説明

東急車輛製造株式会社により出願された特許

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【課題】 貨物搬送用のコンテナの内張板の着脱が容易となり、なおかつ、一度使用した内張板の再利用が可能となる。
【解決手段】 内張板14が、両面テープ20を介して、コンテナ10の扉12の、室内側に露出する構造部材16に対し固定される。内張板14にリベットやタッピンねじ等、結合部材のための複数の孔を形成することなく、内張板14を確実に構造部材16に固定することが可能となる。両面テープ20は、両面の剥離力に強弱差を有し、強い粘着力をもつ面を、内張板14の交換時に両面テープ20を残したい面に貼着しておくことで、交換時には容易に内張板14が構造部材16から剥れ、交換が可能となる。しかも、内張板14は、表面と裏面との形態が同等に仕上られており、穿孔等の形態変化も受けていないことから、一度使用した内張板14を裏返して、再利用することが可能となる。
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【課題】 本発明は、組み立て作業性の向上を図りつつ、キャンバーを容易につける鉄道車両構体及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 側構体4は、ドア10を備えている側出入口の鉛直方向中心線を境界線に2個の車端ブロック30と3個の中間ブロック20に分割されており、互いに隣り合うブロック同士を接合することで構成されている。幕板22,32は、凸形状に形成され、長手方向における遊端22d,22e,32cが側出入口枠部12の上方部分の中央部までに延在している。側出入口フレーム25,35は、その一端25a,35aが腰板28,38に連結され、遊端25b,35bが側出入口枠部12の下方部分の中央部までに延在している。 (もっと読む)


【課題】 ライティング部材の点灯・消灯の誤操作を抑止できる鉄道車両用照明装置を提供する。
【解決手段】 鉄道車両用照明装置13では、切替部36により、運転台選択スイッチ10が中位置となった場合に同期してステップライト18が点灯し、貫通路9に段差部14があることを乗客等に注意喚起する。また、切替部36は、運転台選択スイッチ10が前位置となった場合又は後位置となった場合に同期してステップライト18を消灯させ、映り込みによる視界不良を回避する。このように、乗務員室2Aを有する鉄道車両1Aの編成態様に連動してステップライト18の点灯・消灯の切り替えを制御することで、点灯・消灯の誤操作を抑止でき、乗務員室2Aの貫通路9が乗客等によって使用される場合の安全性、及び乗務員室2Aが運転室又は車掌室として使用される場合の運転時の安全性の双方を担保できる。 (もっと読む)


【課題】 誤作動や反応遅れの問題を生じることなく、広範囲の障害物検知を可能とする。
【解決手段】 横行搬器14の前後両端部近傍の、サイドメンバー部14aの下方空間に、前後方向へと光軸を向けたビームセンサー36が配置されている。排障器38は、ビームセンサー36間の光路が設定された範囲を含み、横行搬器14の全幅と同一ないし側端部から必要量だけ突出するようにして、揺動可能に取付られている。又、横行搬器14のサイドメンバー部14aに対し、弾性プレート40を介して固定されている。弾性プレート40は、排障器38の角度維持手段であり、なおかつ、その弾性によって排障器38の揺動を許容するものである。人の足等が排障器38に当接し、排障器38に設けられたドグ38aがビームセンサー36の光軸を遮断することで、人の存在を把握する。
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【課題】 搬器に必要な強度を確保しつつ薄型化を促進し、機械式駐車装置の一階層あたりの収容高さを増大させる。
【解決手段】 搬器22のメーンレール14を補強するクロスメンバー24、26、28は、フラット部15の上方にその全部が突出することにより、必要な強度を得るための断面積が確保される。よって、メーンレール14に必要な強度を与えるために、メーンレール14の裏面から下方に突出する補強部材を無くし、若しくは、当該補強部材の突出量を大幅に削減することが可能となる。その結果として、搬器22が機械式駐車装置に収容された状態で、搬器22の下方空間が拡大することとなる。したがって、機械式駐車装置の一階層あたりの収容高さを増大させることが可能となり、近年増大している車高の高い車両であっても、機械式駐車装置の利用が可能となる
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【課題】 車室内を構成する内側構体との水密性を十分に確保しつつ、ライティング部材の着脱が容易な車両用照明装置を提供する。
【解決手段】 車両用照明装置6は、平板部28の上面28bと光透過面10aとが面一になるように、取付プレート26の筐体収容部27の開口部29内にステップライト9の筐体10を挿入し、筐体10の光透過面10aの周囲に形成されるシール材充填溝部36にシール材37を充填するだけの簡便な手順で組み立てることができる。このとき、筐体収容部27と筐体10との間において、光透過面10aの周囲には、車室側に向かって開口するシール材充填溝部36が形成される。このシール材充填溝部36は、一定の隙間が確保されるので、余剰なシール材の充填が回避されると同時に、筐体10と取付プレート26との間の水密性の確保が容易となる。 (もっと読む)


【課題】 車両の床部との間の水密性及び耐荷重性を十分に確保しつつ、ステップライトの着脱が容易なステップライト装置を提供する。
【解決手段】 ステップライト装置6は、平板部28の上面28bと光透過面10aとが面一になるように、取付プレート26の筐体収容部27にステップライト9の筐体10を挿入し、光透過面10aの周囲に形成されるシール材充填溝部36にシール材37を充填するだけで簡便に組み立てることができる。シール材充填溝部36は、一定の隙間が確保されるので、余剰なシール材の充填が回避されると同時に、筐体10と取付プレート26との間の水密性の確保が容易となる。さらに、ステップライト装置6は、光透過面10aが露出するように筐体10が嵌め込まれるソケット16を備えているので、ステップライト9の筐体10がしっかり保持され、ステップライト9の耐荷重性も向上する。 (もっと読む)


【課題】 様々な荷の搬送時における積載レイアウトの多様化と、荷の積み下ろし作業の容易化とを図る。
【解決手段】 シリンダ28が、側壁20、22に対し、側壁20、22の対角線上若しくは概ね対角線に沿った方向へと伸縮するように固定されることで、側壁20、22におけるシリンダ28のストロークを、最大限確保することが可能となる。又、チェーン30、32を介して中間床14からシリンダ28が受ける荷重は、シリンダ28の伸縮方向を中間床の昇降方向と平行に配置した場合のシリンダ28が受ける荷重に、COSθを乗じた値へと減少する。したがって、シリンダ28及びシリンダの駆動機構に要求される駆動力を減少させることが可能となり、昇降手段24、26の簡素化(小型軽量化、仕様の低グレード化)が図られる。
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【課題】鉄道車両のドア開口部の床面から引戸の下レールを無くすことによって、床面のフラット化を促進しつつ、引戸のガタツキ音を低減する。
【解決手段】引戸12の下レール18が、戸袋内から引戸12の全開状態における戸先端部位置12aまでの間Lにのみ、床面から突出するように設置されている。よって、引戸12の全開状態において、引戸開口部の床面からの突起物を無くすことができる。また、引戸12の下縁に沿って設けられたスリ板20は、引戸12の全閉状態において下レール18に掛る部分20Aのみ、他の部分20Bよりも軟質の材料が用いられている。よって、引戸12が全閉状態において振動しても、スリ板20の軟質の材料が用いられた部分20Aのみ下レール18に当たることとなり、引戸12のガタツキ音を低減することができる。 (もっと読む)


【課題】 高剛性及び座屈強度が高い鉄道車両構体を提供する。
【解決手段】 3枚の長尺状の補強材20が腰板17Aの内面17aに沿って、相互に平行に配置されている。補強材20は、3つ平坦部31,33,35と2つの突出部32,34とが交互に連続並設されて断面波形に形成されている。平坦部と突出部との並設方向において、補強材20の平坦部31,35の遊端36,37が隅肉溶接により腰板17Aに連続接合されており、隣接する2つの突出部32と34との間に位置する平坦部33が貫通溶接により腰板17Aに連続接合されている。車両の上下方向において、腰板17Aに沿った隣接する腰板17Aと補強材20との溶接箇所間の間隔が均等である。 (もっと読む)


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