説明

アミド化合物

GPR52アゴニスト活性を有する化合物を提供する。当該化合物は統合失調症等の予防剤/治療剤として提供される。当該化合物は、下式(Ia):


[式中、
Aは、−CONR−または−NRCO−を表し、
は、水素原子等を表し、
Bは、水素原子等を表し、
環Cy1は、−A−Bで表される基に加えて、1以上の置換基を有していてもよい6員芳香環を表し、
環Cy2は、ハロゲン原子等で置換されていてもよい6員環を表し、
環Cy3は、1以上の置換基を有していてもよい5または6員環を表し、
Xは、C1−2アルキレン等を表し、
mは、0〜2の整数を表し、
環Cy4は、1以上の置換基を有していてもよい6員芳香環を表す。]
である。


Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(Ia):
【化1】

[式中、
Aは、−CONR−または−NRCO−を表し;
は、水素原子または置換基を表し;
Bは、水素原子または置換基を表すか;あるいは、
Aが−CONR−であるとき、RとBは、隣接する窒素原子と一緒になって、1以上の置換基を有していてもよい含窒素複素環基を形成するか;または
Aが−CONR−であるとき、Bは、−A−Bが結合する炭素原子に隣接する炭素原子に結合して、1以上の置換基を有していてもよい5または6員環を形成してもよく;
環Cy1は、−A−Bで表される基に加えて、1以上の置換基を有していてもよい6員芳香環を表し;
環Cy2は、
ハロゲン原子、
シアノ基、
ヒドロキシ基、
1以上の置換基を有していてもよい炭化水素−オキシ基、
1以上の置換基を有していてもよい鎖状炭化水素基(5員複素環基で置換されたメチル基を除く。)、
1以上の置換基を有していてもよい複素環基、
1以上の置換基を有していてもよいアミノ基、
アシル基、および
エステル化されていてもよいカルボキシ基
から選択される1以上の置換基を有していてもよい6員環を表し;
環Cy3は、1以上の置換基を有していてもよい5または6員環を表し;
Xは、ヒドロキシで置換されていてもよいC1−2アルキレン、−Y−、Y−CH−または−CH−Y−を表し;
Yは、−O−、−NR−または−S(O)−を表し;
は、水素原子または置換基を表し;
mは、0〜2の整数を表し;
環Cy4は、1以上の置換基(1以上の置換基を有していてもよいスルファモイル基を除く。)を有していてもよい6員芳香環を表す。]
で表される化合物
(但し、
下式:
【化2】


[式中、
1pは、アルキルまたはシクロアルキルアルキルを表し;
2pおよびR3pは、それぞれ独立にアルキルまたはシクロアルキルを表すか、あるいは隣接する炭素原子と一緒になって、飽和の3〜6員の炭素環または複素環を表し(ここで、アルキル、シクロアルキル、炭素環または複素環は、不飽和または飽和である)、
4pは、置換されていてもよいアリールまたは置換されていてもよいヘテロアリールを表す。]
で表される化合物、
下式:
【化3】


[式中、
q1は、1以上の置換基を有していてもよいフェニルを表し、
q2は、水素原子または置換基を表し、
他の記号は前記と同義である。]
で表される化合物、
下式:
【化4】


[式中、
r1は、1以上の置換基を有していてもよいフェニルを表し、
q2は、水素原子または置換基を表し、
他の記号は前記と同義である。]
で表される化合物、並びに
7-[4-(アセチルアミノ)フェニル]-2-(ベンジルスルファニル)-5-メチル-N-フェニル-3,7-ジヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-6-カルボキサミド、
7-[4-(アセチルアミノ)フェニル]-2-[(4-クロロベンジル)スルファニル]-N-(2,4-ジメチルフェニル)-5-メチル-3,7-ジヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-6-カルボキサミド、
7-[4-(アセチルアミノ)フェニル]-2-(ベンジルスルファニル)-N-(2-メトキシフェニル)-5-メチル-3,7-ジヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-6-カルボキサミド、
7-[4-(アセチルアミノ)フェニル]-2-[(2,4-ジメチルベンジル)スルファニル]-N-(4-メトキシフェニル)-5-メチル-3,7-ジヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-6-カルボキサミド、
7-[4-(アセチルアミノ)フェニル]-2-(ベンジルスルファニル)-N-(2,4-ジメチルフェニル)-5-メチル-3,7-ジヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-6-カルボキサミド、
N-(3-(2-((4-クロロ-2-メトキシ-6-メチルフェニル)アミノ)-1-メチル-1H-ベンズイミダゾール-7-イル)フェニル)アセタミド)、
メチル[4-[2-メチル-1-(フェニルスルホニル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-4-イル]フェニル]カルバミン酸 tert-ブチル、
(4-[3-[(4-メトキシベンジル)アミノ]イミダゾ[1,5-a]ピリジン-5-イル]フェニル)カルバミン酸 tert-ブチル、
1-[4-(ジエチルカルバモイル)フェニル]-6-メトキシ-7-フェノキシ-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-カルボン酸 tert-ブチル、
1-[4-(ジエチルカルバモイル)フェニル]-7-(4-フルオロフェノキシ)-6-メトキシ-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-カルボン酸 tert-ブチル、
1-[4-(ジエチルカルバモイル)フェニル]-6-メトキシ-7-(4-メトキシフェノキシ)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-カルボン酸 tert-ブチル、
1-[4-(ジエチルカルバモイル)フェニル]-6-メトキシ-7-(ピリジン-3-イルオキシ)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-カルボン酸 tert-ブチル、
1-[4-(1-ベンジル-1H-ピラゾロ[3,4-c]ピリジン-4-イル)フェニル]-3-[3-(トリフルオロメチル)フェニル]尿素、
1-[4-[1-(4-メトキシベンジル)-1H-ピラゾロ[3,4-c]ピリジン-4-イル]フェニル]-3-[3-(トリフルオロメチル)フェニル]尿素、
3-クロロ-2-[6-[(2-クロロ-4-フルオロフェニル)スルファニル]-2-オキソ-3,4-ジヒドロピリド[3,2-d]ピリミジン-1(2H)-イル]ベンスアミド、
3,5-ジクロロ-4-[6-[(2,4-ジフルオロフェニル)スルファニル]-2-オキソ-3,4-ジヒドロピリド[3,2-d]ピリミジン-1(2H)-イル]ベンスアミド、
3,5-ジクロロ-4-[6-[(2,4-ジフルオロフェニル)スルファニル]-2-オキソ-3,4-ジヒドロピリド[3,2-d]ピリミジン-1(2H)-イル]-N-[2-(ジメチルアミノ)エチル]ベンスアミド、
2-クロロ-N-(3-クロロ-4-[2-[(4-フルオロフェニル)スルファニル]-6-オキソ-7,8-ジヒドロ-6H-ピリミド[1,6-b]ピリダジン-5-イル]フェニル)アセタミド、
N-(3-クロロ-4-[2-[(4-フルオロフェニル)スルファニル]-6-オキソ-7,8-ジヒドロ-6H-ピリミド[1,6-b]ピリダジン-5-イル]フェニル)アセタミド、
N-(3-クロロ-4-[2-[(4-フルオロフェニル)スルファニル]-6-オキソ-7,8-ジヒドロ-6H-ピリミド[1,6-b]ピリダジン-5-イル]フェニル)-2-モルホリン-4-イルアセタミド、
N-(4-[2-[(3,4,5-トリメトキシフェニル)アミノ]-1,3-ベンズオキサゾール-7-イル]フェニル)アセタミド、
N-(3-[2-[(3,4,5-トリメトキシフェニル)アミノ]-1,3-ベンズオキサゾール-7-イル]フェニル)アセタミド、
N-(2-アミノ-4-[2-[(3,4,5-トリメトキシフェニル)アミノ]-1,3-ベンズオキサゾール-7-イル]フェニル)ホルムアミド、
7-[4-(アセチルアミノ)フェニル]-2-[(2,4-ジメチルベンジル)スルファニル]-5-メチル-N-フェニル-3,7-ジヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-6-カルボキサミド、
5-[(3S)-3-(ジベンジルアミノ)-3,4-ジヒドロ-2H-クロメン-5-イル]-2-メトキシ-N,N-ジメチルピリジン-3-カルボキサミド、
5-[(3S)-3-(ジベンジルアミノ)-3,4-ジヒドロ-2H-クロメン-5-イル]-2-メトキシ-N-メチルピリジン-3-カルボキサミド、
5-[(3S)-3-(ジベンジルアミノ)-3,4-ジヒドロ-2H-クロメン-5-イル]-2-メトキシ-N-メチルピリジン-3-カルボキサミド、および
N-(6-[1-[(4-メチルフェニル)スルホニル]-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-4-イル]ピリジン-2-イル)アセタミド、
を除く。)
またはその塩。
【請求項2】
式(I):
【化5】

[式中、
Aは、−CONR−または−NRCO−を表し、
は、水素原子または置換基を表し、
Bは、水素原子または置換基を表すか、あるいは、
Aが−CONR−であるとき、RとBは、隣接する窒素原子と一緒になって、1以上の置換基を有していてもよい含窒素複素環基を形成してもよく;
環Cy1は、−A−Bで表される基に加えて、1以上の置換基を有していてもよい6員芳香環を表し;
環Cy2は、
ハロゲン原子、
シアノ基、
ヒドロキシ基、
1以上の置換基を有していてもよい炭化水素−オキシ基、
1以上の置換基を有していてもよい鎖状炭化水素基(5員複素環基で置換されたメチル基を除く。)、
1以上の置換基を有していてもよい複素環基、
1以上の置換基を有していてもよいアミノ基、
アシル基、および
エステル化されていてもよいカルボキシ基
から選択される1以上の置換基を有していてもよい6員環を表し;
環Cy3は、1以上の置換基を有していてもよい5または6員環を表し;
Xは、C1−2アルキレン、−Y−、Y−CH−または−CH−Y−を表し;
Yは、−O−、−NR−または−S(O)−を表し;
は、水素原子または置換基を表し;
mは、0〜2の整数を表し;
環Cy4は、1以上の置換基(1以上の置換基を有していてもよいスルファモイル基を除く。)を有していてもよい6員芳香環を表す。]
で表される化合物
(但し、
下式:
【化6】


[式中、
1pは、アルキルまたはシクロアルキルアルキルを表し;
2pおよびR3pは、それぞれ独立にアルキルまたはシクロアルキルを表すか、あるいは隣接する炭素原子と一緒になって、飽和の3〜6員の炭素環または複素環を表し(ここで、アルキル、シクロアルキル、炭素環または複素環は、不飽和または飽和である)、
4pは、置換されていてもよいアリールまたは置換されていてもよいヘテロアリールを表す。]
で表される化合物、並びに
7-[4-(アセチルアミノ)フェニル]-2-(ベンジルスルファニル)-5-メチル-N-フェニル-3,7-ジヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-6-カルボキサミド、
7-[4-(アセチルアミノ)フェニル]-2-[(4-クロロベンジル)スルファニル]-N-(2,4-ジメチルフェニル)-5-メチル-3,7-ジヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-6-カルボキサミド、
7-[4-(アセチルアミノ)フェニル]-2-(ベンジルスルファニル)-N-(2-メトキシフェニル)-5-メチル-3,7-ジヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-6-カルボキサミド、
7-[4-(アセチルアミノ)フェニル]-2-[(2,4-ジメチルベンジル)スルファニル]-N-(4-メトキシフェニル)-5-メチル-3,7-ジヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-6-カルボキサミド、
7-[4-(アセチルアミノ)フェニル]-2-(ベンジルスルファニル)-N-(2,4-ジメチルフェニル)-5-メチル-3,7-ジヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-6-カルボキサミド、および
N-(3-(2-((4-クロロ-2-メトキシ-6-メチルフェニル)アミノ)-1-メチル-1H-ベンズイミダゾール-7-イル)フェニル)アセタミド)
を除く。)
またはその塩。
【請求項3】
環Cy1が、ベンゼン環またはピリジン環である、請求項2記載の化合物。
【請求項4】
環Cy2が、ハロゲン原子、1以上の置換基を有していてもよいアルキル基、および1以上の置換基を有していてもよいアルコキシ基から選択される1以上の置換基を有していてもよい6員環である、請求項2記載の化合物。
【請求項5】
環Cy3が、ハロゲン原子、1以上の置換基を有していてもよいアルキル基、および1以上の置換基を有していてもよいアルコキシ基から選択される1以上の置換基を有していてもよい5または6員環である、請求項2記載の化合物。
【請求項6】
環Cy4が、1以上の置換基(1以上の置換基を有していてもよいスルファモイル基を除く。)をそれぞれ有していてもよい、ベンゼン環またはピリジン環である、請求項2記載の化合物。
【請求項7】
化学式(I)が
【化7】

である、請求項2記載の化合物。
【請求項8】
化学式(I)が
【化8】

であり;
環Cy1が、ベンゼン環またはピリジン環であり;
環Cy2が、ハロゲン原子、1以上の置換基を有していてもよいアルキル基、および1以上の置換基を有していてもよいアルコキシ基から選択される1以上の置換基を有していてもよい6員環であり;
環Cy3が、ハロゲン原子、1以上の置換基を有していてもよいアルキル基、および1以上の置換基を有していてもよいアルコキシ基から選択される1以上の置換基を有していてもよい5または6員環であり;かつ
環Cy4が、1以上の置換基をそれぞれ有していてもよい、ベンゼン環またはピリジン環である、
請求項2記載の化合物。
【請求項9】
化学式(Ia)が
【化9】

であり;
Aが、−CONR−または−NRCO−であり;
が、水素原子またはC1−6アルキル基置換基であり;
Bが、
1)水素原子、
2)a)シアノ基、
b)ヒドロキシ基、
c)C1−6アルコキシ基、
d)C6−14アリールオキシ基、
e)カルバモイル基、
f)C1−6アルキル基、C6−14アリール基およびC1−6アルキルカルボニル基から選択される1または2個の置換基で置換されていてもよいアミノ基、
g)1または2個のC1−6アルキル基で置換されていてもよいアミノ基で置換されていてもよいC6−14アリール基、
h)C1−6アルキル基およびオキソ基から選択される置換基で置換されていてもよい5または6員複素環基、
i)C1−6アルキルスルファニル基、
j)C1−6アルキルスルフィニル基、および
k)C1−6アルキルスルホニル基、
から選択される1以上の置換基を有していてもよいC1−6アルキル基、
3)ヒドロキシ基で置換されていてもよいC3−6シクロアルキル基、
4)5または6員複素環基で置換されていてもよいC6−14アリール基、または
5)ハロゲン原子で置換されていてもよい5〜10員複素環基
であるか、あるいは、
Aが−CONR−であるとき、RとBは、隣接する窒素原子と一緒になって、ヒドロキシ基、C1−6アルキル基およびカルバモイル基から選択される1以上の置換基を有していてもよい6員含窒素複素環基を形成してもよく;
環Cy1が、ハロゲン原子およびC1−6アルキル基から選択される1以上の置換基をそれぞれ有していてもよい、ベンゼン環またはピリジン環であり;
環Cy2が、ハロゲン原子およびC1−6アルコキシ基から選択される1以上の置換基をそれぞれ有していてもよい、ベンゼン環またはピリジン環であり;
環Cy3が、
1)C1−6アルキル基、
2)オキソ基、および
3)ハロゲン原子
から選択される1以上の置換基を有していてもよい5または6員複素環であり;
Xが、−CH−、−CH−CH−、−CH(CH)−、−NH−、−CH(OH)−、−CH−O−、−C(CH)(OH)−または−O−であり;かつ
環Cy4が、
1)a)ハロゲン原子、
b)ハロゲン化またはヒドロキシ化されていてもよいC1−6アルキル基、
c)C1−6アルコキシ基、
d)1または2個のC1−6アルキル基で置換されていていもよいアミノ基、および
e)C1−6アルキルスルホニル基
から選択される1以上の置換基を有していてもよいベンゼン環、
2)a)ハロゲン化されていてもよいC1−6アルキル基、および
b)C1−6アルコキシ
から選択される1以上の置換基を有していてもよいピリジン環、または
3)a)ハロゲン原子、および
b)ハロゲン化されていてもよいC1−6アルキル基
から選択される1以上の置換基を有していてもよいピリドン環
である、
請求項1記載の化合物。
【請求項10】
化学式(I)が、
【化10】

であり;
Aが、−CONR−または−NRCO−であり;
が、水素原子またはC1−6アルキル基置換基であり;
Bが、
1)水素原子、
2)a)シアノ基、
b)ヒドロキシ基、
c)C1−6アルコキシ基、
d)C6−14アリールオキシ基、
e)カルバモイル基、
f)C1−6アルキル基、C6−14アリール基およびC1−6アルキルカルボニル基から選択される1または2個の置換基で置換されていてもよいアミノ基、
g)1または2個のC1−6アルキル基で置換されていてもよいアミノ基で置換されていてもよいC6−14アリール基、
h)C1−6アルキル基およびオキソ基から選択される置換基で置換されていてもよい5または6員複素環基、
i)C1−6アルキルスルファニル基、
j)C1−6アルキルスルフィニル基、および
k)C1−6アルキルスルホニル基、
から選択される1以上の置換基を有していてもよいC1−6アルキル基、
3)ヒドロキシ基で置換されていてもよいC3−6シクロアルキル基、
4)5または6員複素環基で置換されていてもよいC6−14アリール基、または
5)ハロゲン原子で置換されていてもよい5〜10員複素環基
であるか、あるいは、
Aが−CONR−であるとき、RとBは、隣接する窒素原子と一緒になって、ヒドロキシ基、C1−6アルキル基およびカルバモイル基から選択される1以上の置換基を有していてもよい6員含窒素複素環基を形成してもよく;
環Cy1が、ベンゼン環またはピリジン環であり;
環Cy2が、ハロゲン原子およびC1−6アルコキシ基から選択される1以上の置換基をそれぞれ有していてもよい、ベンゼン環またはピリジン環であり;
環Cy3が、C1−6アルキル基およびオキソ基から選択される1以上の置換基を有していてもよい5または6員複素環基であり;
Xが、C1−2アルキレン、−NH−または−O−であり;かつ
環Cy4が、ハロゲン原子、ハロゲン化されていてもよいC1−6アルキル基、およびC1−6アルコキシ基から選択される1以上の置換基を有していてもよいベンゼン環である、請求項2記載の化合物。
【請求項11】
化学式(Ia)が、化学式(II)
【化11】

であり、
Aが、−CONRであり、
が、水素原子またはC1−6アルキル基であり、
Bが、
1)水素原子、または
2)a)シアノ基、
b)ヒドロキシ基、
c)C1−6アルコキシ基、
d)カルバモイル基、
e)C1−6アルキル基、C6−14アリール基およびC1−6アルキル−カルボニル基から選択される1または2個の置換基を有していてもよいアミノ基、および
f)C1−6アルキルスルフィニル基
から選択される1以上の置換基を有していてもよいC1−6アルキル基
であり、
環Cy1が、ベンゼン環またはピリジン環であり、
環Cy2が、ハロゲン原子およびC1−6アルコキシ基から選択される1以上の置換基をそれぞれ有していてもよい、ベンゼン環またはピリジン環であり、
環Cy3が、C1−6アルキル基およびオキソ基から選択される1以上の置換基を有していてもよい5員複素環基であり、
Xが、C1−2アルキレンまたは−O−であり、かつ
環Cy4が、
1)ハロゲン原子、
2)ハロゲン化されていてもよいC1−6アルキル基、
3)C1−6アルコキシ基、および
4)C1−6アルキルスルホニル基
から選択される1以上の置換基を有していてもよいベンゼン環である、
請求項9記載の化合物。
【請求項12】
化学式(I)が、化学式(II)
【化12】

であり、
Aが、−CONRであり、
が、水素原子またはC1−6アルキル基であり、
Bが、
1)水素原子、または
2)a)シアノ基、
b)ヒドロキシ基、
c)C1−6アルコキシ基、
d)カルバモイル基、
e)C1−6アルキル基、C6−14アリール基およびC1−6アルキル−カルボニル基から選択される1または2個の置換基を有していてもよいアミノ基、および
f)C1−6アルキルスルフィニル基
から選択される1以上の置換基を有していてもよいC1−6アルキル基
であり、
環Cy1が、ベンゼン環またはピリジン環であり、
環Cy2が、ベンゼン環、またはハロゲン原子およびC1−6アルコキシ基から選択される1以上の置換基を有していてもよいピリジン環であり、
環Cy3が、C1−6アルキル基およびオキソ基から選択される1以上の置換基を有していてもよい5員複素環基であり、
Xが、C1−2アルキレンまたは−O−であり、かつ
環Cy4が、
1)ハロゲン原子、
2)ハロゲン化されていてもよいC1−6アルキル基、および
3)C1−6アルコキシ基
から選択される1以上の置換基を有していてもよいベンゼン環である、
請求項10記載の化合物。
【請求項13】
化学式(II)の
【化13】

で表される部分の骨格が、
【化14】

から選択される縮合環である、請求項12記載の化合物。
【請求項14】
化学式(II)の
【化15】

で表される部分の骨格が、
【化16】

から選択される縮合環である、請求項12記載の化合物。
【請求項15】
化学式(II)の
【化17】

で表される部分の骨格が、
【化18】

から選択される縮合環である、請求項12記載の化合物。
【請求項16】
化学式(I)が、化学式(III)
【化19】

であり、
Aが、−CONRであり、
が、水素原子であり、
Bが、
a)シアノ基、および
b)ヒドロキシ基
から選択される1以上の置換基を有していてもよいC1−6アルキル基
であり、
環Cy1が、ベンゼン環であり、
化学式(III)の
【化20】

で表される部分の骨格が、
【化21】

(式中、Rは、水素原子またはC1−6アルキル基を表す。)
で示される縮合環であり、
Xが、C1−2アルキレンであり、かつ
環Cy4が、ハロゲン化されていてもよいC1−6アルキル基で置換されたベンゼン環である、
請求項10記載の化合物。
【請求項17】
N-(2-ヒドロキシエチル)-3-[2-[3-(トリフルオロメチル)ベンジル]-1-ベンゾフラン-4-イル]ベンスアミドまたはその塩。
【請求項18】
N-(2-ヒドロキシエチル)-3-[2-[3-(トリフルオロメチル)ベンジル]-1-ベンゾフラン-4-イル]ベンスアミド。
【請求項19】
3-[2-(3-クロロ-4-フルオロベンジル)-2H-インダゾール-4-イル]-N-(2-シアノエチル)ベンスアミドまたはその塩。
【請求項20】
N-(2-シアノエチル)-3-{1-メチル-2-[3-(トリフルオロメチル)ベンジル]-1H-ベンズイミダゾール-4-イル}ベンスアミドまたはその塩。
【請求項21】
N-(2-メトキシエチル)-3-[1-メチル-2-[3-(トリフルオロメチル)フェノキシ]-1H-ベンズイミダゾール-4-イル]ベンスアミドまたはその塩。
【請求項22】
3-[2-[[3-(トリフルオロメチル)フェノキシ]メチル]-1-ベンゾチオフェン-7-イル]ベンスアミドまたはその塩。
【請求項23】
3-[2-[[3-(トリフルオロメチル)フェノキシ]メチル]-1-ベンゾチオフェン-7-イル]ベンスアミド。
【請求項24】
N-(2-ヒドロキシエチル)-3-[3-メチル-2-[3-(トリフルオロメチル)ベンジル]-1-ベンゾチオフェン-7-イル]ベンスアミドまたはその塩。
【請求項25】
N-(2-ヒドロキシエチル)-3-[3-メチル-2-[3-(トリフルオロメチル)ベンジル]-1-ベンゾチオフェン-7-イル]ベンスアミド。
【請求項26】
N-(2-ヒドロキシエチル)-2-{2-[3-(トリフルオロメチル)ベンジル]-1-ベンゾチオフェン-7-イル}ピリジン-4-カルボキサミドまたはその塩。
【請求項27】
N-(2-アミノ-2-オキソエチル)-3-[4-フルオロ-2-[3-(トリフルオロメチル)ベンジル]-1-ベンゾチオフェン-7-イル]ベンスアミドまたはその塩。
【請求項28】
N-(2-アミノ-2-オキソエチル)-3-[4-フルオロ-2-[3-(トリフルオロメチル)ベンジル]-1-ベンゾチオフェン-7-イル]ベンスアミド。
【請求項29】
N-(2-アミノ-2-オキソエチル)-3-[2-[3-(トリフルオロメチル)ベンジル]-1,3-ベンゾチアゾール-4-イル]ベンスアミドまたはその塩。
【請求項30】
3-[2-(3-クロロ-5-フルオロベンジル)-1-ベンゾチオフェン-7-イル]-N-[2-(1-メチルエトキシ)エチル]ベンスアミドまたはその塩。
【請求項31】
3-[2-(3-クロロ-5-フルオロベンジル)-1-ベンゾチオフェン-7-イル]-N-[2-(1-メチルエトキシ)エチル]ベンスアミド。
【請求項32】
請求項1または2記載の化合物のプロドラッグ。
【請求項33】
請求項1または2記載の化合物または請求項32のプロドラッグを含有する医薬。
【請求項34】
GPR52活性化剤である、請求項33の医薬。
【請求項35】
統合失調症の予防剤または治療剤である、請求項34の医薬。
【請求項36】
式(Io):
【化22】

[式中、
Aは、−CONR−または−NRCO−を表し;
は、水素原子または置換基を表し;
Bは、水素原子または置換基を表すか;あるいは
Aが−CONR−であるとき、RとBは、隣接する窒素原子と一緒になって、1以上の置換基を有していてもよい含窒素複素環基を形成するか;または
Aが−CONR−であるとき、Bは、−A−Bが結合する炭素原子に隣接する炭素原子に結合して、1以上の置換基を有していてもよい5または6員環を形成してもよく;
環Cy1は、−A−Bで表される基に加えて、1以上の置換基をさらにを有していてもよい6員芳香環を表し;
環Cy2は、
ハロゲン原子、
シアノ基、
ヒドロキシ基、
1以上の置換基を有していてもよい炭化水素−オキシ基、
1以上の置換基を有していてもよい鎖状炭化水素基、
1以上の置換基を有していてもよい複素環基、
1以上の置換基を有していてもよいアミノ基、
アシル基、および
エステル化されていてもよいカルボキシ基
から選択される1以上の置換基を有していてもよい6員環を表し、
環Cy3は、1以上の置換基を有していてもよい5または6員環を表し、
Xは、ヒドロキシで置換されていてもよいC1−2アルキレン、−Y−、Y−CH−または−CH−Y−を表し、
Yは、−O−、−NR−または−S(O)−を表し、
は、水素原子または置換基を表し、
mは、0〜2の整数を表し、
環Cy4は、1以上の置換基を有していてもよい6員芳香環を表す。]
で表される化合物
(但し、N-(3-(2-((4-クロロ-2-メトキシ-6-メチルフェニル)アミノ)-1-メチル-1H-ベンズイミダゾール-7-イル)フェニル)アセタミド)を除く。);
もしくはその塩またはそのプロドラッグを含有するGPR52活性化剤。
【請求項37】
統合失調症の予防剤または治療剤である、請求項36のGPR52活性化剤。
【請求項38】
式(Io):
【化23】

[式中、
Aは、−CONR−または−NRCO−を表し;
は、水素原子または置換基を表し;
Bは、水素原子または置換基を表すか;あるいは
Aが−CONR−であるとき、RとBは、隣接する窒素原子と一緒になって、1以上の置換基を有していてもよい含窒素複素環基を形成するか;または
Aが−CONR−であるとき、Bは、−A−Bが結合する炭素原子に隣接する炭素原子に結合して、1以上の置換基を有していてもよい5または6員環を形成してもよく;
環Cy1は、−A−Bで表される基に加えて、1以上の置換基を有していてもよい6員芳香環を表し;
環Cy2は、
ハロゲン原子、
シアノ基、
ヒドロキシ基、
1以上の置換基を有していてもよい炭化水素−オキシ基、
1以上の置換基を有していてもよい鎖状炭化水素基、
1以上の置換基を有していてもよい複素環基、
1以上の置換基を有していてもよいアミノ基、
アシル基、および
エステル化されていてもよいカルボキシ基
から選択される1以上の置換基を有していてもよい6員環を表し、
環Cy3は、1以上の置換基を有していてもよい5または6員環を表し、
Xは、ヒドロキシで置換されていてもよいC1−2アルキレン、−Y−、Y−CH−または−CH−Y−を表し、
Yは、−O−、−NR−または−S(O)−を表し、
は、水素原子または置換基を表し、
mは、0〜2の整数を表し、
環Cy4は、1以上の置換基を有していてもよい6員芳香環を表す。]
で表される化合物
(但し、N-(3-(2-((4-クロロ-2-メトキシ-6-メチルフェニル)アミノ)-1-メチル-1H-ベンズイミダゾール-7-イル)フェニル)アセタミド)を除く。)
もしくはその塩またはそのプロドラッグの有効量を被験体に投与すること含む、GPR52活性化方法。
【請求項39】
式(Io):
【化24】

[式中、
Aは、−CONR−または−NRCO−を表し;
は、水素原子または置換基を表し;
Bは、水素原子または置換基を表すか;あるいは
Aが−CONR−であるとき、RとBは、隣接する窒素原子と一緒になって、1以上の置換基を有していてもよい含窒素複素環基を形成するか;または
Aが−CONR−であるとき、Bは、−A−Bが結合する炭素原子に隣接する炭素原子に結合して、1以上の置換基を有していてもよい5または6員環を形成してもよく;
環Cy1は、−A−Bで表される基に加えて、1以上の置換基を有していてもよい6員芳香環を表し;
環Cy2は、
ハロゲン原子、
シアノ基、
ヒドロキシ基、
1以上の置換基を有していてもよい炭化水素−オキシ基、
1以上の置換基を有していてもよい鎖状炭化水素基、
1以上の置換基を有していてもよい複素環基、
1以上の置換基を有していてもよいアミノ基、
アシル基、および
エステル化されていてもよいカルボキシ基
から選択される1以上の置換基を有していてもよい6員環を表し、
環Cy3は、1以上の置換基を有していてもよい5または6員環を表し、
Xは、ヒドロキシで置換されていてもよいC1−2アルキレン、−Y−、Y−CH−または−CH−Y−を表し、
Yは、−O−、−NR−または−S(O)−を表し、
は、水素原子または置換基を表し、
mは、0〜2の整数を表し、
環Cy4は、1以上の置換基を有していてもよい6員芳香環を表す。]
で表される化合物
(但し、N-(3-(2-((4-クロロ-2-メトキシ-6-メチルフェニル)アミノ)-1-メチル-1H-ベンズイミダゾール-7-イル)フェニル)アセタミド)を除く。)
もしくはその塩またはそのプロドラッグの有効量を被験体に投与すること含む、統合失調症の治療または予防方法。
【請求項40】
GPR52活性化剤製造における、式(Io):
【化25】

[式中、
Aは、−CONR−または−NRCO−を表し;
は、水素原子または置換基を表し;
Bは、水素原子または置換基を表すか;あるいは
Aが−CONR−であるとき、RとBは、隣接する窒素原子と一緒になって、1以上の置換基を有していてもよい含窒素複素環基を形成するか;または
Aが−CONR−であるとき、Bは、−A−Bが結合する炭素原子に隣接する炭素原子に結合して、1以上の置換基を有していてもよい5または6員環を形成してもよく;
環Cy1は、−A−Bで表される基に加えて、1以上の置換基を有していてもよい6員芳香環を表し;
環Cy2は、
ハロゲン原子、
シアノ基、
ヒドロキシ基、
1以上の置換基を有していてもよい炭化水素−オキシ基、
1以上の置換基を有していてもよい鎖状炭化水素基、
1以上の置換基を有していてもよい複素環基、
1以上の置換基を有していてもよいアミノ基、
アシル基、および
エステル化されていてもよいカルボキシ基
から選択される1以上の置換基を有していてもよい6員環を表し、
環Cy3は、1以上の置換基を有していてもよい5または6員環を表し、
Xは、ヒドロキシで置換されていてもよいC1−2アルキレン、−Y−、Y−CH−または−CH−Y−を表し、
Yは、−O−、−NR−または−S(O)−を表し、
は、水素原子または置換基を表し、
mは、0〜2の整数を表し、
環Cy4は、1以上の置換基を有していてもよい6員芳香環を表す。]
で表される化合物
(但し、N-(3-(2-((4-クロロ-2-メトキシ-6-メチルフェニル)アミノ)-1-メチル-1H-ベンズイミダゾール-7-イル)フェニル)アセタミド)を除く。)
もしくはその塩またはそのプロドラッグの使用。
【請求項41】
統合失調症の予防剤または治療剤製造における、式(Io):
【化26】

[式中、
Aは、−CONR−または−NRCO−を表し;
は、水素原子または置換基を表し;
Bは、水素原子または置換基を表すか;あるいは
Aが−CONR−であるとき、RとBは、隣接する窒素原子と一緒になって、1以上の置換基を有していてもよい含窒素複素環基を形成するか;または
Aが−CONR−であるとき、Bは、−A−Bが結合する炭素原子に隣接する炭素原子に結合して、1以上の置換基を有していてもよい5または6員環を形成してもよく;
環Cy1は、−A−Bで表される基に加えて、1以上の置換基を有していてもよい6員芳香環を表し;
環Cy2は、
ハロゲン原子、
シアノ基、
ヒドロキシ基、
1以上の置換基を有していてもよい炭化水素−オキシ基、
1以上の置換基を有していてもよい鎖状炭化水素基、
1以上の置換基を有していてもよい複素環基、
1以上の置換基を有していてもよいアミノ基、
アシル基、および
エステル化されていてもよいカルボキシ基
から選択される1以上の置換基を有していてもよい6員環を表し、
環Cy3は、1以上の置換基を有していてもよい5または6員環を表し、
Xは、ヒドロキシで置換されていてもよいC1−2アルキレン、−Y−、Y−CH−または−CH−Y−を表し、
Yは、−O−、−NR−または−S(O)−を表し、
は、水素原子または置換基を表し、
mは、0〜2の整数を表し、
環Cy4は、1以上の置換基を有していてもよい6員芳香環を表す。]
で表される化合物
(但し、N-(3-(2-((4-クロロ-2-メトキシ-6-メチルフェニル)アミノ)-1-メチル-1H-ベンズイミダゾール-7-イル)フェニル)アセタミド)を除く。)
もしくはその塩またはそのプロドラッグの使用。
【請求項42】
GPR52の活性化に使用するための、式(Io):
【化27】

[式中、
Aは、−CONR−または−NRCO−を表し;
は、水素原子または置換基を表し;
Bは、水素原子または置換基を表すか;あるいは
Aが−CONR−であるとき、RとBは、隣接する窒素原子と一緒になって、1以上の置換基を有していてもよい含窒素複素環基を形成するか;または
Aが−CONR−であるとき、Bは、−A−Bが結合する炭素原子に隣接する炭素原子に結合して、1以上の置換基を有していてもよい5または6員環を形成してもよく;
環Cy1は、−A−Bで表される基に加えて、1以上の置換基を有していてもよい6員芳香環を表し;
環Cy2は、
ハロゲン原子、
シアノ基、
ヒドロキシ基、
1以上の置換基を有していてもよい炭化水素−オキシ基、
1以上の置換基を有していてもよい鎖状炭化水素基、
1以上の置換基を有していてもよい複素環基、
1以上の置換基を有していてもよいアミノ基、
アシル基、および
エステル化されていてもよいカルボキシ基
から選択される1以上の置換基を有していてもよい6員環を表し、
環Cy3は、1以上の置換基を有していてもよい5または6員環を表し、
Xは、ヒドロキシで置換されていてもよいC1−2アルキレン、−Y−、Y−CH−または−CH−Y−を表し、
Yは、−O−、−NR−または−S(O)−を表し、
は、水素原子または置換基を表し、
mは、0〜2の整数を表し、
環Cy4は、1以上の置換基を有していてもよい6員芳香環を表す。]
で表される化合物
(但し、N-(3-(2-((4-クロロ-2-メトキシ-6-メチルフェニル)アミノ)-1-メチル-1H-ベンズイミダゾール-7-イル)フェニル)アセタミド)を除く。)
もしくはその塩またはそのプロドラッグ。
【請求項43】
統合失調症の治療または予防に使用するための、式(Io):
【化28】

[式中、
Aは、−CONR−または−NRCO−を表し;
は、水素原子または置換基を表し;
Bは、水素原子または置換基を表すか;あるいは
Aが−CONR−であるとき、RとBは、隣接する窒素原子と一緒になって、1以上の置換基を有していてもよい含窒素複素環基を形成するか;または
Aが−CONR−であるとき、Bは、−A−Bが結合する炭素原子に隣接する炭素原子に結合して、1以上の置換基を有していてもよい5または6員環を形成してもよく;
環Cy1は、−A−Bで表される基に加えて、1以上の置換基を有していてもよい6員芳香環を表し;
環Cy2は、
ハロゲン原子、
シアノ基、
ヒドロキシ基、
1以上の置換基を有していてもよい炭化水素−オキシ基、
1以上の置換基を有していてもよい鎖状炭化水素基、
1以上の置換基を有していてもよい複素環基、
1以上の置換基を有していてもよいアミノ基、
アシル基、および
エステル化されていてもよいカルボキシ基
から選択される1以上の置換基を有していてもよい6員環を表し、
環Cy3は、1以上の置換基を有していてもよい5または6員環を表し、
Xは、ヒドロキシで置換されていてもよいC1−2アルキレン、−Y−、Y−CH−または−CH−Y−を表し、
Yは、−O−、−NR−または−S(O)−を表し、
は、水素原子または置換基を表し、
mは、0〜2の整数を表し、かつ
環Cy4は、1以上の置換基を有していてもよい6員芳香環を表す。]
で表される化合物
(但し、N-(3-(2-((4-クロロ-2-メトキシ-6-メチルフェニル)アミノ)-1-メチル-1H-ベンズイミダゾール-7-イル)フェニル)アセタミド)を除く。)
もしくはその塩またはそのプロドラッグ。

【公表番号】特表2011−530483(P2011−530483A)
【公表日】平成23年12月22日(2011.12.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−506276(P2011−506276)
【出願日】平成21年8月11日(2009.8.11)
【国際出願番号】PCT/JP2009/064375
【国際公開番号】WO2010/018874
【国際公開日】平成22年2月18日(2010.2.18)
【出願人】(000002934)武田薬品工業株式会社 (396)
【Fターム(参考)】