説明

Fターム[4D006NA05]の内容

半透膜を用いた分離 (123,001) | 膜の製造方法 (6,891) | 溶解法 (1,427) | 湿式法 (163)

Fターム[4D006NA05]に分類される特許

1 - 20 / 163


【課題】優れたガス透過性を有しながら、高いガス分離選択性をも実現し、かつ高い膜強度を示し、さらにBTXが混入している混合ガスの分離に対して膜寿命が長期化されたガス分離膜、その製造方法、それを用いたガス分離膜モジュールを提供する。
【解決手段】支持層と該支持層の上側に形成された樹脂からなる分離層とを具備するガス分離膜であって、前記分離層は相互貫入型網目構造のポリマーを含有してなり、前記相互貫入型網目構造は、第一のポリマーと第二のポリマーとが少なくとも共存し、両者が共有結合を通じて連結した網目構造であり、前記相互貫入型網目構造のポリマーが、少なくとも、前記第一のポリマーと、この存在下で特定モノマーを重合せた特定の構造の前記第二のポリマーとで構成されたガス分離膜。 (もっと読む)


【課題】混合物の分離膜として使用する際に高透過性と高選択性とを両立することができ、かつ、モジュール化に必要な柔軟性を確保し、実用性の高い中空糸炭素膜およびその製造方法を提供する。
【解決手段】中空糸状の第1の炭素膜と、前記第1の炭素膜の外表面に設けられた第2の炭素膜とを備え、破断伸度が1〜4%であり、前記第2の炭素膜は、前記第1の炭素膜よりも透過成分との親和性が高い中空糸炭素膜、ならびに、第1の炭素膜の前駆体ポリマーである第1の前駆体ポリマーを作製する工程と、第2の炭素膜の前駆体ポリマーである第2の前駆体ポリマーを作製する工程と、中空糸状の第1の前駆体ポリマーの外表面に第2の前駆体ポリマーが設置された中空糸炭素膜前駆体を形成する工程と、中空糸炭素膜前駆体を炭素化処理する工程とを含む、中空糸炭素膜の製造方法。 (もっと読む)


【課題】十分な濾過能力と透水量との双方を実現しながら、より高い強度を有する高分子水処理膜を提供することを目的とする。
【解決手段】塩化ビニル系樹脂と、アクリルグラフト塩化ビニル系樹脂とを含んでなることを特徴とする高分子水処理膜。 (もっと読む)


【課題】生分解性であって、1μm程度の大きさの粒子を阻止するが水溶性高分子は透過させることができ、さらに、容易に製造することのできる、新規のポリ乳酸製濾過膜とその製造方法を提供する。
【解決手段】界面活性剤を含む1,4−ジオキサンにポリ乳酸を溶解した溶液を型に塗布した後、前記型とともに水に浸漬することによりポリ乳酸製濾過膜を得た。この濾過膜は、1μm程度の大きさの粒子を阻止し、タンパク質などの水溶性高分子を透過させることができる精密濾過膜として機能する。加熱や冷却の操作は必要とせず、少ない工程数で簡単に製造することができる。 (もっと読む)


【課題】耐熱性及び耐薬品性を有し、かつ例えば不純物の捕集効率が高い濾過用フィルターとして、及びイオン等の透過抵抗が低くかつ絶縁性の高い電池用又はコンデンサ用のセパレータとして有用なポリケトン多孔膜の提供。
【解決手段】一酸化炭素と1種類以上のオレフィンとの共重合体であるポリケトンを10〜100質量%含むポリケトン多孔膜であって:ポリケトン多孔膜の最大孔径が1μm以下であること;ポリケトン多孔膜の空隙率が5〜90%であること;及びポリケトン多孔膜が、膜厚方向に亘ってポリケトンのみによって形成されているポリケトン部を有し、該ポリケトン部は、ポリマー充填比率80%以上を有する緻密層とポリマー充填比率80%未満を有する非緻密層とを有し、該緻密層の厚みT1と該非緻密層の厚みT2との比T1:T2が1:99〜50:50であること;を満足するポリケトン多孔膜。 (もっと読む)


【課題】精密ろ過膜、限外ろ過膜、ナノろ過膜および逆浸透膜等の分離膜を支持する際の優れた製膜性と、流体分離素子製造時に優れた加工性を有することに加え、優れた機械的強度を有する不織布からなる分離膜支持体、ならびにその分離膜支持体を用いた高い膜剥離強度を有する分離膜および流体分離素子を提供する。
【解決手段】親水性を有さない不織布からなる分離膜支持体で、JISL1907(2010年版)7.1.1滴下法による吸水時間は15秒以上であり、その不織布の裏面はJISP8119(1998年版)によるベック平滑度が5〜35秒の支持体。 (もっと読む)


【課題】機械的強度及び透水性等を確保しながら、水処理効率及び経済性をさらに向上させることができる水処理装置及び水処理方法を提供することを目的とする。
【解決手段】塩化ビニル系樹脂の単一素材からなる単層構造であり、かつ内径が4mm以上の中空糸膜を有する膜モジュールを備えた水処理装置を用い、膜面流速が1m/秒以下の低速クロスフローによる内圧式ろ過と、逆洗とを交互に行なう水処理方法。 (もっと読む)


【課題】タンパク質の精製に好適なアフィニティー機能を有する多孔膜を、簡易な工程で製造可能な製造方法、及び、この製造方法で製造された多孔膜を用いたタンパク質の精製方法を提供すること。
【解決手段】ポリマー1と、ポリマーを溶解する有機液体と、グルタチオン及びグルタチオンに結合した疎水性基を有する有機化合物3と、を含むポリマー溶液を相分離させて形成された多孔膜前駆体を得る工程と、多孔膜前駆体から有機液体を除去して、ポリマー1及び有機化合物3を含む多孔膜7を形成する工程とを備える、多孔膜を製造する方法。 (もっと読む)


【課題】優れたガス透過性を有しながら、高いガス分離選択性をも実現し、さらに高い製膜適性及び経時安定性を達成するガス分離複合膜、それを用いたモジュール、ガス分離装置を提供する。
【解決手段】架橋ポリイミド樹脂を含有してなるガス分離層をガス透過性の支持層上側に有するガス分離複合膜であって、前記架橋ポリイミド樹脂は、ポリイミド化合物が特定の架橋鎖を介して架橋された構造を有し、前記特定の架橋鎖は、−NRC(=O)−、−NRC(=O)O−、−CHOCH−、−CHSCH−、−OC(=O)O−、−C(=O)O(R−、−SO(R−、および−PO(R−からなる群(ここで、R、R、RおよびRはそれぞれ独立に水素原子または置換基を表す)から選ばれる少なくとも1種の連結基を有するガス分離複合膜。 (もっと読む)


【課題】ポリビニルピロリドンの持つヨウ素吸着能力を低下せしめることなくポリビニルピロリドンを固定化し、水中に存在するヨウ素を効率的に除去し得る担体を提供する。
【解決手段】非水溶性樹脂との合計量中1〜50重量%の割合で親水性ポリビニルピロリドンを添加した非水溶性樹脂の水溶性有機溶媒溶液よりなる原液を、水性凝固液中で凝固させて成形した、ヨウ素分子I2およびトリヨウ化物イオンI3-の吸着に用いられるヨウ素吸着性多孔質体。多孔質体は、好ましくは粒子状(多孔質ビーズ)あるいは平膜状に成形される。 (もっと読む)


【課題】高強度、高気孔率および高親水化度を有しつつも、脱塩率に優れた分離膜、この製造方法および分離膜を含む水処理装置の提供。
【解決手段】支持層と前記ポリマーマトリックス層とを備える分離膜が提供される。前記支持層は、一般式1で表される構造単位を含む高分子を含み、前記ポリマーマトリックス層は、半透膜であり、前記支持層よりも分離対象物質に対する阻止率(rejection rate)が高い。
前記一般式1は、発明の詳細な説明の欄における説明と同様である。 (もっと読む)


【課題】親水性高分子の使用を必須としない方法で、親水性を有する塩化ビニル系多孔質膜を製造できる方法を提供する。
【解決手段】塩化ビニル系ポリマーを膜形成ポリマーとして用いて製造された塩化ビニル系多孔質膜を、濃度2質量%の水酸化ナトリウム水溶液に浸漬し、55℃で2時間加熱してアルカリ処理を行った後、20℃の水中に1時間浸漬して洗浄し、得られた多孔質膜を、濃度1質量%の次亜塩素酸ナトリウム水溶液に浸漬し、40℃で4時間加熱後、室温(22℃)で12時間静置して酸化剤処理を行った後、20℃の水中に1時間浸漬して洗浄し、洗浄後の多孔質膜を室温で乾燥して親水性多孔質膜を得た。 (もっと読む)


【課題】中空糸炭素膜を、欠陥発生割合を抑制しつつ、大量かつ迅速に得ることを可能とする中空糸炭素膜の製造方法を提供する。
【解決手段】湿式または乾湿式紡糸工程、乾燥工程および炭化処理工程を基本工程とする中空糸炭素膜の製造方法において、紡糸により得られた中空糸状物を、ボビンに巻き取り、巻き取られた中空糸状物の一端部を開放した状態で他端部より空気を送り込み、中空部分の水および芯液を排出した後乾燥処理を施し、その後炭化処理する。中空糸状物中に送り込まれる空気としては、ゲージ圧が100〜300kPaGの空気が一般に用いられる。 (もっと読む)


【課題】機械的強度及び透水性等を確保しながら、水処理効率をさらに向上させた高分子水処理膜、効率的な水処理及びメンテナンスを実現することができる水処理方法を提供することを目的とする。
【解決手段】塩化ビニルモノマー及び親水性モノマーに由来する構成単位を含む塩化ビニル系共重合体からなる層と、塩化ビニル系樹脂からなる層との積層構造を有する中空糸膜からなる高分子水処理膜及びこの高分子水処理膜を分離膜として用いる水処理方法。 (もっと読む)


【課題】本発明により、耐熱性、耐久性、耐化学薬品性(耐食性)に優れたメタン分離膜または二酸化炭素分離膜の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明は、(a)(i)酸触媒、水、有機溶媒を撹拌して混合し、(ii)次にテトラアルコキシシランを加えて撹拌して混合し、(iii)その後、炭素数21〜6のアルキル基およびフェニル基から成る群から選択される炭化水素基を含有する炭化水素基含有トリアルコキシシランを加えて撹拌して混合して、金属アルコキシド溶液を調製する工程、(b)該金属アルコキシド溶液を無機多孔質支持体に塗布する工程、および(c)該金属アルコキシド溶液を塗布した無機多孔質支持体を30〜300℃で焼成する工程
を含むことを特徴とするメタン分離膜または二酸化炭素分離膜の製造方法に関する。 (もっと読む)


【課題】薬液処理停止時に多孔質膜に薬液が接触しないようにする作業を簡便にできる多孔質膜処理装置を提供する。
【解決手段】本発明の中空糸膜処理装置は、多孔質膜または多孔質膜前駆体の薬液処理工程に用いられるものであり、薬液Bが入れられた処理槽10と、処理槽10の外側に設置され、多孔質膜(中空糸膜A)または多孔質膜前駆体の移送方向を転回させて、多孔質膜または多孔質膜前駆体を薬液Bに浸漬させるように走行させる第1のガイド手段12aと、薬液B中を走行する多孔質膜または多孔質膜前駆体の移送方向を転回させて、多孔質膜または多孔質膜前駆体を液面上に引き上げるように走行させる第2のガイド手段12bと、第1のガイド手段12aおよび第2のガイド手段12bを各々支持するとともに、上下に移動可能な支持部材13とを備える。 (もっと読む)


【課題】薬液浸漬後に加熱した際の中空糸膜の細径化および扁平化等の異形化を防止できる多孔質膜処理装置を提供する。
【解決手段】本発明の多孔質膜処理装置は、多孔質膜の薬液処理工程に用いられるものであり、薬液Bに多孔質膜(中空糸膜A)または多孔質膜前駆体を浸漬する薬液浸漬部10と、薬液Bに浸漬された後の前記多孔質膜または多孔質膜前駆体を加熱する加熱部20とを有し、加熱部20は、加熱容器21と、加熱容器21の内部を加熱する加熱手段22と、加熱容器21の内部に前記多孔質膜または多孔質膜前駆体を走行させるガイド手段23とを備え、ガイド手段23は、直径80mm以上のフリーロールからなるガイドロールにより構成される。 (もっと読む)


【課題】
温和な条件下で分子および粒子の拡散を利用した物質の膜分離を行う方法において、一次側流路における流速および膜間差圧を制御することができる分離方法及び分離装置を提供する。

【解決手段】分子および粒子の拡散速度の差を主に利用した物質の分離方法で、一次側流路の入口側あるいは出口側あるいは両方にポンプを有し、流体を分離する装置において、ポンプの吐出力を調節することで、流速および膜間差圧を調整することができる。また流体に圧力をかける手段として一次側流路入口に連結した流体用タンク内にエア圧をかけるか、あるいは貯水高さを高くして水頭圧を生じさせることによっても流速および膜間差圧を調節することができる。
(もっと読む)


【課題】湿式製膜法または乾湿式製膜法によって紡糸された中空糸束の乾燥状態を簡便かつ詳細に評価することを可能とする、中空糸膜製造過程における中空糸束乾燥状態の評価方法を提供する。
【解決手段】蛍光剤水溶液に、凝固後で乾燥処理前の中空糸束を浸せきした後乾燥を行い、乾燥後に紫外線を照射して蛍光箇所を確認する。本発明に係る評価方法によれば、中空糸膜の乾燥箇所を可視化することによって、乾燥の不均一性を目視で簡便に評価することを可能となる。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、結露耐性が高く、高分子膜中のアミン化合物が溶出しにくい複合分離膜を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明の複合分離膜は、高分子重合体及びアミン化合物を含む高分子膜と、多孔質支持膜とが積層されているものであり、前記アミン化合物は、下記式[I]及び/又は[II]で示されるアミドアミノ基を有しており、かつ前記高分子膜の両面に疎水性層が積層されていることを特徴とする。
【化1】


(式中、Aは炭素数1〜3の二価有機残基を示し、nは0または1の整数を示す。)
【化2】


(式中、Aは炭素数1〜3の二価有機残基を示し、nは0または1の整数を示す。) (もっと読む)


1 - 20 / 163