説明

作業車両

【課題】コンバインやトラクタ及び田植機等のように、着脱可能または一部の連結を外して作業位置と非作業位置とに位置変更可能な作業機部を備えた作業用走行車両の制御部において、当該作業機部の着脱により制御部に備えるEEPROMに無意味なエラー情報が記憶されてしまう不具合を解消する。
【解決手段】作業機部16に具備する作動用アクチュエータ22の動作状態を検出する検出手段43と、該検出手段43によるエラー情報を記憶する記憶手段42と、走行機体13に作業機部16が連結されていることを判断する判断手段44,45,46,47,48とを設けた作業用走行車両11の制御部41を構成し、前記判断手段44,45,46,47,48により走行機体13に作業機部16が連結されていることを判断した時のみ、検出手段43によるエラー情報を記憶手段42に記憶できるようにした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンバインやトラクタ及び田植機等のように、着脱可能または一部の連結を外して作業位置と非作業位置とに位置変更可能な作業機部を備える作業用走行車両の制御部に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、例えばコンバインは、前進走行しながら機体前方に備える前処理部によって次々と穀稈を刈り取っていき、搬送装置によって穀稈を脱穀部に送り、脱穀部で脱穀して穀粒を選別し、更に選別されたれた穀粒をグレンタンクに一時的に貯留し、この一時的に貯留された穀粒を穀粒排出オーガを介して機外に排出できるように構成してある。
【0003】
そして、これらの作業をコントロールするために、コンバインの各部には、各種操作スイッチやセンサを取り付けると共に、それらに対応する各種アクチュエータを設けている。更に、各種操作スイッチやセンサの検出情報に基づいてコントローラが必要な演算を施し、このコントローラの演算結果に基づく制御信号が、各種アクチュエータの電磁ソレノイドバルブやリレースイッチ等の駆動回路に送られるようになっている。
【0004】
また、コンバインが刈取り作業中は、各種操作スイッチやセンサの検出値が適正範囲にあるか否かがチェックされ、適正範囲外であればエラー情報としてコントローラに備えるEEPROM(不揮発性メモリ)に順次格納(記憶)されるようになっており、これらのエラー情報をトラブル情報として活用することによって、コンバインの各部に発生するトラブルの原因を迅速に解明できるようにしている(例えば、特許文献1参照。)。
【特許文献1】特開平10−150828号公報(第2−3頁、図1−図3)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
そして、上述した従来のコンバインは、刈取り作業中に前処理部に備える掻込装置及び扱深搬送装置等に穀稈の詰りが発生した場合や、運転席下方の原動機部及びトランスミッション等の点検整備を行なう場合には、前処理部を走行機体から取り外すか、あるいは両者の連結を一部外して前処理部回動させることにより、作業空間を確保して穀稈詰りの解除やメンテナンス作業が行えるようになっている。
【0006】
その際、前処理部の対地高さを検出するリフトポテンショメータの配線を取り外して作業を行なうので、このようにリフトポテンショメータの配線を取り外した状態でエンジンを始動させて走行機体を移動させる場合等においては、リフトポテンショメータの配線が取り外されていることが、コントローラに備えるEEPROMに無意味なエラー情報として記憶されてしまうので、前処理部に発生したトラブルを当該エラー情報に基づいて迅速に原因解明しようとすると支障を来たすといった不具合を有していた。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、上記課題を解決することを目的としたものであって、走行機体に対して着脱可能または一部の連結を外して作業位置と非作業位置とに位置変更可能な作業機部を備えると共に、該作業機部に具備する作動用アクチュエータの動作状態を検出する検出手段と、該検出手段によるエラー情報を記憶する記憶手段と、走行機体に作業機部が連結されていることを判断する判断手段とを設けた作業用走行車両の制御部において、前記判断手段により走行機体に作業機部が連結されていることを判断した時のみ、検出手段によるエラー情報を記憶手段に記憶することを第1の特徴としている。
【0008】
そして、走行機体に作業機部が連結されていることを、作業機部に備える各種センサからの入力信号によって判断することを第2の特徴としている。
【0009】
また、走行機体に作業機部が連結されていることを、信号線からの入力信号によって判断することを第3の特徴としている。
【発明の効果】
【0010】
請求項1の発明によれば、走行機体に対して着脱可能または一部の連結を外して作業位置と非作業位置とに位置変更可能な作業機部を備えると共に、該作業機部に具備する作動用アクチュエータの動作状態を検出する検出手段と、該検出手段によるエラー情報を記憶する記憶手段と、走行機体に作業機部が連結されていることを判断する判断手段とを設けた作業用走行車両の制御部において、前記判断手段により走行機体に作業機部が連結されていることを判断した時のみ、検出手段によるエラー情報を記憶手段に記憶することによって、メンテナンス作業等で走行機体から作業機部を取り外しても、検出手段による無意味なエラー情報は記憶手段に記憶されないので、作業用走行車両及び作業機部にトラブルが発生した場合、当該記憶手段に記憶されているエラー情報を活用しての迅速な原因解明に支障を来たすことがない。また、無意味なエラー情報を解明して消去するための手間を必要としない。
【0011】
そして、請求項2の発明によれば、走行機体に作業機部が連結されていることを、作業機部に設けた各種センサからの入力信号によって判断するので、当該作業機部が走行機体に連結された作業可能状態にあることを確実に判断できる。
【0012】
また、請求項3の発明によれば、走行機体に作業機部が連結されていることを、信号線からの入力信号によって判断するので、請求項2の発明と同様に、当該作業機部が走行機体に連結された作業可能状態にあることを確実に判断できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明に係る作業用走行車両の一例であるコンバイン11の側面図であって、コンバイン11は、左右一対のクローラ走行装置12,12によって支持される走行機体13を有し、この走行機体13の前部右側にエンジン14を搭載すると共に、該エンジン14の上方に運転席15を設けている。
【0014】
そして、走行機体13の前方左側には、穀稈を刈取って搬送する前処理部(作業機部)16を昇降可能に支持すると共に、この前処理部16の後方には、刈取った穀稈を脱穀し、且つ脱穀した穀粒を選別する脱穀部17と、脱穀済みの排稈を排出処理する後処理部18を設けている。更に詳しくは、前処理部16のフレームを兼ねる伝動軸ケース19の上端を機体フレーム13の前部に設けた支点21に軸支すると共に、伝動軸ケース19の下面と機体フレーム13の間にアクチュエータである油圧シリンダ22を介装し、該油圧シリンダ22の伸縮作動させることによって支点21を回動中心とする前処理部16の昇降を可能にしている。
【0015】
一方、運転席15の後方には、選別済みの穀粒を一時的に貯留する穀粒タンク23が設けてあり、この穀粒タンク23内に貯留された穀粒は、当該穀粒タンク23の後面下端部に固設した固定パイプ(不図示)と、この固定パイプに回動可能に接続された縦パイプ24と、該縦パイプ24の上端に一体回動可能で、且つ、上下方向に起伏可能(上下昇降可能)に接続した穀粒排出オーガ25とを経由して機外に排出できるようになっている。
【0016】
また、前処理部16には、刈り取り穀稈を分草する複数の分草体26を分草体支持フレーム27に一体的に取り付けると共に、分草体26の後方には、この分草体26により分草された後の穀稈を引き起す引起装置28と、該引起装置28により引き起こされた穀稈の株元を切断する刈刃を備えた刈取装置29と、該刈取装置29によって刈り取られる穀稈を掻き込んで搬送する掻込搬送装置31と、該掻込搬送装置31の後方で刈取穀稈の稈長を検出して自動的に適正な扱ぎ深さに調節する扱深搬送装置32等の穀稈搬送装置が設けてあり、扱深搬送装置31の終端部まで搬送された穀稈は、脱穀フィードチェン33を介して脱穀部17に供給されるようになっている。
【0017】
そして、コンバイン11は、刈取り作業中に前処理部16に備える掻込装置31及び扱深搬送装置32等に穀稈の詰りが発生した場合や、運転席15下方のエンジン14及びトランスミッション34等の点検整備を行なう場合には、前処理部16を走行機体13から取り外すことにより作業空間を確保して、穀稈詰りの解除やメンテナンス作業が行なえるように当該前処理部16を着脱自在に構成している。
【0018】
更に詳しくは、前処理部16は、分草体支持フレーム27から斜め後方に立ち上がる伝動軸ケース19の上端に連結する横伝動筒35を、走行機体13の前部に立設した左右一対の支持部材36,36の上部に設けた図示しない下部ホルダと、該下部ホルダに対向する上部ホルダにより挟持した状態で軸支してあって、両ホルダによる横伝動筒35の挟持状態を解除すると共に、伝動軸ケース19の下面と機体フレーム13の間に介装した油圧シリンダ22の一側の連結を解除することによって、当該前処理部16を走行機体13から切り離して取り外すことができるようになっている。
【0019】
尚、走行機体13と前処理部16の連結を一部外して前処理部16を回動させることにより、当該前処理部16を作業位置と非作業位置とに位置変更(回動)可能に構成して、作業空間を確保した前記非作業位置において穀稈詰りの解除やメンテナンス作業が行えるようにしたコンバインもある。
【0020】
上述したような機械的構成を有するコンバイン11は、図2に示すブロック図のようにマイクロコンピュータ(CPU、ROM、RAM)を用いて構成される制御部41を備えており、更にこの制御部41には、外部からの入力情報等をCPUに受け渡す入力ポートとCPUの演算に基づく制御信号を外部へ送り出す出力ポート、及び外部記憶手段としてEEPROM(不揮発性メモリ)42を備えている。
【0021】
そして、制御部41の入力ポートには、前処理部16を昇降作動させる油圧シリンダ22の動作状態を検出するリフトポテンショメータ43、分草体26の間に導入される穀稈の通過位置を検出すべく分草体支持フレーム27に取り付けられた左右一対の方向自動センサ44、扱深搬送装置32において搬送穀稈の有無を株元側で検出する扱ぎ深さメインセンサ45、刈り取った穀稈の稈長を検出する稈長検出手段としての扱ぎ深さ株元センサ46と扱ぎ深さ穂先センサ47、扱深搬送装置32から脱穀フィードチェン33への穀稈受継部に設けられた前処理詰まりセンサ48、及び走行機体13に前処理部16が連結されていることをチェック信号として入力する信号線51を、コネクタ52を介して夫々個別に抜き差し可能に接続してある。
【0022】
一方、出力ポートには、図3に示すように、運転席15の左側のサイドパネル53に設けられた異常表示手段としての刈高ランプ(刈高さポジションコントロールスイッチ)54、運転席15下方のステップ55の下に埋設されたセブンセグメント表示器56、油圧シリンダ22の方向切換弁に組み込まれた電磁ソレノイドバルブ57を接続してある。
【0023】
次に、図4に示すフローチャートに基づいて、本発明のコンバイン11の制御部41による制御動作(エラーチェック制御)の第一実施例について説明する。
【0024】
先ず、ステップS1では、前処理部(作業機部)16に備える上述した各種センサ、即ち左右一対の方向自動センサ44、扱ぎ深さメインセンサ45、扱ぎ深さ株元センサ46、扱ぎ深さ穂先センサ47、及び前処理詰まりセンサ48の何れかがONなっているか否か、即ち前記センサ44,45,46,47,48により走行機体13に前処理部16が連結されて刈取り作業が行なわれているか否かを判断し、これらのセンサ44,45,46,47,48のうち何れかがON状態であればステップS2に進み、何れもOFF状態にあればステップS3に進む。
【0025】
ステップS2では、OFF状態にある前処理チェックフラグをONにしてステップS3に進む。尚、エンジン14を始動または停止させる図示しないスタータスイッチとメインスイッチとを兼ねるキースイッチ31をON操作した直後の前処理チェックフラグの初期値はOFFになっている。
【0026】
ステップS3では、前処理チェックフラグがONなっているかOFFになっているかを判断し、OFFであればステップS1に戻り、ONなっていればステップS4に進む。
【0027】
ステップS4では、前処理部16を昇降作動させる油圧シリンダ22の動作状態を検出するリフトポテンショメータ43の値が、適正な正常範囲にあればステップS1に戻り、異常な値(エラー)であればステップS5に進む。
【0028】
ステップS5では、リフトポテンショメータ43のエラー表示として刈高ランプ54を点滅表示させた後ステップS6に進む。
【0029】
そして、ステップS6では、リフトポテンショメータ43のエラーをEEPROM42に記録してステップS1に戻る制御が実行されるようになっている。
【0030】
以上説明した第一実施例によれば、走行機体13に対して着脱可能または一部の連結を外して作業位置と非作業位置とに位置変更可能な作業機部である前処理部16を備えると共に、該前処理部16に具備する昇降作動用アクチュエータである油圧シリンダ22と、該油圧シリンダ22の動作状態を検出する検出手段であるリフトポテンショメータ43と、該リフトポテンショメータ43によるエラー情報を記憶する記憶手段としてのEEPROM42と、走行機体13に前処理部16が連結されていることを判断する判断手段として、前処理部16に備える左右一対の方向自動センサ44、扱ぎ深さメインセンサ45、扱ぎ深さ株元センサ46、扱ぎ深さ穂先センサ47、及び前処理詰まりセンサ48とを設けた作業用走行車両の一例であるコンバイン11の制御部41において、前記判断手段である各種センサ44,45,46,47,48により走行機体13に前処理部16が連結されていることを判断した時のみ、油圧シリンダ22の動作状態を検出するリフトポテンショメータ43によるエラー情報をEEPROM42に記憶することによって、メンテナンス作業等で走行機体13から前処理部16を取り外しても、リフトポテンショメータ43による無意味なエラー情報はEEPROM42に記憶されないので、コンバイン11及び前処理部16にトラブルが発生した場合、当該EEPROM42に記憶されているエラー情報を活用しての迅速な原因解明に支障を来たすことがない。また、無意味なエラー情報を解明して消去するための手間を必要としない。
【0031】
そして、走行機体13に前処理部16が連結されていることを、前処理部16に設けた各種センサ各種センサ44,45,46,47,48からの入力信号によって判断するので、当該前処理部16が走行機体13に連結された作業可能状態にあることを確実に判断できる。
【0032】
次に、図5に示すフローチャートに基づいて、本発明のコンバイン11の制御部41による制御動作(エラーチェック制御)の第二実施例について説明する。
【0033】
先ず、ステップS1では、走行機体13に作業機部16が連結されていることをチェック信号として入力する信号線51が接続されているか否か、即ち走行機体13に前処理部16が連結されて刈取り作業が行なえる信号線51が接続された状態(ON状態)であれば、ステップS2に進み、信号線51が接続されていない状態(OFF状態)であれば元に戻る。
【0034】
ステップS2では、前処理部16を昇降作動させる油圧シリンダ22の動作状態を検出するリフトポテンショメータ43の値が、適正な正常範囲にあればステップS1に戻り、異常な値(エラー)であればステップS3に進む。
【0035】
ステップS3では、リフトポテンショメータ43のエラー表示として刈高ランプ54を点滅表示させた後ステップS4に進む。
【0036】
そして、ステップS4では、リフトポテンショメータ43のエラーをEEPROM42に記録してステップS1に戻る制御が実行されるようになっている。
【0037】
以上説明した第二実施例は、走行機体13に前処理部16が連結されていることをチェック信号として入力する信号線51が接続されていることを判断した時のみ、油圧シリンダ22の動作状態を検出するリフトポテンショメータ43によるエラー情報をEEPROM42に記憶することによって、メンテナンス作業等で走行機体13から前処理部16を取り外しても、リフトポテンショメータ43による無意味なエラー情報はEEPROM42に記憶されないので、コンバイン11及び前処理部16にトラブルが発生した場合、当該EEPROM42に記憶されているエラー情報を活用しての迅速な原因解明に支障を来たすことがない。また、無意味なエラー情報を解明して消去するための手間を必要としない。そして、走行機体13に前処理部16が連結されていることを、信号線51からの入力信号によって判断するので、第一実施例と同様に当該前処理部16が走行機体13に連結された作業可能状態にあることを確実に判断できる。
【0038】
尚、上述した制御部41による制御動作(エラーチェック制御)は、前処理部16に備える扱深搬送装置32を作動させる電動モータ(アクチュエータ)による扱ぎ深さ調節位置をポテンショメータで検出し、この扱ぎ深さポテンショメータのエラー情報をEEPROM42に記憶させるものや、脱穀部17に備える図示しない揺動選別装置のチャフシーブを構成する複数のフィン開度の電動モータによる調節量をポテンショメータで検出し、このフィン開度ポテンショメータのエラー情報をEEPROM42に記憶させるもののように、メンテナン等において扱深搬送装置32や揺動選別装置を前処理部16や脱穀部17から着脱できるように構成したものにも適用可能である。更に、走行機体の後部に昇降自在に装着されるロータリ耕耘装置を備えるトラクタや、走行機体の後部に昇降自在に装着される移植装置を備える乗用型田植機のように、走行機体から作業機部を取り外してメンテナンス作業等を行なうことができる作業用走行車両に適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】一部が破断したコンバインの左側面図。
【図2】制御部のブロック図。
【図3】運転席周辺の平面図。
【図4】エラーチェック制御の第一実施例を示すフローチャート。
【図5】エラーチェック制御の第二実施例を示すフローチャート。
【符号の説明】
【0040】
13 走行機体
16 作業機部(前処理部)
22 作動用アクチュエータ(油圧シリンダ)
42 記憶手段
43 検出手段(リフトポテンショメータ)
44 判断手段(方向自動センサ)
45 判断手段(扱ぎ深さメインセンサ)
46 判断手段(扱ぎ深さ株元センサ)
47 判断手段(扱ぎ深さ穂先センサ)
48 判断手段(前処理詰まりセンサ)
51 信号線

【特許請求の範囲】
【請求項1】
走行機体(13)に対して着脱可能または一部の連結を外して作業位置と非作業位置とに位置変更可能な作業機部(16)を備えると共に、該作業機部(16)に具備する作動用アクチュエータ(22)の動作状態を検出する検出手段(43)と、該検出手段(43)によるエラー情報を記憶する記憶手段(42)と、走行機体(13)に作業機部(16)が連結されていることを判断する判断手段(44,45,46,47,48)とを設けた作業用走行車両の制御部において、前記判断手段(44,45,46,47,48)により走行機体(13)に作業機部(16)が連結されていることを判断した時のみ、検出手段(43)によるエラー情報を記憶手段(42)に記憶することを特徴とする作業用走行車両の制御部。
【請求項2】
走行機体(13)に作業機部(16)が連結されていることを、作業機部(16)に備える各種センサ(44,45,46,47,48)からの入力信号によって判断する請求項1に記載の作業用走行車両の制御部。
【請求項3】
走行機体(13)に作業機部(16)が連結されていることを、信号線(51)からの入力信号によって判断する請求項1に記載の作業用走行車両の制御部。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2007−159436(P2007−159436A)
【公開日】平成19年6月28日(2007.6.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−357238(P2005−357238)
【出願日】平成17年12月12日(2005.12.12)
【出願人】(000001878)三菱農機株式会社 (1,502)
【Fターム(参考)】