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Fターム[2G064AB05]の内容

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Fターム[2G064AB05]に分類される特許

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【課題】被測定体の内部音速分布の形状を仮定することなく、任意の内部音速分布を測定すること。
【解決手段】本発明に係る音速分布測定装置は、被測定体の厚み方向に超音波を放射し、被測定体の厚み方向のN次共振周波数までのN個の共振周波数を測定する共振周波数測定部と、測定されたN個の共振周波数を利用して、N個の質量体と相隣接する質量体を連結する(N−1)個のバネとからなるバネ・マス系モデルを仮定し、N個の質量体それぞれの質量と(N−1)個のバネそれぞれのバネ定数とを算出する逆解析部と、被測定体の厚み方向における超音波の音速分布が被測定体の厚みの中心に対して対称であるとして算出された質量及びバネ定数と、被測定体の既知の密度とを用いて、被測定体の厚み方向に(N−1)個のバネの長さにそれぞれ対応する厚みを有する(N−1)個の層に分割された各層の音響インピーダンス及び厚みを算出する音速分布算出部と、を備える。 (もっと読む)


【課題】波動の伝搬時間の測定において、少ない送受波子数及び少ない測定回数で高精度の測定を実現する伝搬時間測定装置、伝搬時間測定方法を提供する。
【解決手段】N個の長さMのベクトルV1とN次の直交行列U1とのクロネッカ積に基づくベクトルV2同士を加算してベクトルV3を生成するベクトル生成部と、ベクトルV3と搬送波に基づいて変調を行う変調部と、変調部の出力が伝搬路を伝搬した信号を復調してベクトルV4とする復調部と、N次の直交行列U2とM次の単位行列とのクロネッカ積により得られる行列U3を用い、ベクトルM3及び行列U3の乗算に基づいてベクトルV5を算出するベクトル算出部と、ベクトルV5とベクトルV1との相関演算を行ってベクトルV6を算出する相関演算部と、ベクトルV6同士を加算してベクトルV7を算出する加算部と、ベクトルV7内のピークに基づいて伝搬時間を検出する検出部とを有する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、高精度な音響インピーダンスの計算方法及びシステムを提供する。
【解決手段】試料近傍の測定点で測定した音圧及び音響粒子速度の実測値から試料表面での音響インピーダンスを求め、当該試料表面の音響インピーダンスの推定値の初期値とし、この当該試料表面の音響インピーダンスの推定値から測定点の音圧及び音響粒子速度を試料表面近傍の音場を球面波音場として再計算し、試料表面での音響インピーダンスの初期値と一致するまで再計算を繰り返して、当該試料表面の音響インピーダンスを計算する。 (もっと読む)


5kHzから100kHzの周波数範囲で流体の音速および他の特性を測定するためのチューブ波を用いる技術。ドリルストリングは、掘削孔泥または層流体のようなダウンホール流体で満たされたキャビティを有するセンサチューブを備える。音響発信器およびアレイ状の音響受信器はチューブに搭載され、流体と特設接触する。処理回路は、例えば音速のような特性を、送信器により形成され、アレイ状の受信器により受信された音響信号の飛行時間に基づいて計算する。代わりに、周波数の関数とした信号位相の変化が、処理回路により用いられても良い。この技術は、特に、掘削孔の泥の音速を、その場で測定するのに適している。 (もっと読む)


【課題】海底からの湧水・噴出水・漏れ流体などの湧出流体を効率よく検出する。
【解決手段】音源21からの音を送受信する送受信機2及び音源21からの音の送信時刻を同期させる同期手段23を耐圧容器に収納した海中音響装置1を複数備え、複数の送受信機2での音の伝播速度の情報に基づいて海水密度の変化を導出する導出手段を備え、海水密度の変化により海底から湧出する流体を検出する。 (もっと読む)


【課題】両隣の音線が存在しない場合であっても、音場の計算精度が劣化を防ぐことのできる、ガウシアンレイバンドルモデルにおける音場エネルギーの広がりの標準偏差算出方法を得る。
【解決手段】音源が発する音線経路を算出し、両隣の音線が存在しない点Pを検出するステップと、点Pの隣に仮想音線を設定し、仮想音線上において音源からの水平距離が点Pと同一である点を点Qとし、点Pにおける位相速度を用いて点Qにおける位相速度を求めるステップと、点Pが存在する音線の屈折点P’の深度を、音速プロファイルデータ中の対応する点より求めるステップと、音速プロファイルデータを補間して、点Qにおける位相速度に対応する点を求め、当該点より仮想音線の屈折点Q’の深度を求めるステップと、点P’の深度及び点Q’の深度より、音線と仮想音線との深度差を求めるステップと、を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】受信時点の特定に対するノイズの影響を回避するとともに、受信信号の周期遷移による誤差を補正して、流量計測の基礎となる超音波の伝搬時間を正確に測定する。
【解決手段】2つのトランスデューサ2a,2bの間での超音波Wtの送受信により被験流体の流量Q等を算出する。受信側のトランスデューサが出力を発生した後、所定の検知許可時刻tga以降の周期の波における受信時点tdaを特定する。各トランスデューサを送信用に設定した場合のそれぞれについて特定した受信時点td1a,td2aをもとに、被験流体に関する音速換算値を第1の音速Cg1として算出する。被験流体の音速を参照上の第2の音速Cg2として測定し、算出したCg1及び測定したCg2をもとに、特定した受信時点tdaの周期誤差を補正する。 (もっと読む)


【課題】スピーカから出力したテスト信号をマイクロフォンにより収音した結果に基づき、上記スピーカから上記マイクロフォンまでの音声到達遅延時間を計測する場合において、装置のハードウェアリソースによって計測可能な遅延時間が制限されないようにする。
【解決手段】上記テスト信号が時間軸方向に引き延ばされて上記スピーカから出力されるようにする。これによれば、テスト信号を時間軸方向に引き延ばした分だけより長い遅延時間の計測が可能となる。つまり、テスト信号のサンプル数に依らず、より長い遅延時間を計測することができる。 (もっと読む)


【課題】 異なる二種類の気体中に設置した吸音材料等のある種の材料中を伝搬する超音波の音速を効率良く計測することが可能な超音波音速計測装置を提供すること。
【解決手段】 所定の異なる二種類の気体が交互に充填される容器と、上記容器内に設置されある種の材料を所定の計測位置に対して出没させる材料出没手段と、上記容器内に設置され上記所定の計測位置を挟んで超音波発信センサと超音波受信センサとを配置してなる超音波送受信手段と、上記超音波送受信手段により得られたデータに基づいて上記異なる二種類の気体雰囲気中における上記ある種の材料を通過する超音波の速度を夫々算出する超音波速度算出手段と、を具備したもの。 (もっと読む)


【課題】 流れ抵抗σの測定のみによって、広い周波数範囲(100〜5kHz程度)において、且つ、密度の大小にかかわらずで、その音響特性を高い精度で予測することが可能な音響特性予測方法と音響特性予測装置を提供すること。
【解決手段】 任意の材料の流れ抵抗σ(Pa・s/m)を測定し、上記測定した流れ抵抗σ(Pa・s/m)と常用対数を用いた算出法によって上記任意の材料の特性インピーダンスZcと伝搬定数γを算出し、上記特性インピーダンスZcと伝搬定数γを使用して上記任意の材料の音響特性を予測するようにしたもの。 (もっと読む)


【課題】 飽和度を低下させる工法による改良後の地盤の評価を簡易かつ高精度に行うことのできる地盤改良評価装置、地盤改良評価方法及び地盤改良評価プログラムを得る。
【解決手段】 サンド・コンパクション・パイル工法等の液状化対策のために飽和度を低下させる工法による改良後の地盤の評価を行うに当たり、P波速度測定装置30により、評価対象とする地盤範囲内におけるP波速度の分布を示すP波速度分布情報を取得し、パーソナル・コンピュータ20により、取得したP波速度分布情報により示されるP波速度の分布に基づいて、P波速度が遅くなるほど高くなるように前記地盤範囲内における改良後の評価を行う。 (もっと読む)


【課題】 隣接するインパルス応答信号の近接する2つの波形のピークが近接していると、インパルス応答信号相互の影響を受けて時間差を正しく測定することができない。
【解決手段】 一つの原信号の音を2以上の音発生器から所定時間差をつけて2以上の伝送系に出力し、それら伝送系からの音を共通の受信機で受信し、受信した2以上のインパルス応答の時間差から前記所定時間差を差し引いて2以上の伝送系からのインパルス応答の時間差を求めるようにした。一つの原信号の音を2以上の音発生器から2以上の伝送系に交互に出力し、夫々の伝送系からの音を共通の受信機で受信し、受信した2以上の夫々の音のインパルス応答信号を非同期加算し、加算された夫々の音のインパルス応答信号の時間差から2以上の伝送系のインパルス応答の時間差を求めるようにした。 (もっと読む)


【課題】 反射面におけるエネルギー反射を考慮し、より現実に近い場の伝搬特性を計算することができる伝搬計算方法、装置等を得る。
【解決手段】 場において海水等の媒質を伝搬する音波等の弾性波の伝搬特性を、弾性振動に基づくエネルギーの伝搬経路を表す音線理論に基づいて計算する伝搬特性計算方法において、場に設定した音線を中心として広がったエネルギーが海底面等の反射面において反射したエネルギーによる鏡像音線音場等の反射伝搬特性を音場計算器3−b、補間器4−bによって計算し、場に設定した音線を中心として広がったエネルギーによる伝搬特性と、反射伝搬特性とを加算器7が加算するものである。 (もっと読む)


【課題】 被測定体の内部における超音波の音速分布を正確に測定できるようにして、被測定体内部の材質測定や内部応力測定を最適に行えるようにする。
【解決手段】 被測定板101の厚み方向Yの平均音速を平均音速測定手段10で測定し、被測定板101の表面近傍の音速を表面音速測定手段20で測定し、測定した厚み方向Yの平均音速Vと表面近傍の音速とに基づいて、極値位置算出手段30で被測定板101の厚み方向Yにおける音速の極値の位置を算出する。そして、算出した音速の極値の位置に基づいて、音速分布算出手段40で被測定板101の厚み方向Yにおける超音波の音速分布を算出するようにする。 (もっと読む)


【課題】海域の水中音速分布と水中目標位置を同時に推定し、高い精度で目標位置を計測する。
【解決手段】船舶Aの音波発信部1は音波を発信し、音波発信時刻計測部2で音波発信時刻を計測し、位置計測部3で船舶Aの位置を計測し、情報送信部4で前記時刻と位置を情報処理を行う船舶Cに送信する。船舶Bの音波受信部5は船舶Aからの音波を受信し、音波受信時刻計測部6で音波受信時刻を計測し、位置計測部7で船舶Bの位置を計測し、情報送信部8で前記時刻と位置を情報処理を行う船舶Cに送信する。船舶Cの情報受信部9は情報送信部4、8からの情報を受信後、音速分布計算部8で音速分布を、インバージョン法を用いて計算し、音速分布表示部9で表示し、水中目標位置計算部10は、先に計算した音速分布を利用し、水中目標Tからの反射音波の到達時刻を満たすように、水中目標位置を、インバージョン法を用いて計算し、水中目標位置表示部11で表示する。 (もっと読む)


【課題】試料載置板の表面の傾きを的確に求め、測定誤差を低減することができる音速測定装置を提供すること。
【解決手段】トランスデューサ14はパルス励起されることによって超音波を生体組織21に向けて照射するとともに、生体組織21からの反射波を受信して電気信号に変換する。X−Yステージ15は超音波の照射点を二次元的に走査させる。検波回路28は、生体組織21からの反射波の強度を検出する。CPU31は、反射波の強度に基づいて、ガラス基板20における生体組織21の非載置面を判定し、その非載置面における複数の測定点からの反射波を用いて、その非載置面の傾き量を検出する。CPU31は、その傾き量に基づいて生体組織21の厚みを補正し、その補正した厚みに基づいて生体組織21の音速を算出する。 (もっと読む)


【課題】 受振器の鋼製スパイクを直接差し込むことのできないような岩盤が露出する斜面、または、作業者が設置作業を行うことが困難な急斜面において効率よく設置することができる壁面用受振器ユニットを提供する。
【解決手段】 図(a)に示すように、荷吊り用ベルト50に多数の受振器10が取り付けられる。荷吊り用ベルト50の一端に重りWが取り付けられる。吊り用ベルト50の他端が斜面SLPの上面に立っている立ち木TRに結び付けられる。荷吊り用ベルト50は上に取り付けられているケーブルCAと共に、斜面SLPに沿って垂らされて受振器10が取り付けられている重りによって斜面SLPの上に設置される。斜面SLPの上面に立ち木TRがない場合、図(b)に示すように斜面SLPの上面に杭STAが差し込まれ、吊り用ベルト50の他端が結び付けられる。 (もっと読む)


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