説明

千代田化工建設株式会社により出願された特許

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【課題】アンモニア水溶液を媒体として用いた発電システムにおいて、タービンに供給される作動流体中のミストによって、当該タービンのブレードにエロージョン等に起因する損傷が発生することを抑止することができる排熱による発電システムを提供する。
【解決手段】沸点の異なる2種類の流体を含む作動流体を流通させる環状の主流路10に、ポンプ11と、予熱用の再生器12と、排熱を熱媒体とする蒸発器13と、得られた湿り蒸気を低沸点の上記流体が高濃度に含まれる蒸気と高沸点の上記流体の濃度が高められた液体とに分離する分離器15と、分離された上記蒸気によって回転駆動されるタービン19と、凝縮器21とが順次配設され、分離器15で分離された上記液体を再生器12を通して凝縮器21の上流側に戻す副流路22とを備え、さらに主流路10の分離器15の下流側であって、かつタービン19の上流側に、上記蒸気を過熱する過熱器16を介装した。 (もっと読む)


【課題】蒸留塔への分解生成物の流入量の不安定性を改善し、分離性能向上、分解生成物処理量の増大等を達し得る石油系重質油の熱分解処理方法および熱分解処理装置を提供する。
【解決手段】加熱炉4と、反応槽6を2基含む系列を2系列(a,b)以上と、蒸留塔3とを有する熱分解処理装置を稼動させる際に、各系列a,bとも石油系重質油を加熱炉4から第1の反応槽6a,6b、次いで第2の反応槽6’a,6’bに張り込むサイクルを繰り返し、各反応槽6ではスチームを吹き込み石油系重質油に直接接触させて熱分解反応させ、生成するガス状物質とスチームとを流出させて蒸留塔3へ導入して蒸留分離する構成であって、第1の反応槽6a,6bへの張り込み開始時が各系列a,b間で異なるように、前記サイクルに位相差を持たせて稼動する石油系重質油の熱分解処理方法である。また、当該熱分解処理方法を実現する熱分解処理装置である。 (もっと読む)


【課題】反応槽の内部における過熱スチームを好ましい分散状態に改善し、反応槽や反応槽出口分解ガス配管中でのコーク付着の抑制と、閉塞の防止を図ると共に、良質かつ均質なピッチを製造することができる石油系重質油の熱分解処理方法、熱分解反応槽および熱分解処理装置を提供すること。
【解決手段】加熱炉において450℃以上に加熱された後反応槽6に導入された石油系重質油に対し、反応槽6の底部から400〜700℃の過熱スチームを吹き込むことで、該過熱スチームを前記石油系重質油に直接接触させて油分とピッチとに熱分解する処理方法であって、前記過熱スチームを反応槽6底部から吹き込む際に、前記過熱スチームが反応槽6胴部の軸Sを中心にして旋回流(矢印B)を生じるように吹き込むことを特徴とする石油系重質油の熱分解処理方法である。また、当該熱分解処理方法に用いる熱分解反応槽、並びに該熱分解反応槽を備える熱分解処理装置である。 (もっと読む)


【課題】培養細胞の回収が自動化可能となる閉鎖系の細胞回収装置及び細胞の回収方法並びに効率的に継代培養することができる細胞培養装置及び細胞の培養方法を提供する。
【解決手段】培養細胞群が収容された培養容器1と、この培養容器に接続され、少なくとも培養細胞群の細胞接着性を低下させる剥離液を培養容器に供給する試薬供給手段3と、培養容器内の剥離液等の流体収容物を面方向に流動させ、培養容器の内壁面に付着している培養細胞群を内壁面から剥離させる剥離手段2と、培養容器に接続された培養細胞群の流通手段4とを備えた閉鎖系の細胞回収装置とした。上記流通手段と並列的に培養容器に接続されるとともに、試薬供給手段と直列的に培養容器に接続された廃液回収手段6と、流通手段の下流端部に接続可能に設けられ、培養細胞を再培養する細胞回収容器5とを備えた細胞培養装置とした。 (もっと読む)


【課題】不純物としてヨウ素化合物を含む有機酸を、銀を担持した陽イオン交換樹脂の充填層に通液することにより、該有機酸からヨウ素化合物を除去するにあたり、通液温度50℃以下、好ましくは40℃以下で通液処理しても、50℃を超える高温で通液処理した場合と同程度の銀利用率を得る。
【解決手段】不純物としてヨウ素化合物を含む有機酸を、銀を担持した陽イオン交換樹脂の充填層に50℃以下で通液することにより、該有機酸からヨウ素化合物を吸着除去する方法であって、該陽イオン交換樹脂が、平均粒径0.3〜0.6mm、平均細孔径15〜28nmのマクロポーラス型樹脂であって、その活性部位の40〜60%が銀に置換されたものであることを特徴とする方法。 (もっと読む)


【課題】LNGの受入基地などの液化天然ガス設備において受入管の保冷を実施する際に、適切な冷却能力を確保しつつ保冷の実施に関わるコストを低減する。
【解決手段】LNGの受入先からその貯蔵タンク2に至る受入管4と、その貯蔵タンクから受入管の上流側に至る受入循環管6とを備えた液化天然ガス設備1の保冷システムにおいて、貯蔵タンク内のLNGを受入循環管及び受入管に通して循環させる循環冷却モードと、受入管内にLNGを保持した状態で受入循環管を介して受入管内にLNGを導入することで、受入管内のLNGを加圧した状態で保持する加圧冷却モードとを選択的に実行する構成とし、適切な冷却能力を確保しつつ保冷に用いるLNGの量を低減する。 (もっと読む)


【課題】炭素数が7以下の炭化水素を主成分とする軽質炭化水素を原料として、十分に高い収率にて芳香族炭化水素を製造する方法を提供する。
【解決手段】少なくともガリウム含有結晶性アルミノシリケートを含む触媒組成物に、炭素数2〜7の軽質炭化水素を主成分とする原料を接触させて芳香族炭化水素を製造する方法において、芳香族炭化水素への転化反応工程が、直列に配置された、前記触媒組成物からなる2個以上の反応層、および該反応層間または該反応層に設けられた加熱手段から少なくとも構成され、1段目反応層の触媒量が全体の触媒量の30容量%以下であることを特徴とする芳香族炭化水素の製造方法。 (もっと読む)


【課題】炭素数が7以下の炭化水素を主成分とする軽質炭化水素を原料として、十分に高い収率にて芳香族炭化水素を製造する方法を提供する。
【解決手段】少なくともガリウム含有結晶性アルミノシリケートを含む触媒組成物に、炭素数2〜7の軽質炭化水素を主成分とする原料を接触させて芳香族炭化水素を製造する方法において、芳香族炭化水素への転化反応工程が、直列に配置された、前記触媒組成物からなる2個以上の反応層、および該反応層間または該反応層に設けられた加熱手段から少なくとも構成され、1段目反応層からの反応層流出物中の芳香族収率が0.5〜30質量%であることを特徴とする芳香族炭化水素の製造方法。 (もっと読む)


【課題】接触部分酸化法に用いるための高反応性触媒を提供する。
【解決手段】炭素数1〜5の炭化水素と酸素を含む原料ガスから、一酸化炭素と水素を主成分とする合成ガスを製造する際に使用される合成ガス製造用触媒であって、マグネシアを含む担体上に、ロジウム(Rh)と、コバルト(Co)、亜鉛(Zn)、モリブデン(Mo)および銀(Ag)からなる群より選択される少なくとも1種の第2金属とを担持したことを特徴とする触媒。 (もっと読む)


【課題】 簡便でかつ効率よく貴金属担持触媒から塩素を除去する前処理方法を提供する。
【解決手段】 本発明における触媒の前処理方法は、触媒担体に貴金属塩化物水溶液を使用して貴金属を担持して調製した貴金属担持触媒を、スチームを流通させて塩素を除去してなるように構成される。 (もっと読む)


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