説明

電源装置

【課題】 電源装置のリレー接点が異常動作をしても、電源装置の損傷を防止する。
【解決手段】 インバータ10、12の正電源入力端子16p、22p間にリレー接点26が接続され、負電源入力端子16n、22n間にリレー接点28が接続され、インバータ10の正電源入力端子16pに正直流電源端子8pが接続され、インバータ12の負電源入力端子22nに負直流電源端子8nが接続されている。駆動部32は、正負直流電源端子8p、8n間の電圧が予め定めた値よりも大きいとき、リレー接点26、28を開放し、前記直流電圧が前記予め定めた値以下のとき、リレー接点26、28を閉成する。インバータ10の負電源入力端子16nにダイオード30のアノードが接続され、インバータ12の正電源入力端子22pにダイオード30のカソードが接続されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電源装置に関し、特に、2台のインバータを用いたものに関する。
【背景技術】
【0002】
2台のインバータを用いた電源装置としては、例えば特許文献1、2に開示されたようなものがある。特許文献1、2に開示された電源装置は、電源装置に供給される交流電圧が、200V系の場合と、400V系の場合とのいずれであっても使用することができるようにしたものである。この電源装置では、2台のインバータを直列に接続した状態と、並列に接続した状態とのいずれかに切換可能にリレーを用いて構成してある。具体的には、2つのインバータが備える正負2つの電源入力端子のうち、正の電源入力端子同士を第1のリレー接点で接続し、同じく負の電源入力端子同士を第2のリレー接点で接続し、この第1及び第2のリレー接点間に直列に第3のリレー接点を接続してある。これら2つのインバータの一方の正の電源入力端子と、他方のインバータの負の電源入力端子との間に、整流回路で整流された交流電圧が供給されている。200V系の交流電圧が、この電源装置に供給されているとき、第3のリレー接点を閉成し、第1及び第2のリレー接点を開放して、2台のインバータを並列に接続し、整流回路で整流された交流電圧を並列に接続された2台のインバータに供給する。400V系の交流電圧が、この電源装置に供給されているとき、第1及び第2のリレー接点を開放し、第3のリレー接点を閉成して、2台のインバータを直列に接続し、整流された交流電圧を、直列に接続された2台のインバータに供給している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平11−98861号公報
【特許文献2】特開2007−195273号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上記の技術では、リレー接点のような機械スイッチを使用しているので、電源装置が収容されている筐体が転倒したり、筐体に外部から強い衝撃や振動が与えられたりすると、閉成されているリレー接点が一時的に開放されたり、開放されているリレー接点が一時的に閉成されたりすることがある。例えば、200V系の交流電圧が供給されて、第1及び第2のリレー接点が閉成され、第3のリレー接点が開放されている状態で、第3のリレー接点が一瞬だけ閉成されても、2つのインバータの正負の電源端子が全て直列に接続され、第1乃至第3のリレー接点及び整流回路が瞬時に破損する。400V系の交流電圧が供給されて、第1及び第2のリレー接点が開放され、第3のリレー接点が閉成されている状態で、第1及び第2のリレー接点のうち一方、例えば第1のリレー接点が一瞬だけ閉成されても、一方のインバータが短絡され、第1及び第3のリレー接点が破損する。
【0005】
本発明は、振動が加わったり、転倒したりして、機械スイッチが不所望な動作をしても損傷等が生じない電源装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様の電源装置は、第1及び第2のインバータを有している。第1及び第2のインバータは、第1極性の電源入力端子と、第2極性の電源入力端子とを、有している。第1及び第2のインバータとしては、フルブリッジ型のものを使用することもできるし、ハーフブリッジ型のものを使用することもできる。第1及び第2のインバータの第1極性の電源入力端子間に第1の機械接点が接続されている。第1及び第2のインバータの第2極性の電源入力端子間に第2の機械接点が接続されている。第1及び第2の機械接点には、例えばリレー接点を使用することができる。第1のインバータの第1極性の電源入力端子に電源端子の第1直流電源端子が接続され、第2のインバータの第2極性の電源入力端子に第2直流電源端子が接続され、第1及び第2電源端子間に直流電圧が供給される。 前記直流電圧が予め定めた値よりも大きいとき、駆動手段が第1及び第2の機械接点を開放し、前記直流電圧が前記予め定めた値以下のとき、駆動手段が第1及び第2の機械接点を閉成する。この駆動手段としては、例えば第1及び第2の機械接点がリレー接点の場合、リレー駆動回路を使用することができる。第1のインバータの第2極性の電源入力端子と、第2のインバータの第1極性の電源入力端子との間に自己付勢型半導体スイッチング素子が接続されている。自己付勢型半導体スイッチング素子の接続は、第1及び第2の機械接点が開放されているとき、閉成され、第1及び第2の機械接点が閉成されているとき、開放される方向性に行われている。自己付勢型半導体スイッチング素子は、2つ以上の端子を有し、両端子間の電圧差が予め定めた正または負の極性を持ち、その電圧差の絶対値が予め定めた値以上のとき、両端子間が導通する半導体スイッチング素子で、例えばダイオードを使用することができる。
【0007】
このように構成された電源装置では、第1及び第2の機械接点が閉成状態では、自己付勢型半導体スイッチング素子は、開放状態となり、2つのインバータが並列に接続される。第1及び第2の機械接点が開放されているとき、自己付勢型半導体スイッチング素子が閉成され、2つのインバータが直列に接続される。従って、電源端子間に供給されている直流電圧の大きさに応じて、インバータは直列または並列に接続される。
【0008】
この電源装置の筐体が転倒したり、筐体に外部から強い衝撃や振動が与えられたりしても、自己付勢型半導体スイッチング素子が閉成状態から開放状態に変化することはなく、また開放状態から閉成状態に変化することはない。従って、第1及び第2の機械接点が閉成されているときに、自己付勢型半導体スイッチング素子は開放状態であるが、この自己付勢型半導体スイッチング素子が一時的にも閉成されることはなく、第1及び第2の機械接点が損傷することはない。また、第1及び第2の機械接点が開放状態であって、自己付勢型半導体スイッチング素子が閉成状態において、自己付勢型半導体スイッチング素子が一時的にも開放状態になることはなく、この電源装置が停止することもない。
【0009】
また、第1及び第2の機械接点が開放状態であって、自己付勢型半導体スイッチング素子が閉成状態において、第1及び第2の機械接点が一時的に閉成状態になると、自己付勢型半導体スイッチング素子が開放状態になり、一方のインバータが短絡されることはない。
【0010】
上記直流電圧を電源端子間に供給するために、整流手段を設けることもできる。この場合、第1の直流電源端子に整流手段の一方の出力端子が接続され、第2の直流電源端子に整流手段の他方の出力端子が接続される。整流手段の入力端子に、第1の交流電圧と、第1の交流電圧よりも値の大きい第2の交流電圧の一方が供給される。前記駆動手段は、前記入力端子の交流電圧が第1の交流電圧のとき、第1及び第2の機械接点を閉成し、前記入力端子の交流電圧が第2の交流電圧のとき、第1及び第2の機械接点を開放する。
【0011】
このように構成すると、電源装置に供給される交流電圧が、異なる2種類のものでいずれであっても、電源装置を使用することができる。また、第1及び第2の機械接点の切換を交流電圧の値に応じて行える。
【発明の効果】
【0012】
以上のように、本発明によれば、電源装置の筐体に振動が加わったり、筐体が転倒したりした結果、機械スイッチが異常動作をしても、電源装置に損傷等が生じない
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明の一実施形態の電源装置における400V系の電圧が供給されている状態のブロック図である。
【図2】図1の電源装置における200V系の電圧が供給されている状態の部分省略ブロック図である。
【図3】図1の電源装置における400V系の電圧が供給されている状態で、リレー接点26が閉成された状態の部分省略ブロック図である。
【図4】図1の電源装置における200V系の電圧が供給されている状態で、リレー接点26が開放された状態の部分省略ブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
本発明の一実施形態の電源装置は、例えば溶接用電源装置であって、図1に示すように、2つの交流電源端子2a、2bを有している。これら交流電源端子2a、2bには、単相交流電源4が接続されている。この単相交流電源4は、第1の交流電圧、例えば200Vの電圧を発生するもの、または第2の交流電圧例えば400Vの交流電圧のいずれかを発生するものである。
【0015】
交流電源端子2a、2bは、整流手段、例えば整流回路6の2つの入力端子6a、6b接続されている。整流回路6は、入力端子6a、6bから供給された交流電圧を整流して、整流された電圧を正の出力端子6c、負の出力端子6d間に発生する。なお、整流回路6は、平滑コンデンサを備えたものとすることもできる。正の出力端子6cは、直流電源端子の第1の電源端子、例えば正の直流電源端子8pに接続されている。負の出力端子6dは、直流電源端子の第2の電源端子、例えば負の直流電源端子8nに接続されている。これら正負の直流電源端子8p、8n間に、2台のインバータ10、12が接続されている。
【0016】
インバータ10は、フルブリッジ回路を構成するように接続された4つの半導体スイッチング素子、例えばIGBT14a乃至14dを有している。このフルブリッジ回路の2つの入力側のうち正の入力側が、第1の極性、例えば正の電源入力端子16pに接続され、負の入力側が、第2の極性、例えば負の電源入力端子16nに接続されている。これら正及び負の電源入力端子16p、16n間に直列にコンデンサ18a、18bが接続されている。
【0017】
インバータ12も、フルブリッジ回路を構成するように接続された4つの半導体スイッチング素子、例えばIGBT20a乃至20dを有している。このフルブリッジ回路の2つの入力側のうち正の入力側が、第1の極性、例えば正の電源入力端子22pに接続され、負の入力側が、第2の極性、例えば負の電源入力端子22nに接続されている。これら正及び負の電源入力端子22p、22n間に直列にコンデンサ24a、24bが接続されている。
【0018】
インバータ10の正の電源入力端子16pは、正の直流電源端子8pに接続される共に、機械接点、例えばリレー接点26を介してインバータ12の正の電源入力端子22pに接続されている。インバータ12の負の電源入力端子22nは、負の直流電源端子8nに接続されると共に、機械接点、例えばリレー接点28を介してインバータ10の負の電源入力端子16nに接続されている。
【0019】
インバータ10の負の電源入力端子16nと、インバータ12の正の電源入力端子22pの間には、自己付勢半導体スイッチング素子、例えばダイオード30が接続されている。この接続は、ダイオード30のアノードが負の電源入力端子16nに接続され、ダイオード30のカソードが正の電源入力端子22pに接続されるように、行われている。ダイオード30は、負の電源入力端子16nの電圧が、正の電源入力端子22pの電圧よりも閾値電圧以上大きいときに、導通し、それ以外のときには非導通である。
【0020】
リレー接点26、28は、駆動手段、例えば駆動部32に含まれるリレー駆動回路34に駆動指令が供給されたとき、閉成され。それ以外のときには開放されている。リレー駆動回路34への駆動指令は、判定部36から供給される。判定部36には、電圧検出部38が発生する交流電源端子2a、2b間に供給されている交流電圧の値を表す電圧検出信号が供給されている。また、判定部36には、基準信号源40からの基準信号も供給されている。基準信号は、200Vの交流電圧に対応する電圧検出信号の値と、400Vの交流電圧に対応する電圧検出信号の値との中間にある値を持つものである。判定部36は、電圧検出部からの電圧検出信号が基準信号以下のとき、駆動指令をリレー駆動回路34に供給する。従って、400Vの交流電圧が交流電源端子2a、2bに供給されているときには、リレー接点26、28は開放され、200Vの交流電圧が交流電源端子2a、2bに供給されているとき、リレー接点26、28は閉成される。
【0021】
インバータ10では、図示していない制御回路からの制御信号に基づいて、IGBT14a乃至14dがオン、オフ制御され、正負の電源入力端子16p、16n間に供給された直流電圧を高周波電圧に変換して出力する。インバータ12も同様である。インバータ10、12の出力側は、それぞれコンデンサ42、44を介して変圧器46、48の一次側巻線46p、48pに接続されている。また、二次側巻線46s、48sは、整流回路50に接続され、この整流回路50の出力が、溶接負荷に接続される正負出力端子52p、52sに供給されている。
【0022】
この直流電源装置は、筐体54内に収容されている。
【0023】
このように構成された電源装置では、交流電源4が400V系であると、リレー駆動回路34は、図1に示すようにリレー接点26、28を開放状態とする。その結果、400V系の交流電圧を整流した電圧が、正負の直流電源端子8p、8n間に印加され、ダイオード30のアノードの電圧がカソードの電圧よりも高くなり、ダイオード30が導通し、インバータ10、12は直列に接続された状態で動作する。
【0024】
交流電源4が200V系であると、判定部36からの駆動指令により、リレー駆動回路34が、図2に示すように、リレー接点26、28を閉成する。このとき、ダイオード30のカソードの電圧がアノードの電圧よりも高いので、ダイオード30は非導通である。その結果、インバータ10、12は並列に接続された状態で、正負の直流電源端子8p、8n間に印加された200V系の交流電圧を整流した電圧で動作する。
【0025】
図1に示すように、リレー接点26、28が開放状態で、ダイオード30が閉成状態において、この直流電源装置が収容されている筐体54が転倒したり、筐体54に外部から強い衝撃や振動が与えられたりしても、ダイオード30は機械スイッチでないので、非導通となることはない。従って、この直流電源装置が突然に停止することはない。
【0026】
また、図2に示すように、リレー接点26、28が閉成状態で、ダイオード30が開放状態において、この直流電源装置が収容されている筐体54が転倒したり、筐体54に外部から強い衝撃や振動が与えられたりしても、ダイオード30が閉成状態になることはない。従って、正負の直流電源端子8p、8n間が短絡されることはなく、リレー接点26、38、ダイオード30に短絡電流が流れず、リレー接点26、28が損傷することはない。
【0027】
また、リレー接点26、28が開放状態で、ダイオード30が閉成状態において、この直流電源装置の筐体54が転倒したり、筐体54に外部から強い衝撃や振動が与えられたりして、リレー接点26、28の一方が一時的に閉成された場合、例えば図3に示すようにリレー接点26が閉成された場合、ダイオード30のカソードの電圧がアノードの電圧よりも高くなり、ダイオード30が非導通となる。その結果、インバータ10が短絡されることはなく、インバータ10が破損することはない。リレー接点28が一時的に閉成された場合でも、同様にインバータ12が破損することはない。
【0028】
また、リレー接点26、28が閉成状態で、ダイオード30が開放状態において、この直流電源装置が収容されている筐体54が転倒したり、筐体54に外部から強い衝撃や振動が与えられたりして、リレー接点26、28の一方が一時的に開放された場合、例えば図4に示すようにリレー接点26が開放された場合、インバータ12が停止し、インバータ10のみが動作することになる。この状態が長期的に続くと、インバータ10のみが負荷に電流を供給することになり、インバータ10を流れる電流が増加して、インバータ10が破損する可能性があるが、リレー接点26の一時的な開放であれば、インバータ10が破損することはない。また、通常時には、図示していない電流異常検出手段による電流異常検出により、直流電源装置は停止する。リレー接点28が一時的に開放された場合も、同様である。
【0029】
このようにダイオード30を使用することによって、筐体54が転倒したり、筐体54に外部から強い衝撃や振動が与えられたりしても、電源装置に致命的な損害が生じることはない。
【0030】
上記の実施形態では、フルブリッジ型のインバータ10、12を使用したが、これに限ったものではなく、例えばハーフブリッジ型のインバータを使用することもできる。インバータ10、12の半導体スイッチング素子として、IGBT14a乃至14d、20a乃至20dを使用したが、他にMOSFETやバイポーラトランジスタを使用することもできる。上記の実施形態では、電源装置は、溶接用電源装置としたが、溶接以外の用途に使用する電源装置とすることも可能である。上記の実施形態では、交流電源端子2a、2b間の交流電圧の値を電圧検出部38によって検出したが、正負の直流電端子8p、8n間の電圧を検出することも可能である。上記の実施形態では、単相交流電源4は、200V系または400V系の電圧のいずれかを発生するものとしたが、例えば200V系または600V系の電圧のいずれかを発生するもの、400V系または600V系の電圧のいずれかを発生するものとすることもできる。また、上記の実施形態では、単相交流電源4を使用したが、異なる値の2つの交流電圧のいずれかを相間に発生する三相交流電源を使用することもできる。三相交流電源を使用する場合、電圧検出部38は1つの相間の電圧を検出するように構成することが可能である。
【符号の説明】
【0031】
8p 正の直流電源端子(第1直流電源端子)
8n 負の直流電源端子(第2直流電源端子)
10 12 インバータ(第1及び第2のインバータ)
26 28 リレー接点(機械接点)
30 ダイオード(自己付勢型半導体スイッチング素子)
32 駆動部(駆動手段)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1極性の電源入力端子と、第2極性の電源入力端子とを、それぞれが有する第1及び第2のインバータと、
第1及び第2のインバータの第1極性の電源入力端子間に接続された第1の機械接点と、
第1及び第2のインバータの第2極性の電源入力端子間に接続された第2の機械接点と、
第1のインバータの第1極性の電源入力端子に接続された第1直流電源端子と、第2のインバータの第2極性の電源入力端子に接続された第2直流電源端子とを、有し、第1及び第2電源端子間に直流電圧が供給される電源端子と、
前記直流電圧が予め定めた値よりも大きいとき、第1及び第2の機械接点を開放し、前記直流電圧が前記予め定めた値以下のとき、第1及び第2の機械接点を閉成する駆動手段と、
第1のインバータの第2極性の電源入力端子と、第2のインバータの第1極性の電源入力端子との間に接続され、その接続が、第1及び第2の機械接点が開放されているとき、閉成され、第1及び第2の機械接点が閉成されているとき、開放される方向性に、行われている自己付勢型半導体スイッチング素子とを、
具備する電源装置。
【請求項2】
請求項1記載の電源装置において、前記自己付勢型半導体スイッチング素子がダイオードである電源装置。
【請求項3】
請求項1記載の電源装置において、第1の直流電源端子に一方の出力端子が接続され、第2の直流電源端子に他方の出力端子が接続され、入力端子に、第1の交流電圧と、第1の交流電圧よりも値の大きい第2の交流電圧の一方が供給される整流手段を、有し、前記駆動手段は、前記入力端子の交流電圧が第1の交流電圧のとき、第1及び第2の機械接点を閉成し、前記入力端子の交流電圧が第2の交流電圧のとき、第1及び第2の機械接点を開放する電源装置。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2012−80738(P2012−80738A)
【公開日】平成24年4月19日(2012.4.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−226274(P2010−226274)
【出願日】平成22年10月6日(2010.10.6)
【出願人】(000144393)株式会社三社電機製作所 (95)
【Fターム(参考)】