説明

サーボモータ制御装置

【課題】両モータの停止時相対回転位置のずれ量を短時間に補正することができるサーボモータ制御装置を提供する。
【解決手段】被加工物を動作制御する2個のサーボモータの駆動中に両モータへの電力の供給が突然遮断され両モータのブレーキ機構の制動差によって両モータの停止時の回転位置にずれが発生したときにこのずれを補正する手段を有するサーボモータ制御装置において、両モータへの電力の供給が再開されたときは両モータの停止時回転位置を検出する検出手段と、検出された両モータの停止時回転位置に基づいて両モータの停止時回転位置間の差である停止時相対回転位置を算出しこの停止時相対回転位置と予め定められた初期設定相対回転位置とのずれ量を算出するずれ量算出手段と、ずれ量が零になるように両モータのいずれか一方又は両方を自動的に回転駆動させる補正駆動手段とを備えている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、サーボモータを複数個用いて、1つの被加工物を動作制御するためのサーボモータ制御装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、1つの被加工物を複数のサーボモータによって動作制御する場合、モータが制御状態にあるときに被加工物がねじれることを低減するために、複数のサーボモータの位置指令の補正を行って同期制御する方法が提案されている。(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
このような1つの被加工物を複数のサーボモータによって動作制御する場合、サーボモータへの電力の供給が、停電等によって突然遮断されると、サーボモータが非制御状態に成って停止する。このときの回転位置を以下、停止時回転位置という。この場合、サーボモータのブレーキ機構の制動性能に従って停止するために、それぞれのモータにおいて、非制御状態に成ってから停止するまでの回転距離が異なるために、被加工物にねじれが生じる。
【0004】
ねじれが発生すると、被加工物の剛性が高い場合は、複数のモータの何れかに被加工物のねじれによる負荷が掛かるために、サーボモータ制御装置がモータの動作制御を正確に行うことができなくなる。また、モータの減速装置を損傷する場合がある。そして、被加工物の剛性が低い場合は、被加工物に大きなねじれが発生している可能性が有るために、ねじれが生じたままサーボモータの駆動を再開すると、被加工物の加工結果に悪影響を与えることになる。
【0005】
このねじれの原因である複数のサーボモータの停止時回転位置間に発生するずれを補正する方法を、図4乃至図7を参照して説明する。
【0006】
図4は、2個のサーボモータによって1つの被加工物を動作制御して、溶接を行う溶接用ロボットの一般的な構成を示す図である。同図において、第1ポジショナ1及び第2ポジショナ2に被加工物3が取付けられ、両ポジショナ1及び2には、第1サーボモータM1及び第2サーボモータM2がそれぞれ内蔵されている。サーボモータ制御装置4からの動作制御信号SM1及びSM2が、両モータM1及びM2にそれぞれ入力されて、被加工物3の回転動作が制御される。
【0007】
また、ティーチペンダント5からロボット制御装置6に動作指令信号SRが入力されて、ロボット制御装置6からの動作制御信号SRcがマニピュレータ7に入力される。これによって、マニピュレータ7の先端に取付けられた溶接用トーチ8の先端位置が制御されて、被加工物3の溶接が行われる。サーボモータ制御装置4は、ロボット制御装置6内に設けられる場合もある。
【0008】
図5は、従来技術のサーボモータ制御装置4と両ポジショナ1及び2に内蔵された両モータM1及びM2との間のそれぞれの信号の流れを説明するためのブロック図である。同図において、商用電源9からサーボモータ制御装置4へ電力Eが供給される。サーボモータ制御装置4から両ポジショナ1及び2に内蔵された両サーボモータM1及びM2へ動作制御信号SM1及びSM2がそれぞれ入力される。また、両モータM1及びM2のそれぞれの回転位置信号P1及びP2が、サーボモータ制御装置4へそれぞれフィードバックされる。そして、両モータM1及びM2が同期制御されて、被加工物3が動作制御される。
【0009】
図6は、従来技術の両モータへの電力の供給が突然遮断されたときに、両モータの停止時回転位置のずれを補正する方法を説明するフローチャート図である。また、図7は、従来技術の両モータの停止時回転位置のずれを補正するときの両モータの回転位置を示す図である。
【0010】
両モータM1及びM2を同期制御して被加工物3の搬送作業又は加工作業等を行うために、図7(A)に示すように、両モータM1及びM2に基準となる回転位置P1a及びP2aがそれぞれ予め設定され、これらの初期設定回転位置P1a及びP2aが、サーボモータ制御装置4に記憶されている。また、両モータM1及びM2の停止時回転位置を、上記の初期設定回転位置P1a及びP2aに、それぞれ戻すタスクプログラムが予め作成されている。
【0011】
両モータM1及びM2に被加工物3がねじれの無い状態で取付けられ、両モータM1及びM2が同期制御されている間は、図7(A)に示すように、被加工物3は、ねじれの無い状態を維持している。
【0012】
しかし、図6のステップS1において、両モータM1及びM2の駆動中に停電等が発生して、サーボモータ制御装置4への電力の供給が突然遮断される。
【0013】
そして、ステップS2において、両モータM1及びM2への動作制御信号SM1及びSM2が停止して、両モータM1及びM2は、それぞれのブレーキ機構の制動性能に従って停止する。この結果、図7(B)に示すように、第1サーボモータM1は、初期設定回転位置P1aから停止時回転位置P1bまで移動して停止し、第2サーボモータは、初期設定回転位置P2aから停止時回転位置P2bまで移動して停止する。両モータM1及びM2の停止するまでの回転距離が異なるために、被加工物3にねじれが発生する。
【0014】
その後、図6のステップ3において、サーボモータ制御装置4への電力の供給が再開された後に、ステップS4において、両モータM1及びM2の停止時回転位置P1b及びP2bを、初期設定回転位置P1a及びP2aへそれぞれ戻すタスクプログラムを起動し、図7(C)に示すように、第1サーボモータM1が、停止時回転位置P1bから初期設定回転位置P1aまで移動して停止し、第2サーボモータが,停止時回転位置P2bから初期設定回転位置P2aまで移動して停止する。この結果、両モータM1及びM2が、初期設定回転位置P1a及びP2aにそれぞれ戻るために、被加工物3のねじれが補正される。
【特許文献1】特開平11−305839号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0015】
上述したように、従来技術の両モータM1及びM2の停止時回転位置P1b及びP2bのずれを補正する方法は、両モータM1及びM2の停止時回転位置P1b及びP2bを、初期設定回転位置P1a及びP2aへ戻すタスクプログラムを起動させている。この場合、両モータM1及びM2の停止時回転位置P1b及びP2bが、初期設定回転位置P1a及びP2aから遠く離れた位置のときは、停止時回転位置P1b及びP2bから初期設定回転位置P1a及びP2aへ戻すのに時間が掛かる。また、ねじれた状態が長時間継続されるために、その間、被加工物に負荷が掛かる。
【0016】
本発明は、両モータの停止時相対回転位置のずれ量を短時間に補正することができるサーボモータ制御装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0017】
上記目的を達成するために、第1の発明は、
被加工物を動作制御する2個のサーボモータの駆動中に両モータへの電力の供給が突然遮断され両モータのブレーキ機構の制動差によって両モータの停止時の回転位置にずれが発生したときにこのずれを補正する手段を有するサーボモータ制御装置において、
両モータへの電力の供給が再開されたときは両モータの停止時回転位置を検出する検出手段と、
前記検出された両モータの停止時回転位置に基づいて両モータの停止時回転位置間の差である停止時相対回転位置を算出しこの停止時相対回転位置と予め定められた初期設定相対回転位置とのずれ量を算出するずれ量算出手段と、
前記ずれ量が零になるように両モータのいずれか一方又は両方を自動的に回転駆動させる補正駆動手段とを備えることを特徴とするサーボモータ制御装置である。
【0018】
第2の発明は、
前記ずれ量が予め定められたしきい値を超えているときにのみ前記補正駆動手段へ移行する判別手段を備えることを特徴とする第1の発明に記載のサーボモータ制御装置である。
【0019】
第3の発明は、
第1の発明に記載の前記初期設定相対回転位置が被加工物の種類に応じて予め定められることを特徴とするサーボモータ制御装置である。
【発明の効果】
【0020】
第1の発明及び第3の発明のサーボモータ制御装置は、被加工物を動作制御する2個のサーボモータの駆動中に両モータへの電力の供給が突然遮断され両モータのブレーキ機構の制動差によって両モータの停止時の回転位置にずれが発生したときにこのずれを補正する手段を有するサーボモータ制御装置において、両モータへの電力の供給が再開されたときは両モータの停止時回転位置を検出する検出手段と、検出された両モータの停止時回転位置に基づいて両モータの停止時回転位置間の差である停止時相対回転位置を算出しこの停止時相対回転位置と予め定められた初期設定相対回転位置とのずれ量を算出するずれ量算出手段と、ずれ量が零になるように両モータのいずれか一方又は両方を自動的に回転駆動させる補正駆動手段とを備えている。
【0021】
この結果、従来技術のように、両モータM1及びM2の停止時回転位置P1b及びP2bを、初期設定回転位置P1a及びP2aへ戻すタスクプログラムを起動させる必要が無く、両モータの停止時回転位置が、初期設定回転位置から遠く離れている場合でも、ずれを補正するための両モータの回転距離が短いので、短時間に、両モータの停止時相対回転位置のずれ量を補正することができる。また、被加工物に負荷が掛かっているねじれの状態の期間が、著しく短縮される。
【0022】
第2の発明のサーボモータ制御装置は、第1の発明に記載のサーボモータ制御装置において、停止時相対回転位置のずれ量が予め定められたしきい値を超えているときにのみ補正駆動手段へ移行する判別手段を備えている。この結果、第1の発明のサーボモータ制御装置が有する効果に加えて、加工作業の効率化を図ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0023】
[実施の形態1]
発明の実施の形態を実施例に基づき図面を参照して説明する。
サーボモータ制御装置と両ポジショナに内蔵された両モータとの間の信号の流れを説明するためのブロック図は、図5に示した従来技術のブロック図と同じであるので、説明を省略する。以下、本発明のサーボモータ制御装置の従来技術と異なる処理を、詳細に説明する。
【0024】
図1は、本発明の実施の形態1のサーボモータ制御装置の動作を説明するためのフローチャート図であり、図2は、本発明のサーボモータ制御装置によって両モータの停止時相対回転位置のずれを補正するときの両モータの回転位置を示す図である。
【0025】
両モータM1及びM2を同期制御して被加工物3の搬送作業又は加工作業等を行うために、図2(A)に示すように、両モータM1及びM2に基準となる回転位置P1a及びP2aがそれぞれ予め設定され、これらの初期設定回転位置P1a及びP2aが、サーボモータ制御装置4に記憶されている。
【0026】
両モータM1及びM2に被加工物3がねじれの無い状態で取付けられ、両モータM1及びM2が同期制御されている間は、図2(A)に示すように、被加工物3は、ねじれの無い状態を維持している。
【0027】
しかし、図1のステップS1において、両モータM1及びM2の駆動中に停電等が発生して、サーボモータ制御装置4への電力の供給が突然遮断される。
【0028】
そして、ステップS2において、両モータM1及びM2への動作制御信号SM1及びSM2が停止して、両モータM1及びM2は、それぞれのブレーキ機構の制動性能に従って停止する。この結果、図2(B)に示すように、第1サーボモータM1は、初期設定回転位置P1aから停止時回転位置P1bまで移動して停止し、第2サーボモータは、初期設定回転位置P2aから停止時回転位置P2bまで移動して停止する。両モータM1及びM2の停止するまでの回転距離が異なるために、被加工物3にねじれが発生する。
【0029】
その後、図1のステップ3において、サーボモータ制御装置4への電力の供給が再開された後に、ステップS4において、サーボモータ制御装置4が、図2(B)に示す両モータM1及びM2の停止時回転位置P1b及びP2bを、それぞれ検出する。
【0030】
ステップS5において、上記の検出された両モータM1及びM2の停止時回転位置P1b及びP2bから、両モータM1及びM2の停止時回転位置P1b及びP2b間の差である停止時相対回転位置(Pb=P1b−P2b)を算出する。
【0031】
ステップS6において、上記の停止時相対回転位置Pbと予め定められた初期設定相対回転位置(Pa=P1a−P2a)とのずれ量(ΔP=Pb−Pa)を算出する。
【0032】
ステップS7において、ずれ量ΔPが零になる第2サーボモータの目標回転位置(P2c=Pb+ΔP)を算出する。
【0033】
ステップS8において、第2サーボモータM2に、目標回転位置P2cまで回転させる動作制御信号が入力されて、図2(C)に示すように、第2サーボモータM2が、停止時回転位置P2bから目標回転位置P2cに回転駆動して、停止時相対回転位置のずれが補正される。停止時相対回転位置のずれを補正するときに、両モータM1又はM2のいずれを回転駆動させるかは、予め設定しておく。また、両モータM1又はM2のいずれか一方を回転駆動させる代わりに、両方のモータM1及びM2を回転駆動させても良い。
【0034】
それぞれのポジショナ1、2には、被加工物3を取付けるための治具が固定されている。この固定された治具に取付けられる被加工物3の形状が異なるときは、上述した初期設定相対回転位置Paは、その形状に対応して予め定められる。
【0035】
上述したステップS1乃至S8によって、両モータM1及びM2の停止時相対回転位置Pbのずれ量ΔPを補正することができる。この結果、従来技術のように、両モータM1及びM2の停止時回転位置P1b及びP2bを、初期設定回転位置P1a及びP2aへ戻すタスクプログラムを起動させる必要が無く、両モータM1及びM2の停止時回転位置P1b及びP2bが、初期設定回転位置P1a及びP2aから遠く離れている場合でも、ずれを補正するための両モータM1及びM2の回転距離が短いので、短時間に、両モータM1及びM2の停止時相対回転位置Pbのずれ量ΔPを補正することができる。また、被加工物に負荷が掛かっているねじれの状態の期間が、著しく短縮される。
【0036】
[実施の形態2]
図3は、本発明の実施の形態2のサーボモータ制御装置の動作を説明するためのフローチャート図である。同図において、ステップS1乃至S6とステップ7及び8とは、図1の同符号を付したステップ同じであるので、説明を省略する。以下、点線で示したステップ9について説明する。
【0037】
ステップS9において、停止時相対回転位置Pbのずれ量ΔPが、予め定められたしきい値T1を超えているかどうかを判別する。このしきい値T1は、被加工物3の材質や品質の程度等によって、予め設定される。停止時相対回転位置Pbのずれ量ΔPが、予め定められたしきい値T1を超えているときは、ステップ7に移行する。停止時相対回転位置Pbのずれ量ΔPが予め定められたしきい値T1を超えていないときは、ずれ量ΔPを補正するフローを終了する。
【0038】
上述したしきい値T1よりもさらに大きいしきい値を設けて、このしきい値を超えたときに被加工物3のねじれが異常に大きいと判別して、異常信号を出力して作業者へ通知するようにしても良い。
【0039】
上述したように、本発明の実施の形態2のサーボモータ制御装置は、停止時相対回転位置Pbのずれ量ΔPが、予め定められたしきい値T1を超えているときにのみ、補正駆動手段へ移行する判別手段を備えているので、実施の形態1のサーボモータ制御装置が有する効果に加えて、加工作業の効率化を図ることができる。
【0040】
上述した本発明のサーボモータ制御装置は、被加工物を2台のポジショナに取付けて動作制御する場合を説明したが、本発明は、この場合に限定されるものではない。本発明は、例えば、2本の柱状の支持部材に2台のサーボモータをそれぞれ取付け、これらのサーボモータ間に可動部を取付けて、動作制御する場合にも適用することができる。また、4本の柱状の支持部材に4台のサーボモータをそれぞれ取付け、これらのサーボモータに平面状の移動部材を取付けて、動作制御する場合にも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】本発明の実施の形態1のサーボモータ制御装置の動作を説明するためのフローチャート図である。
【図2】本発明のサーボモータ制御装置によって両モータの停止時相対回転位置のずれを補正するときの両モータの回転位置を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態2のサーボモータ制御装置の動作を説明するためのフローチャート図である。
【図4】2個のサーボモータによって1つの被加工物を動作制御して、溶接を行う溶接用ロボットの一般的な構成を示す図である。
【図5】従来技術のサーボモータ制御装置4と両ポジショナ1及び2に内蔵された両モータM1及びM2との間のそれぞれの信号の流れを説明するためのブロック図である。
【図6】従来技術の両モータへの電力の供給が突然遮断されたときに、両モータの停止時の回転位置のずれを補正する方法を説明するフローチャート図である。
【図7】従来技術の両モータの停止時の回転位置のずれを補正するときの両モータの回転位置を示す図である。
【符号の説明】
【0042】
1 第1ポジショナ
2 第2ポジショナ
3 被加工物
4 サーボモータ制御装置
5 ティーチペンダント
6 ロボット制御装置
7 マニピュレータ
8 溶接用トーチ
9 商用電源
E 電力
M1 第1サーボモータ
M2 第2サーボモータ
P1 第1サーボモータの回転位置信号
P1a 第1サーボモータの予め定められた設定回転位置
P1b 第1サーボモータの停止時回転位置
P2 第2サーボモータの回転位置信号
P2a 第2サーボモータの予め定められた設定回転位置
P2b 第2サーボモータの停止時回転位置
P2c 第2サーボモータの目標回転位置
Pa 設定相対回転位置
Pb 停止時相対回転位置
SM1 動作制御信号
SM2 動作制御信号
SR 動作指令信号
SRc 動作制御信号
T1 しきい値
ΔP 停止時相対回転位Pbのずれ量

【特許請求の範囲】
【請求項1】
被加工物を動作制御する2個のサーボモータの駆動中に両モータへの電力の供給が突然遮断され両モータのブレーキ機構の制動差によって両モータの停止時の回転位置にずれが発生したときにこのずれを補正する手段を有するサーボモータ制御装置において、
両モータへの電力の供給が再開されたときは両モータの停止時回転位置を検出する検出手段と、
前記検出された両モータの停止時回転位置に基づいて両モータの停止時回転位置間の差である停止時相対回転位置を算出しこの停止時相対回転位置と予め定められた初期設定相対回転位置とのずれ量を算出するずれ量算出手段と、
前記ずれ量が零になるように両モータのいずれか一方又は両方を自動的に回転駆動させる補正駆動手段とを備えることを特徴とするサーボモータ制御装置。
【請求項2】
前記ずれ量が予め定められたしきい値を超えているときにのみ前記補正駆動手段へ移行する判別手段を備えることを特徴とする請求項1記載のサーボモータ制御装置。
【請求項3】
請求項1記載の前記初期設定相対回転位置が被加工物の種類に応じて予め定められることを特徴とするサーボモータ制御装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2006−154942(P2006−154942A)
【公開日】平成18年6月15日(2006.6.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−340718(P2004−340718)
【出願日】平成16年11月25日(2004.11.25)
【出願人】(000000262)株式会社ダイヘン (990)
【Fターム(参考)】