説明

国際特許分類[B60M3/06]の内容

国際特許分類[B60M3/06]に分類される特許

1 - 10 / 45


【課題】自車両で発生した回生電力を貯蔵して自車両の走行に用いる鉄道車両において、降坂中に発生した回生電力を有効に利用できる電力授受システム、電力貯蔵装置、及び、鉄道車両を提供すること。
【解決手段】ハイブリッド車両1が坂路Ra2の降坂では使用しない余剰な電力を、途中駅Eにおいて、電力貯蔵装置51に貯蔵できるので、バッテリ9において、回生電力を貯蔵するための空き容量を増やせる。よって、引き続き、ハイブリッド車両1が坂路Ra2を降坂する場合に、回生電力が失効することを抑制できる。ハイブリッド車両1が坂路Raを登坂する場合、途中駅Eにおいて、電力貯蔵装置51に貯蔵されている電力を、バッテリ9に充電できる。よって、ハイブリッド車両1が坂路Ra2の降坂では使用しない余剰な電力を、坂路Ra1を登坂する場合にその走行に利用できるので、回生電力を有効に利用できる。 (もっと読む)


【課題】 1台の電力貯蔵装置であっても、常に充電と放電の両者に対応可能であり、その充電により回生失効を回避するとともに、その放電により電車線電圧の変動を抑制することが可能な直流電気鉄道用電力貯蔵装置の制御システム等を提供する。
【解決手段】 電圧監視部21と電力貯蔵装置9との間には、第1の制御部である制御部23が設けられる。制御部23は、電車線電圧を監視することで、近傍の電車の在線状況等を把握することができる。制御部23は、電車線電圧に応じて、電力変換器29に動作信号を送る。また、電力貯蔵装置9と電力変換装置11との間には、第2の制御部である制御部25が設けられる。制御部25は、電力貯蔵媒体27の電圧等を監視することで、その待機時充電量を把握することができる。制御部25は、電力貯蔵媒体27の待機時充電量に応じて、電力変換装置11に動作信号を送る。 (もっと読む)


【課題】送電ロス最小となるように車両の回生電力を複数の駅に供給することで、車両の回生電力を効率よく活用することができる鉄道き電システムを提供する。
【解決手段】き電線1とレール2と車両3と複数の駅7,10と監視制御装置13とで構成される鉄道のき電システムにおいて、少なくとも一つの駅に電力変換装置9,12を備えている。電力変換装置9,12は入力側をき電線1及びレール2に接続し、出力側を駅設備8,11に接続している。監視制御装置13は、駅の消費電力情報102,103と車両3の回生電力情報101を入力とし、車両3の回生電力と駅の消費電力とを比較して、電力変換装置9,12の出力を指令しているので、回生電力を最小の送電ロスで複数の駅7,10で利用することができる。 (もっと読む)


【課題】蓄電装置を備えた電気鉄道のき電システムにおいて、蓄電装置の充放電を制御する電力変換装置が装備されていることが多いが、電力変換装置はノイズ源となるばかりでなく高価である。一方、電力変換装置を設けない場合は、蓄電装置が過充電もしくは過放電となる。
【解決手段】本発明は、き電システムの正の電位を有するき電線と負の電位を有する帰線の間に蓄電装置と直列にダイオードとスイッチを有する電流制御回路を備え、蓄電装置が過充電もしくは過放電となるときに、スイッチを開路することにより、過充電もしくは過放電を防止することにより、蓄電装置のき電線直結方式の優位性を保ちつつ、懸念事項となっていた、き電線の電圧変動による蓄電装置の過充電・過放電を解決する。 (もっと読む)


【課題】順変換器から回生インバータへの循環電流による電力損失を無くし、しかも回生動作終了時には安定して応答性よく給電できる。
【解決手段】電圧切換制御部24は、条件(A)によって回生電流検出器7で検出する回生電流を基に回生インバータ4の回生動作中を判定し、または条件(B)によって電圧検出器8で検出するき電線電圧の上昇を基に回生運転を予想し、切換スイッチ21でサイリスタ整流器(順変換器)1の出力電圧指令値Vd1を回生開始電圧Vd2に切換える。
他の電圧切換制御方式として、順変換器の出力電圧指令値Vd1と比較する出力電圧検出値をき電線電圧検出値から出力電圧指令値Vd1よりも低くそれに近い電圧Vd1’に切り換える。 (もっと読む)


【課題】早朝、夜間時において、回生電力ではないき電電力の吸収を抑制すると共に、走行電気車の回生失効を抑制する直流電気鉄道の電力貯蔵装置を提供する。
【解決手段】早朝,夜間時において電気車が存在しない場合、および、電気車は存在するが回生電流が無い場合は、き電電圧Vdcの上昇に応じて、充電基準電圧Vdcrefを上昇させる。一方、早朝,夜間時において、電気車が存在し、その電気車から回生電流が発生した時は、電力貯蔵装置と電気車の距離と、回生電流に応じて充電基準電圧Vdcrefを設定する。 (もっと読む)


【課題】 直流電気鉄道で適用される回生電力吸収装置において、周囲の電車の在線状況に応じて電気変換動作を自律的に起動或いは停止させ、これにより不要な電力変換動作をなくし、電力変換器や周辺機器の耐久性を向上させ、省エネルギー化を実現する。
【解決手段】 直流電気鉄道に設備される回生電力吸収装置の周囲の電車の在線状況を、例えば直流変電所の回線電流の検出値から判定する判定器を設置する。また判定器は在線状況に応じて回線電力吸収装置の電力変換器にスイッチング動作の停止/起動の指令を送る。すなわち判定器は、近傍のすべての直流変電所の回線電流が閾値を下回り、電車が遠ざかっていくと判定した場合はスイッチング動作停止の指令を送り、いずれかの直流変電所の回線電流が閾値を超え、電車が近づいてくると判定した場合はスイッチング動作起動の指令を送る。 (もっと読む)


【課題】架線交通システムに備えられた電力供給設備のうち、当該電力供給設備のコストに大きな影響を与える構成を、当該電力供給設備の目標コスト以下となるように適切に決定することができる解析装置を提供する。
【解決手段】架線電力の供給を受けて走行する車両の回生電力を蓄電するとともに架線に電力を供給する蓄電ユニットと、当該蓄電ユニットとは異なる電力の供給系統である他電力供給系統とを有する統合電力供給設備を備えた架線交通システムにおいて、統合電力供給設備のコスト値が目標コスト値を下回るような、他電力供給系統の整流器の性能を、他電力供給系統の電力供給負担率γに基づいて決定する。 (もっと読む)


【課題】蓄電素子に対する頻繁な充放電を抑制し、省エネルギー化と長寿命化を図る。
【解決手段】送電線1の電力を送電線側電力変換装置2が変換し、饋電線3に対して直流電力を供給する。饋電線3に蓄電素子4を電力変換装置5を介して接続する。出力電流制御部6には、饋電線3の架線電圧を検出する架線電圧検出部7と、蓄電素子4の充電率SOCを検出する充電率検出部8を接続する。出力電流制御部6に、検出された架線電圧及び充電率に基づいて、充放電開始電圧と充放電電流飽和電圧を決定する制御テーブル9を接続する。この制御テーブル9にデータ入出力部10を設ける。出力電流制御部6は、充電率が高くなるにつれて、高い架線電圧でも蓄電素子が放電し易く、低い架線電圧では蓄電素子に充電し難くなるように制御する。出力電流制御部6は、充電率が低くなるにつれて、低い架線電圧でも放電し難く、低い架線電圧でも充電し易いように制御する。 (もっと読む)


【課題】変電所から鉄道車両への電力供給が停止しても、鉄道車両に電力を供給することのできる電気鉄道用電力供給システムを提供することにある。
【解決手段】地上子82と列車90,90bの車上子81との間で双方向に情報を伝送する情報伝送装置を用い、変電所50の停電を検出した場合、情報伝送装置により停電区間の駅間に在線する列車90,90bを検出し、蓄電装置搭載型の列車90bに、情報伝送装置により蓄電装置97を停電区間に放電させ、停電区間の駅間に在線する列車90を駅まで走行させる電気鉄道用電力供給システム10。 (もっと読む)


1 - 10 / 45