説明

Fターム[2F068HH03]の内容

音響的手段による測長装置 (5,715) | 超音波のモード (117) | 表面波 (25)

Fターム[2F068HH03]に分類される特許

1 - 20 / 25


【課題】1つのSAWデバイスによって、歪みと温度の両方を測定できるSAWセンサを提供する。
【解決手段】SAWデバイス1を測定物20の一面201上に配置し、SAWデバイス1の基板下面102のうち伝搬路13の真下に位置する領域102aを測定物20に固定し、基板下面102のうち駆動電極11および反射器12の真下に位置する領域102b、102cを測定物20に固定しない構造とする。この構造では、測定物に歪みが生じると、基板上面の伝搬路13のみに歪みが生じることとなり、反射器12で反射した弾性表面波に位相変化が生じる。このときの位相変化は温度変化の影響をほとんど受けないので、この位相変化から測定物の歪みを測定できる。また、この構造では、SAWデバイス1の共振周波数は、温度変化によって変化し、測定物の歪みの影響を受けないので、共振周波数変化から温度を測定できる。 (もっと読む)


【課題】管状対象物の管径変化に影響されず、時間軸校正、感度調整、及び温度変化に伴う表面波の速度補正が可能な超音波探触子及び管状対象物の周長測定方法を提供する。
【解決手段】超音波を発信する送信用振動子11と、超音波を受信する受信用振動子12と、送信用振動子11及び受信用振動子12をそれぞれ固定し、送信用振動子11から送信された超音波を表面波に変えて管状対象物13に伝搬する送信口14、及び管状対象物13を一周して伝搬する表面波を受信して受信用振動子12に伝搬する受信口15を底部17に備えるブロック体16とを有し、しかも、送信口14及び受信口15は、管状対象物13に対して円周方向の同一角度位置に設けられている。 (もっと読む)


【課題】基体上での位置情報の検出に基体に励振した表面弾性波を用いることにより、構成上や使用上の制限が少ない簡単かつコンパクトな構成の計測装置を提供する。
【解決手段】計測装置100は、表面弾性波が伝播可能で、かつ熱膨張係数が極めて小さいガラスセラミックス材で構成されたスケール基板101上に、櫛型電極対であるIDTで構成された励振器102,103および受信器105を備えている。励振器102,103は、スケール基板101に表面弾性波の定在波を励振させる。受信器105は、スケール基板101上を変位しながら表面弾性波を検出して弾性波検出信号を出力する。受信器105から出力された弾性波検出信号は、同調回路112およびローパスフィルタ113を介して変位量計算部114に入力される。変位量計算部114は、弾性波検出信号を振幅に対応するパルス信号に変換した後、同パルス信号のパルス数に対応した変位量を計算する。 (もっと読む)


【課題】セメント硬化物の表面から内部に向かって形成されたひび割れ深さを正確に計測することができるひび割れ深さ計測方法を提供する。
【解決手段】ひび割れ深さ計測方法では、ひび割れ深さが、第1式:d=−α・λ・InFによって算出され、第1式において、dが、ひび割れ深さ(mm)、λが、主要波長(mm)、Fが、セメント硬化物の表面を伝播して第2センサ13に検出された第2表面波のうち、表面波初動の直後にマイナス側に振れた最小第2マイナス側振幅を、セメント硬化物の表面を伝播して第1センサ12に検出された第1表面波のうち、表面波初動の直後にマイナス側に振れた最小第1マイナス側振幅で除した振幅比率であり、αが、縦軸に前記(F)を示し、横軸にひび割れ深さ(d)/主要波長(λ)の比率を示す相関関係図から近似式:y=αebxを導き、その近似式から算出した定数(0.381)である。 (もっと読む)


本発明は、例えば少なくとも1つのトランスデューサを含む物体の表面への接触事象などの衝撃の位置に起因する音響応答を決定するための方法に関する。この方法は、a) 上記表面上の少なくとも1つの位置における予め定められた励振(E)に対応する少なくとも1つのトランスデューサからの音響信号を受信するステップと、b) ステップa)で受信された音響信号に基づいて音響応答を決定するステップと、c) 上記予め定められた励振の位置と異なる上記表面上の少なくとも1つの位置に起因する音響応答を上記ステップb)において決定された少なくとも2つの異なった音響応答に基づいて決定するステップとを備える。
(もっと読む)


【課題】試験片の製作が不要であり、簡便に而も個人差に左右されることなく正確に浸炭深さを測定できる浸炭深さ測定方法及び浸炭深さ測定装置を提供する。
【解決手段】浸炭層を有さない基準試験体に所定の周波数範囲で超音波の掃引を行って減衰曲線Aを作成し、浸炭深さが既知である複数の既知試験体に所定の周波数範囲で超音波の掃引を行って減衰曲線B′,C′,D′を作成し、各減衰曲線毎に該減衰曲線が囲む面積S1,S2,S3,S4を求め、各面積と該面積に対応する前記既知試験体の浸炭深さから面積に関係付けた浸炭深さのマスターカーブを作成し、浸炭深さが未知である未知試験体について減衰曲線を求めると共に、該減衰曲線が囲む面積を求め、該面積と前記マスターカーブを用いて前記未知試験体の浸炭深さを測定する。 (もっと読む)


【課題】試験体の欠陥位置やその高さを特定することができる超音波探傷方法及び装置を提供する。
【解決手段】超音波探傷装置において、1対の送受信探触子を試験体をまたぐように対向設置し、縦波及び横波あるいはその組合せで上記試験体内を伝搬した経路毎に超音波信号を受信し、上記受信された超音波信号の各経路における信号強度に基づいて、上記試験体における欠陥の有無、当該欠陥の高さあるいは当該欠陥を除いた上記試験体の残厚を測定する。 (もっと読む)


【課題】弾性表面波の伝播経路の特性に影響されない小型な変位センサを提供する。
【解決手段】圧電材料基板10を挟んで、弾性表面波伝播面α,βを対向させ、弾性表面波の伝播方向の互いの距離が可変となるように圧電材料基板10の表面に配置した2つの弾性表面波素子弾性表面波素子20,30のうち一方の弾性表面波素子20の櫛歯電極22にアンテナ40を介して印加した高周波信号によって励起される弾性表面波が前記弾性表面波伝播面αから圧電材料基板10を介して伝播することにより、他方の弾性表面波素子30の櫛歯電極32に、一方の弾性表面波素子20の櫛歯電極22に印加した高周波信号より遅れた高周波信号が得られ、アンテナ42を介して出力される。変位計測装置100では、この遅れ時間と圧電材料基板10における弾性表面波の伝播速度を乗じて2つの弾性表面波素子20,30間の変位を算出する。 (もっと読む)


【課題】簡単な構造で小型であり、可搬性に優れ、短時間で正確な表面粗さの測定が可能な超音波表面粗さ測定方法と装置を提供する。
【解決手段】固体部材12の表面に接触され超音波を送信する送信機14と、固体部材12の表面を伝播した超音波を受信する受信機16と、送信機14と受信機16とを一定間隔離して一体的に保持した本体部20とを備える。超音波が固体部材12の表面を伝播する伝播時間を測定し、既知の表面粗さと伝搬時間との関係から、伝搬時間を基に固体部材12の表面粗さを算出する。 (もっと読む)


【課題】表面に取り付けた超音波振動子(4、5)を使用して、物体(2)の表面(3)をモデル化する方法を提供する。
【解決手段】本方法は、表面の高さを示す主表面点のセットを含む、表面のモデルを用意するステップと、パルス波を第1の振動子(4)から1つまたは複数の第2の振動子(5)に送信するステップ、第1の振動子および各第2の振動子が表面に沿ったそれぞれの経路を画定するステップと、各経路に沿ってパルス波の伝播時間を測定するステップと、表面のモデルに基づいて伝播時間を計算するステップと、測定した伝播時間と計算した伝播時間との相違に応じて表面のモデルを調整するステップと、相違が所定のしきい値よりも小さくなるまで、送信、測定、計算、および調整の各ステップを繰り返すステップとを含む。
【効果】測定される表面点の数量が大幅に削減される。 (もっと読む)


【課題】超音波探傷に際し、表面き裂の傾き角を迅速かつ高精度に求めることを可能とする。
【解決手段】表面き裂4の開口縁の第1のカ所Enから固体表面に沿って検出点Oまで直接伝搬する表面波超音波である直接波を発生させて、これを検出点Oで検出するとともに、開口縁の第1のカ所Enに対向する第2のカ所Efからき裂4の先端を迂回してから検出点Oまで伝搬する表面波超音波である迂回波を検出点Oで検出し、さらに第1及び第2のカ所En、Efから伝搬し、き裂先端で縦波及び横波にそれぞれモード変換した超音波である縦波モード変換波及び横波モード変換波の少なくとも一つを検出点Oで検出し、直接波と、迂回波と、縦波モード変換波又は横波モード変換波と、についての、それぞれの発生カ所En、Efから検出点Oまでの伝搬時間、及び超音波の音速に基づいて、表面き裂4の傾き角を得る。 (もっと読む)


【課題】弾性表面波アクチュエータにおいて、簡単な構成で大型化を抑制すると共に精度良い位置検出を実現する。
【解決手段】弾性表面波アクチュエータ1は、駆動用の弾性表面波を励振する駆動用励振手段2を有した圧電基板10と、圧電基板10の表面に配置され駆動用の弾性表面波により圧電基板10に対して相対的に移動される移動体3と、移動体3の圧電基板10に対する相対位置の検出に用いる検出用の弾性表面波を励振する検出用励振手段4と、検出用励振手段4によって励振された弾性表面波w1が移動体3によって反射されて戻ってくる波w2を検出する表面波検出手段5と、移動体3の圧電基板10に対する相対移動を制御する制御手段6と、を備える。制御手段6は、弾性表面波w1が前記検出用励振手段4により励振されてから表面波検出手段5によって検出されるまでの時間に基づいて移動体3の相対的位置を検出して移動体3の移動を制御する。 (もっと読む)


【課題】 空気調和機などにおける配管の配管長を計測することができる配管長測定装置および配管長測定方法を提供する。
【解決手段】 分岐した複数の配管端末を有する配管の各区間の長さを測定する配管長測定装置であって、配管の所定位置に配置され、配管等に振動を与える送信部9と、配管の所定位置に配置され、配管等の振動を検知する複数の受信部11と、送信部9から振動が発振されてから、振動が複数の受信部11に受信されるまでの複数の時間を計測する時間計測部29と、各受信部11に対応して得られる複数の計測時間に基づいて、配管の各区間の長さを送信部9から受信部11までの距離に係る長さとして算出する演算部7と、が設けられていることを特徴とする。 (もっと読む)


タッチスクリーンシステム(105)などの、音響ベースシステムが提供される。本システムは、基板へ動作可能な形で結合された、音響基板(125)および音響変換器(135)を含んでいる。変換器(135)は、システムの運転周波数と等しい、高次の奇数共鳴周波数を示す。変換器の厚みを増し、その結果、より長持ちさせる。
(もっと読む)


本発明は、レーザーにより、膜(22)と接する気体または液体媒体中に屈折率回折格子を生じさせて、極めて薄い固体膜(22)を評価する新しい測定法を提供する。第1の実施例では、気体または液体媒体中の励起弾性波(25)が回折プローブビームの強度を変調し、固体試料で励起される弾性モードの周波数よりも低い周波数に信号成分が得られる。この低周波成分の振幅は、膜(22)によって吸収されるエネルギー量、すなわち膜厚と相関があるため、下地誘電体層上の金属膜の膜厚を測定したり、金属膜を検出したりする方法が提供される。
(もっと読む)


【課題】 配線構成の簡略化を図ることが可能な位置検出装置を提供すること。
【解決手段】 接触表面に弾性波を伝搬させ、当該接触表面に対象物が接触したときの上記弾性波の状態変化を用いて位置検出を行う位置検出装置(1)であって、基板(2)と、第1方向に沿って基板上に配置され、かつ並列接続された弾性波送信用の複数の第1送信素子(XT1,XT2,XT3)を含んでなる第1送信素子群(10)と、それぞれが複数の第1送信素子と一対一に対応付けられており、第1方向に沿って基板上に第1送信素子群と離間して配置され、かつ並列接続された弾性波受信用の複数の第1受信素子(XR1,XR2,XR3)を含んでなる第1受信素子群(30)と、を備え、第1送信素子群及び第1受信素子群は、対応付けられた各対の第1送信素子及び第1受信素子ごとにそれぞれ異なる共振周波数を有するように構成される、位置検出装置である。 (もっと読む)


【課題】 位置検出精度を向上させることが可能な位置検出装置を提供すること。
【解決手段】 基板(10)と、一端側に弾性表面波の送信部が設けられたスタイラス(12)と、基板の一方面を複数の領域に分け、当該各領域に設けられる受信ユニット(14,16)と、を含み、各受信ユニットは、第1方向に沿って配列された複数の反射器(21,31)からなる第1反射器群(20,30)と、スタイラスから発信されて基板を伝搬し、第1反射器群によって進行方向が略90度変更された弾性表面波を受信する第1受信素子(24,34)と、第2方向に沿って配列された複数の反射器(23,33)からなる第2反射器群(22,32)と、スタイラスから発信されて基板を伝搬し、第2反射器群によって進行方向が略90度変更された弾性表面波を受信する第2受信素子(25,35)と、を含んで構成される位置検出装置である。 (もっと読む)


【課題】 位置検出精度を向上させることが可能な位置検出装置を提供すること。
【解決手段】 基板(10)と、一端側に弾性表面波の送信部が備わったスタイラス(12)と、第1方向に沿って配列され、かつ第1方向と略45度の角度をなす主面を有する複数の反射器(16)からなる第1反射器群(14)と、第1反射器群の配列方向に沿った一端側に配置され、スタイラスによって生成されて基板を伝搬し、第1反射器群によって進行方向が略90度変更された弾性表面波を受信する第1受信素子(22)と、第1方向と略直交する第2方向に沿って配列され、かつ第2方向と略45度の角度をなす主面を有する複数の反射器(20)からなる第2反射器群(18)と、第2反射器群の配列方向に沿った一端側に配置され、スタイラスによって生成されて基板を伝搬し、第2反射器群によって進行方向が略90度変更された弾性表面波を受信する第2受信素子(24)と、を備える位置検出装置である。 (もっと読む)


【課題】タイヤの表面形状の影響を受けにくく、検出に必要な応力を精度良く素子に伝達することができ、素子の接着状態を良好に維持することができるセンサ取付構造、及び当該センサ取付構造を有するタイヤ状態の検出装置を提供する。
【解決手段】検出方向A1に生じる歪によって入力信号に対する応答信号を変化させる弾性表面波素子11が、少なくともその両端部11aでは周囲のゴムより硬度が5°以上高い補強ゴム16を介在しつつ、タイヤTに接着されているセンサ取付構造である。 (もっと読む)


【課題】タイヤの表面形状の影響を受けにくく、検出に必要な応力を増幅して素子に伝達することができるセンサ取付構造、及び当該センサ取付構造を有するタイヤ状態の検出装置を提供する。
【解決手段】検出方向A1に生じる歪によって入力信号に対する応答信号を変化させる弾性表面波素子11が、検出方向A1に略垂直な方向A2でタイヤ表面に形成された切断部15を跨ぐ両側にて、タイヤTに接着されているセンサ取付構造である。 (もっと読む)


1 - 20 / 25