説明

曙ブレーキ工業株式会社により出願された特許

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【課題】ディスクロータの変形に拘わらずに安定した摩擦面積を確保して安定した制動特性を維持でき、且つ、小型化が可能な車両用ディスクブレーキ装置を得る。
【解決手段】キャリパ17に装備されたピストン11で摩擦パッド組立体8,9をディスクロータ2に押圧する車両用ディスクブレーキ装置1であって、前記摩擦パッド組立体8,9は複数個のライニング部材6を旋回可能にトルク受けプレート4上に配置しており、各ライニング部材6を旋回可能に支持する二つの継手材49を前記ピストン11に当接させると共に、前記ライニング部材6に作用する制動トルクが、前記ライニング部材6を前記トルク受けプレート4に取り付けるためのライニング連結部材45を介して前記ライニング部材6に連結したトルク伝達リング43からダイレクトに前記トルク受けプレート4に伝達される。 (もっと読む)


【課題】各ガイドピンをロータの外周縁よりも径方向内方に配置した構造で、キャリパ3aのがたつき防止と、パッド5a、5bの交換容易性とを両立させる。
【解決手段】アウタ側のパッド5bを構成するプレッシャプレート16bの外側面に弾性部材24を支持する。そして、上記キャリパ3aを何れかのガイドピンを中心に揺動変位させる事に伴って、キャリパ爪7aと上記弾性部材24とを係脱自在とする。更に、上記プレッシャプレート16bとサポート2aとの間に、このプレッシャプレート16bがこのサポート2aに対してがたつく事を防止する為のアンチラトルスプリング31を設ける。この構成により、上記両パッド5a、5bの交換容易性を確保しつつ、上記キャリパ3aの先端部が上記サポート2aに対しがたつく事を防止する。 (もっと読む)


【課題】耐振性があり、かつピストン組立体を長期に亘り使用した場合でも確実にインナピストンのアウタピストンからの脱落を防ぐことができるブレーキ作動装置を提供すること。
【解決手段】シリンダ本体内に設けた2分割ピストンの作動により摩擦部材を被制動体に向けて押圧し制動を行うブレーキ作動装置であって、ピストンはシリンダ本体のシリンダ室内で液密摺動するアウタピストン23と、このアウタピストン内周面23aで液密摺動し前記摩擦部材を押圧するインナピストン24とで構成され、アウタピストン23の摩擦部材側の先端開口部近傍内面にリング溝を形設し、このリング溝に線バネから成るリング体39を係止してインナピストン24がアウタピストン23から摩擦部材側に脱落するのを阻止した。 (もっと読む)


【課題】車両への組付け性が良く、また、組み付け後の隙間調整が容易にでき、更に部品点数や組み立て工程数を低減させることのできるドラムブレーキ装置を得る。
【解決手段】一対のブレーキシュー3,4の位置を摩耗に応じて自動調整する自動隙間調整装置10は、ブレーキシュー3,4間の離間距離を確保するストラット27の一端側に介在して回転によりブレーキシュー3,4間の離間距離を調整するアジャスタギヤ23と、ホイールシリンダ6の操作力が所定以上になるとき、前記アジャスタギヤ23の回転を規制するアジャスタ規制レバー33とを備え、アジャスタ規制レバー33は一方のブレーキシュー3とホイールシリンダ6とで回転自在に挟持される。 (もっと読む)


【課題】ノンアスベスト系摩擦材において摩擦摩耗性能等の摩擦材自体の性能を損なうことなく、良好な鳴き、異音特性を持つノンアスベスト摩擦部材を提供する。
【解決手段】熱硬化性樹脂結合材、補強繊維、摩擦調整材とを含む摩擦材がプレシャプレートと一体に成形されたノンアスベスト摩擦部材において、前記摩擦材は、摩擦面側の第一層摩擦材とプレッシャプレート側の第二層摩擦材とを有し、該第二層摩擦材中に少なくともエラストマー、架橋剤を含むプレミックスが配合されていることを特徴とするノンアスベスト摩擦部材。該プレミックスが繊維を含むことが好ましく、また該プレミックスがエラストマーを10〜97vol%配合されていることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】アウタパッド5aと、このアウタパッド5aの端部を係止する為の係止部25、25との引っ掛かり代を十分に大きくしつつ、十分な強度を確保できるサポート19を、短時間で製造する。
【解決手段】素板の1対の腕部を曲げ加工した後、互いに近づく方向に延出した各突出板部23、23の先端部に、第一のプレス加工により、ロータ1の径方向外側に対応する方向に曲げる曲げ加工を行ない、1対の曲げ部を形成する。その後、第二のプレス加工により、これら各曲げ部を上記ロータ1の径方向に対応する方向の両側から圧縮する様に加圧する事により、上記各係止部25、25を形成する。 (もっと読む)


【課題】調整スピンドルの回動を阻止するため特段の加工や部品を施すことなく、通常のディスクブレーキ作動装置の孔加工工程の一環として仕上げることができるパーキング用操作機構を備えたディスクブレーキ作動装置を提供すること。
【解決手段】カムシャフト32の回動により調整スピンドル26aに軸推力を与える回転−直動変換部は、調整スピンドル26aと相対回転しないように係合した第1ローラプラグ34と、第1の転動ローラ36と、第1ローラプラグ34と相対回転しないように係合した第2ローラプラグ40と、第2の転動ローラ42とで構成され、第2ローラプラグ40はカムシャフト挿入穴Pの加工端部(凹状の円筒面38a)に対し調整スピンドル26aの中心軸線X−X回りに回動不能に係合している。 (もっと読む)


【課題】アウタパッド5aの端部を係止する為の係止溝27aを高精度に形成でき、しかも十分な強度を確保できるサポート19aを、安価に製造する。
【解決手段】素板の1対の腕部を曲げ加工した後、互いに近づく方向に延出した各突出板部23の外周側面に係止溝27aを形成する。この係止溝27aを形成する為に、押し部を有する押型と、受型とを使用する。この受型として、上記押し部と対向する部分に凹部を形成し、この凹部内の容積V1 を、上記押し部のうちの係止溝27aを形成する部分の容積V2 と同じか、又はこの容積V2 に対し5%以下の範囲で小さくしたものを使用する。各突出板部23を上記押型と受型との間で押圧する事により、これら各突出板部23の内周側面に突部49を形成する。 (もっと読む)


【課題】センサ素子周りの局所的な空気溜による不適切な充填判定を回避することができる充填センサアダプタを得る。
【解決手段】充填センサアダプタ100は、連通する上下2つのハウジング部からなる四角の立体状を成し、下側ハウジング部がセンサ素子収容部110となり、上側ハウジング部がセンサ素子収容部110内にコンクリート等の充填物を導入する充填物導入部120となっている。センサ素子収容部110の1つの側面にはセンサ素子200を挿入するためのセンサ挿入口111が形成され、充填物導入部120の4つの側面夫々には充填物を流入させる充填物流入口121が形成されている。センサ挿入口111の左右両側にはセンサ素子200を挟持する爪部140が設けられ、充填物導入部120の上面には充填センサアダプタ100を型枠に取り付けるための両面テープ150が設けられる。 (もっと読む)


【課題】ブレーキシューのバッキングプレートへの位置決めを少ない部品で実現して、生産性の向上を図ると同時に、組立不良の発生頻度を低減させることができるドラムブレーキ装置を得る。
【解決手段】ブレーキシュー3,4をバッキングプレート5に押圧して拡開可能に保持すると共に、制動解除時に各ブレーキシュー3,4をドラムの内面から離反させるシュー位置保持機構として、一本のばね線材を略円環状に湾曲させたスプリング部材11を採用し、該スプリング部材は両端と円環の中間部11cとのそれぞれをバッキングプレート5に連結する両持ちの支持構造を採る。 (もっと読む)


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