説明

苗移植装置

【課題】苗運搬の労働負荷軽減を図るとともに移植作業適期に制約が加わることを回避し得るようにした育苗シートを用いて効率的かつ確実な移植ができるようにする。
【解決手段】育苗シート101 は、種苗を収納可能な複数の収納部が設けられるとともに土壌中で生分解する材質により連続気孔を有して直角四辺形状に形成される育苗・保持層と、土壌中で生分解する材質により直角四辺形状に形成されるとともに複数の送り用係止部が少なくとも一列に並んで設けられる支持フィルムとが、複数の直方体状のシート片14に分離して地中に植え付けられることを可能として接合されて成り、移植台31上の育苗シート101 が送り用係止部16に係合する搬送手段33で搬送され、該搬送手段33で搬送される育苗シート101 から分離したシート片14が植付け手段32で地中に植付けられる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、水稲等の育苗に適した育苗シートを用いて苗を移植するための苗移植装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、たとえば特許文献1および特許文献2で開示されるように、育苗箱に詰めた土壌に種子を播いて育苗するマット苗方式と、たとえば特許文献3および特許文献4で開示されるように、ポット内に詰めた土壌中に種子を播いて育苗するポット苗方式とが知られている。
【特許文献1】特開昭48−96310号公報
【特許文献2】特公昭56−22483号公報
【特許文献3】特開昭58−155019号公報
【特許文献4】特公昭57−22288号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところが、上記従来のマット苗方式およびポット苗方式によるものでは、いずれも苗床に土壌が用いられるので、重量が嵩み、苗運搬の労働負荷が高くなる。またマット苗方式によるものでは、育苗箱中の土壌に種子を均等に播くことが難しく、また苗移植装置との間で各苗の正確な位置決めをすることが難しいので、移植時に1株当たりの苗数を揃えることが困難であり、さらに育苗箱の土壌中で各苗の根が互いに絡み合うことでマットを形成するので、播種量によって移植日が定まることになり、作業適期が限定されてしまう。すなわち乳苗用に播いた苗では播種量が多く、育ち過ぎるとムレ苗となり、中苗用に播いた苗では乳苗時に根絡みが少なくてマットが形成されない。さらにポット苗方式によるものでは、マット苗に比べて同一育苗面積当たりの苗数が少なくなり、苗箱数の増加により労働負荷がさらに増大してしまい、しかも苗移植装置の構成も複雑になりがちである。
【0004】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、苗運搬の労働負荷軽減を図るとともに移植作業適期に制約が加わることを回避し得るようにした育苗シートを用いて効率的かつ確実な移植ができるようにした苗移植装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために、本発明は、種苗を収納可能な複数の収納部が設けられるとともに土壌中で生分解する材質により連続気孔を有して直角四辺形状に形成される育苗・保持層と、土壌中で生分解する材質により直角四辺形状に形成されるとともに複数の送り用係止部が少なくとも一列に並んで設けられる支持フィルムとが、前記収納部を個別に有する複数の直方体状のシート片に分離して地中に植え付けられることを可能として接合されて成る育苗シートを載せる移植台と;該移植台上の前記育苗シートの前記送り用係止部に係合して該育苗シートを移植台上で搬送可能な搬送手段と;該搬送手段で搬送される育苗シートから前記シート片を分離して地中に植付ける植付け手段と;を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明の上記構成によれば、育苗シートが支持フィルム上に育苗・保持層が接合されて成る単純な構造であり、育苗の工業化を図ることが可能であり、土壌を用いてないので清潔な取扱いが可能となるとともに、苗運搬時の労働負荷を軽減することが可能となる。しかも収納部に種苗が収納されるので、各収納部間に充分なスペースをあけることにより、移植時に根を切ったり、茎や葉を折ったりすることがないようにすることが可能となる。また育苗シートの送り用係止部への搬送手段の係合により該育苗シートを移植台上に確実に装着、保持せしめることが可能となるとともに、搬送手段によって育苗シートを確実に搬送して欠株の生じない効率的な移植が可能となり、さらに育苗シートは全体形状がマット苗に類似したものとなるので、マット苗による移植を行なう従来の苗移植装置を該移植装置に小改造を加える程度で用いることができ、コスト低減を図ることが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0008】
図1〜図6は本発明の第1実施例を示すものであり、図1は育苗シートの斜視図、図2は育苗シートを育苗・保持層および支持フィルムに分離した状態での斜視図、図3は図1の3−3線拡大断面図、図4は乗用田植え機の側面図、図5は育苗シートが載せられた移植台を図4の5矢視方向から見た図、図6は図5の6−6線断面図である。
【0009】
先ず図1〜図3において、この育苗シート101 は、連続気孔を有する材料により形成される育苗・保持層111 が、支持フィルム121 上に接合されて成るものである。
【0010】
支持フィルム121 は、土壌中で生分解する材質から成るものであり、その厚みは、移植作業に支障を生じない程度たとえば0.05〜0.15mm、望ましくは0.12mmに設定される。また育苗・保持層111 も、土壌中で生分解する材質から成るものであり、その厚みは、該育苗・保持層11に種苗全体を収納させ得る程度たとえば3〜20mmに設定される。ただし、図1〜3では、育苗シート101 の構成を明確化するために、支持フィルム121 がその厚みを誇張して描かれている。
【0011】
育苗・保持層111 および支持フィルム121 は、同一形状の直角四辺形状に形成されるものであり、支持フィルム121 の全面に育苗・保持層111 が接合される。これにより、育苗シート101 も直角四辺形状に形成されることになるが、この育苗シート101 の幅および長さは、後述の乗用田植え機18の移植台31(図5,6参照)に対応して設定される。
【0012】
育苗・保持層111 には、種苗たとえば水稲の種籾を収納する複数の収納部13…が、該育苗・保持層111 の幅方向および長手方向に等間隔をあけるようにして設けられる。これらの収納部13…は、たとえば、支持フィルム121 とは反対側で育苗・保持層111 の一面にそれぞれ開口した凹部として形成されるものであってもよく、前記育苗・保持層111 の一面に切れ目を設けるだけのものであってもよい。
【0013】
育苗・保持層111 および支持フィルム121 には、前記収納部13…を個別に有する複数の直方体状のシート片14…に育苗シート101 を分離するためのミシン目15…が縦横に設けられる。
【0014】
また支持フィルム121 には、育苗シート101 をその長手方向に送るための送り用係止部としての送り用係止孔16…が、育苗シート101 の長手方向に沿って等間隔をあけて並ぶようにして少なくとも一列、この実施例では育苗シート101 の幅方向に間隔をあけて複数列設けられており、それらの送り用係止孔16…は、前記ミシン目15…を避けた位置に配置される。
【0015】
このような育苗シート101 は、前記乗用田植え機18による苗移植時のみではなく、種苗の育苗を行なうことも可能であり、育苗シート101 による種苗の育苗を行なうにあたっては水耕栽培を行なうことが可能であり、また育苗シート101 を苗代として用いることも可能である。而して水耕栽培によってたとえば水稲を育苗するにあたっては、育苗シート101 の各収納部13…に播種後の種籾をそれぞれ収納し、浸種および浸種等の処理を行なうが、その際、育苗シート101 を水に浸して浸種処理を行なった後に、育苗処理を実行することにより、各収納部13…に収納された種籾から育った苗17…を育苗シート101 における各シート片14…に保持することができる。
【0016】
図4において、乗用田植機18の車体フレーム19における前部には、エンジン(図示せず)およびエンジン補機類(図示せず)が搭載されており、それらのエンジンおよびエンジン補機類を覆うボンネット20が車体フレーム19に設けられる。また車体フレーム19の後部にはトランスミッション21およびリヤアクスルフレーム22が設けられており、このリヤアクスルフレーム22の両側に、前記トランスミッション21からの動力伝達により回転駆動される一対の後輪WR が配置され、両後輪WR の前方で車体フレーム19に一対の前輪WF が懸架される。さらに車体フレーム19の後部には、ステアリングハンドル23等を操作する乗員が座るための座席24が設けられる。
【0017】
乗用田植機18における車体フレーム19の後部には、リンク機構25を介して可動フレーム26が昇降可能に連結されており、この可動フレーム26には自動あるいは手動で上下調整可能としてフロート27…が設けられる。また可動フレーム26に取付けられた枠体28には、複数条の田植えを行なうことを可能として複数の苗移植装置30…が乗用田植機18の幅方向に並んで配設される。
【0018】
苗移植装置30は、可動フレーム26が苗植付姿勢にある状態で斜め上向きの姿勢で後方側に臨むようにして枠体28上に配置される移植台31と、育苗シート101 における苗17を各シート片14…ごと順次地中に植付ける植付け手段32と、移植台31上の育苗シート101 を植付け手段32側に向けて順次搬送する搬送手段33とを備える。
【0019】
図5および図6を併せて参照して、移植台31は、育苗シート101 を載せる載置板34の両側に育苗シート101 の両側端に対応した側板35,35が設けられて成るものであり、載置板34の中央部には、矩形状の開口部36が設けられている。
【0020】
この移植台31の下部は、前記枠体28に固定されるガイド枠37上に、乗用田植え機18の幅方向への往復移動を可能として載せられる。該ガイド枠37は、移植台31上を乗用田植え機18の後方側斜め下方に搬送されて来る育苗シート101 の前端を規制すべく前記移植台31の下端(後端)に一定距離をあけて対向する規制壁部37aと、移植台31の下部を乗用田植え機18の幅方向に移動可能として支持する支持板部37bとを有して横断面略L字状に形成されるものであり、移植台31の下端および規制壁部37a間の距離を直方体状であるシート片14の一辺の長さにほぼ対応させて枠体28に固定される。
【0021】
しかもガイド枠37の幅方向一側には、育苗シート101 のうち規制壁部37aおよび移植台31間に対応する部分から1つのシート片14を植付け手段32によって下方に分離することを可能するための切欠き部38が設けられる。
【0022】
搬送手段33は、移植台31とともに移動することを可能として該移植台31における載置板34の下方に配置されるものであり、図示しない駆動源に連結されて移植台31における下端側に配置される駆動輪39と、移植台31における上端側に配置される従動輪40と、駆動輪39および従動輪40に巻掛けられる無端状の伝動帯41とで構成され、駆動輪39および従動輪40は、たとえばスプロケットであり、伝動帯41は、たとえばコグベルトである。
【0023】
しかも伝動帯41は、移植台31の開口部36全面に臨む幅を有するものであり、移植台31に固定されているガイド部材42により移植台31の下面に近接した位置を走行するようにガイドされる。
【0024】
また伝動帯41の表面側には、前記開口部36から上方に突出する複数の係合爪43…が、移植台31上の育苗シート101 の送り用係止孔16…に係合することを可能として突設されており、それらの送り用係止孔16…への係合爪43…の係合により、伝動帯41の走行に伴って育苗シート101 が搬送される。
【0025】
ところで、この実施例では搬送手段33が移植台31の略全長にわたって設けられているが、移植台31の下端側すなわち植付け手段32側だけに設けられていてもよい。
【0026】
植付け手段32は、従来のマット苗用のものと同様に構成されて、前記ガイド枠37の切欠き部38に対応する位置で枠体28に支持されており、エンジンからの動力伝達によって回転駆動される回転軸45と、該回転軸45が中央部に固着される伝動ケース46と、該伝動ケース46の両端部で前記回転軸45と平行な軸線を有してそれぞれ回転自在に支承されるとともに伝動ケース46に内蔵された伝動機構(図示せず)を介して前記回転軸45からの動力が伝達される一対の軸47,47と、それらの軸47,47に基端部がそれぞれ固着された一対のアーム48,48と、それらのアーム48,48の先端にそれぞれ配設される移植爪49,49とを備える。
【0027】
このような植付け手段32によれば、回転軸45の回転に応じて移植爪49,49が図6の二点鎖線で示す軌跡を描いて作動し、ガイド枠37の切欠き部38において育苗シート101 から苗17付きのシート片14が移植爪49,49で順次分離され、各シート片14が地中に順次植付けられることになる。
【0028】
次にこの第1実施例の作用について説明すると、育苗シート101 は、連続気孔を有する材料により直角四辺形状に形成される育苗・保持層111 が、直角四辺形状に形成される支持フィルム121 上に接合されて成るものであり、種苗を収納可能な複数の収納部13…が育苗・保持層111 に設けられるので、該育苗シート101 を単純な構造として、育苗の工業化を図ることが可能であり、土壌を用いてないので清潔な取扱いが可能となるとともに、苗運搬時の労働負荷を軽減することが可能となる。
【0029】
しかも育苗シート101 の全体形状は従来のマット苗に類似したものとなるので、マット苗による移植を行なう従来の苗移植装置に小改造を加える程度で用いることができ、収納部13…に種苗が収納されるので、各収納部13…間に充分なスペースをあけることにより、移植時に根を切ったり、茎や葉を折ったりすることがないようにすることが可能となる。
【0030】
また育苗・保持層111 および支持フィルム121 には、収納部13…を個別に有する複数のシート片14…に分離するためのミシン目15…が設けられているので、移植時に欠株が生じないようにして、各収納部13…に個別に対応したシート片14…を容易に分離して植付けることができる。
【0031】
さらに育苗・保持層111 は、該育苗・保持層111 と同一形状の支持フィルム121 の全面に接合され、支持フィルム121 に、該支持フィルム121 の長手方向に少なくとも並ぶ少なくとも1列の送り用係止孔16…が設けられているので、移植時に各送り用係止孔16…によって育苗シート101 の送りを確実、かつ一定速度とすることができ、それにより苗移植装置30における搬送手段33の簡素化が可能となる。
【0032】
乗用田植え機18に設けられる苗移植装置30は、育苗シート101 を載せる移植台31と、該移植台31上の育苗シート101 の送り用係止孔16…に係合して該育苗シート101 を移植台31上で搬送可能な搬送手段33と、該搬送手段33で搬送される育苗シート101 からシート片14を分離して地中に植付ける植付け手段32とを備えるものであり、マット苗による移植を行なう従来の苗移植装置に小改造を加える程度により構成され、コスト低減を図ることができる。
【0033】
しかも苗移植装置30では、育苗シート101 の送り用係止孔16…への搬送手段33の係合により該育苗シート101 を移植台31上に確実に装着、保持せしめることが可能となるとともに、搬送手段33によって育苗シート101 を確実に搬送して欠株の生じない効率的な移植が可能となる。
【0034】
上述の第1実施例では、育苗シート101 における支持フィルム121 に設けられる複数列の送り用係止孔16…が、支持フィルム121 の長手方向に沿って同一個所に配置されていたが、本発明の第2実施例として、相互に隣接する列同士の送り用係止孔16…の位置が、支持フィルム121 の長手方向に半ピッチずつずれて配置されるようにしてもよく、この場合、搬送手段33における伝動帯41に設けられる係合爪43…も、図7で示すように、伝導帯41の幅方向に間隔をあけて複数列に並ぶととともに、相互に隣接する列同士の係合爪43…の位置が、伝動帯41の走行方向に半ピッチずつずれて配置されていればよい。
【0035】
図8は本発明の第3実施例を示すものであり、育苗シート102 は、収納部13…を有する育苗・保持層112 が、該育苗・保持層112 よりも幅広の支持フィルム122 に接合されて成るものであり、育苗・保持層112 からはみ出した部分すなわち育苗・保持層112 の両側部分で前記支持フィルム122 に、複数の送り用係止孔16…がそれぞれ一列に並んで設けられる。
【0036】
この第3実施例によれば、移植時に各送り用係止孔16…に係合することによって育苗シート102 の送りを確実、かつ一定速度とすることができ、それにより搬送手段33の簡素化が可能となり、また育苗シート102 の搬送時に育苗・保持層112 に無理な力が加わらないので移植時に苗17の根が傷められることがない。
【0037】
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行なうことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】第1実施例の育苗シートの斜視図である。
【図2】育苗シートを育苗・保持層および支持フィルムに分離した状態での斜視図である。
【図3】図1の3−3線断面図である。
【図4】乗用田植え機の側面図である。
【図5】育苗シートが載せられた移植台を図4の5矢視方向から見た図である。
【図6】図5の6−6線断面図である。
【図7】第2実施例の図5に対応した図である。
【図8】第3実施例の育苗シートの斜視図である。
【符号の説明】
【0039】
101 ,102 ・・・育苗シート
111 ,112 ・・・育苗・保持層
121 ,122 ・・・支持フィルム
13・・・収納部
14・・・シート片
16・・・送り用係止部としての送り用係止孔
30・・・苗移植装置
31・・・移植台
32・・・植付け手段
33・・・搬送手段

【特許請求の範囲】
【請求項1】
種苗を収納可能な複数の収納部(13)が設けられるとともに土壌中で生分解する材質により連続気孔を有して直角四辺形状に形成される育苗・保持層(111 ,112 )と、土壌中で生分解する材質により直角四辺形状に形成されるとともに複数の送り用係止部(16)が少なくとも一列に並んで設けられる支持フィルム(121 ,122 )とが、前記収納部(13)を個別に有する複数の直方体状のシート片(14)に分離して地中に植え付けられることを可能として接合されて成る育苗シート(101 ,102 )を載せる移植台(31)と;該移植台(31)上の前記育苗シート(101 ,102 )の前記送り用係止部(16)に係合して該育苗シート(101 ,102 )を移植台(31)上で搬送可能な搬送手段(33)と;該搬送手段(33)で搬送される育苗シート(101 ,102 )から前記シート片(14)を分離して地中に植付ける植付け手段(32)と;を備えることを特徴とする苗移植装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate


【公開番号】特開2006−325601(P2006−325601A)
【公開日】平成18年12月7日(2006.12.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−216352(P2006−216352)
【出願日】平成18年8月9日(2006.8.9)
【分割の表示】特願平10−356110の分割
【原出願日】平成10年12月15日(1998.12.15)
【出願人】(000005326)本田技研工業株式会社 (23,863)
【Fターム(参考)】