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国際特許分類[F16D65/097]の内容

国際特許分類[F16D65/097]に分類される特許

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【課題】ディスクブレーキ装置のパッドサポートにおいて、弾性部の湾曲部分での耐久性を必要十分に確保し、かつ、圧延鋼板素材の歩留まりを向上させること。
【解決手段】パッドサポート70は、圧延鋼板素材から形成され、ガイド部72aと弾性部72bと押圧部72cを備える。ガイド部72aは、裏板61の凸部61aをロータ軸方向に移動可能に収容する。弾性部72bは、ガイド部72aのロータ径内方側部分72a1の端部に形成された平面部分72b1と、これからロータ周方向に延在し先端側を折り返された湾曲部分72b2を有する。押圧部72cは、湾曲部分72b2の先端に形成され、湾曲部分72b2が折り返されることで、ロータ径内方側部分72a1のロータ径外方側に重ねられ、凸部61aをロータ径外方に向けて付勢する。弾性部72bの湾曲部分72b2が折り返される際の折り線は圧延鋼板の圧延方向に対して直交する。 (もっと読む)


【課題】車両用のディスクブレーキ装置にてクロンク音を抑制するための板バネの2段バネ特性が安定して得られるようにすること。
【解決手段】クロンク音を抑制するための板バネ90は、裏板61に弾性的に固定されるコ字状の固定部91と、この固定部91に連続して延出形成された延出部92を有している。延出部92は、支持体に常に係合する係合部分92aと、この係合部分92aと固定部91間にあって湾曲した湾曲部分92bと、この湾曲部分92bと固定部91間にある接合部分92cを備えている。接合部分92cは、裏板61が非制動位置にあるとき裏板61から所定量離間していて、裏板61が非制動位置から支持体に向けてロータ回入側に移動することにより湾曲部分92bが非制動状態から所定量弾性変形したときに湾曲部分92bとともに弾性変形して裏板61に対して平面にて滑りなく接合するように構成されている。 (もっと読む)


【課題】 摩擦パッドをディスクの径方向一側に付勢すると共にディスクから離間させる方向にも付勢することができ、小型、軽量化を図るようにする。
【解決手段】 摩擦パッド5の裏金6には、一対の耳部6Aの近傍にスプリング部材13,14を設ける。スプリング部材13,14には、摩擦パッド5の裏金6にカシメ部6Bを介して固定される固定板部13A,14Aの周縁部から互いに異なる方向に延びた戻しばね部13B,14B、径方向ばね部13C,14C等を一体に形成する。戻しばね部13B,14Bは、先端側が座面板部12の表面に弾性変形状態で当接することにより、摩擦パッド5をディスク1から離れる軸方向に付勢する。径方向ばね部13C,14Cは、ディスク1の径方向内側となる位置に配置され摩擦パッド5をディスク1の径方向外側に向けて付勢する。 (もっと読む)


【課題】軸方向寸法が小さい薄肉のサポート2aを使用して小型・軽量化に有利な構造で、一対のガイドピン3a、3aとインナ、アウタ両パッド5a、6aとの係合部のがたつき防止と、これら両ガイドピン3a、3aとキャリパ4aとの係合部のがたつき防止とを効果的に行える構造を実現する。
【解決手段】回入側と回出側とに、一対の複合型アンチラトルスプリング27、27を設ける。そして、これら両複合型アンチラトルスプリング27、27により、前記両パッド5a、6aに対して前記キャリパ4aを径方向外方に押圧すると同時に、前記両ガイドピン3a、3aに対して前記両パッド5a、6aを径方向内方に押圧する。この構成により、前記課題を解決できる。 (もっと読む)


【課題】パッドリテーナによって、摩擦パッドのガタ付きを抑制すると共に、クロンク音の発生を防止することのできる車両用ディスクブレーキを提供する。
【解決手段】パッドリテーナ10は、一対のリテーナ部10aと、該リテーナ部10aに形成されるパッド弾発片10fと、一対のリテーナ部10aを繋ぐ連結片10cとを備える。リテーナ部10aは、パッドガイド溝3dのディスク半径方向外側面に沿って配置される外側片10dと、パッドガイド溝3dの対向面3gに沿って配置される奥側片10eと、奥側片10eのディスク半径方向内端部からディスク半径方向外側に向けて漸次傾斜させて延設されるパッド弾発片10fとを備え、パッド弾発片10fに、ディスク半径方向内側に突出し、パッドガイド溝3dのディスク半径方向内側面に当接可能な、ディスク軸と平行な方向のリブ10gを形成する。 (もっと読む)


【課題】流体圧力を制輪子の押付力に変換する機械効率を高めるとともに機械効率の安定化、すなわち制動力の安定化をはかり、制輪子本来の制動力を発揮できるキャリパブレーキ装置を提供する。
【解決手段】キャリパ本体10に支持板8をディスク6に対して進退可能に支持するアンカピン43と、制輪子7をディスク6に押付けるアクチュエータ60とを備え、このアクチュエータ60は、キャリパ本体10に取付けられる弾性膜75と、この弾性膜75によって画成され制動時に流体圧力(空気圧力)が供給される駆動圧力室63と、弾性膜75と制輪子7の間に介装されるピストン65と、このピストン65を支持板8にボルト66によって締結する結合手段とを備え、制動時に駆動圧力室63に導かれる流体圧力(空気圧力)により弾性膜75が膨らんでピストン65が制輪子7をディスク6に押付ける構成とした。 (もっと読む)


【課題】ブレーキパッドによる異音の発生を抑制することができるディスクブレーキの提供。
【解決手段】パッドスプリング23の押圧片96,98のうち、重量が大きい一方のブレーキパッドに当接する一方の押圧片96は、重量が小さい他方のブレーキパッドに当接する他方の押圧片98よりもディスク回出方向への付勢力が大きくなっている。このように、パッドスプリング23によって、重量が異なる一対のブレーキパッドをそれぞれ適正に押圧することができる。 (もっと読む)


【課題】非制動時、制動時を問わず、キャリパ5aに対するインナ側、アウタ側両パッド11aの姿勢を安定させる。そして、何れの状態でも、これら両パッド11a部分で異音や振動が発生するのを防止する。
【解決手段】両パッド11aのプレッシャプレート13bとキャリパ5aとを、ロータの回転方向一端側では径方向外側でのみ、制動トルクの伝達を可能に係合させる。これに対して、回転方向他端側では、径方向内側でのみ、制動トルクの伝達を可能に係合させる。この構成により、前進時、後退時共、制動トルクに伴って前記両パッド11aに加わるモーメントの方向を同じとする。又、パッドスプリング14a、28によりこれら両パッド11aを押圧して、非制動時に於けるこれら両パッド11aのがたつきを防止する。前記両パッドスプリング14a、28により前記両パッドに加えるモーメントの方向を、制動時に加わるモーメントの方向と同じにする。 (もっと読む)


【課題】摩擦パッドの振動や異音を抑制する制振材をパッドガイド溝と耳片との間に簡単に配置でき、組み付け性の向上を図ることのできる車両用ディスクブレーキを提供する。
【解決手段】キャリパブラケット3のキャリパ支持腕3aにコ字状のパッドガイド溝3dを対向して設ける。耳片6bは、ディスク半径方向外側面6gとディスク半径方向内側面6hとを繋ぐ長さ寸法L1が、パッドガイド溝3dのディスク半径方向外側面3eとディスク半径方向内側面3fとを繋ぐ長さ寸法L2よりも短く形成され、耳片のディスク半径方向外側面6gとディスク半径方向内側面6hとに、パッドガイド溝3dのディスク半径方向外側面3eとディスク半径方向内側面3fとに圧着する制振部材10を装着する。 (もっと読む)


【課題】生産性の向上が可能なディスクブレーキを提供する。
【解決手段】一対のパッドスプリング23,24にそれぞれキャリパリトラクト部31を設け、該一対のキャリパリトラクト部31により、キャリパ16の爪部12の各係合部32に、ディスク回転方向で爪部12の中央方向およびディスク軸方向で爪部12がディスクロータ2から離間する方向の力を作用させたので、制動解除後、キャリパ16をキャリア3に対してディスク軸方向外方へ移動させてアウタ側の摩擦パッド8をディスクロータ2から離間させることができる。これにより、ディスクブレーキ1における引き摺りを効果的に抑止することができる。また、各パッドスプリング23,24にキャリパリトラクト部31を追加するだけで簡易に構成される。 (もっと読む)


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