斜めにねじれたソール
斜めにねじれたソール(3)は、アンダーソール(12)と、ミッドソール底(11)とを備え、このうち後者は、前記アンダーソール(12)に連結され、各種の硬質のインサート体(15)が前記アンダーソール(12)内に導入されることができる。ねじれ、柔軟性を有し、硬質または弾力性を有するプレート(16)は、前記アンダーソール(12)とともに、いくつかの部材からなっていてもよいミッドソール(12、16)を形成することができる。このねじれたプレート(16)は、平坦なプレートからなっているか、または異なる厚みを有するプレートからなっている。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、請求項1のプレアンブル部に記載のとおりの斜めにねじれたソールに関する。
【背景技術】
【0002】
特許番号WO01/15560A1は、以下のように述べる。「非常に複雑な靱帯-筋肉-腱系統と敏感で直立した脊柱を有する人間は、平坦でない地面を自然に前進できるように構築されている。数千年の間、人間は、この自然な状態に従って自らの身体を使用し、維持してきた」。この特許出願において、ミッドソールおよび靴のソールの形状および構造が詳細に記載されている。ここに記載されたソール内の挿入物に関する研究が行なわれてきている。このような研究の結果および結論により、本特許出願が導かれた。
【0003】
試験と観察により、自然な動作は、多かれ少なかれ以下のような順序に従うことが示される。かかとが地面に置かれた際、足はかかとの外縁部上に支えられる。次に、足は、再び足の母指球から蹴り上げ、親指の先が2つの足の間の中心方向を向くまで、歩行方向に対してある角度で内方に回転する。足の底の上に配分される荷重は、足を斜めに横切って移動する。荷重線は、外方から荷重が加えられるかかとから、母指球および親指の先まで、足の底を横切って斜め内方に移動する。
【0004】
このようになることは、健康な人の足跡によっても確認されている。子供の足跡は、大概つま先とともに、かかと、足の外縁部、および足の母指球を足跡にて見ることができるが、足の甲の下の領域を見ることができないので、依然として正しい。年輩の人は、正しくない姿勢と、正しくないかかとからつま先への足の動作とにより、たいていこれと異なる足跡を有している。
【0005】
文明化した人類において、何代にもわたり幼少の頃から靴を履く習慣が付いているため、足の変形は、以下のような特徴により見られる。すなわち、親指の先は、2つの足の間の中心線から外方へ向けられている。また、原始的部族において、親指の先は、常に2つの足の間の中心線方向を向くこともまた知られている。この理由は、蹴り上げる際、親指の先が、この位置においてよりうまく足の母指球を支持できるためである。
【0006】
足に作用するこのような荷重のねじれは、靴および硬くて平坦な表面に慣れた文明社会の人類には見られない。平坦な表面上を歩く際、平坦なソールは、足に対してかかとからつま先へのまっすぐな動作を強制する。時間とともに、横荷重が変化して横方向への回転動作がわずかなものとなる。このような誤った回転動作は、膝関節および股関節により、また脊柱によっても補われなければならず、そして不完全な足の回転により、移動運動の全体のシステムに誤った負荷が加えられるという結果となる。このような結果として、我々の社会は、様々な姿勢に関わる関節の痛みの状態や脊柱の問題に苦しむ。
【0007】
本発明は、足のソールの斜めの負荷曲線を有する自然な回転動作を穏やかに行なわせ、また、歩行の際、膝関節および股関節ならびに脊柱の、自然かつ力強い動作および負荷を穏やかに行なわせることにより、歩行の際、かかとの誤った配置およびかかとからつま先への誤った動作を正すことを目的とする。
【0008】
この目的は、請求項1の特徴を有する斜めにねじれたソールにより達せられる。本発明による更なる特徴は、従属請求項に記載され、これらの利点については以下の記載により説明される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
添付図面は、以下に記述される好ましい実施の形態を示す。
【0010】
特許明細書WO01/15560A1は、様々な足の荷重の類型が、アンダーソール12内の硬質のインサート体15の手段により、どのように得られるかを示す(図1)。主な焦点は、このようなソール3および靴1の類型により達せられる特定の治療上の措置である。上記冒頭に記載されたことは、一般論として正しいことが判明している。すなわち、とりわけ膝、腰または背中の痛みに苦しむ人にとって、歩行の際に足の荷重線がもはや足を斜めに横切ることがない。人が前方に「歩行」すれば、いわば、人はこの際歩行する方向を走る荷重線に沿って体重を足の上に配置する。結果として、膝関節および股関節は、常に同じポイントに負荷が加わる。歩行中における完全に動的な動作は存在しない。これにより、痛みを伴う疲労や、多くの場合関節痛を招く。
【0011】
図1に記載の靴1、またはそのソール3により、ミッドソール底11上の異なる硬さからなる異なる類型のインサート体15を配置する手段により、望ましい荷重線をすでに得ることができる。これは、砂のような弾力性を有するアンダーソール12により可能となる。したがって、この措置単独で、斜めのまたは自由に定義可能な荷重線の形状を実現することができる。
【0012】
ソール底13が、図2および図3に理論的に示される、斜めにねじれた形状を有するように、アンダーソール12がソール底13に対して効果的に形成されることが示されている。これらの図において、本発明の概念を示すためにねじれは非常に明確である。実際は、つま先領域Zにおいて角度αにより示され、かかと領域Aにおいて角度βで指定されるねじれは、水平線Hに対して小さい角度である。加えて、ソール底13のねじれは、常に患者の要求に適用され、また自由に設定される。特別な場合において、意図的にねじれさせることなく、代わりに足の変形、足の正しくない位置、または足の障害に順応させることも考えられる。
【0013】
美観的な理由により、靴の外観は可能な限り普通に維持しようとするであろう。上述した構造により、これは不可能であり、またこの代わりに靴は表面が不安定となり、普通の靴と比べて外観が明白に異なる。図12乃至図19は、仮に、個々の硬いインサート体15に代えてねじれたプレート16が軟らかいアンダーソールに組込まれた場合、如何に同じ効果が達成されうるかを示す。この場合、ソール底13は、図13乃至図18に示されるように、水平線Hに対して平行となる。このねじれたプレート16は、硬いであろうし、また、完全に堅固になっているかまたは弾力的に柔軟であろうし、また、ミッドソール底11に連結されているであろう。ミッドソール底11とソール底13との間は、ねじれたプレート16と砂のような弾力性を有するアンダーソール12との組合体により満たされている。ねじれたプレート16およびアンダーソール12は、一体として弾力性を有するミッドソール(12、16)を形成する。
【0014】
このねじれたプレートは、様々な形状を有していても良い。仮にミッドソール底11の面およびソール底13の面の歩行方向に対する横断面が平行であると、このねじれたプレートは、図13、15、16、および18に示すように、異なる断面厚さを有するであろう。この場合、弾力性を有するミッドソール12、16は、ねじれたプレート16が厚い部分において比較的硬くなり(例えば図16、右)、その薄い部分において比較的軟らかくなる(例えば図16、左)。
【0015】
図2および3に示されるような平坦なねじれたプレート16は、例えば図5、6、7、8、9、10に示されるようにソール底13に連結されるか、またはミッドソール底11に連結され、この場合ミッドソール底11はねじれたプレートの形状を有する。
【0016】
本発明によれば、症状に適合するとともに日常の使用のために設計された靴を提供することにより、姿勢に関する様々な問題に苦しむ患者を支援することができる。この主な利点は、患者がいかなる運動も特別な体操もする必要がなく、これに代えて、このような靴を日常的に着用することにより治療がなされることにある。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】靴の構造を示す図。
【図2】斜めにねじれたソールの理論上の側面図。
【図3】斜めにねじれたソールの理論上の正面図。
【図4】左の靴を示す図。
【図5】左の靴のつま先部分を示す断面図。
【図6】左の靴の中部3分の1を示す断面図。
【図7】左の靴のかかと部分を示す断面図。
【図8】右の靴のつま先部分を示す断面図。
【図9】右の靴の中部3分の1を示す断面図。
【図10】右の靴のかかと部分を示す断面図。
【図11】右の靴を示す図。
【図12】左の靴を示す図。
【図13】左の靴、ねじれたプレート、および硬い含有物のつま先部分を示す断面図。
【図14】左の靴、ねじれたプレート、および硬い含有物の中部3分の1を示す断面図。
【図15】左の靴、ねじれたプレート、および硬い含有物のかかと部分を示す断面図。
【図16】右の靴、ねじれたプレート、および硬い含有物のつま先部分を示す断面図。
【図17】右の靴、ねじれたプレート、および硬い含有物の中部3分の1を示す断面図。
【図18】右の靴、ねじれたプレート、および硬い含有物のかかと部分を示す断面図。
【図19】右の靴を示す図。
【技術分野】
【0001】
本発明は、請求項1のプレアンブル部に記載のとおりの斜めにねじれたソールに関する。
【背景技術】
【0002】
特許番号WO01/15560A1は、以下のように述べる。「非常に複雑な靱帯-筋肉-腱系統と敏感で直立した脊柱を有する人間は、平坦でない地面を自然に前進できるように構築されている。数千年の間、人間は、この自然な状態に従って自らの身体を使用し、維持してきた」。この特許出願において、ミッドソールおよび靴のソールの形状および構造が詳細に記載されている。ここに記載されたソール内の挿入物に関する研究が行なわれてきている。このような研究の結果および結論により、本特許出願が導かれた。
【0003】
試験と観察により、自然な動作は、多かれ少なかれ以下のような順序に従うことが示される。かかとが地面に置かれた際、足はかかとの外縁部上に支えられる。次に、足は、再び足の母指球から蹴り上げ、親指の先が2つの足の間の中心方向を向くまで、歩行方向に対してある角度で内方に回転する。足の底の上に配分される荷重は、足を斜めに横切って移動する。荷重線は、外方から荷重が加えられるかかとから、母指球および親指の先まで、足の底を横切って斜め内方に移動する。
【0004】
このようになることは、健康な人の足跡によっても確認されている。子供の足跡は、大概つま先とともに、かかと、足の外縁部、および足の母指球を足跡にて見ることができるが、足の甲の下の領域を見ることができないので、依然として正しい。年輩の人は、正しくない姿勢と、正しくないかかとからつま先への足の動作とにより、たいていこれと異なる足跡を有している。
【0005】
文明化した人類において、何代にもわたり幼少の頃から靴を履く習慣が付いているため、足の変形は、以下のような特徴により見られる。すなわち、親指の先は、2つの足の間の中心線から外方へ向けられている。また、原始的部族において、親指の先は、常に2つの足の間の中心線方向を向くこともまた知られている。この理由は、蹴り上げる際、親指の先が、この位置においてよりうまく足の母指球を支持できるためである。
【0006】
足に作用するこのような荷重のねじれは、靴および硬くて平坦な表面に慣れた文明社会の人類には見られない。平坦な表面上を歩く際、平坦なソールは、足に対してかかとからつま先へのまっすぐな動作を強制する。時間とともに、横荷重が変化して横方向への回転動作がわずかなものとなる。このような誤った回転動作は、膝関節および股関節により、また脊柱によっても補われなければならず、そして不完全な足の回転により、移動運動の全体のシステムに誤った負荷が加えられるという結果となる。このような結果として、我々の社会は、様々な姿勢に関わる関節の痛みの状態や脊柱の問題に苦しむ。
【0007】
本発明は、足のソールの斜めの負荷曲線を有する自然な回転動作を穏やかに行なわせ、また、歩行の際、膝関節および股関節ならびに脊柱の、自然かつ力強い動作および負荷を穏やかに行なわせることにより、歩行の際、かかとの誤った配置およびかかとからつま先への誤った動作を正すことを目的とする。
【0008】
この目的は、請求項1の特徴を有する斜めにねじれたソールにより達せられる。本発明による更なる特徴は、従属請求項に記載され、これらの利点については以下の記載により説明される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
添付図面は、以下に記述される好ましい実施の形態を示す。
【0010】
特許明細書WO01/15560A1は、様々な足の荷重の類型が、アンダーソール12内の硬質のインサート体15の手段により、どのように得られるかを示す(図1)。主な焦点は、このようなソール3および靴1の類型により達せられる特定の治療上の措置である。上記冒頭に記載されたことは、一般論として正しいことが判明している。すなわち、とりわけ膝、腰または背中の痛みに苦しむ人にとって、歩行の際に足の荷重線がもはや足を斜めに横切ることがない。人が前方に「歩行」すれば、いわば、人はこの際歩行する方向を走る荷重線に沿って体重を足の上に配置する。結果として、膝関節および股関節は、常に同じポイントに負荷が加わる。歩行中における完全に動的な動作は存在しない。これにより、痛みを伴う疲労や、多くの場合関節痛を招く。
【0011】
図1に記載の靴1、またはそのソール3により、ミッドソール底11上の異なる硬さからなる異なる類型のインサート体15を配置する手段により、望ましい荷重線をすでに得ることができる。これは、砂のような弾力性を有するアンダーソール12により可能となる。したがって、この措置単独で、斜めのまたは自由に定義可能な荷重線の形状を実現することができる。
【0012】
ソール底13が、図2および図3に理論的に示される、斜めにねじれた形状を有するように、アンダーソール12がソール底13に対して効果的に形成されることが示されている。これらの図において、本発明の概念を示すためにねじれは非常に明確である。実際は、つま先領域Zにおいて角度αにより示され、かかと領域Aにおいて角度βで指定されるねじれは、水平線Hに対して小さい角度である。加えて、ソール底13のねじれは、常に患者の要求に適用され、また自由に設定される。特別な場合において、意図的にねじれさせることなく、代わりに足の変形、足の正しくない位置、または足の障害に順応させることも考えられる。
【0013】
美観的な理由により、靴の外観は可能な限り普通に維持しようとするであろう。上述した構造により、これは不可能であり、またこの代わりに靴は表面が不安定となり、普通の靴と比べて外観が明白に異なる。図12乃至図19は、仮に、個々の硬いインサート体15に代えてねじれたプレート16が軟らかいアンダーソールに組込まれた場合、如何に同じ効果が達成されうるかを示す。この場合、ソール底13は、図13乃至図18に示されるように、水平線Hに対して平行となる。このねじれたプレート16は、硬いであろうし、また、完全に堅固になっているかまたは弾力的に柔軟であろうし、また、ミッドソール底11に連結されているであろう。ミッドソール底11とソール底13との間は、ねじれたプレート16と砂のような弾力性を有するアンダーソール12との組合体により満たされている。ねじれたプレート16およびアンダーソール12は、一体として弾力性を有するミッドソール(12、16)を形成する。
【0014】
このねじれたプレートは、様々な形状を有していても良い。仮にミッドソール底11の面およびソール底13の面の歩行方向に対する横断面が平行であると、このねじれたプレートは、図13、15、16、および18に示すように、異なる断面厚さを有するであろう。この場合、弾力性を有するミッドソール12、16は、ねじれたプレート16が厚い部分において比較的硬くなり(例えば図16、右)、その薄い部分において比較的軟らかくなる(例えば図16、左)。
【0015】
図2および3に示されるような平坦なねじれたプレート16は、例えば図5、6、7、8、9、10に示されるようにソール底13に連結されるか、またはミッドソール底11に連結され、この場合ミッドソール底11はねじれたプレートの形状を有する。
【0016】
本発明によれば、症状に適合するとともに日常の使用のために設計された靴を提供することにより、姿勢に関する様々な問題に苦しむ患者を支援することができる。この主な利点は、患者がいかなる運動も特別な体操もする必要がなく、これに代えて、このような靴を日常的に着用することにより治療がなされることにある。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】靴の構造を示す図。
【図2】斜めにねじれたソールの理論上の側面図。
【図3】斜めにねじれたソールの理論上の正面図。
【図4】左の靴を示す図。
【図5】左の靴のつま先部分を示す断面図。
【図6】左の靴の中部3分の1を示す断面図。
【図7】左の靴のかかと部分を示す断面図。
【図8】右の靴のつま先部分を示す断面図。
【図9】右の靴の中部3分の1を示す断面図。
【図10】右の靴のかかと部分を示す断面図。
【図11】右の靴を示す図。
【図12】左の靴を示す図。
【図13】左の靴、ねじれたプレート、および硬い含有物のつま先部分を示す断面図。
【図14】左の靴、ねじれたプレート、および硬い含有物の中部3分の1を示す断面図。
【図15】左の靴、ねじれたプレート、および硬い含有物のかかと部分を示す断面図。
【図16】右の靴、ねじれたプレート、および硬い含有物のつま先部分を示す断面図。
【図17】右の靴、ねじれたプレート、および硬い含有物の中部3分の1を示す断面図。
【図18】右の靴、ねじれたプレート、および硬い含有物のかかと部分を示す断面図。
【図19】右の靴を示す図。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
アンダーソール(12)と、ミッドソール底(11)とを備えた斜めにねじれたソール(3)において、
前記ミッドソール底(11)は、前記アンダーソール(12)に連結され、各種の硬質のインサート体(15)が前記アンダーソール(12)内に導入され、前記アンダーソール(12)は、硬質かつ耐摩耗性のソール底(13)により密閉され、
ねじれたプレート(16)は、前記ミッドソール底(11)、前記アンダーソール(12)および前記ソール底(13)を有するソール(3)内に設けられ、前記アンダーソール(12)とともにミッドソール(12、16)を形成する、斜めにねじれたソール(3)。
【請求項2】
ミッドソール(12、16)は、いくつかの部材からなる、請求項1に記載の斜めにねじれたソール(3)。
【請求項3】
前記ねじれたプレート(16)は、前記ソール底(13)が前記ねじれたプレート(16)と同じねじれた形状を有するように、前記ソール底(13)に連結されている、請求項1に記載の斜めにねじれたソール(3)。
【請求項4】
前記ねじれたプレート(16)は、前記ミッドソール底(11)が前記ねじれたプレート(16)と同じねじれた形状を有するように、前記ミッドソール底(11)に連結されている、請求項1に記載の斜めにねじれたソール(3)。
【請求項5】
前記ねじれたプレート(16)は、異なる場所において異なる厚さを有する、請求項1に記載の斜めにねじれたソール(3)。
【請求項6】
前記ミッドソール底(11)と前記ソール底(13)との間のかかと領域(A)において、前記アンダーソール(12)は、歩行方向および水平線(H)に対して直角に、内側に厚くなったV字形状を形成し、
前記ミッドソール底(11)と前記ソール底(13)との間のつま先領域(Z)において、前記アンダーソール(12)は、歩行方向および水平線(H)に対して直角に、外側に厚くなったV字形状を形成し、
前記かかと領域(A)から前記つま先領域(Z)へのV字形状は、一方の形状から他方の形状へ所定の輪郭をもって形成されている、請求項1、2、または5に記載の斜めにねじれたソール(3)。
【請求項7】
前記ミッドソール底(11)と前記ソール底(13)との間のかかと領域(A)において、前記アンダーソール(12)は、歩行方向および水平線(H)に対して直角に、外側に厚くなったV字形状を形成し、
前記ミッドソール底(11)と前記ソール底(13)との間のつま先領域(Z)において、前記アンダーソール(12)は、歩行方向および水平線(H)に対して直角に、内側に厚くなったV字形状を形成し、
前記かかと領域(A)から前記つま先領域(Z)へのV字形状は、一方の形状から他方の形状へ所定の輪郭をもって形成されている、請求項1、2、または5に記載の斜めにねじれたソール(3)。
【請求項1】
アンダーソール(12)と、ミッドソール底(11)とを備えた斜めにねじれたソール(3)において、
前記ミッドソール底(11)は、前記アンダーソール(12)に連結され、各種の硬質のインサート体(15)が前記アンダーソール(12)内に導入され、前記アンダーソール(12)は、硬質かつ耐摩耗性のソール底(13)により密閉され、
ねじれたプレート(16)は、前記ミッドソール底(11)、前記アンダーソール(12)および前記ソール底(13)を有するソール(3)内に設けられ、前記アンダーソール(12)とともにミッドソール(12、16)を形成する、斜めにねじれたソール(3)。
【請求項2】
ミッドソール(12、16)は、いくつかの部材からなる、請求項1に記載の斜めにねじれたソール(3)。
【請求項3】
前記ねじれたプレート(16)は、前記ソール底(13)が前記ねじれたプレート(16)と同じねじれた形状を有するように、前記ソール底(13)に連結されている、請求項1に記載の斜めにねじれたソール(3)。
【請求項4】
前記ねじれたプレート(16)は、前記ミッドソール底(11)が前記ねじれたプレート(16)と同じねじれた形状を有するように、前記ミッドソール底(11)に連結されている、請求項1に記載の斜めにねじれたソール(3)。
【請求項5】
前記ねじれたプレート(16)は、異なる場所において異なる厚さを有する、請求項1に記載の斜めにねじれたソール(3)。
【請求項6】
前記ミッドソール底(11)と前記ソール底(13)との間のかかと領域(A)において、前記アンダーソール(12)は、歩行方向および水平線(H)に対して直角に、内側に厚くなったV字形状を形成し、
前記ミッドソール底(11)と前記ソール底(13)との間のつま先領域(Z)において、前記アンダーソール(12)は、歩行方向および水平線(H)に対して直角に、外側に厚くなったV字形状を形成し、
前記かかと領域(A)から前記つま先領域(Z)へのV字形状は、一方の形状から他方の形状へ所定の輪郭をもって形成されている、請求項1、2、または5に記載の斜めにねじれたソール(3)。
【請求項7】
前記ミッドソール底(11)と前記ソール底(13)との間のかかと領域(A)において、前記アンダーソール(12)は、歩行方向および水平線(H)に対して直角に、外側に厚くなったV字形状を形成し、
前記ミッドソール底(11)と前記ソール底(13)との間のつま先領域(Z)において、前記アンダーソール(12)は、歩行方向および水平線(H)に対して直角に、内側に厚くなったV字形状を形成し、
前記かかと領域(A)から前記つま先領域(Z)へのV字形状は、一方の形状から他方の形状へ所定の輪郭をもって形成されている、請求項1、2、または5に記載の斜めにねじれたソール(3)。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【公表番号】特表2008−526269(P2008−526269A)
【公表日】平成20年7月24日(2008.7.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−548539(P2006−548539)
【出願日】平成17年1月10日(2005.1.10)
【国際出願番号】PCT/IB2005/050103
【国際公開番号】WO2005/067754
【国際公開日】平成17年7月28日(2005.7.28)
【出願人】(501166348)マサイ、マーケティング、アンド、トレイディング、アクチエンゲゼルシャフト (3)
【氏名又は名称原語表記】Masai Marketing & Trading AG
【Fターム(参考)】
【公表日】平成20年7月24日(2008.7.24)
【国際特許分類】
【出願日】平成17年1月10日(2005.1.10)
【国際出願番号】PCT/IB2005/050103
【国際公開番号】WO2005/067754
【国際公開日】平成17年7月28日(2005.7.28)
【出願人】(501166348)マサイ、マーケティング、アンド、トレイディング、アクチエンゲゼルシャフト (3)
【氏名又は名称原語表記】Masai Marketing & Trading AG
【Fターム(参考)】
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