説明

光走査によるファインダー表示機能を備えたカメラ

【課題】光走査によるファインダー表示において、安全性に問題なく、簡素な構造で視認性の優れたファインダー表示を可能にする。
【解決手段】デジタルカメラ10の光学ファインダー20に対し、コールドフィルタ30、マット板40、およびマイクロミラー56を備えたスキャナ機構50を配置する。レーザー光源60から放射される遠赤外線をマイクロミラー56で反射させてコールドフィルタ30へ導き、コールドフィルタ30はマイクロミラー56からの光を反射してマット板40へ導き、蛍光体42をコーティングしたマット板40に遠赤外線を当てて蛍光を生じさせる。コールドフィルタ30は蛍光を透過し、ペンタプリズム26内で被写体像の光と表示パターンの蛍光を重ね合わせる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ペンタプリズムなど光学ファインダーを備えたカメラに関し、特に、マイクロミラーを使った2次元走査によって文字情報等をスーパーインポーズ表示可能なファインダー表示機構に関する。
【背景技術】
【0002】
一眼レフ型カメラでは、撮影レンズを通った光がクイックリターンミラーによってミラー上方にあるピントグラスに導かれ、被写体像がピントグラスに形成される。カメラ上部に設けられたペンタプリズム、あるいはペンタミラーによって被写体像が観察可能となり、接眼レンズを通して被写体の構図、合焦状態が確認される。
【0003】
ピントグラス上方には、合焦位置などをファインダー視野内に表示するため、複数の微小プリズムが測距点位置に形成されたスクリーン板が配置されている。レリーズボタン半押しによってオートフォーカスが機能すると、ファインダー傍に設けられたLEDなどの光源から合焦位置に向けて光を照射し、これによって合焦マークが被写体像にスーパーインポーズ表示される。また、絞り、シャッタスピードなど露出値が液晶素子によりファインダー視野外に表示される。
【0004】
合焦マークの表示位置は微小プリズムの形成位置にしか表示できず、また、文字情報の表示位置もファインダー視野外の所定領域に定められている。このようなパターンの表示位置の制限を解消するため、液晶素子とともにマイクロミラーを配置するカメラのファインダー表示方法が知られている(特許文献1参照)。
【0005】
そこでは、所定角度で傾斜したマイクロミラーにLED光源の光を照射させ、反射光を被写体像の光と重ね合わせる。マイクロミラーの角度を調整することによってフォーカスポイントなどのパターン表示位置を制御する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開平11−15063号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ミラーなどを介して光源の光をそのまま視認するように構成されているため、光源の種類によって安全性の問題が生じる。例えば、レーザー光源を使用する場合、厳しい安全基準に基づいてカメラを製造しなければならない。
【0008】
また、カメラのファインダー機能として、覗き角度に拠らずパターンを視認させることを必要とするが、マイクロミラーに反射する光は一般的に指向性が強いため、光(パワー)を発散させる光学レンズを配置しなければならず、カメラの構造が複雑化するとともに、光学ファインダーの光効率が低下する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明のカメラは、一眼レフ型デジタルカメラなどファインダー表示可能なカメラであり、焦点板を有し、観察用の被写体像を形成する光学ファインダーを備え、また、所定の波長領域の光を放射する光源と、前記光源の光を反射する微小ミラーを傾斜させることによって、ファインダー視野に合わせて前記微小ミラーで反射した光を走査させるスキャナ機構と、前記光源の光を変調して表示パターンを形成する表示制御手段とを備える。例えば、レーザー光源によってマイクロミラーに光を照射し、直交する2軸に関して軸回転可能なマイクロミラーの傾斜角度を制御することによって、反射光を二次元走査(ラスタ走査)させる。
【0010】
さらに本発明のカメラは、前記光源の光を反射する一方で可視光を透過する光学部材(以下、第1光学部材という)と、前記第1光学部材の反射方向に沿って配置され、前記光源の光による励起によって蛍光を発する蛍光体を表面に形成した光学部材(以下、第2光学部材という)とを備える。そして、前記第1および第2光学部材は、前記第1光学部材を透過した蛍光による表示パターンが前記光学ファインダー内で被写体像と重ねて表示されるように、前記光学ファインダーに対して位置決めされている。
【0011】
本発明では、パターン表示専用の第2光学部材を設け、第1光学部材を介してパターンに応じた光を第2光学部材に照射させる。第2光学部材の表面に形成された蛍光体に光が当たると、可視光である蛍光が第1光学部材を通過し、光学ファインダー内に進行する。そして、被写体像の光と重なり合うことにより、ファインダー視野内において表示パターンが被写体像にスーパーインポーズされる。表示パターンとして微細な文字情報などが含まれる場合、鮮明な表示パターンを表示するため、光路長に関して焦点板と光学的に等価な位置に第2光学部材を配置するのがよい。
【0012】
強い指向性なく放出される蛍光がファインダー光学系に入射するため、ファインダーの覗き角度が違っても表示パターンをはっきりと視認することができる。また、蛍光体を焦点板表面に形成しないため、焦点板の光学特性を落とすことなく明るい被写体像をファインダー表示することが可能である。さらに、ユーザが視認する表示パターンの光は蛍光であるため、安全上問題がない。
【0013】
できる限り指向性のない拡散した状態で蛍光を放出するため、第2光学部材は前記蛍光体をコーティングしたマット板であるのが望ましい。一方、第1光学部材としては、特定波長を選択的に反射、透過させるダイクロイックミラーを設けるのがよい。例えば、光源が遠赤外線を放射する場合、コールドフィルタといった遠赤外線を選択的に反射する波長選択フィルタを配置するのがよい。
【0014】
本発明のビューファインダー機構は、カメラなどに装着可能であり、焦点板を有し、観察用の被写体像を形成する光学ファインダーと、微小ミラーに反射した光源の光を反射する一方、可視光を透過する第1光学部材と、前記第1光学部材の反射方向に沿って配置され、前記光源の光による励起によって蛍光を発する蛍光体を表面に形成した第2光学部材とを備え、前記第1光学部材を透過した蛍光による表示パターンがファインダー視野内で被写体像に重ねて表示されるように、前記第1および第2光学部材が前記光学ファインダーに対して位置決めされていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0015】
このように本発明によれば、安全性に問題なく、簡素な構造で視認性の優れたファインダー表示を可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本実施形態であるデジタルカメラの部分的な内部構成図である。
【図2】デジタルカメラのブロック図である。
【図3】レリーズボタンが半押しされた状態におけるファインダー表示を示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下では、図面を参照して本実施形態であるデジタルカメラについて説明する。
【0018】
図1は、本実施形態であるデジタルカメラの部分的な内部構成図である。
【0019】
一眼レフ型デジタルカメラ10では、鏡筒を含む撮影光学系12がカメラ本体11に着脱自在に装着されており、撮影光学系12後方にはクイックリターンミラー13、フォーカルプレーンシャッタ(図示せず)、CCD14が配置されている。クイックリターンミラー13が配置されるミラーボックス上方には、マット面25を形成したピントグラス24、ペンタプリズム(ペンタゴナルダハプリズム)26、そしてルーペ光学系22を含む光学ファインダー20が配置されている。
【0020】
撮影光学系12を通った光は、クイックリターンミラー13によって上方に導かれ、ピントグラス24に被写体像が形成される。ピントグラス24を通った光は、ペンタプリズム26内で反射し、ルーペ光学系22へ導かれる。これにより、撮影光学系12によって捉えられた被写体の光学像が、ルーペ光学系22を通して視認される。
【0021】
ペンタプリズム26の前方(撮影光学系)には柱状のプリズム28が配置され、一方の端面28Aがペンタプリズム26の第2反射面26Bと接している。プリズム28内部には、遠赤外線を反射し、可視光を透過するコールドフィルタ30が配置されている。また、プリズム28の他方の端面28B付近には、マット面40Sの上に蛍光体40をコーティングしたマット板(スクリーン板)40が対向配置されている。
【0022】
プリズム28の上方に配置されたスキャナ機構50は、マイクロミラーデバイス55、レーザー光源60を備え、マイクロミラー56がその反射面をプリズム28へ向けて配置されている。レーザー光源60は、遠赤外光のビームを放出し、コリメータレンズ52によって平行光にされた遠赤外光は、マイクロミラー56で反射される。
【0023】
マイクロミラーデバイス55は、支持枠であるシリコンウェハ基板(図示せず)にマイクロミラー56を一体形成したマイクロデバイスであり、支持枠とマイクロミラー56を連結する2対のヒンジ、トーションバー(図示せず)を軸として回転可能である。ここでは、直交する2軸に沿って形成されたヒンジ周りにマイクロミラー56がそれぞれ軸回転および往復揺動運動可能であり、基板に沿った基準面に対して二次元的に傾斜する。
【0024】
支持枠に取り付けられた固定電極(図示せず)とマイクロミラー56に取り付けられた可動電極(図示せず)との間に正負の電荷を生じさせることでマイクロミラー56が傾斜し、電荷量を調整することによって傾斜角が連続的に変化する。ここでは、表示パターンの光がファインダー視野に合わせてラスタ走査するように、マイクロミラー56が二次元駆動される。
【0025】
マイクロミラー56によって反射した遠赤外光は、コールドフィルタ30で反射し、反射方向に配置されたマット板40に向けて進行する。マット板40は、ピントグラス24と同サイズのガラス板であり、ピントグラス24と光軸E方向において光学的に等価な位置に配置されている。またマット板40には、光を拡散反射させるマット面40Sの表面には蛍光体42がコーティングされており、マット板40へ入射する遠赤外光は、励起による可視光である蛍光となって拡散反射する。
【0026】
そのため、コールドフィルタ30で反射した遠赤外光がマット面40Sに当たると、指向性なく拡散する蛍光(例えば赤色光)が放出し、コールドフィルタ30に向けて進行する。コールドフィルタ30は、可視光である蛍光を透過し、蛍光による表示パターンの光が光学ファインダー20内へ入射する。
【0027】
マット板40は、ピントグラス24と光学的に等価な位置にあって、ピントグラス24とルーペ光学系22との光路長は、マット板40とルーペ光学系22との光路長と等しい。また、コールドフィルタ30、マット板40は、その中心が光軸Eと一致するように配置され、マット板40はピントグラス24と光軸方向において光学的に等価な位置に配置されているので、蛍光による光学像は、ピントグラス24に形成される光学像とルーペ光学系22を通して重なり合う。
【0028】
図2は、デジタルカメラ10のブロック図である。図3は、レリーズボタンが半押しされた状態におけるファインダー表示を示した図である。
【0029】
電源ON操作によってメインスイッチS1がON状態になると、電源回路82からシステムコントロール回路80を含む回路全体に電源が供給される。ROM97、RAM99を備えたシステムコントロール回路80は、カメラ動作を制御し、AF制御部90、分割測光制御部98などへ制御信号を出力する。撮影光学系12によって形成される被写体像は、ルーペ光学系22を通して表示されている。
【0030】
レリーズボタン(図示せず)が半押しされて測光スイッチS2がON状態になると、分割測光制御部58によって被写体の明るさが計測され、露出値が算出される。また、撮影光学系12を通った光がミラーボックス下部に設けられたAF用CCDセンサ91に導かれると、AF制御部90は合焦状態であるか否かを検出する。そして、多分割オートフォーカス機能に従い、システムコントロール回路80はAFモータ93を制御し、撮影光学系12のフォーカシングレンズをシフトさせる。
【0031】
一方、ファインダー表示のため、レーザー駆動回路61はレーザー光源60を駆動し、遠赤外線のレーザー光がマイクロミラー56に向けて放射される。また、ミラー駆動回路57がマイクロミラーデバイス55を制御し、マイクロミラー56を二次元駆動させてマイクロミラー56の反射光をラスタ走査させる。
【0032】
上述したように、マイクロミラー56で反射した遠赤外光は、コールドフィルタ30で反射し、マット板40に照射する。そして、マット板40の蛍光体42から生じる蛍光が、コールドフィルタ30を通過してペンタプリズム26に入射し、被写体像の光と重ね合わせられる。
【0033】
マイクロミラー56によるラスタ走査範囲は、ファインダー表示される被写体像の視野領域に従う。また、マイクロミラー56の2軸に関する傾斜角度は、ファインダー視野領域内での走査位置と1対1対応関係になっている。したがって、レーザー光源60から放射される光を所定のタイミングでON/OFF制御することで、文字、マークなどのパターンを所望するサイズ、位置で表示可能である。
【0034】
システムコントロール回路80は、表示パターンを所定サイズ、所定位置で表示するため、レーザー駆動回路61へ制御信号を出力する。レーザー駆動回路61はレーザー光源60をON/OFF制御し、光が表示位置を走査するときにレーザー光源60をONに切り替える。表示パターンのサイズ、表示位置に関するデータは、あらかじめROM97に記憶されている。
【0035】
図3では、ファインダー表示される被写体像とともに、多分割オートフォーカス動作によって検出された合焦位置にフレーム状の合焦マークK1がスーパーインポーズ表示されている。また、露出値である絞り値K2、シャッタスピードK3が表示領域右端付近にスーパーインポーズ表示されている。
【0036】
レリーズボタンが全押しされてレリーズスイッチS3がON状態になると、一連の記録動作が実行され、露出制御部95がクイックリターンミラー13を退避させるとともにシャッタ55を開閉させる。その結果、被写体像がCCD14に結像される。被写体像に応じた画像信号は、CCD駆動回路92によってCCD14から読み出される。信号処理回路99では、読み出された画像信号に対しホワイトバランス、ガンマ補正、マトリクス変換など様々な処理が施され、デジタルのR,G,B画像信号が生成される。
【0037】
デジタル画像信号は、圧縮処理された後にメモリカード88に記録される。モードダイヤル(図示せず)に対する操作よって再生モードが選択された場合、記録された画像データがメモリカード88から読み出される。そして、伸張処理により復元した画像がLCD96に再生表示される。
【0038】
このように本実施形態によれば、光学ファインダー20に対し、コールドフィルタ30、マット板40、およびマイクロミラー56を備えたスキャナ機構50を配置する。レーザー光源60から放射される遠赤外線がマイクロミラー56で反射し、コールドフィルタ30の反射によってマット板40に導かれる。
【0039】
蛍光体42をコーティングしたマット板40に遠赤外線が照射することによって蛍光が生じ、コールドフィルタ30を透過してペンタプリズム26内で被写体像の光を重なり合う。マイクロミラー56を2次元駆動して反射光をラスタ走査させるとともに、所定のタイミングでレーザー光源60の発光をON/OFF制御する。その結果、レリーズ半押し状態の間、合焦マーク、文字情報などの表示パターンが被写体像にスーパーインポーズ表示される。
【0040】
また、レーザー光源60の光を直接視認しないため、安全上の問題が生じない。さらに、ミラーで反射した光を視認するのではなく、拡散する蛍光によって表示パターンを形成するため、ファインダーを覗く角度を変えても視認性が優れている。特に、ピントグラス24に蛍光体をコーティングせずに表示パターン専用のマット板40を設けているため、ペンタプリズム26による光学特性を落とさずに明るい被写体像をファインダー表示することができる。
【0041】
スキャナ機構、コールドフィルタ、マット板の配置関係は実施形態に限定されず、表示パターンが被写体像と重なるように蛍光を光学ファインダーへ入射させるように構成すればよい。表示パターン形成には、レーザー光源以外の光源を用いてもよく、遠赤外光以外の光を放射してもよい。コールドフィルタ以外の光学部材を用いてもよく、ダイクロイックミラーなど光源の光を反射し、蛍光を透過する光学部材を用いればよい。そして、キャラクタ情報以外に記録画像などをファインダー表示させるように構成してもよい。
【0042】
また、本実施形態のビューファインダー機構を、ムービーカメラなどデジタルカメラ以外のビューファインダー機能を備えた撮影装置に適用してもよい。
【符号の説明】
【0043】
10 デジタルカメラ
12 撮影光学系
20 光学ファインダー
24 ピントグラス(焦点板)
26 ペンタプリズム
30 コールドフィルタ(第1光学部材)
40 マット板(第2光学部材)
42 蛍光体
50 スキャナ機構
56 マイクロミラー(微小ミラー)
60 レーザー光源(光源)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
焦点板を有し、観察用の被写体像を形成する光学ファインダーと、
所定波長領域の光を放射する光源と、
前記光源の光を反射する微小ミラーを傾斜させることによって、前記微小ミラーで反射した光をファインダー視野に合わせて走査させるスキャナ機構と、
前記光源の光を変調して表示パターンを形成する表示制御手段と、
前記光源の光を反射する一方、可視光を透過する第1光学部材と、
前記第1光学部材の反射方向に沿って配置され、前記光源の光による励起によって蛍光を発する蛍光体を表面に形成した第2光学部材とを備え、
前記第1光学部材を透過した蛍光による表示パターンがファインダー視野内で被写体像に重ねて表示されるように、前記第1および第2光学部材が前記光学ファインダーに対して位置決めされていることを特徴とするカメラ。
【請求項2】
前記第2光学部材が、前記蛍光体をコーティングしたマット板を有することを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
【請求項3】
前記第2光学部材が、前記焦点板と光学的に等価な位置に配置されることを特徴とする請求項1乃至2のいずれかに記載のカメラ。
【請求項4】
前記第1光学部材が、ダイクロイックミラーを有することを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
【請求項5】
前記光源が、遠赤外線を放射し、
前記第1光学部材が、遠赤外線を選択的に反射する波長選択フィルタを有することを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
【請求項6】
前記光源が、レーザー光源であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のカメラ。
【請求項7】
焦点板を有し、観察用の被写体像を形成する光学ファインダーと、
微小ミラーに反射した光源の光を反射する一方、可視光を透過する第1光学部材と、
前記第1光学部材の反射方向に沿って配置され、前記光源の光による励起によって蛍光を発する蛍光体を表面に形成した第2光学部材とを備え、
前記第1光学部材を透過した蛍光による表示パターンがファインダー視野内で被写体像に重ねて表示されるように、前記第1および第2光学部材が前記光学ファインダーに対して位置決めされていることを特徴とするファインダー機構。




【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2010−169849(P2010−169849A)
【公開日】平成22年8月5日(2010.8.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−11646(P2009−11646)
【出願日】平成21年1月22日(2009.1.22)
【出願人】(000113263)HOYA株式会社 (3,820)
【Fターム(参考)】