する。第1燃料遮断弁40は、主格納空間91内の燃料供給路30に設けられて、燃料電池本体20に供給する燃料を遮断する。第2燃料遮断弁は、副格納空間92の燃料供給路30に設けられて、燃料電池本体20に供給する燃料を遮断する。 (もっと読む)


【課題】複数の燃料電池ユニットの出力分担を電力需要に応じて最適に調整し、システム全体としての効率の向上をはかる燃料電池システムを提供する。
【解決手段】複数の燃料電池スタック11a〜cと、燃料極に水素含有ガスを供給する水素供給部12a〜c、酸化剤極に酸素含有ガスを供給する酸素供給部13a〜cと、燃料電池スタック11a〜cから出力される電力を調整する電力調整部16a〜cと、燃料電池スタック11a〜cの電圧及び電流をそれぞれ定期的に検出し、各々の燃料電池スタック11a〜cにおける電流−電圧出力特性を検知する特性検知部5と、水素供給部12a〜c、酸素供給部13a〜c、及び電力調整部16a〜cを制御する制御部4を備える。制御部4は、特性検知部5で検知された燃料電池スタック11a〜c毎の電流−電圧出力特性を基に、全体の電力出力要求に対して燃料電池スタック11a〜cを電圧の高い方から優先的に稼働させる。 (もっと読む)


【課題】外部マニホールド方式の燃料電池における外部マニホールドと燃料電池積層体との熱膨張差によるシール性能低下を抑制する。
【解決手段】実施形態によれば、単セル電池を積層し外部マニホールドを備えた燃料電池において、マニホールド30、31、32、33が、セパレータの線膨張係数より低い線膨張係数をもつマニホールド材から構成され、マニホールド材は絶縁性の樹脂材料を含有する。または、エンドプレートが、セパレータの線膨張係数より低い線膨張係数をもつエンドプレート材から構成され、エンドプレート材は絶縁性の樹脂材料を含有する。マニホールド材またはエンドプレート材は、たとえば、熱硬化性または熱可塑性の絶縁性樹脂内に、当該絶縁性樹脂よりも線膨脹係数の低い無機材料のフィラーを含有するものである。 (もっと読む)


【課題】製造性を高めてコンパクト化を実現する。
【解決手段】燃料電池発電システムは、燃料と酸化剤を用いて電気化学反応による発電を行う燃料電池と、燃料、空気又は水が流れる流路を内部に備え、流路を規定する内壁が樹脂で形成された樹脂モジュール140とを備えている。樹脂モジュールは、流路の入口及び出口に設けられた入口接続部153及び出口接続部155,156を備えており、入口接続部及び出口接続部は、クイックファスナ構造である。 (もっと読む)


【課題】試験運転における起動開始から状態量の整定到達までの過程で、整定到達時前に整定状態における状態量の健全性を判定し、試験時間を短縮することである。
【解決手段】燃料電池発電システムは、原燃料ガスを取り入れて水素の含有率を高めた改質燃料ガスを発生させる改質器10を含む燃料処理装置11と、改質燃料ガスおよび酸化剤ガスを取り入れてそれらの電気化学反応により電気エネルギを発生させる燃料電池本体12と、起動開始から所定の状態量の整定到達までの過程で、整定到達時前に、整定到達時前の所定の時点における所定の状態量に基づいて、整定状態における所定の状態量を予測する予測部17と、整定到達時前に、予測部により予測された整定状態における所定の状態量に基づいて、整定状態における所定の状態量の健全性を判定する判定部18と、を備える。 (もっと読む)


【課題】 Ptを含む貴金属触媒成分と、触媒担持カーボンと、高分子電解質とを含む触媒層を、高セル特性を示す範囲に適合するように調製することにより、高性能の固体高分子電解質型燃料電池を実現する。
【解決手段】 水素イオン伝導性を有する固体高分子を電解質とした固体高分子電解質膜102と、固体高分子電解質膜102を相互で挟持するように配置された燃料極103及び酸化剤極104と、燃料極103及び酸化剤極104の固体高分子電解質膜102に対向する面にそれぞれ配置され、Ptを含む貴金属触媒担持カーボン粒子及び高分子電解質を含んで形成された触媒層109,110と、を具備した固体高分子電解質膜型燃料電池であって、触媒層109,110の組成は、該触媒層に含まれるPt重量当りの水蒸気吸着量が200〜500[m/gPt]の範囲となるように調整されている。 (もっと読む)


【課題】 燃料電池の出力の変動を抑制することのできる燃料電池発電システムを提供することにある。
【解決手段】 燃料電池1の発電電力を系統連系用インバータ3により商用電力系統21と連系するための交流電力に変換し、商用電力系統21から供給される交流電力をAC/DCコンバータ6により補機10に供給するために直流電力に変換し、補機10の供給元を切り換える切換回路5を、AC/DCコンバータ6側から燃料電池1側に切り換える場合、系統連系用インバータ3の出力電力を低下させる燃料電池発電システム20。 (もっと読む)


【課題】発電停止保管時における触媒のCO被毒を抑制することができる燃料電池システムの発電停止方法を提供する。
【解決手段】通常発電状態にある燃料電池からの電流の取り出しを停止し(ステップ201)、CO酸化用空気の供給流量を増やして、燃料極内におけるCO酸化用空気の濃度が、通常発電時における濃度よりも高くなるように調整する、あるいは、燃料ガスの供給量を減少させることによって、燃料極内の空気の濃度を増加させることにより、燃料極に供給されるCO酸化用空気の供給割合を増加させる(ステップ202)。さらに、CO酸化用空気と酸化剤極へ供給する空気に含まれる酸素の総和の物質量が、燃料極に供給される燃料ガスに含まれる水素の物質量の半分以下になるように、CO酸化用空気の供給流量を調整する。その後、燃料極への燃料ガス及びCO酸化用空気の供給を停止すると共に、酸化剤極への空気の供給を停止する(ステップ203)。 (もっと読む)


【課題】システムのさらなる簡素化及びコンパクト化を可能とした燃料電池発電システムを提供する。
【解決手段】燃料電池スタック1の燃料極1aに燃料供給ライン4を接続し、この燃料供給ラインを介して水素供給源2から水素が供給されるように構成する。また、燃料極からの排出ガスは、水素還流ライン5を経由して酸化剤極1bへ還流されるように構成する。酸化剤極には酸化剤供給ライン6及び酸化剤排出ライン7を接続し、この酸化剤供給ラインを介して空気ブロワ3からの空気が供給されるように構成する。燃料供給ラインには燃料供給弁10aを、酸化剤供給ラインには空気供給弁10bを、酸化剤排出ラインには空気排出弁10dをそれぞれ設け、定格運転時において、前記酸化剤極入口における水素濃度が4%未満となるように、前記水素供給弁、空気供給弁及び空気排出弁の開閉を制御するように構成する。 (もっと読む)


【課題】水素生成装置の前処理時間を短縮する。
【解決手段】水素生成装置は、炭化水素系燃料を原燃料として原燃料と水蒸気との反応により水素含有ガスを改質触媒にて生成する改質部11と、改質部11で生成した処理ガス中の一酸化炭素を一酸化炭素変成触媒によって二酸化炭素に変成処理する一酸化炭素変成部12と、を有する。水素生成装置の前処理方法は、一酸化炭素変成触媒を還元する還元剤を含有する第1の還元処理用ガスを第1の還元処理用ガス導入部から一酸化炭素変成部12に導入して、第1の還元処理用ガス中の還元剤の少なくとも一部が消費された残余ガスに混合させる第2の還元処理用ガスを第2の還元処理用ガス導入部から導入して、この混合した第3の還元処理用ガス中の還元剤の少なくとも一部が消費された残余ガスを残余ガス排出部から排出する。 (もっと読む)


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