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国際特許分類[F16D65/097]の内容

国際特許分類[F16D65/097]に分類される特許

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【課題】簡単な構造で、制動解除時の摩擦パッドをディスクロータから確実に離間させることができると共に、摩擦パッドのライニングが摩耗限界に達したことを知らせることができるパッドリテーナを備えた車両用ディスクブレーキを提供する。
【解決手段】パッドリテーナ10のパッド戻し部10cは、リテーナ部10aの反ディスクロータ側から細長片をディスクロータ側に円弧状に曲げ戻して弾性ループ部10bを形成し、細長片の先端側をさらにディスクロータ方向へ延出し、先端部を反ディスクロータ側方向に向けて傾斜させると共に、延出方向に沿って湾曲状に反り返らせて形成する。パッド戻し部10cの先端部をディスクロータ側にさらに延出し、摩擦パッド6のライニング6cの摩耗検知部10fを形成する。パッドガイド溝3dと耳片6bとの間に、パッド戻し部10cと摩耗検知部10fの作動を許容する空間部Eを形成した。 (もっと読む)


【課題】摩擦パッドの組み付け性の向上を図ると共に、摩擦パッドがパッドガイド溝から脱落することを確実に防止することのできる車両用ディスクブレーキを提供する。
【解決手段】パッドリテーナ10のリテーナ部10aは、内側片10gと外側片10hと、これら両片繋ぐ奥側片10iとを備える。外側片10hの反ディスクロータ側からディスクロータ側に、パッドガイド溝内側に向けて漸次傾斜する脱落防止片10dを切り起こして形成する。この脱落防止片10dは、摩擦パッド6の耳片6bのパッドガイド溝3dへの挿入を許容する方向に弾性変形可能で、且つ、耳片6bをパッドガイド溝3bに挿入した状態で、先端部10mが耳片の反ディスクロータ側に突出する。 (もっと読む)


【課題】パッドリテーナのパッド戻し部によって、制動解除時の摩擦パッドを効率よくディスクロータから離間させることのできる車両用ディスクブレーキを提供する。
【解決手段】パッドリテーナ10のパッド戻し部10cは、奥側片10hの反ディスクロータ側から延設された細長片をディスクロータ側に円弧状に曲げ戻して弾性ループ部10bを形成し、細長片の先端側をさらにディスクロータ方向へ延出し、先端部を反奥側片方向に向けて傾斜させると共に、延出方向に沿って湾曲状に反り返らせて形成する。摩擦パッド6の一対の耳片6b,6bを弾発する対向する2つのパッド戻し部10c,10cは、両パッド戻し部10c,10cを直線状に繋ぐ仮想線IL上に摩擦パッド6の重心Gが位置するように配置される。 (もっと読む)


【課題】ディスクブレーキの制動時における各ブレーキパッドの挙動を安定させて、ブレーキ鳴きの発生を抑制すること。制動時に生じる各ブレーキパッドの巻き込みモーメントを小さくして、ライニングの偏摩耗を抑制すること。
【解決手段】ブレーキパッド40の裏板41は、板ばね80によってロータ径方向内側に向けて付勢されている。また、裏板41は、そのV字状の内周側トルク受け面41a(ライニング42のロータ径方向内側かつロータ周方向中央部にて裏板41に設けられている)にて、キャリパ20に一体的に設けた内周支持軸61と2箇所にて係合し、その外周側トルク受け面41b(ライニング42のロータ径方向外側かつロータ周方向中央部にて裏板41に設けられている)にて、キャリパ20に一体的に設けた外周支持軸62と1箇所にて係合している。 (もっと読む)


【課題】機械式ディスクブレーキにおいて、制動の解除時には、作用部側及び反作用部側の各摩擦パッドを、ディスクロータから積極的に離間可能とすることにより、上記作用部及び反作用部側の摩擦パッドの引き摺りを確実に防止可能とする。
【解決手段】一対の摩擦パッド2.3を押圧する押圧部材4.5と、押圧部材4.5に押圧力を発生させる進退動機構7と、進退動機構7を駆動させる駆動部8と、キャリパボディ1を支持する支持部11とを備えたものである。そして、作用部12側の押圧部材4は、進退動機構7と一体的に移動可能に形成し、反作用部14側の押圧部材5は、スライドピン34を介してディスクロータ10の軸方向に移動可能に形成している。そして、スライドピン34に弾性部材33を設け、制動時には弾性部材33を圧縮変形するとともに、制動解除時には弾性部材33の復元力により前記キャリパボディ1を初期位置に復元可能としている。 (もっと読む)


【課題】パッドリテーナによって、摩擦パッドのガタ付きを抑制すると共に、クロンク音の発生を防止することのできる車両用ディスクブレーキを提供する。
【解決手段】パッドリテーナ10に、パッドガイド溝3dのディスク半径方向内側面3fに当接する内側片10fと、該内側片10fに連続し、摩擦パッド6の耳片6bをディスク半径方向外側に付勢するパッド弾発部10cと、パッドガイド溝3dのディスク半径方向外側面3eに当接する外側片10gと、外側片10gと内側片10fとを繋ぐ奥側片10hとを設け、外側片10gに、該外側片10gを介して耳片6bがパッドガイド溝3dのディスク半径方向外側面3eに衝突することを抑制する衝撃抑制部である段部10mを形成する。 (もっと読む)


【課題】パッドリテーナによって、摩擦パッドのガタつき防止や制動解除時の摩擦パッドを引き戻しを図ると共に、クロンク音の発生を抑制する。
【解決手段】パッドリテーナ10に、パッドガイド溝3dのディスク半径方向内側面3fに当接する内側片10fと、摩擦パッド6の耳片6bをディスク半径方向外側に付勢するパッド弾発部10cと、パッドガイド溝3dのディスク半径方向外側面3eに当接する外側片10gと、外側片と内側片とを繋ぐ奥側片10hとを設ける。パッド弾発部10cは、内側片10fの反ディスクロータ側に延設した細長片基部を円弧状に屈曲して弾性ループ部10bを形成し、弾性ループ部10bからディスクロータ方向へ延出した細長片先端部をディスク半径方向外側に向けて傾斜させると共に湾曲状に反り返らせる。内側片10fに、ディスク半径方向外側に突出しパッド弾発部10cを支承するリブ10nを設ける。 (もっと読む)


【課題】インナ側、アウタ側各パッド5aの姿勢の安定化を図れ、これら各パッド5aの引き摺り並びに振動(異音、ジャダー)を低減できる構造を実現する。
【解決手段】各パッド側係合部11a、11bと各サポート側係合部10a、10aとの当接部のうち、ロータの正転時にこのロータの回転方向前側で、前記各パッド5aに加わる接線力Ffを支承する部分Afを、これら各パッド5a、5bの図心Oを通る仮想円の、この図心Oに於ける仮想接線Kよりも、前記ロータの径方向に関し内側に位置させる。又、これと共に、同じく前記当接部のうち、前記各パッド5aに加わるモーメントMfを支承する部分Bf、Cfを、前記サポート2の周方向両端部で、且つ、前記仮想接線Kよりも、前記ロータの径方向に関し外側に位置させる。 (もっと読む)


【課題】ディスクの熱変形等に対応して制輪子の偏摩耗を抑えられるキャリパブレーキ装置を提供する。
【解決手段】制輪子42が車輪5のディスク6に押し付けられるキャリパブレーキ装置であって、アクチュエータによってディスク6に対して進退するキャリパアーム12と、このキャリパアーム12に対して制輪子42の背面48を回動可能に支持するベアリング23とを備え、制動時にディスク6に押し付けられる制輪子42がベアリング23を介して撓み変形する構成とした。 (もっと読む)


【課題】戻しばね5a、5aのストロークの確保と、この戻しばね5a、5aを含む構成部品の組立容易性との両立を図る。更には、制動解除に伴って、アウタパッド3aのライニング8aをロータのアウタ側面から完全に離隔させる事ができる構造を実現する。
【解決手段】パッドクリップ16a、16bの中間部に、前記戻しばね5a、5aの取付基部17を組み付ける。又、これら両パッドクリップ16a、16bに、これら両戻しばね5a、5aの弾性押圧部18、18の先端部に設けた係止部19、19を突き当ててこれら各弾性押圧部18、18が、インナ、アウタ両パッド2a、3aを過度に押圧するのを阻止する、一対の変位規制部23、23を設ける。 (もっと読む)


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