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国際特許分類[F16D65/097]の内容

国際特許分類[F16D65/097]に分類される特許

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【課題】ディスクロータの外径を大きく設定した場合のパッドスプリングのずれおよびガタツキを防止したディスクブレーキを提供する。
【解決手段】キャリア3のアウタ側のディスクロータ回転方向両側に一対のパッドガイド11,12を設け、キャリア3のインナ側のディスクロータ回転方向両側に一対のパッドガイド13,14を設け、各パッドガイド11,12,13,14にそれぞれ対応するパッドスプリング15,16を単独で取付け、各パッドスプリング15,16のトルク受け部のディスクロータ回転方向両側から延びる一対の係止部32,33により対応するパッドガイド11,12,13,14のディスクロータ軸方向両側を挟持したので、パッドスプリング15,16のずれやガタツキを解消することができる。 (もっと読む)


【課題】 車両後退方向での制動時に、ブレーキ鳴きによる異音が発生するのを抑制することができるようにする。
【解決手段】 車両の前進時にディスク1の回出側となる方向に向けて摩擦パッド10を付勢する付勢ばね15を、摩擦パッド10(裏金11)の耳部11Aとキャリア2のトルク受面5との間にコンパクトに配置する。付勢ばね15は、ばね性を有する板材を曲げ加工して形成し、鳴きに至る共振振動数を避けるようにばね定数を小さな値に設定する。この場合、付勢ばね15は、その基端側を裏金11の耳部11Aに固定して設け、先端側をキャリア2のトルク受面5に弾接させる。また、付勢ばね15は、耳部11Aの幅方向(ディスク1の径方向)の中心位置よりも径方向外側寄りとなる位置に配置する。 (もっと読む)


【課題】異音の発生や摩擦パッドの浮き上がりを防止して、制動時に摩擦パッドがガタつくことを防止する。
【解決手段】摩擦パッド6の耳片6b,6cをパッドリテーナ9,10を介してパッドガイド溝3c,3dに支承する。ディスク回出側のパッドガイド溝3dと耳片6cとの間に配設されるパッドリテーナ10は、パッドガイド溝3cのトルク受け面に敷設される平板状の当接部を備えている。ディスク回入側のパッドガイド溝3cと耳片6bとの間に配設されるパッドリテーナ9は、耳片6bのディスク回入側端面6eとの当接部に弾性押圧部9aを備えている。弾性押圧部9aは、耳片6bのディスク外周側に当接するディスク回出側に湾曲して突出する外周側弾性押圧部9eと、耳片6bのディスク内周側に当接するディスク回出側に湾曲して突出する内周側弾性押圧部9fとを備えている。 (もっと読む)


【課題】パッド戻し機構及びディスクブレーキ装置において、パッドを適正位置に戻すことで安定した制動動作を可能とする。
【解決手段】ピストン15から入力される所定の押圧荷重をインナパッド12に伝達可能な荷重伝達手段としての支持プレート52と、この支持プレート52によりインナパッド12に伝達されるストロークを吸収するストローク吸収手段としてのストローク吸収体54を設ける。 (もっと読む)


【課題】組み付け性、及びパッドの戻り性の良さを確保しつつ、ガタツキによるラトル音やクロンク音、及び鳴きを抑えることのできるディスクブレーキを供給する。
【解決手段】アンカリングポイントPをパッド摩擦面中心Aよりもロータの径方向内周側に配したパッド50a(50b)と、パッド50aを押圧する押圧部を有する第1のパッドクリップ30と、パッド50及び第1のパッドクリップ30を組み付けるキャリパボディ12とを備え、パッド50aは、プレッシャプレート52に突起部56を有し、第1のパッドクリップ30における押圧部を突起部56に接触させて、パッド50aが制動時に回転しようとする矢印Mで示す回転方向と同一方向に付勢力を与えつつキャリパボディ12における回出側トルク受け部26に押し当てるように組み付けたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】簡易にリターンスプリングの飛び出し、落下を防止することができ、ブレーキパッドの減りによる機能面の影響の少ないディスクブレーキ装置用リターンスプリングの配置方法を提供する。
【解決手段】折返し部とアーム部とを有し、ディスクブレーキ装置において対向配置されるブレーキパッドをロータから離間させるために、前記ブレーキパッドに対して前記ロータの回入方向と回出方向のそれぞれに配置されるリターンスプリングの配置方法であって、2つの前記リターンスプリングにおける前記折返し部を向かい合わせ、当該向かい合わせた2つの前記リターンスプリングにおける折返し部をそれぞれ連結させた状態で前記ブレーキパッドに配置し、連結した2つの前記リターンスプリングにおける前記アーム部の先端により前記ブレーキパッドにおけるライニング相当部の側面を挟持する。更にアーム部の先端が過度に拡開しないよう拡開抑制部をパッドクリップに設けることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】非制動時、制動時を問わず、キャリパ5aに対するインナ側、アウタ側両パッド10a、11aの姿勢を安定させて、非制動時だけでなく制動時にも、これら両パッド10a、11a部分で異音や振動が発生するのを防止する。
【解決手段】上記両パッド10a、11aと上記キャリパ5aとの間にパッドスプリング14aを組み付ける。そして、非制動時に上記両パッド10a、11aに加わるモーメントの方向と、上記パッドスプリング14aを構成する両付勢部33及び両係止部34から付与される力により上記両パッド10a、11aに作用するモーメントの方向とをそれぞれ同じとする。これにより、これら両パッド10a、11aの姿勢を非制動時と制動時とで同じ状態に保つ事ができて、上記課題を解決できる。 (もっと読む)


【課題】機械式ディスクブレーキにおいて、制動の解除時には、作用部側及び反作用部側の各摩擦パッドを、ディスクロータから積極的に離間可能とすることにより、上記作用部及び反作用部側の摩擦パッドの引き摺りを確実に防止可能とする。
【解決手段】一対の摩擦パッド2.3を押圧する押圧部材4.5と、押圧部材4.5に押圧力を発生させる進退動機構7と、進退動機構7を駆動させる駆動部8と、キャリパボディ1を支持する支持部11とを備えたものである。そして、作用部12側の押圧部材4は、進退動機構7と一体的に移動可能に形成し、反作用部14側の押圧部材5は、スライドピン34を介してディスクロータ10の軸方向に移動可能に形成している。そして、スライドピン34に弾性部材33を設け、制動時には弾性部材33を圧縮変形するとともに、制動解除時には弾性部材33の復元力により前記キャリパボディ1を初期位置に復元可能としている。 (もっと読む)


【課題】摩擦パッドの組み付け性の向上を図ると共に、摩擦パッドがパッドガイド溝から脱落することを確実に防止することのできる車両用ディスクブレーキを提供する。
【解決手段】パッドリテーナ10のリテーナ部10aは、内側片10gと外側片10hと、これら両片を繋ぐ奥側片10iを有する。パッド戻し部10cを、奥側片10iの反ディスクロータ側からディスクロータ方向へ曲げ戻して延出する細長片の先端部を、反ディスクロータ側方向に向けて傾斜させると共に、延出方向に沿って湾曲状に反り返らせて形成する。外側片10hに、パッドガイド溝内側に向けて突出する脱落防止用突部10dをプレス加工して形成する。脱落防止用突部10dは、耳片6bをパッドガイド溝3dへ挿入する際には耳片6bが乗り越え可能で、且つ、耳片6bをパッドガイド溝3dに挿入した状態で、耳片6bの反ディスクロータ側に突出する。 (もっと読む)


【課題】パッドリテーナによって制動解除時に摩擦パッドをディスクロータから離間させることができると共に、摩擦パッドを安定した状態で、簡単に組み付けることができる車両用ディスクブレーキを提供する。
【解決手段】パッドリテーナ10のリテーナ部10aの反ディスクロータ側からディスクロータ方向へ曲げ戻して延出する細長片の先端部を、反ディスクロータ側方向に向けて傾斜させると共に、延出方向に沿って湾曲状に反り返らせてパッド戻し部10cを形成する。パッド戻し部10cの長手方向中間部に、摩擦パッド6の耳片6bを一時的に保持可能な平面部10kを形成する。 (もっと読む)


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