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Fターム[2H150AF56]の内容

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【課題】コアの周囲のクラッド中に複数の空孔を有する光ファイバであって破断強度を大きく伝送損失を小さくすることができる光ファイバを提供する。
【解決手段】光ファイバ1Aは、ガラスからなるコア10と、このコア10の周囲を取り囲むガラスからなるクラッド20と、このクラッド20中に形成されファイバ軸方向に延在する複数の空孔30とを備える。複数の空孔30は、コアを中心とする円の周上に一定間隔で設けられ、断面が略円状である。クラッド20は、クラッド21とクラッド22とに区分される。クラッド20にはハロゲン元素が添加されており、複数の空孔30の外接円より内側の領域におけるハロゲン元素のモル濃度を、外側の領域より高くすることにより、内側の領域の粘性を低くして、内側の領域の残留応力を圧縮応力とする。これにより、破断強度を大きくすることができる。 (もっと読む)


【課題】2本の伝搬定数を同一とするとともに、結合効率の良い光ファイバカップラを提供する。
【解決手段】光ファイバカップラ1は、コア径が互いに異なる2本のフォトニックバンドギャップファイバを接合した光ファイバカップラ1であって、第一のフォトニックバンドギャップファイバ11と第二のフォトニックバンドギャップファイバ21において、それぞれを構成するクラッドの格子間隔を、第一のフォトニックバンドギャップファイバ11と第二のフォトニックバンドギャップファイバ21で相違させることで、第一のフォトニックバンドギャップファイバ11と第二のフォトニックバンドギャップファイバ21のそれぞれの伝搬定数を同一とする。 (もっと読む)


【課題】長手方向に空孔が延在し所望の特性を有する光ファイバを歩留りよく製造することができる方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の光ファイバ製造方法は、(1) コア材の外周に長手方向に延在する溝を形成するコア材外削工程と、(2) コア材外削工程後に、コア材をパイプ材に挿入し、コア材の第1端側を含む1箇所または複数箇所においてコア材とパイプ材とを互いに固定する固定工程と、(3) 固定工程後に、第1端側が上になるようにコア材およびパイプ材を保持し、コア材とパイプ材との間の空間を加圧しながらコア材およびパイプ材を第2端側から線引して光ファイバを製造する線引工程と、を備える。固定工程において、パイプ材の内径より大きい径を有するガラスブロックをコア材の第1端に固定し、コア材をパイプ材に挿入して、ガラスブロックを介してコア材とパイプ材とを互いに固定するのが好適である。 (もっと読む)


【課題】 クラッドとなるガラス体が適切に平滑化された内壁面を有し、より長い光ファイバ用母材を製造することができる光ファイバ用母材の製造方法、及び、これを用いる光ファイバの製造方法を提供する。
【解決手段】 光ファイバ用母材10Pの製造方法は、クラッド12となるガラス体12Pを有する中間母材19Pを準備する準備工程P1と、ガラス体12Pに貫通孔を形成する穿孔工程P2と、貫通孔13Pの一端側を液体による膨張性を有する封止材55により封止する封止工程P3と、貫通孔13Pに先端に研磨部61を有するパイプ状の研磨ツール60を回転させながら挿入して、研磨ツール60の先端の孔から液体を流出させると共に、ガラス体の内壁面を研磨する研磨工程P4と、を備える。 (もっと読む)


【課題】空孔の長手方向での変形が抑制された光ファイバ母材および光ファイバの製造方法を提供すること。
【解決手段】長手方向に延びる空孔がガラス母材の一端に形成され、前記空孔の長さが前記ガラス母材の全体の長さの半分以下であるガラス母材を準備する準備工程と、前記空孔が一端に形成されたガラス母材の外周部に、ガラス微粒子を堆積して多孔質ガラス母材を合成する合成工程と、前記空孔を大気開放した状態で、前記空孔が形成された一端が下になるように配置して前記多孔質ガラス母材を焼結する焼結工程と、を有する。 (もっと読む)


【課題】空孔付き光ファイバの空孔径の測定に際して、空孔付き光ファイバを切断することなく、簡便にその空孔径、空孔位置、空孔の表面粗さ、曲げ損失などの特性値を知ることができるようにする。
【解決手段】空孔付き光ファイバ3の両端にレファレンス用光ファイバ2をそれぞれ接続し、この接続光ファイバ2の両端からから測定光をそれぞれ入射して後方散乱光を計測する双方向OTDR測定を行い、これにより得られた2つの後方散乱光波形からレファレンス用光ファイバ2部分における相加平均値Irefと、空孔付き光ファイバ3の位置xでの相加平均値Ihf(x)とを算出し、相加平均値Ihfと相加平均値Irefとの差分(Ihf−Iref)ΔIを求め、予め求められた差分ΔIと空孔付き光ファイバ3の空孔径との相関関係に基づいて、位置xにおける空孔径、空孔径、空孔位置、空孔の表面粗さ、曲げ損失を求める。 (もっと読む)


【課題】複雑な空孔構造の光ファイバであっても、製造中に空孔径を高精度に測定して空孔径を調整できる光ファイバ製造方法及び光ファイバ製造装置を提供することを目的とする。
【解決手段】光ファイバ製造装置301は、孔空け処理が施された光ファイバ母材101から空孔を有する光ファイバ121を線引きする線引器30と、線引器30で線引される光ファイバ121の空孔をガスで加圧して該空孔の径を調整する空孔加圧器31と、線引器30で線引される光ファイバ121の側面を超音波で加振する超音波加振器32と、線引器30で線引される光ファイバ121内を伝搬した超音波を検出して伝搬速度を測定する超音波検出器33と、超音波検出器33で測定した超音波の伝搬速度が所定値となるように空孔加圧器31のガス加圧力を制御する加圧制御回路34と、を備える。 (もっと読む)


【課題】より確実かつ効率的に所望の光学特性を有するフォトニックバンドギャップファイバを製造できる製造方法およびフォトニックバンドギャップファイバを提供すること。
【解決手段】複数の空孔を有する予備実験母材から予備実験線条体を製造し、その空孔径dと空孔間距離Λとを測定する工程と、比d/Λと、任意の空孔間距離Λと、を設計パラメータとして、規格化波長λ/Λに対する閉じ込め損失を算出する工程と、閉じ込め損失が最小値近傍となる規格化波長λ/Λの値を用いて、伝送波長λに対する設定空孔間距離Λを算出する工程と、予備実験母材と同一の部材によってフォトニックバンドギャップファイバの製造母材を形成し、空孔間距離を設定空孔間距離Λに設定して、予備実験母材の線引きに用いた線引き温度条件にて線引きする工程と、を含む。 (もっと読む)


【課題】比較的簡単な構成で、光ファイバの側面からクラッドを介して光を漏出させることができるようにする。
【解決手段】光ファイバ10は、ファイバ中心をなすコア15と、コア15の外周面を覆うクラッド20とを有するファイバ本体11で構成されている。クラッド20内には、コア15に伝送される光を散乱させてクラッド20の径方向外側に漏出させる光散乱部21が設けられている。この光散乱部21は、クラッド20内の周方向及び径方向の全領域にわたって分布する気泡で構成されている。 (もっと読む)


【課題】接続対象との光学結合が容易なマルチコア光ファイバ、およびこれを用いた光コネクタ、並びにマルチコア光ファイバの製造方法を提供すること。
【解決手段】長手方向に垂直な断面において互いに離隔して配置された複数のコア部と、前記各コア部の外周に位置するクラッド部とを備えたマルチコア光ファイバであって、等径部と、前記等径部に連接し、前記長手方向の少なくとも一方の端面に向かって拡径した拡径部とを有し、前記拡径部において、前記各コア部間の離隔距離が、前記等径部における当該離隔距離よりも拡大している。 (もっと読む)


【課題】低コストかつ短時間で複雑な断面構造を持つ光ファイバを製作可能な光ファイバ製作方法を提供する.
【解決手段】プリフォーム製作工程と線引き工程からなる光ファイバ製作方法であって,前記プリフォーム製作工程内において薄層を積層させて実体形状物の形状を造形する立体造形法を用いることを特徴とする.前記プリフォームを加熱することにより,プリフォームの充填密度を高める高密度化工程を有する.前記立体造形法によるプリフォーム造形の工程中または工程後に,プリフォームに添加物または添加物に変換し得る化合物を含有する溶液を含浸した後に乾燥することにより,添加物を添加する. (もっと読む)


【課題】 光の伝送損失を抑制することができるフォトニックバンドギャップファイバの製造を可能とするフォトニックバンドギャップファイバ用母材を提供する。
【解決手段】 フォトニックバンドギャップファイバ用母材の製造方法は、光ファイバのコアとなる柱状のコアガラス体10、及び、光ファイバのクラッドとなりコアガラス体を被覆するクラッドガラス体20を連続して形成し、中間母材110とする形成工程と、コアガラス体10の長手方向に沿ってクラッドガラス体20に孔30をあける孔あけ工程と、クラッドガラス体20の屈折率よりも屈折率が高い高屈折率部41が、クラッドガラス体と同じ屈折率の外側層42により被覆された複数の2層ガラスロッド40を孔30に挿入する挿入工程と、2層ガラスロッド40が孔30に挿入された中間母材110を加熱して、中間母材110と2層ガラスロッド40とを一体化する加熱工程とを備える。 (もっと読む)


【課題】コアが樹脂クラッドで被覆された光ファイバにおいて、クラッドモードを除去した状態でコアに光を伝送することが可能な光ファイバ端部構造を提供する。
【解決手段】光ファイバ端部構造Fは、コア11と、該コア11を被覆するように設けられた樹脂クラッド12と、を有する光ファイバ10と、コア21と、該コア21を被覆するように設けられ空孔が形成されたエアクラッド22と、を有するエンドキャップファイバ20と、上記光ファイバ10の一端部におけるコア11と上記エンドキャップファイバ20のコア21とを連結する一方、該光ファイバ10の一端部におけるクラッド11と該エンドキャップファイバ20のクラッド21とを連結しないコア連結部Cと、を備えている。 (もっと読む)


【課題】GVDを高精度に制御可能はフォトニッククリスタルファイバを提供する。
【解決手段】本発明では、酸化ビスマス系ガラスで構成されたコア1(コアロッド202)と、前記コア1の周りに、各層間が等間隔となるように同心円状に各層6n本、n層(n≧3)の空孔2を具備してなる空孔形成クラッド3と、空孔形成クラッド3の周りに配された第2クラッド4(300)とを有する。この構成により、わずかな寸法ばらつきが生じても1つ1つの空孔が小さいため、特性変化を抑制することができ、高精度のGVDを得ることができる。また、このようなフォトニッククリスタルファイバと、石英系光ファイバなどの光伝送部と融着接続する際、空孔が小さいため、接続対象となる領域が空孔のまわりに分散することになる。このため、融着時における接続強度が増大し、信頼性の高い融着部を得ることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】 付加的な導波路構造変数を与え、分散補償または分散制御導波路の作製に有用な導波路ファイバプリフォーム及びファイバ並びにそのような導波路プリフォーム及びファイバを作製する方法を提供する。
【解決手段】 コアガラス領域及びコアガラス上に配されたクラッドガラス層を含む光導波路ファイバプリフォームにおいて、クラッドガラス層はプリフォームの軸に沿って位置するセグメントに分割され、クラッドガラスの密度は、クラッドガラス密度がセグメントからセグメントにかけて高い値から低い値にあるいは低い値から高い値に変化するように、プリフォーム軸と称される、コア領域に平行な方向に変化する。 (もっと読む)


【課題】誘導ラマン散乱の発生を抑制し、高ビーム品質かつ高出力のファイバレーザを実現するファイバレーザ用光ファイバを提供する。
【解決手段】希土類元素が添加されたコア2の周囲にクラッド3が形成された光ファイバ4と、光ファイバ4の所定の位置に配置され、中空コア7の周囲に複数の空孔33bを有するクラッド8が形成されたフォトニックバンドギャップファイバ6とからなり、フォトニックバンドギャップファイバ6は、光ファイバ4内を伝搬するレーザ光L1の波長が含まれると共に、レーザ光L1を伝搬する際に発生するラマン散乱光の波長が含まれないバンドギャップを有するものである。 (もっと読む)


【課題】より狭帯域の光フィルタとして用いられ得る光ファイバ(PBGF)を提供する。
【解決手段】本発明のPBGFは、コア領域10と、このコア領域を取り囲むクラッド領域20と、このクラッド領域を取り囲むジャケット領域30とを有する光ファイバであって、ファイバ軸に沿って一様である屈折率分布を有し、クラッド領域20がファイバ軸に垂直な断面において低屈折率背景領域22に高屈折率領域21A,21Bが三角格子状に配列された二次元周期構造を有し、コア領域10が断面の中央部における二次元周期構造の欠陥によって形成され、クラッド領域20の二次元周期構造が互いに異なるM種類の周期構造を含み、クラッド領域20におけるM種類の周期構造それぞれの領域がジャケット領域30に接する。 (もっと読む)


【課題】ASE光発生を抑制しつつ高利得で被増幅光を光増幅することができる光ファイバ増幅器を提供する。
【解決手段】光ファイバ増幅器1は、光ファイバ2、励起光源3、光アイソレータ4および光アイソレータ5を備え、入力ポート1aに入力された信号光を光増幅して、その光増幅後の信号光を出力ポート1bから出力する。光ファイバ2は、Er元素が添加されたコア領域と、このコア領域を取り囲むクラッド領域とを有し、クラッド領域がファイバ軸に垂直な断面において低屈折率背景領域に高屈折率領域が二次元周期構造を有し、コア領域が断面の中央部における二次元周期構造の欠陥によって形成され、波長範囲1.50μm〜1.53μmにおいて遮断帯域となる光フィルタ特性を有する。励起光源3は。この光ファイバ2に波長0.98μmまたは波長1.48μmの励起光を供給する。 (もっと読む)


二重クラッド光ファイバは、シリカ系ガラスのコア、内側クラッドおよび外側クラッドを有してなる。コアは、約5μm未満の半径、および第1の屈折率n1を有し、活性希土類ドーパントは全く含んでいない。内側クラッドは、コアを取り囲み、少なくとも約25μmの半径方向厚さ、少なくとも約0.25の開口数、およびn2<n1となるような第2の屈折率n2を有する。コアの内側クラッドに対する相対屈折率パーセント(Δ%)は、約0.1%より大きい。外側クラッドは、内側クラッドを取り囲み、約10μmから約50μmの半径方向厚さ、およびn3<n2となるような第3の屈折率n3を有する。内側クラッドの外側クラッドに対する相対屈折率パーセント(%)は、約1.5%より大きい。
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【課題】低非線形性を有しながらシングルモード動作特性と実用的な曲げ損失特性とを有するホーリーファイバを提供すること。
【解決手段】中心に位置するコア部と、前記コア部の外周に位置し、前記コア部の周囲に層状に形成された空孔を有するクラッド部と、を備え、前記空孔は、三角格子を形成するように配置され、該空孔の孔径をd[μm]、該三角格子の格子定数をΛ[μm]とすると、d/Λは0.43±0.03の範囲内であり、Λは20〜24μmであり、波長1550nmにおいてシングルモード動作するとともに波長1550nmにおける有効コア断面積が500μm以上である。 (もっと読む)


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