説明

豊田工機株式会社により出願された特許

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【課題】 伝達比可変機構に設けられたモータのモータシャフトの振動を抑制し、静粛性の高い伝達比可変機構を備えたステアリング装置を提供する。
【解決手段】 ステアリングホイールの回転が入力軸に伝達されると、入力軸に支承された出力シャフトを介してステアリングギヤに回転が伝達され転蛇輪に転蛇角が付与される。モータが起動されると、モータシャフトの回転は減速機構の入力部材に伝達され、減速機構により減速されて出力シャフトに伝達され、出力シャフトが入力軸に対して相対回転され、ステアリングホイールの操舵角に対する転舵輪の転舵角の比が変化する。モータシャフトには制振部材が接触して装着されているので、モータ作動時のモータシャフトの振動は制振部材により減衰され、伝達比可変機構の静粛性が向上する。 (もっと読む)


【課題】キャビテーションの発生を抑制し、作動油に混入した空気の排出効率を高めることができるリザーバタンクを供給する。
【解決手段】作動油を蓄積するタンク部5と、作動油の流出パイプ7が形成された漏斗部8とを備え、タンク部5と漏斗部8との間にはフィルタ3が配設され、作動油を加圧するバッフラ4には流入パイプ2が取着される。そして、バッフラ4の奥壁部4bに作動油の流れがあたり、フィルタ3を通過した作動油の流れを流出パイプ7に流す本流f3とタンク部5に流す支流f4とに分離する湾曲端部14を設けた。 (もっと読む)


【課題】騒音が小さく、耐久性に優れ且つ組み立て易い電動パワーステアリング装置を提供すること。
【解決手段】ウォーム軸18の第2の端部18bを支持する第2の軸受23が、ウォーム軸18およびウォームホイール19の中心間距離D1を長短する方向X1,X2に偏倚可能に支持される。湾曲板ばね30は、第2の軸受23の外輪27を包囲する有端環状の主体部31と、中心間距離D1が短くなる方向X2に付勢する弾性舌片33とを含む。主体部31の第1および第2の側縁31c,31dに、外輪27の端面に係合する規制部としての弾性爪34および爪35を設ける。湾曲板ばね30と第2の軸受23の軸方向相対移動を規制する。 (もっと読む)


【課題】4輪自動車の前輪又は後輪の左右輪間に配設する差動装置において、動力ロスの抑制と直進安定性の向上とを高いレベルで両立した優れた差動装置を提供すること。
【解決手段】差動装置1は、2つの出力要素間に差動を発生させる差動モータ40と、4輪自動車100の旋回半径の大きさに相関を有する指標値を計測する計測センサと、差動モータ40を制御するためのモータ制御ユニット6と、指標値に対して差動モータ40で発生させる最大トルクである差動制限トルクを配列したトルクマップを格納する記憶手段604とを有してなる。モータ制御ユニット6は、差動制限トルクを上限トルク値として副駆動輪50L、Rの回転差が直進回転差に一致するように差動モータ40を制御する。トルクマップでは、指標値に基づいて推定される旋回半径が大きくなるに伴って差動制限トルクが単調に増加している。 (もっと読む)


【課題】電動パワーステアリング装置のウォーム軸とウォームホイールとに関して、フリクションを抑制しつつバックラッシを可及的に小さくすることができ、しかも、部品点数の増大および装置の大型化を招くことがないこと。
【解決手段】ウォームホイール28の周方向Cに隣り合う歯41間のそれぞれに、複数の歯溝47が区画形成されている。複数の歯溝47の幅中心Bは、周方向Cに等ピッチで配置されている。複数の歯溝47は、周方向Cに交互に配置される第1および第2の歯溝48,49を含み、第1の歯溝48の幅W1は、第2の歯溝49の幅W2よりも広い(W1>W2)。直進走行時には、ウォーム軸27の1枚の歯34がウォームホイール28の対応する歯41に噛み合い、操舵時には、ウォーム軸27の3枚の歯34がウォームホイール28の対応する歯41にそれぞれ噛み合う。
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【課題】車両用操舵装置や精密機械に静粛性の高いハーモニックドライブ装置、伝達比可変装置、及びハーモニックギヤの製造方法を提供する。
【解決手段】ステータギヤ21及びドリブンギヤ22、並びにフレキシブルギヤ23の歯面30に化学研磨処理又は無電解メッキ処理を施すことにより、各ギヤの歯面30に残るツールマークを除去又は被覆しその表面を平滑化する。前記無電解メッキ処理は、メッキ皮膜中に滑材を分散させることを要旨とする。 (もっと読む)


【課題】 芯ズレおよび角度ズレを吸収し吸振性の高い緩衝部材をモータの出力軸と減速機構の入力部材との間に介在させた静粛性の高い伝達比可変機構を備えたステアリング装置を提供する。
【解決手段】 モータが起動されると、モータ出力軸の回転は弾性材で形成された緩衝部材を介して減速機構の入力部材に伝達され、減速機構により減速されて出力シャフトに伝達され、ステアリングホイールの操舵角に対する転舵輪の転舵角の比が変化する。モータ出力軸および入力部材の少なくとも一方には軸線と直角な横方向に延在する当接面が設けられ、緩衝部材には当接面と係合して回転伝達する係合部が横方向に延在して設けられている。係合部は当接面との係合において当接面と直角方向の剛性が低下するように凸状に形成されている。 (もっと読む)


【課題】ディファレンシャルケース2のピニオンギヤ保持面(ピニオンギヤ挿入孔12Aの内面)を拡大してピニオンギヤ4A、4Bが傾くことを防止し、耐久性を向上させる。
【解決手段】ディファレンシャルケース2に形成されたピニオンギヤ挿入孔12A、12B内にピニオンギヤ4A、4Bが回転自在に保持される。前記挿入孔12A、12Bの内面(ピニオンギヤ保持面)を内部側に拡大した延出部12Aa、12Baを形成して、ピニオンギヤ4A、4Bの外側の被保持部4Ab、4Bbだけでなく、内側のサイドギヤ6A、6Bに噛み合う歯車噛み合い部4Aa、4Baの一部もオーバーラップして保持するようにした。 (もっと読む)


【課題】 駆動歯車の支持部を小形にでき、しかも、噛合反力による噛合状態の悪化を低減でき、また、噛合反力による音鳴りを低減できるようにする。
【解決手段】 電動モータ1の出力軸1aに連動連結され、電動モータ1と反対側に軸部3bを有するウォーム3と、該ウォーム3に噛合するウォームホイール4と、軸部3bに嵌合された転がり軸受8と、該転がり軸受8をウォーム3及びウォームホイール4の芯間距離Hが長短となる方向へ移動可能に支持したハウジング7と、転がり軸受8を芯間距離Hが短くなる方向へ弾圧する板ばね14と、転がり軸受8及び板ばね14を収容し、転がり軸受8の移動を案内する案内部22aを有する合成樹脂製のケース20とを備える構成とした。 (もっと読む)


【課題】 駆動力伝達装置のカム部材とアーマチャが接近しすぎるのを阻止する隙間規制部材が、カム部材とアーマチャの間に離脱するのを防止する。
【解決手段】 アウタケース20とインナシャフト23の間にメインクラッチ26とカム機構30とパイロットクラッチ機構35を設けて、パイロットクラッチ機構に発生する伝達トルクによりカム機構30を介してメインクラッチ26の伝達トルクを制御し、またカム機構の第2カム部材32とパイロットクラッチ機構のアーマチャ38が接近しすぎるのを阻止する隙間規制部材を設ける。隙間規制部材は第2カム部材に形成した複数の保持孔32cに非磁性体のボール39を保持するとともに保持孔の外周縁に環状突起32dを形成したものでもよい。あるいは第2カム部材に根本部が保持されてアーマチャに向かって突出される複数の非磁性体のピン39Aでもよい。 (もっと読む)


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