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国際特許分類[H04R7/14]の内容

国際特許分類[H04R7/14]に分類される特許

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第1区域(A1)と、前記第1区域(A1)に対して並進運動するよう構成した第2区域(A2)と、前記第1区域(A1)および前記第2区域(A2)を連結する第3区域(A3)とを有する電気音響変換器(1)用の薄膜(2′)であって、前記第2区域(A2)を囲む前記第3区域(A3)内の閉じた線(L)に沿った局所的な平面ばね定数(psc)を、前記並進運動の方向(DM)の前記線(L)に沿った局所的な並進ばね定数(tsc)がほぼ一定であるか、または、もっぱらほぼ平坦な相互変化特性を有するように決定する、薄膜(2′)を開示する。
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【課題】 高調波歪みによる高域の周波数特性の乱れを低減でき、また、エッジダンパにおけるコンプライアンスの調整自由度が高く、しかも、振動板の周囲の全域に渡ってばらつきのない所望のコンプライアンスを確保し得て、狙い通りに低音共振周波数(fo)を調整することができるスピーカ装置を提供する。
【解決手段】 ドーム型の振動板15の外周に一体化されるエッジダンパ17は、ダンパ本体17aの外周部に凹凸構造による補強用リブ27を形成することで、振動板周囲のコンプライアンスの均一化と調整自由度の向上を図り、ドーム型の振動板15は、ドーム中心部付近からドーム外周側に延びる溝又は隆起による補強用リブ24をドーム中心に対して放射状に形成することで、剛性を向上させる。 (もっと読む)


【課題】 立ち上がりの良い音響を放音することができながら、音質を向上させることができるスピーカ用振動板等を提供することを目的としている。
【解決手段】 金属製の第1の層2Aと、高弾性繊維を含んだ樹脂製の第2の層2Bとを含む複数層が積層されて成るスピーカ用振動版2である。このように、第1の層によって立ち上がり良く音を放音することができる。また、第2の層によって振動板の振動減衰率が高められ、減衰していない振動と次回の振動とが混濁することが効果的に防止できる。これによって、立ち上がり良く音を放音することができながら、音質の良い音響を放音することができる。 (もっと読む)


【課題】 微少入力に対しても優れた応答性を発揮でき、微少入力から最大入力までの全入力域で、支持系としてのリニアリティの不足を防止することができるスピーカ用エッジを提供すること。
【解決手段】 振動板8の半径方向に沿って複数のロール部23,24を連続させた断面構造を有して、振動板8の外周を軸方向に変位可能にスピーカフレーム6に結合するスピーカ用エッジ9において、各ロール部23,24相互は、肉厚、ロールの曲率半径、ロール幅、材質の内の少なくとも一つを相異させることで、支持系としての弾性特性を相異させ、弾性強度の低いロール部を微少入力時の応答性に利用する。 (もっと読む)


【課題】 特定のスピーカ用振動板だけでなく、あらゆるスピーカ用振動板に簡単に実施でき、その振動板の最低共振周波数の上昇を確実に抑えながら、その振動板の異常振動を効果的に抑え、音響性能が向上されたスピーカ用振動板及びスピーカを提供する。
【解決手段】 スピーカ用振動板6は、樹脂フィルムからなり、上方に膨らんだ形状のドーム部6aと、そのドーム部6aの周辺に一体に形成された上方に膨らんだ形状のエッジ部6bとを備える。そして、前記エッジ部6bのドーム部側端縁から頂点部の間に厚さを他の部分よりも厚くした環状の補強部8を備える。スピーカ1は、前記振動板6と、その振動板6のドーム部6aとエッジ部6bの間の境界部6cに一端部を接合するボイスコイル7と、そのボイスコイル7を駆動する磁気回路5とを備える。 (もっと読む)


【課題】高域限界周波数(Fh)を低くし不要な高域成分(ピーク)が生じるのを抑制する。
【解決手段】スピーカー装置は、ボイスコイルボビン、振動板及びキャップを含む振動系と磁気回路系とを備えている。振動板は、第1固定部、メインコーン部、第2固定部、ドライブコーン部及び開口を有している。第1固定部は振動板の外周縁部側に設けられ、それはエッジに固定される。メインコーン部は、パラボリック形状をなし第1固定部と第2固定部との間、即ちドライブコーン部の外周部近傍に設けられている。第2固定部は、メインコーン部とドライブコーン部の略境界部分に設けられ、そこにはキャップの外周縁部が取り付けられる。ドライブコーン部は、カーブ形状又はストレート形状をなし第2固定部と開口の間に設けられる。ドライブコーン部の内周縁部がボイスコイルボビンの外周壁に取り付けられる。 (もっと読む)


【課題】小口径で、歪みのない低音と、入力信号に忠実な音を再生することができるスピーカを得る。
【解決手段】スピーカ装置20に取り付けられたスピーカ30は、コーン状の振動板42を含む。振動板42の大径側の端部に、円筒状の壁部材54の一端側を固定する。壁部材54の内壁は、振動板42の振動方向に平行となるように形成される。ボイスコイル52に音声信号を入力することにより、振動板42は、壁部材54とともに、キャビネット22の一面22aに略直交する向きに振動する。それにより、振動板42の前面の空気が圧縮され、圧縮された空気が開放されることにより、その衝撃が伝播して音として感知される。このとき、壁部材54によって、圧縮された空気が振動板42の前面から側方に流出することが防止される。 (もっと読む)


振動板(20)が振動板軸線(5)と中央領域(50)とを有し、前記振動板軸線(5)の周囲にはカップ状の中央凹部(52)が設けられ、この凹部(52)が好ましくは接続チャネル(53)を有し、中央領域(50)は半径方向に平行に延在する複数グループの補強条溝(54, 55, 56,57)を有し、これらのグループのうち長い補強条溝の第1グループ(54, 55, 56)は前記凹部(52)にまで延在し、前記接続チャネル(53)は長い補強条溝(55, 56)の2つにつながって、これら2つの長い補強条溝(55, 56)を相互連結する。
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【課題】 大入力に耐える剛性を確保することができ、高域の再生周波数上限(fh)付近のピークを抑えることができ、しかも量産性に優れたコーン形状のスピーカ用振動板と、このスピーカ用振動板を利用したスピーカの提供。
【解決手段】 中心部に形成されたボイスコイル取付け孔42から外周部に至る接線T,T,T,T,Tを、平面視五角形状のコーン状の振動板主体41に均等に形成し、前記各接線で区画される振動部A,B,C,D,Eに、それぞれボイスコイル取付け孔42から外周部に至る稜線R,R,R,R,Rを形成し、この稜線の内側と外側の振動部の傾斜角度及び/又は面積を異ならせて振動板40とし、スピーカSに搭載する。 (もっと読む)


好ましくは、円筒形可動コイル(SP)と、細長い固定部分(B)およびこの固定部分(B)の内側に位置する環状保持部分(H)を有し、さらに径方向へ延びる波形(S1)を有する細長い振動板(M)とを備える好ましくは細長い拡声器(LS)であり、振動板(M)は、その剛性を少なくとも1つの狭い領域(SM1、SM2)で低減するための配置を含み、この配置は固定部分(B)と保持部分(H)との間に存在する。少なくとも1つの狭い領域(SM1、SM2)に波形(S1)の配置を含む好ましい実施形態では、波形密度が少なくとも1つの広い領域(BM1、BM2)における波形密度よりも低い。好ましくは、振動板(M)は少なくとも1つの狭い領域(SM1、SM2)に追加的な波形(S2)をさらに含み、これらの追加的な波形(S2)は径方向に対して横断方向に延びる。上記の方策は、振動板(M)によって可動コイル(SP)に対して及ぼされる不利な機械的力を最小化するように、振動板(M)の剛性を局部的に低減する役目をする。
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