説明

東芝燃料電池システム株式会社により出願された特許

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【課題】長期に亘り燃料電池の酸化剤極におけるガス拡散性低下を抑制する。
【解決手段】燃料電池に、電解質膜13と、燃料極と、酸化剤極とを備える。燃料極は、燃料極触媒層14と燃料極ガス拡散層16とを備える。酸化剤極は、酸化剤極触媒層15と酸化剤極ガス拡散層17とを備える。酸化剤極ガス拡散層17は、多孔質基材であるカーボンペーパー20と、その表面に形成されたカーボン多孔質層21とを備える。カーボン多孔質層21は、カーボン粒子およびフッ素樹脂で気孔率が80%以上90%以下かつ密度が0.24g/cm以上0.30g/cm以下に形成される。 (もっと読む)


【課題】低圧力損失かつ小型の直接接触式熱交換器を提供する。
【解決手段】直接接触式熱交換器1において、m段(mは2以上の整数)の棚板8の第1辺8aと筐体2の内側面との間と、中板10の第1辺10aおよび第1辺10aに交わらない第2辺10bと筐体2の内側面との間には、ガスを上昇させるための空間であるガス上昇部21が設けられている。ガスがガス入口3から蛇行しながら上昇してガス出口4から流出させるために、m段の棚板8の第1辺8aに交わらない第2辺8bは、上下で互い違いになるように筐体2の内側面に設けられている。加湿水20が水入口5から蛇行しながら下降して水出口6から排出させるために、m段の棚板8と筐体2の内側面との間、および、中板10と筐体2の内側面との間には、m段の棚板8および中板10の上に一旦保持された加湿水20を落下させるための空間である水下降部が設けられている。 (もっと読む)


【課題】長期に亘り燃料電池スタックの電圧回復効果を持続し、優れた電圧低下抑制効果を発揮する燃料電池発電システムの運転方法を得る。
【解決手段】電解質を挟んで配置した燃料極1a及び酸化剤極1bに燃料及び酸化剤をそれぞれ供給して発電する燃料電池1を備え、該発電出力を負荷7に供給可能な燃料電池発電システムにおいて、前記燃料電池1の発電停止移行時に前記燃料極1aに前記燃料を供給した状態で前記燃料電池1の出力電圧を0.01V未満とする第1の操作手順と、前記第1の操作手順の直後に前記燃料電池1の出力電圧を通常発電時よりも上昇させる第2の操作手順を含むことを特徴とする燃料電池発電システムの運転方法。 (もっと読む)


【課題】長期に亘り燃料電池スタックの電圧回復効果を持続し、優れた電圧低下抑制効果を発揮する燃料電池発電システムの運転方法を得る。
【解決手段】電解質を挟んで配置した燃料極及び酸化剤極に燃料及び酸化剤をそれぞれ供給して発電する燃料電池を備え、該発電出力を負荷に供給可能な燃料電池発電システムにおいて、前記燃料電池の発電開始時に前記燃料極に燃料を供給すると共に前記燃料電池の出力電圧を0.01V未満とする第1の操作手順と、前記第1の操作手順の直後に前記燃料電池の出力電圧を通常発電時よりも上昇させる第2の操作手順と、を含む燃料電池発電システムの運転方法。 (もっと読む)


【課題】燃料電池本体への水素量の供給不足が生じる可能性を低減する。
【解決手段】燃料電池発電システムに、燃料電池本体2と燃料極排気流量調整弁12と空気ブロワ4と燃焼器5と燃焼温度センサー13と制御器51と備える。燃料電池本体2は、燃料極41に供給される水素および空気極42に供給される酸素を用いて発電する。燃料極排気流量調整弁12は、燃料極41に供給される水素量を加減する。空気ブロワ4は、空気極42に酸素を供給する。燃焼器5は、燃料極41から排出されるガスを燃焼させる。燃焼温度センサー13は、燃焼器5内の燃焼ガスの温度を測定する。制御器51は、燃焼温度センサー13が測定する温度が目標とする燃料利用率に対応する理論断熱燃焼温度以下になった場合に燃料極排気流量調整弁12を開く。 (もっと読む)


【課題】燃料電池システムの低負荷運転時における熱交換効率を向上させる。
【解決手段】燃料電池システムは、燃料電池スタック11と、燃料電池スタック11に空気を供給する空気供給装置60と、空気の供給流量を制御する空気流量制御部51とを備える。空気の供給流量に対する燃料電池スタック11の発電で消費される空気消費量の比を空気利用率と定義するとき、低負荷運転状態における空気利用率が、定格運転状態における空気利用率よりも高くなるように空気の供給流量を制御する。低負荷運転時における空気利用率は80〜90%が好ましい。 (もっと読む)


【課題】燃料電池システムを建物のパイプスペース室に設置しても、パイプスペース室内が過度に高温にならないようにする。
【解決手段】電気メータ43などの電機機器が収納されたパイプスペース室40が形成された建物に設置される燃料電池システムに、燃料電池2と、温度センサ47と、制御装置51とを備える。燃料電池2は、パイプスペース室40内に配置された筐体16に収められる。温度センサ47は、パイプスペース室40内の筐体16の外面に取り付けられる。制御装置51は、温度センサ47で測定される温度が所定の上限温度以上にならないように、所定の設定温度を越えたら燃料電池2の電気出力を低下させる。 (もっと読む)


【課題】状況に応じて熱の回収効率を向上できるようにすること。
【解決手段】燃料電池ユニット11の熱が得られる部分に当該部分よりも温度が低い冷却剤を供給すると共に、当該部分の熱を回収した冷却剤を取出して貯蔵し、貯蔵した冷却剤の熱を熱負荷へ供給することが可能な蓄熱部を備えたコジェネレーションシステムにおいて、プラント制御装置105は、前記取出した冷却剤の温度を示す取出し温度が目標値に達するように、前記部分への冷却剤の供給を制御し、前記供給する冷却剤の温度に応じて、前記取出し温度の目標値を第1の値とする第1の制御モードと、前記取出し温度の目標値を前記第1の値よりも低い第2の値とする第2の制御モードとの間の切り替えを行う。 (もっと読む)


【課題】冷却水及び反応ガスと金属製の集電板が接触するのを防止できるシンプルな構造の燃料電池スタックを提供する。
【解決手段】固体高分子膜の両面にガス拡散電極を配置した膜電極複合体1と、燃料ガス及び酸化剤ガスをガス拡散電極に供給する燃料ガス流通路及び酸化剤ガス流通路4を少なくとも片面に設けたセパレータ2、3とを、燃料ガス流通路がガス拡散電極の一面に接し、酸化剤ガス流通路がガス拡散電極の他面に接するように配置して構成される基本構成要素を複数個積層して積層体を構成し、この積層体を導電性内部プレート21と絶縁性外部プレート22とから構成したエンドプレートで挟持し保持する。また、導電性内部プレート21を介して、燃料電池スタックの発電電流を外部に取り出すと共に、エンドプレート部分においては、燃料電池スタックに供給・排気する流体が絶縁性外部プレート22のみと接触するように構成する。 (もっと読む)


【課題】燃料電池発電システムの試験を行う際の生産性を向上させること。
【解決手段】運転操作端末26は、燃料電池発電システム10の発電試験の終了後に、少なくとも燃料供給器21、温水冷却器22、およびデータ収集装置23のそれぞれの接続状態を無効とし(例えば、配管や配線を取り外すことなく、配管に設けられるバルブを閉の状態にすると共に、配線に設けられるスイッチを切の状態にし)、その燃料電池発電システム10に少なくとも送受電盤24に加えて窒素供給器25を接続した状態で、その燃料電池発電システム10の冷却処理を実施しながら、その燃料電池発電システム10とは異なる別の(次に発電試験の対象となる)燃料電池発電システム10に少なくとも燃料供給器21、温水冷却器22、データ収集装置23、および送受電盤24を接続した状態で当該別の燃料電池発電システム10の発電試験を実施する。 (もっと読む)


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