説明

情報処理装置

【課題】ゴム足の剥がれを防止した情報処理装置を提供する。
【解決手段】少なくとも底面周辺にゴム足18,27を有する下部筐体11と、下部筐体11にヒンジ部12で接合され、開閉自在に下部筐体11を覆う上部筐体13と、を備えた情報処理装置10−1において、上部筐体13を開くとゴム足18,27を出し、上部筐体13を閉じるとゴム足18,27を入れる脚部出し入れ機構100−1を備えた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、底面周辺にゴム足を有する下部筐体と、下部筐体にヒンジ部で接合され、開閉自在に下部筐体を覆う上部筐体と、を備えた情報処理装置に関する。
【背景技術】
【0002】
情報処理装置としてのパソコンには、机上に置いたときに利用しやすくするため、種々の改良が施されている(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平6−19581号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、通常のノートパソコンやミニノートパソコン等の情報処理装置には、机上に置いたときに滑るのを防止するためのゴム足が底面の周辺に設けられている。ゴム足は接着剤で固定されているのが主流である。
ゴム足を接着剤で固定した構造では、ノートパソコンやミニノートパソコン等を持ち運ぶため、鞄に出し入れする際に鞄や書類等の内容物と接触してゴム足が剥がれるという問題があった。
しかしながら、特許文献1には、その解決策については示唆も記載も全くない。
【0005】
そこで、本発明の目的は、ゴム足の剥がれを防止した情報処理装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、底面周辺にゴム足を有する下部筐体と、前記下部筐体にヒンジ部で接合され、開閉自在に前記下部筐体を覆う上部筐体と、を備えた情報処理装置において、前記上部筐体を開くと前記ゴム足を出し、前記上部筐体を閉じると前記ゴム足を入れる脚部出し入れ機構を備えたことを特徴とする。
【0007】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記脚部出し入れ機構は、ゴム足が固定され前記下部筐体から出し入れ自在に保持された複数のシャフトと、前記上部筐体に固定され中心軸が前記ヒンジ部の中心軸と同軸な第一の歯車と、中心軸が前記下部筐体に配置され前記第一の歯車とかみ合う第二の歯車と、前記第二の歯車に固定され、前記ヒンジ部側のシャフトの端部が回動自在に設けられた第一のアームと、支点が前記下部筐体の前記ヒンジ部から離れた位置に配置され、前記ヒンジ部から離れた位置のシャフトの端部が回動自在に設けられた第二のアームと、一端が前記第一のアームに回動自在に設けられ、他端が前記第二のアームに回動自在に設けられた連結部材と、を備えたことを特徴とする。
【0008】
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記脚部出し入れ機構は、ゴム足が固定され前記下部筐体から出し入れ自在に保持され、弾性体により付勢された複数のシャフトと、前記上部筐体に固定され中心軸が前記ヒンジ部の中心軸と同軸な第一の歯車と、中心軸が前記下部筐体に配置され前記第一の歯車とかみ合う第二の歯車と、前記第二の歯車に中心が同軸となるように固定され、前記ヒンジ部側のシャフトの端部が周面に接触するように設けられ楕円形状の第一のカムと、支点が前記下部筐体の前記ヒンジ部から離れた位置に配置され、前記ヒンジ部から離れた位置のシャフトの端部が周面に接触するように設けられ楕円形状の第二のカムと、一端が前記第一のカムに回動自在に設けられ、他端が前記第二のカムに回動自在に設けられた連結部材と、を備えたことを特徴とする。
【0009】
請求項4記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記第一の歯車は、前記上部筐体と前記下部筐体とがなす角度が鋭角のときのみ前記第二の歯車とかみ合うように形成された歯車であり、弾性部材により前記シャフトが外部に付勢されていることを特徴とする。
【0010】
請求項5記載の発明は、請求項3記載の発明において、前記第一の歯車は、前記上部筐体と前記下部筐体とがなす角度が鋭角のときのみ前記第二の歯車とかみ合うように形成された歯車であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、ゴム足の剥がれを防止した情報処理装置の提供を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】(a)は、本発明に係る情報処理装置の一実施の形態を示す携帯時概念図であり、(b)は、(a)に示した情報処理装置の使用時概念図である。
【図2】(a)は、本発明に係る情報処理装置の他の実施の形態を示す携帯時概念図であり、(b)は、(a)に示した情報処理装置の使用時概念図である。
【図3】本発明に係る情報処理装置の他の実施の形態を示す概念図である。
【図4】(a)は、図3に示した情報処理装置の第一のアーム近傍の拡大図であり、(b)は、図3に示した情報処理装置の第二のアーム近傍の拡大図である。
【図5】(a)は、本発明に係る情報処理装置の他の実施の形態を示す携帯時概念図であり、(b)は、(a)に示した情報処理装置の使用時概念図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。尚、図面は情報処理装置を左側から見たものであるが、右側から見た場合も同様である。
<実施形態1>
図1(a)は、本発明に係る情報処理装置の一実施の形態を示す携帯時概念図であり、図1(b)は、図1(a)に示した情報処理装置の使用時概念図である。
本実施形態では情報処理装置としてモバイルパソコンの場合で説明する。
[構 成]
モバイルパソコン10−1は、下部筐体11と、下部筐体11にヒンジ部12で接合され、開閉自在に下部筐体11を覆う上部筐体13と、を備えた装置である。
このモバイルパソコン10−1は、ゴム足18、27を有している。また、モバイルパソコン10−1は、上部筐体13を開くとゴム足18、27を出し、上部筐体13を閉じるとゴム足18、27を入れる脚部出し入れ機構100−1を備えた装置である。
【0014】
脚部出し入れ機構100−1は、複数のシャフト19、26と、第一の歯車14と、第二の歯車15と、第一のアーム16と、第二のアーム24と、連結部材としてのロッド22とを有する。
【0015】
シャフト19、26に、ゴム足18、27が固定され、下部筐体11から図の垂直方向に出し入れ自在に保持されている。
第一の歯車14は、上部筐体13に固定され中心軸がヒンジ部12の中心軸と同軸となるように配置されている。
第二の歯車15は、中心軸が下部筐体11に配置され第一の歯車12とかみ合うように配置されている。
第一のアーム16の支点は、第二の歯車15と中心軸と同軸となるように固定されている。
ヒンジ部12側のシャフト19は、その端部(図1では上端)は、第一のアーム16の端部(図1では右端)に形成された長穴にピン20で回動自在に設けられている。第一のアーム16の端部に形成された長手方向の長穴は、シャフト19が下部筐体11に対して直交する方向に傾斜せずに出入りするためである。
第二のアーム24は、ヒンジ部12から離れた位置(図では右端)に配置され、支点25が下部筐体11に設けられている。
第二のアーム24は、水平状態から右45度まで回転でき、水平状態から左回転しないように図示しないストッパーが設けられている。これは、上部筐体13を開けたときにシャフト26に引き上げ力が作用するのを防止するためである。
第一のアーム16及び第二のアーム24は、その形状が図では楕円であるが限定されるものではなく、短冊状であっても三角形状であってもよい。
ロッド22は、一端(図では左端)が第一のアーム16にピン21で回動自在に連結され、他端(この場合右端)がピン28で第二のアーム24に回動自在に連結されており、中央で保持金具23に摺動自在に保持されている。
【0016】
[動 作]
図1(a)において、モバイルパソコン10−1のシャフト19、26は、ゴム足18、27ごと下部筐体11の内部に収納された状態になっている。
上部筐体13を矢印P1方向に開くと、第一の歯車14は、上部筐体13に固定されているので、矢印P2方向に回転する。第一の歯車14の回転力は第二の歯車15に伝達されて矢印P3方向に回転する。第一のアーム16は、第二の歯車15に固定されているので、矢印P3方向に回転する。第一のアーム16の矢印P3方向の回転に伴い、シャフト19には矢印P4方向の押し下げ力が働き、ゴム足18が下部筐体11の外部に露出する。
ロッド22には矢印P5方向の力が働き、第二のアーム24には支点25を中心として矢印P6方向の回転力が働き、シャフト26に押し下げ力が働き、ゴム足27が下部筐体11から外部に露出する。
以上の動作により、上部筐体13が開くにつれて、下部筐体11の底面にゴム足18、27が図1(b)に示すように露出するので、モバイルパソコン10−1が机上で滑るのが防止される。
【0017】
ここで、ヒンジ部12は、上部筐体13の自重で傾きが変化しないような摩擦係数を有しているので、モバイルパソコン10−1を机上に配置してキーボード操作中にゴム足18、27が下部筐体11に収納されないようになっている。
【0018】
図1(b)において、モバイルパソコン10−1の操作が終了して上部筐体13を矢印P10方向に閉じると、上述とは逆に第一の歯車14が矢印P11方向に回転し、第二の歯車15が矢印P12方向に回転する。第二の歯車15の回転に伴い第一のアーム16も矢印P12方向に回動する。第一のアーム16の矢印P12方向の回動により、シャフト19には矢印P13方向の引き上げ力が働き、ゴム足18が下部筐体11の内部に収納される。
第一のアーム16の矢印P12方向の回転により、ロッド22には矢印P14方向の力が働き、第二のアーム24が支点25を中心として矢印P15方向の回転力が働き、シャフト26に引き上げ力が働き、ゴム足27が下部筐体11の内部に収納される。
以上の動作により、上部筐体13が閉じるにつれて、下部筐体11の底面から露出していたゴム足18、27が下部筐体11内に収納されるので、モバイルパソコン10−1を持ち運ぶため鞄に出し入れする際に鞄や書類等の内容物と接触してゴム足が剥がれるのが防止される。
【0019】
<実施形態2>
図2(a)は、本発明に係る情報処理装置の他の実施の形態を示す携帯時概念図であり、図2(b)は、図2(a)に示した情報処理装置の使用時概念図である。
図2(a)、(b)に示した実施の形態の図1(a)、(b)に示した実施の形態との相違点は、脚部出し入れ機構に用いられるアームの代わりに楕円形状のカムを用いた点である。
図2(a)において、ヒンジ部12の近傍でゴム足18が第一のシャフト19の一端(図では下端)に固定され、板状の摺動部材19aが第一のシャフト19の他端(この場合上端)に固定されている。第一のシャフト19は、前述と同様下部筐体11に出し入れ自在に保持されている。第一のカム16aの周面に摺動部材19aのシャフト側の面(図では下側の面)が摺動するように第一のシャフト19が配置されている。第一のシャフト19の摺動部材19aには圧縮バネ30が配置され、第一のシャフト19を下部筐体11の外部に向かうように付勢している。
【0020】
ヒンジ部12から離れた位置でゴム足27と板状の摺動部材26aとが固定された第二のシャフト26が、下部筐体11に出し入れ自在に保持されている。第二のカム24aの周面に摺動部材26aのシャフト26と反対側の面(図では上側の面)が摺動するように第二のシャフト26が配置されている。第二のシャフト26の摺動部材26aには引っ張りバネ31が配置され、第二のシャフト26を下部筐体11の内部に向かうように付勢している。
動作については、実施形態1と同様であるため、説明を省略する。
【0021】
モバイルパソコン10−2は、このような構造を有していてもモバイルパソコン10−1と同様の効果を奏する。
【0022】
<実施形態3>
図3は、本発明に係る情報処理装置の他の実施の形態を示す概念図である。図4(a)は、図3に示した情報処理装置の第一のアーム近傍の拡大図であり、図4(b)は、図3に示した情報処理装置の第二のアーム近傍の拡大図である。
図3に示した実施の形態の図1に示した実施の形態との相違点は、第一の歯車として欠歯歯車14aを用いた点である。
欠歯歯車14aの歯は、下部筐体11と上部筐体13とがなす角度が鋭角、好ましくは45度以下のときに第二の歯車15とかみ合うのに必要な数と位置とを有する。
【0023】
ここで、下部筐体11と上部筐体13とがなす角度が鈍角もしくは45度以上のとき、モバイルパソコン10−3の自重により、第一のシャフト19及び第二のシャフト26が下部筐体11の中に押し込まれる力が働く。このとき第一のアーム16が左回転すると共に、ロッド22が第二のアーム24を引くことにより第二のアーム24も左回転すると、第二の歯車15が左回転をし始める。しかし第二の歯車15は欠歯歯車14aとかみ合わずにスリップし、ゴム足18、27は下部筐体11の中に押し込まれてしまう。
これに対して、第一のシャフト19及び第二のシャフト26の端部(図では上端)に圧縮バネ32、33で下部筐体11の外部に向かうように付勢することにより、下部筐体11と上部筐体13とがなす角度が鈍角もしくは45度以上のとき、モバイルパソコン10−3の自重により第一のシャフト19及び第二のシャフト26が下部筐体11に押し込むことを防止することができる。
【0024】
但し、第二の歯車15の中心軸、第一のアーム16の中心軸、及び第二のアーム24の支点25と下部筐体11との間の摩擦係数が、第一のシャフト19及び第二のシャフト26が下部筐体11に押し込まれないような値の場合には上部筐体13を開くのに力を入れる必要があるが、圧縮バネ32、33を用いなくてもすむ。
【0025】
他の動作についてはモバイルパソコン10−1と同様のため説明を省略する。
モバイルパソコン10−3は、このような構造を有していてもモバイルパソコン10−1と同様の効果を奏する。
【0026】
<実施形態4>
図5(a)は、本発明に係る情報処理装置の他の実施の形態を示す携帯時概念図であり、図5(b)は、図5(a)に示した情報処理装置の使用時概念図である。
図5(a)、(b)に示した実施の形態と図1(a)、(b)に示した実施との相違点は、第一のアーム16と第二のアーム24とが同じ向きを有する点である。
すなわち、モバイルパソコン10−4は、第一のアーム16が水平状態のときは第二のアーム24も水平状態となり、第一のアーム16が右肩上がりの傾斜状態のときは第二のアーム24も右肩上がりの傾斜状態となる。
【0027】
モバイルパソコン10−4の動作についてはモバイルパソコン10−1と同様のため説明を省略する。
モバイルパソコン10−4は、このような構造を有していてもモバイルパソコン10−1と同様の効果を奏する。
【0028】
なお、上述した実施の形態は、本発明の好適な実施の形態の一例を示すものであり、本発明はそれに限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々変形実施が可能である。例えば、上述の説明では、ゴム足の収納時にはゴム足の底面と下部筐体の底面とが同一平面になる場合で説明したが、本発明ではこれに限定されず、一部が露出したり、内部まで引きこもったりする場合にも適用可能である。また、実施形態3で欠歯歯車を用いた場合で説明したが、本発明はこれに限定されず、欠歯歯車の代わりに扇型歯車を用いても良い。
【符号の説明】
【0029】
10−1、10−2、10−3、10−4 モバイルパソコン
11 下部筐体
12 ヒンジ部
13 上部筐体
14 第一の歯車
14a 欠歯歯車
15 第二の歯車
16 第一のアーム
18、27 ゴム足
19、26 シャフト
19a、26a 摺動部材
20、21、28 ピン
22 ロッド(連結部材)
23 保持金具
24 第二のアーム
25 支点
30 圧縮バネ
31 引っ張りバネ
100−1、100−2、100−3 脚部出し入れ機構

【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも底面周辺にゴム足を有する下部筐体と、前記下部筐体にヒンジ部で接合され、開閉自在に前記下部筐体を覆う上部筐体と、を備えた情報処理装置において、
前記上部筐体を開くと前記ゴム足を出し、前記上部筐体を閉じると前記ゴム足を入れる脚部出し入れ機構を備えたことを特徴とする情報処理装置。
【請求項2】
前記脚部出し入れ機構は、
ゴム足が固定され前記下部筐体から出し入れ自在に保持された複数のシャフトと、
前記上部筐体に固定され中心軸が前記ヒンジ部の中心軸と同軸な第一の歯車と、
中心軸が前記下部筐体に配置され前記第一の歯車とかみ合う第二の歯車と、
前記第二の歯車に固定され、前記ヒンジ部側のシャフトの端部が回動自在に設けられた第一のアームと、
支点が前記下部筐体の前記ヒンジ部から離れた位置に配置され、前記ヒンジ部から離れた位置のシャフトが端部で回動自在に設けられた第二のアームと、
一端が前記第一のアームに回動自在に設けられ、他端が前記第二のアームに回動自在に設けられた連結部材と、
を備えたことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記脚部出し入れ機構は、
ゴム足が固定され前記下部筐体から出し入れ自在に保持され、弾性体により付勢された複数のシャフトと、
前記上部筐体に固定され中心軸が前記ヒンジ部の中心軸と同軸な第一の歯車と、
中心軸が前記下部筐体に配置され前記第一の歯車とかみ合う第二の歯車と、
前記第二の歯車に中心が同軸となるように固定され、前記ヒンジ部側のシャフトの端部が周面に接触するように設けられ楕円形状の第一のカムと、
支点が前記下部筐体の前記ヒンジ部から離れた位置に配置され、前記ヒンジ部から離れた位置のシャフトが端部で周面に接触するように設けられ楕円形状の第二のカムと、
一端が前記第一のカムに回動自在に設けられ、他端が前記第二のカムに回動自在に設けられた連結部材と、
を備えたことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記第一の歯車は、前記上部筐体と前記下部筐体とがなす角度が鋭角のときのみ前記第二の歯車とかみ合うように形成された歯車であることを特徴とする請求項2または2記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記第一の歯車は、前記上部筐体と前記下部筐体とがなす角度が鋭角のときのみ前記第二の歯車とかみ合うように形成された歯車であることを特徴とする請求項3記載の情報処理装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2012−73919(P2012−73919A)
【公開日】平成24年4月12日(2012.4.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−219618(P2010−219618)
【出願日】平成22年9月29日(2010.9.29)
【出願人】(311012169)NECパーソナルコンピュータ株式会社 (116)
【Fターム(参考)】