説明

住友重機械エンバイロメント株式会社により出願された特許

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【課題】安定した界面制御を実現する。
【解決手段】沈殿槽51内に直立状態で配設された筒状のフィードウェル52内の凝集フロックを含む被処理液を、フィードウェル52の下端から供給し上昇流を形成することで、沈殿槽51内の底部から液面に向かって、濃縮汚泥層A、スラッジブランケット層B、清澄層Cを形成すると共に、濃縮汚泥層Aから濃縮汚泥を汚泥引抜ポンプPによって引き抜くことで界面制御を行う装置及び方法であって、フィードウェル52の下端より下方には、上昇流が殆ど無く被処理液の流入変動の影響を受け難い濃縮汚泥層Aが存在するため、当該フィードウェル52の下端より下方の濃度に関する情報(例えば濃縮汚泥界面等)を検出し、この検出した情報に基づいて汚泥引抜ポンプPの駆動を制御することによって、被処理液の流入変動の影響を抑えた安定した界面制御を実現する。 (もっと読む)


【課題】散気量を最適に調整できる散気装置を提供すること。
【解決手段】散気装置1では、リンク式サポート6によってメンブレン式散気管4を支持しながらその高さ位置を変更して設置することで、メンブレン式散気管4の位置する水深を変更し、これに伴いブロワから気体が供給される際の気体の圧力損失を変化させることを可能とし、その結果、メンブレン式散気管4からの気泡の発生量すなわち散気量を最適に調整する。例えば、圧力損失の異なる2種類の散気管や散気板を並存させた状態で共通のブロワに接続する場合であっても、各々の水深を適宜調整することにより、散気量を最適に調整する。 (もっと読む)


【課題】所望の脱水効率を確実に得ることができる脱水装置を提供すること。
【解決手段】スクリュープレス式脱水装置1では、スクリュー3の搬送方向A下流側に設けられ、ケーシング2から搬送方向Aに突出したスクリューダイ軸10aの外周に、スクリューダイ軸10aと一体に回転すると共に、スクリューダイ10により空間S2内を搬送され排出部22から排出される汚泥に抵抗を与える抵抗体12を設けることで、排出部22から排出される汚泥に抵抗体12によって抵抗を与え、空間S2内の汚泥の圧力を高めることを可能とし、汚泥の脱水を好適に行う。また、スクリューダイ軸10aと一体に回転する抵抗体12により、汚泥に回転方向の力を与えながら汚泥を排出することで、抵抗体が回転せず静止している場合に汚泥がケーシング2の周方向の一部で固着するようなことを防止し、所望の脱水効率を確実に得る。 (もっと読む)


【課題】省エネルギー化を図ることができる噴射式揚砂システムを提供すること。
【解決手段】噴射式揚砂システム1では、集砂装置10による集砂及び揚砂装置4による揚砂を行い、揚水した揚砂水を固液分離装置20によって固形分と分離水とに分離し、更に、水頭圧利用ユニット30によって、分離水Wを、集砂用高圧水の少なくとも一部として集砂装置10に供給して集砂に用いる。このとき、分離水Wの水頭圧を集砂に利用することで、集砂装置10における消費エネルギーを低減し、結果としてシステム全体としての省エネルギー化を図る。 (もっと読む)


【課題】パームオイル排水のBOD成分及びSS成分を十分に低減するパームオイル排水処理装置を提供する。
【解決手段】メタン発酵後のパームオイル排水を曝気槽2に導入して生物処理し、これにより、有機物を分解して主に溶解性のBOD成分を低減し(SS性のBOD成分も一部は除去し)、曝気槽2からの生物処理済パームオイル排水に対して、凝集剤供給手段10により、凝集剤を供給し、この凝集剤供給後の凝集剤含有パームオイル排水を、凝集汚泥処理手段4で、処理水と凝集汚泥とに容易に分離し、この凝集汚泥が、凝集剤と反応したSS成分により形成されることから、処理水にあっては、SS成分を低減できると共にSS由来のBOD成分を低減できる。 (もっと読む)


【課題】沈降性が低下したグラニュール汚泥を細粒化することなくその沈降性を回復させることができ、嫌気性処理槽内の嫌気性汚泥の濃度を高く維持し有機性廃水の処理効率の向上が図れる嫌気性処理装置及び方法を提供すること。
【解決手段】本発明の嫌気性処理システム1は、グラニュール汚泥を収容しており有機性廃水を上向きに流動させてグラニュール汚泥と接触させることによって有機性廃水を嫌気性処理する嫌気性処理槽12と、嫌気性処理槽12内を浮上した浮上グラニュール汚泥を収集する収集装置30と、収集装置30で収集された浮上グラニュール汚泥を破砕することなく脱気処理することによって当該浮上グラニュール汚泥が内包するガスを排出させる脱気処理装置40と、脱気処理されたグラニュール汚泥を嫌気性処理槽12に返送する返送手段L6と、を備える。 (もっと読む)


【課題】生物処理槽での高負荷運転が可能となる生物学的排水処理方法、及び、生物学的排水処理装置を提供することを目的とする。
【解決手段】例えばEFB(Empty Fruit Bunch)又はFiber又はPKS(Palm Kernel Shell)等のバイオマスの燃焼により発生した灰は、例えばPOME(PalmOil Mill Effluent)等の有機排水に不足し例えばメタン発酵処理等の生物処理を行うのに必要な微量栄養元素を含んでいることから、当該灰を有機排水に添加することによって、有機排水に対して微量栄養元素を補充し、その結果、例えばメタン発酵槽4等の生物処理槽での高負荷運転を可能とする。 (もっと読む)


【課題】チェーンとの間での動力の伝達を確実に実行できるスプロケット及び該スプロケットを備えたチェーン式掻き寄せ装置を提供することを目的とする。
【解決手段】ノッチ式のチェーン5に噛み合う駆動スプロケット7において、サイドプレート部21のノッチ21aに係合して噛み合う複数のスプロケットピン27と、一対のサイドプレート部21同士の間の隙間Sに挿入されると共に、スプロケットピン27とノッチ21aとの係合が解けた際に、バレル部23に係合して噛み合う複数のスプロケット歯29aと、を備えることを特徴とする。この構成によれば、ノッチ21aがスプロケットピン27から外れても、チェーン5のバレル部23がスプロケット歯29aに係合して噛み合うことで動力が伝達される。その結果として、チェーン5との間での動力の伝達を確実に実行できる。 (もっと読む)


【課題】沈殿槽内での周方向において原水の上昇流を安定的に形成することで原水処理の不安定化を抑制できる凝集沈殿装置を提供することを目的とする。
【解決手段】沈殿槽3A内においてフロック成長ゾーンZ1とフロック沈降ゾーンZ2とが内壁部7Aで区画されている。内壁部7A内には、軸線L回りに回転する管状のセンターシャフト16が配置されており、センターシャフト16の下部には二方向に分岐した分散管24が設けられている。分散管24には、複数の吐出口24aが形成されており、センターシャフト16内に導入された原水は、センターシャフト16と一緒に回転する分散管24の吐出口24aから吐出される。その結果として、沈殿槽3A内での周方向において原水の均一な上昇流を安定的に形成でき、原水処理の不安定化を抑制できる。 (もっと読む)


【課題】脱水等の余剰汚泥処理設備の小型化、ランニングコストの低減、メンテナンスの容易化を図る。
【解決手段】有機物をメタン発酵槽1でメタン発酵し、このメタン発酵した発酵汚泥を含む発酵液を、当該発酵液に夾雑物と共に浸漬する多孔金属体6により固液分離し、この固液分離による濾過によって透過液を得る一方で、濃縮した余剰な発酵汚泥及び夾雑物を排出ラインL7により排出し、このように、夾雑物により損傷してしまう有機膜に代えて多孔金属体6を用いることにより、発酵汚泥を含む発酵液に夾雑物と共に浸漬した状態での固液分離を可能とし、余剰汚泥濃度の高濃度化を一層図る。また、このように有機膜に代えて多孔金属体6を用いることで、長期間の使用を可能とすると共に、洗浄による損傷を起こり難くし洗浄を容易とする。 (もっと読む)


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