説明

電流感知回路ループのある定電流調整器

【課題】特に定電流を負荷装置に供給するための電流感知回路ループのある定電流調整器を提供する。
【解決手段】
定電流調整器3には、スイッチ装置SWを通って流れる電流を検出し、スイッチ装置SWを通って流れる電流に比例する検出電流Isを発生させるために、定電流調整器のスイッチ装置SWに接続される電流感知回路ループ30が含まれる。検出電流Isは、検出電圧Vsを誘導するために検出抵抗器Rsを通って流れる。差動増幅器36は、パルス幅変調制御器32に誤差電圧Veを発生させるために、既定電圧Vsetおよび受信検出電圧に基づき、同様に、ゲート駆動回路31にそのスイッチ装置SWの調整器の出力電圧に接続される負荷装置に定電流を供給するスイッチング操作を制御させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、定電流調整器に関し、特に、定電流を負荷装置に供給するための電流感知回路ループのある定電流調整器に関する。
【背景技術】
【0002】
発光ダイオード(LED)は、照明およびバックライティングの用途で広く用いられてきている。LEDのさまざまな用途は、LEDのさまざまな色彩照明およびさまざまな電力を必要とする。現在入手可能なLEDの全種類について、最高の性能は、定電流駆動でしばしば示される。よって、LEDに基づく回路を駆動するために指定される電源回路は、定電流出力を供給するという特徴がなくてはならない。多くの場合、定電流調整器は、望ましい定電流電源を提供するために使用される。あらゆる種類の回路において、すべてのLEDを通る一定の全く同じ電流の流れを確保するために、LEDは直列に接続されなくてはならない。
【0003】
バックタイプの定電流調整器およびブーストタイプの定電流調整器を含む、各種の定電流調整器が利用可能である。
【0004】
添付図面の図1は、従来のバックタイプ定電流調整器の制御回路を示し、それは通例、参照番号1aで指定される。バックタイプ定電流調整器1aは、第1スイッチ装置SW1および第2スイッチ装置SWを備え、第1スイッチ装置SW1には、入力電圧Vinに接続されるドレインおよび誘導子Lに直列に接続され、さらに出力電圧Voに接続されるソースがある。第2スイッチ装置SW2には、誘導子Lと第1スイッチ装置SW1のソースの間のノードに接続されるドレインおよび接地電位に接続されるソースがある。入力電圧Vinは入力コンデンサーCinと並列接続される。
【0005】
第1および第2スイッチ装置SW1およびSW2の両方には、ゲート駆動回路11に接続されるゲートがある。パルス幅変調(PWN)制御器12はゲート駆動回路11を経て、第1および第2スイッチ装置SW1およびSW2のスイッチング操作を制御する。
【0006】
負荷装置2は、直列に接続される多数の発光ダイオード(LED)を備え、負荷装置2のプラス端子が出力電圧Voに接続され、負荷装置2のマイナス端子が検出抵抗器Rsに直列に接続され、さらに接地されるようになるように、出力電圧Voに接続される。負荷電流ILが負荷装置2を通って流れるとき、帰還電圧Vfbは負荷装置2のマイナス端子と検出抵抗器Rsの間に接続されるノードで得られる。
【0007】
増幅器13の基準電圧入力端子が基準電圧Vrefを受信するのに対して、帰還電圧Vfbは、差動増幅器13の帰還電圧入力端子に加えられる。差動増幅器13には、抵抗器RcおよびコンデンサーCcから構成され、PWN制御器12にも接続されるRC回路に接続されるエラー信号出力端子がある。基準電圧Vrefと帰還電圧Vfbの間のエラーに基づき、差動増幅器13はエラー信号出力端子で、RC回路およびPWN制御器12に加えられる誤差電圧Veを発生させる。
【0008】
当該の従来配置の回路において、検出抵抗器Rsは、負荷電流ILが流れる大電流回路ループに直列に接続される。よって、負荷電流ILが大きくなるとき、検出抵抗器Rsはより大きい電力を消費する。
【0009】
添付図面の図2は、別の従来のバックタイプ定電流調整器の制御回路を示し、それは、参照番号1bで指定される。この従来のバックタイプ定電流調整器1bは、第1スイッチ装置SW1、第2スイッチ装置SW2、誘導子L、ゲート駆動回路11、PWM制御器12、コンパレーター14、検出抵抗器Rsおよび基準電圧装置15を備えている。検出抵抗器Rsは、入力電圧Vinと第1スイッチ装置SW1のドレインの間で直列に接続される。基準電圧装置15は、基準電圧Vrefをコンパレーター14の基準電圧入力端子に供給する。負荷装置2は、直列に接続される多数のLEDから構成され、出力電圧Voに接続される端部および接地電位に接続される反対の位置の端部がある。当該回路においては、検出抵抗器Rsもまた、負荷装置2を通り伝わる負荷電流ILが流れる大電流回路ループに直列で接続される。
【0010】
添付図面の図3は、従来のブーストタイプ定電流調整器の制御回路を示し、それは、参照番号1cで指定される。従来のブーストタイプ定電流調整器1cは、第1スイッチ装置SW1および第2スイッチ装置SW2を備え、そこで第1スイッチ装置SW1には、誘導子Lを経て、入力電圧Vinおよび接地電位に置かれるソースに接続されるドレインがある。第2スイッチ装置SW2には、誘導子Lと第1スイッチ装置SW1の間のノードに接続されるドレインおよび出力電圧Voに接続されるソースがある。出力電圧Voは出力コンデンサーCoと並列に接続される。
【0011】
第1および第2スイッチ装置SW1およびSW2には両方とも、ゲート駆動回路11に接続されるゲートがある。PWN制御器12は、ゲート駆動回路11を経て、第1および第2スイッチ装置SW1およびSW2のスイッチング操作を制御する。
【0012】
直列に接続される多数の発光ダイオード(LED)から構成される負荷装置2は、負荷装置2のプラス端子が出力電圧Voに接続され、負荷装置2のマイナス端子が検出抵抗器Rsに直列に接続され、さらに接地されるようになるように出力電圧Voに接続される。負荷電流ILが負荷装置2を通って流れるとき、帰還電圧Vfbは負荷装置2のマイナス端子と検出抵抗器Rsの間に接続されるノードで得られる。
【0013】
増幅器13の基準電圧入力端子が基準電圧Vrefを受信するのに対して、帰還電圧Vfbは差動増幅器13の帰還電圧入力端子に加えられる。差動増幅器13には抵抗器RcおよびコンデンサーCcから構成され、PWN制御器12にも接続されるRC回路に接続されるエラー信号出力端子がある。基準電圧Vrefと帰還電圧Vfbの間のエラーに基づき、差動増幅器13はエラー信号出力端子で、RC回路およびPWN制御器12のエラー信号入力端子に加えられる誤差電圧Veを発生させる。
【0014】
図3の当該従来配置の回路において、検出抵抗器Rsは、負荷電流ILが流れる大電流回路ループに直列に接続される。よって、負荷電流ILが大きくなるとき、検出抵抗器Rsは、たとえ抵抗器Rsの抵抗が小さくてもより大きい電力を消費する。
【0015】
添付図面の図4は、別の従来のブーストタイプ定電流調整器の制御回路を示し、それは参照番号1dで指定される。この従来のブーストタイプ定電流調整器1dは、第1スイッチ装置SW1、第2スイッチ装置SW2、誘導子L、ゲート駆動回路11、PWM制御器12、コンパレーター14、基準電圧装置15および検出抵抗器Rsを備えている。検出抵抗器Rsは、第1スイッチ装置SW1と接地の間で直列に接続される。負荷装置2は、直列に接続される多数のLEDから構成され、出力電圧Voに接続される端部および接地される反対の位置の端部がある。基準電圧装置15は、基準電圧Vrefをコンパレーター14の基準電圧入力端子に供給する。当該回路においては、検出抵抗器Rsは、第1スイッチ装置SW1によって構成される大電流回路ループに直列で同様に接続され、その結果、第1スイッチSW1を通って流れる電流が大きくなるとき、検出抵抗器Rsは、 たとえ抵抗器Rsの抵抗が小さくても、より大きい電力を消費する。
【0016】
これらの4つのタイプの従来の定電流調整器はすべて、制御回路の大電流を流す回路ループに検出抵抗器を直列に接続する回路設計を採用している。よって、そこを通る大電流の流れのために、検出回路Rsの抵抗が非常に小さくても、かなりの電圧降下は、抵抗器を越えてに発生され、それは電力のかなりの量が消費されたことを意味する。
【0017】
上記の従来の定電流調整器に加えて、その他の回路も先行技術の参照において見られる。例えば、合衆国特許番号7,135,182はLED駆動回路を開示し、それもまた、帰還電圧を発生させるために、LEDの負荷回路ループの検出抵抗器を接続する。よって、参照の電力供給において、検出抵抗器が負荷装置に直列で接続されているので、負荷回路を通って流れる電流が大きくなるとき、抵抗器の抵抗が小さくても、抵抗器はまだ大量の電力を消費する。別の実施例は、合衆国特許番号6,980,181で開示され、そこで駆動回路がLEDのために提供され、誤差増幅器に加えられる期間電圧を発生させるために、そのスイッチング回路ループに直列で接続にされる検出抵抗器を備える。スイッチング回路ループは、まだ大電流回路ループとみなされ、再度参照の回路は電力の重大の消費という同じ障害を欠点として持っている。
【特許文献1】US特許第7,135,182号公報
【特許文献2】US特許第6,980,181号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0018】
知られている装置において現存する上記の問題を考慮して、本発明の目的は、電流帰還タイプ定電流調整器を提供することであり、それは大電流回路ループで接続される検出抵抗器なしに、帰還信号を発生させ、帰還信号に基づき定電流を調整し、負荷装置に供給するために、負荷装置を通る電流の流れを検出する。
【0019】
本発明の別の目的は、電流感知回路ループを併せ持つ定電流調整器を提供することであり、そこで電流感知回路ループは、スイッチ装置を通って流れる電流を検出し、スイッチ装置を通って流れる電流に比例する検出電流を発生させる定電流調整器のスイッチ装置に接続され、それによって検出電流に基づくスイッチ装置のスイッチング操作を制御する。
【0020】
本発明の、さらなる目的は、特に直列で接続される配列に特に適する定電流電力供給を提供することであリ、直列で接続される発光ダイオードによって構成される負荷回路ループは、それに接続される検出抵抗器を必要としない。
【課題を解決するための手段】
【0021】
上記課題を解決するためになされた請求項1の発明は、入力電圧に接続される第1端子および誘導子を経て出力電力に接続される第2端子を持つスイッチ装置と、前記スイッチ装置のゲートに接続されるゲート駆動回路と、前記ゲート駆動回路に接続され、エラー信号入力端子を持つパルス幅変調制御器と、前記スイッチ装置を通って流れる電流を検出し、一定の比率によって前記スイッチ装置を通って流れる前記電流に比例し、検出電圧を誘導する検出抵抗器を通って流される検出電流を発生させるために前記スイッチ装置に接続される電流感知回路ループと、既定電圧に接続される既定電圧入力端子、前記検出電圧を受信する前記検出抵抗器に接続される検出電圧入力端子および差分信号出力端子を持つ差動増幅器を備え、前記差動増幅器は前記既定電圧およびその前記差分信号出力端子で前記パルス幅変調制御器に加えられる誤差電圧を発生させるための前記検出電圧に基づき、同様に前記ゲート駆動回路に前記スイッチ装置を制御するスイッチング制御信号を発生させ、それによって前記出力電圧に接続される負荷装置に定電流を供給することを特徴とする定電流調整器である。
【0022】
請求項2の発明は、前記負荷装置は、直列で接続される多数の発光ダイオードを含む発光ダイオード配列を備えることを特徴とする請求項1に記載の定電流調整器である。
【0023】
請求項3の発明は、前記電流感知回路ループは、調整可能電流源からの電流が抵抗器を通って流れる時、前記既定電圧が前記抵抗器を超えて誘導されるように、入力電圧から使用電圧を受信し、調整可能電流源および直列に接続される抵抗器を含む電流設定回路と、入力電圧から使用電圧を受信し、前記検出電流が流れる前記検出抵抗器を含む電流検出回路を備えることを特徴とする、請求項1に記載の定電流調整器である。
【0024】
請求項4の発明は、半サイクル補償検出電圧を発生させるために、前記電流検出回路によって発生される前記検出電圧は、半サイクル補償回路に加えられ、また前記差動増幅器の前記電圧入力端子に加えられることを特徴とする請求項3に記載の定電流調整器である。
【0025】
請求項5の発明は、前記半サイクル補償回路は、カプラー、半サイクル補償スイッチ装置およびコンデンサーを備え、前記カプラーは前記電流検出回路から前記検出電圧を受信し、前記半サイクル補償スイッチ装置には前記ゲート駆動回路によって発生される前記スイッチング制御信号によって制御される前記ゲート駆動回路に接続されるゲートがあり、前記スイッチ装置には前記コンデンサーに接続される電源があることを特徴とする、請求項4に記載の定電流調整器である。
【0026】
請求項6の発明は、誘導子を経て入力電圧に接続され、ダイオードを経て入力電圧および接地した第2端子にさらに接続される第1端子があるスイッチ装置と、前記スイッチ装置のゲートに接続されるゲート駆動回路と、前記ゲート駆動回路に接続され、エラー信号入力端子があるパルス幅変調制御器と、
前記スイッチ装置を通る電流の流れを検出し、一定の比率によって前記スイッチ装置を通る前記電流の流れに比例し、検出電圧を誘導する検出抵抗器を通って流される前記検出電流を発生させるために、前記スイッチ装置に接続される電流感知回路ループと、既定電圧に接続される既定電圧入力端子、前記検出電圧を受信する前記検出抵抗器に接続される検出電圧入力端子および差分信号出力端子を持つ差動増幅器を備え、前記差動増幅器は前記既定電圧およびその前記差分信号出力端子で前記パルス幅変調制御器に加えられる誤差電圧を発生させるための前記検出電圧に基づき、同様に前記ゲート駆動回路に前記スイッチ装置を制御するスイッチング制御信号を発生させ、それによって前記出力電圧に接続される負荷装置に定電流を供給することを特徴とする、定電流調整器である。
【0027】
請求項7の発明は、前記負荷装置は、直列で接続される多数の発光ダイオードを含む発光ダイオード配列を備えることを特徴とする請求項6に記載の定電流調整器である。
【0028】
請求項8の発明は、前記電流感知回路ループは、調整可能電流源からの電流が抵抗器を通って流れる時、前記既定電圧が前記抵抗器を超えて誘導されるように、入力電圧から使用電圧を受信し、調整可能電流源および直列に接続される抵抗器を含む電流設定回路と、入力電圧から使用電圧を受信し、前記検出電流が流れる前記検出抵抗器を含む電流検出回路を備えることを特徴とする、請求項6に記載の定電流調整器である。
【0029】
請求項9の発明は、半サイクル補償検出電圧を発生させるために、前記電流検出回路によって発生される前記検出電圧は、半サイクル補償回路に加えられ、また前記差動増幅器の前記電圧入力端子に加えられることを特徴とする、請求項8に記載の定電流調整器である。
【0030】
請求項10の発明は、前記半サイクル補償回路は、カプラー、半サイクル補償スイッチ装置およびコンデンサーを備え、前記カプラーは、前記電流検出回路から前記検出電圧を受信し、前記半サイクル補償スイッチ装置には前記ゲート駆動回路によって発生される前記スイッチング制御信号によって制御される前記ゲート駆動回路に接続されるゲートがあり、前記スイッチ装置には前記コンデンサーに接続される電源があることを特徴とする、請求項9に記載の定電流調整器である。
【0031】
請求項11の発明は、誘導子を経て入力電圧に接続される第1端子および接地した第2端子がある第1スイッチ装置と、前記第1スイッチ装置の前記第1端子に接続される第1端子および出力電圧に接続される第2端子がある第2スイッチ装置と、それぞれ第1および第2スイッチング制御信号を経て前記第1および第2スイッチ装置を制御するために、前記第1スイッチ装置のゲートおよび前記第2スイッチ装置のゲートに接続されるゲート駆動回路と、前記ゲート駆動回路に接続され、エラー信号入力端子があるパルス幅変調制御器と、前記第2スイッチ装置を通る電流の流れを検出し、一定の比率によって前記第2スイッチ装置を通る前記電流の流れに比例し、検出電圧を誘導する検出抵抗器を通って流される前記検出電流を発生させるために、前記第1および第2スイッチ装置に接続される電流感知回路ループと、前記検出抵抗器によって発生され、半サイクル補償検出電圧を発生させる前記検出電圧を受信するために、前記電流感知回路ループの前記検知抵抗器に接続される半サイクル補償回路と、既定電圧に接続される既定電圧入力端子、前記検出電圧を受信する前記検出抵抗器に接続される検出電圧入力端子および差分信号出力端子を持つ差動増幅器を備え、既定電圧に接続される既定電圧入力端子、前記半サイクル補償検出電圧を受信する前記半サイクル補償回路に接続される検出電圧入力端子および差分信号出力端子を持つ差動増幅器を備え、前記差動増幅器は前記既定電圧およびその前記差分信号出力端子で前記パルス幅変調制御器に加えられる誤差電圧を発生させるための前記受信半サイクル補償検出電圧に基づき、同様に前記ゲート駆動回路に前記第1および第2スイッチ装置をそれぞれ制御する前記第1および第2スイッチング制御信号を発生させ、それによって前記出力電圧に接続される負荷装置に定電流を供給することを特徴とする、定電流調整器である。
【0032】
請求項12の発明は、前記負荷装置は、直列で接続される多数の発光ダイオードを含む発光ダイオード配列を備えることを特徴とする、請求項11に記載の定電流調整器である。
【0033】
請求項13の発明は、前記電流感知回路ループは、調整可能電流源からの電流が抵抗器を通って流れる時、前記既定電圧が前記抵抗器を超えて誘導されるように、入力電圧から使用電圧を受信し、調整可能電流源および直列に接続される抵抗器を含む電流設定回路と、入力電圧から使用電圧を受信し、前記検出電流が流れる前記検出抵抗器を含む電流検出回路を備えることを特徴とする、請求項11に記載の定電流調整器である。
【0034】
請求項14の発明は、前記半サイクル補償回路は、カプラー、半サイクル補償スイッチ装置およびコンデンサーを備え、前記カプラーは、前記電流検出回路から前記検出電圧を受信し、前記半サイクル補償スイッチ装置には前記ゲート駆動回路によって発生される前記第2スイッチング制御信号によって制御される前記ゲート駆動回路に接続されるゲートがあり、前記スイッチ装置には前記コンデンサーに接続される電源があることを特徴とする、請求項11に記載の定電流調整器である。
【0035】
請求項15の発明は、誘導子を経て入力電圧接続される第1端子および接地した第2端子がある第1スイッチ装置と、前記第1スイッチ装置の前記第1端子に接続される第1端子および出力電圧に接続される第2端子がある第2スイッチ装置と、それぞれ第1および第2スイッチング制御信号を経て前記第1および第2スイッチ装置を制御するために、前記第1スイッチ装置のゲートおよび前記第2スイッチ装置のゲートに接続されるゲート駆動回路と、前記ゲート駆動回路に接続され、エラー信号入力端子があるパルス幅変調制御器と、前記第1および第2スイッチ装置を通る電流の流れを検出し、一定の比率によって前記第1および第2スイッチ装置を通る前記電流の流れに比例し、検出電圧を誘導する検出抵抗器を通って流される前記検出電流を発生させるために、前記第1および第2スイッチ装置に接続される電流感知回路ループと、既定電圧に接続される既定電圧入力端子、前記検出抵抗器に接続される検出電圧入力端子および差分信号出力端子を持つ差動増幅器を備え、前記差動増幅器は前記既定電圧およびその前記差分信号出力端子で前記パルス幅変調制御器に加えられる誤差電圧を発生させるための前記検出電圧に基づき、同様に前記ゲート駆動回路にそれぞれ前記第1および第2スイッチ装置を制御する第1および第2スイッチング制御信号を発生させ、それによって前記出力電圧に接続される負荷装置に定電流を供給することを特徴とする、定電流調整器である。
【0036】
請求項16の発明は、前記負荷装置は、直列で接続される多数の発光ダイオードを含む発光ダイオード配列を備えることを特徴とする、請求項15に記載の定電流調整器である。
【0037】
請求項17の発明は、前記電流感知回路ループは、調整可能電流源からの電流が抵抗器を通って流れる時、前記既定電圧が前記抵抗器を超えて誘導されるように入力電圧から使用電圧を受信し、調整可能電流源および直列に接続される抵抗器を含む電流設定回路と、入力電圧から使用電圧を受信し、前記検出電流が流れる前記検出抵抗器を含む電流検出回路を備えることを特徴とする、請求項15に記載の定電流調整器である。
【発明の効果】
【0038】
知られている技術と比較して、本発明は、スイッチ装置を通って流れる電流または負荷装置に供給される電流を制御するための負荷装置に比例する検出電流を発生させるために、定電流調整器と組み合わされる電流感知回路ループの技術を使用する。検出抵抗器は負荷回路ループに接続されないので、大量の電力は知られている技術によって教えられるように、もはや負荷回路ループに提供される検出抵抗器によって消費される大量の電力が検出抵抗器によってもはや消費されない。その上、本発明に従って、検出抵抗は電流感知回路ループに採用される電流ミラー回路に接続され、よって検出抵抗器の抵抗は一切の制約受けない。これは小さな抵抗の抵抗器のみを使用することができる既知の技術と異なる。よって本発明は回路設計にはより柔軟性を提供する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0039】
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0040】
図面および特に図5を参照すると、本発明の第1の好適な実施態様に従った制御回路が示され、それは、バックタイプの半サイクル感知定電流調整器に応用可能である。便宜上、前述の先行技術の装置で図示される対応する部分と全く同じまたは同様の部品/構成部分/装置は同じ参照番号がつけられている。
【0041】
本発明の第1の実施態様に従った図5に示される定電流調整器は、3で広範囲に示され、入力電圧Vinに接続されるドレイン(第1端子)および誘導子Lを経て出力電圧Voに接続されるソース(第2端子)を持つスイッチ装置SWを備える。スイッチ装置SWのソースはまた、ダイオードDのマイナス端子に接続される。ダイオードDには接地されるプラス端子がある。ダイオードDは、例えばショットキーダイオードであることがある。
【0042】
直列に接続される多数の発光ダイオード(LED)から構成される負荷装置2には、出力電圧Voに接続される端部および接地される反対の位置の端部がある。
【0043】
スイッチ装置SWには、ゲート駆動回路31に接続されるゲートがある。パルス幅変調(PWM)制御器32には、抵抗器RcおよびコンデンサーCcによって構成されるRC回路に接続されるエラー信号入力端子32aがある。PWM制御器32のエラー信号入力端子32aは、PWN制御器32がパルス幅変調信号VPWMをゲート駆動回路31に発生させ、同様にスイッチ装置SWのスイッチング操作を制御するために、スイッチング制御信号VSWを発生させることに基づき、エラー信号Veを受信するように機能する。
【0044】
本発明の定電流調整器3は、電流感知回路ループともいわれ、スイッチ装置SWを通って流れる電流を検出または感知するように、ならびにエラー信号VeをPWM制御器32に供給する差動増幅器36に入力を提供するように機能する、電流帰還回路ループ30をさらに備える。
【0045】
電流感知回路ループ30は、電流設定回路33を備え、それは入力電圧Vinから使用電圧を受信する。電流設定回路33は、調節可能電流ソースIsetおよび直列で接続される抵抗器Rrefから構成される。調節可能電流ソースIsetからの電流が抵抗器Rrefを通って流れるとき、既定回路Vsetは抵抗器Rrefを越えて得られる。
【0046】
電流検出回路34は、入力電圧Vinから使用電圧を受信する。電流検出回路34は、検出電流Isおよび直列で接続される抵抗器Rsから構成される。検出電流Is が抵抗器Rsを通って流れるとき、検出電圧Vsは抵抗器Rsを越えて誘導される。スイッチ装置SWを通って流れる検出電流Isおよび負荷電流ILは、図面に図示されるN:1の電流比率を示す想像線のようにN:1の比例関係である。
【0047】
速成の実施態様は、バックタイプ半サイクル感知定電流調整器に応用されるので、電流検出回路34によって発生される検出電圧Vsは、差動増幅器36の検出電圧入力端子36aに半サイクル補償検出電圧Vs’を発生させるために、半サイクル補償回路35の処理を必要とする。電流設定回路33によって発生される既定電圧Vsetは、差動増幅器36の既定電圧入力端子36bに加えられる。供給信号Vsetおよび半サイクル補償検出電圧Vs’に基づき、差動増幅器36は、その差分信号出力端子36cにPWM制御器32のエラー信号入力端子32aに加えられるエラー電圧Veを発生させる。
【0048】
図6は、図5の電流設定回路33のためのさらに詳細な制御回路を示し、帰還増幅器331、スイッチ装置T21、T22、T33、電流ミラー回路を共に形成する抵抗器Rref、Rsetを備え、それによってスイッチ装置T21を通って流れる電流Isetは、スイッチ装置T22を通って流れる電流Isetと全く同じに設定され、それは図面で1:1の電流比率を示す想像線で図示される。電流ミラー回路が採用されるので、抵抗器Rsetの抵抗は全く制限を受けず、これは小さな抵抗の抵抗器を使用しなくてはならない従来の技術と相反するものである。
【0049】
図7は、図5の電流検出回路34および半サイクル補償回路35のさらに詳細な制御回路を示し、電流ミラー回路を共に形成するスイッチ装置SW、T12、T13、T14、T15、T16、T17を備える。スイッチ装置SWが伝導されるとき、電流I1、I2、IL、Isの間の下記の関係は満たされる。
【数1】

すなわち、検出電流Isおよび負荷電流ILはN:1の比率を満たす。
【0050】
半サイクル補償回路35は、カプラー351、半サイクル補償スイッチ装置352およびコンデンサーCHを備える。カプラー352は、検出電圧Vsを電流検出回路34から受信する。半サイクル補償スイッチ装置352には、ゲート駆動回路31に接続されるゲートがあり、ゲート駆動回路31によって発生されるスイッチング制御信号VSWによって制御される。半サイクル補償スイッチ装置352にはコンデンサーCHに接続されるソースがある。
【0051】
図8は、図5の回路のノードで取られる信号の波形を示す。図面においては、IL(最大)は、最大負荷電流を示し、IL(最小)は最小負荷電流を示し、またIL(平均)は負荷電流の平均を示す。負荷電流ILが負荷装置2を通って流れるとき、電流検出回路34は、負荷電流ILのプラス半サイクル(時点T1とT1’の間の期間tonの範囲内)検出回路Isを検出し、検出電圧Vsを誘導する。検出電圧Vsは、半サイクル補償回路35を通って伝えられた後、差動増幅器36の差動信号出力端子36cでエラー信号Veを誘導するために差動増幅器36に加えられる。PWM制御器32は、エラー信号Veを受信するとき高レベルのゲート駆動電圧VPWMを発生させ、それはスイッチ装置SWのスイッチング操作を制御するスイッチング制御信号VSWを発生させるために、ゲート駆動回路31によって処理される。
【0052】
負荷電流ILのマイナス半サイクル(時点T1’とT2の間の期間toffの範囲内)が負荷装置2を通過するとき、電流検出回路34は無負荷電流ILを検出し、零検出電圧Vsを誘導する。負荷電流ILのマイナス半サイクルの範囲内で、半サイクル補償回路35のコンデンサーCHはPWM制御器32がパルス幅変調を実行するとき誤った操作を行わないことを確実にするように、電流検出回路34によって発生された検出電圧Vsを維持する。
【0053】
図9は、本発明の第2の実施態様に従った制御回路を示し、それはブーストタイプ半サイクル感知定電流調整器に応用可能である。本発明の第2の実施態様に従った定電流調整器は、3aで広範囲に示され、誘導子Lを経て入力電圧Vinに接続され、ダイオードDを経て出力電圧Voにさらに接続されるドレインのあるスイッチ装置SWを備える。スイッチ装置SWには接地されるソースがある。
【0054】
直列に接続される多数のLEDから構成される負荷装置2には、出力電圧Voに接続される端部および接地される反対の位置の端部がある。
【0055】
スイッチ装置SWには、ゲート駆動回路31に接続されるゲートがある。PWM制御器32には、抵抗器Rc およびコンデンサーCcによって構成されるRC回路に接続されるエラー信号入力端子32aがある。PWM制御器32のエラー信号入力端子32aは、PWN制御器32がパルス幅変調信号VPWMをゲート駆動回路31に発生させ、同様にスイッチ装置SWのスイッチング操作を制御するために、スイッチング制御信号VSWを発生させることに基づき、エラー信号Veを受信するように機能する。
【0056】
本発明の定電流調整器3aは、スイッチ装置SWを通って流れる電流を検出または感知するように機能し、エラー信号VeをPWM制御器32に供給する差動増幅器36に入力を提供する、電流帰還回路ループ30aをさらに備える。
【0057】
電流感知回路ループ30aは、電流設定回路33aを備え、それは入力電圧Vinから使用電圧を受信する。電流設定回路33aは、調節可能電流ソースIsetおよび直列で接続される抵抗器Rrefから構成される。調節可能電流ソースIsetからの電流が抵抗器Rrefを通って流れるとき、既定回路Vsetは抵抗器Rrefを越えて得られる。
【0058】
電流検出回路34aは、入力電圧Vinから使用電圧を受信する。電流検出回路34aは、検出電流Isおよび直列で接続される抵抗器Rsから構成される。検出電流Is が抵抗器Rsを通って流れるとき、検出電圧Vsは抵抗器Rsを越えて誘導される。スイッチ装置SWを通って流れる検出電流Isおよび負荷電流ILは、図面に図示されるN:1の電流比率を示す想像線のように、N:1の比例関係である。
【0059】
速成の実施態様は、ブーストタイプ半サイクル感知定電流調整器に応用されるので、電流検出回路34aによって発生される検出電圧Vsは、差動増幅器36の検出電圧入力端子36aに半サイクル補償検出電圧Vs’を発生させるために、半サイクル補償回路35aの処理を必要とする。電流設定回路33aによって発生される既定電圧Vsetは、差動増幅器36の既定電圧入力端子36bに加えられる。既定電圧(帰還信号)Vsetおよび半サイクル補償検出電圧Vs’に基づき、差動増幅器36は、その差分信号出力端子36cにPWM制御器32のエラー信号入力端子32aに加えられるエラー電圧Veを発生させる。
【0060】
電流設定回路33aは、電流ミラー回路である制御回路から構成され、それは以前の実施態様の電流設定回路33(図6)と全く同じである。
【0061】
図10は、図9の電流検出回路34aおよび半サイクル補償回路35aのさらに詳細な制御回路を示し、電流ミラー回路を共に形成するスイッチ装置SW およびその他のスイッチ装置を備える。スイッチ装置SWが伝導されるとき、電流I1、I2、IL、Isの間の下記の関係は満たされる。
【数2】

すなわち、検出電流Is および負荷電流ILは、N:1の比率を満たす。
【0062】
半サイクル補償回路35aは、カプラー351、半サイクル補償スイッチ装置352およびコンデンサーCHを備える。カプラー351は、検出電圧Vsを電流検出回路34aから受信する。半サイクル補償スイッチ装置352には、ゲート駆動回路31に接続されるゲートがあり、ゲート駆動回路31によって発生されるスイッチング制御信号VSWによって制御される。半サイクル補償スイッチ装置352には、コンデンサーCHに接続されるソースがある。
【0063】
図11は、図9の回路のノードで取られる信号の波形を示す。負荷電流ILが負荷装置2を通って流れるとき、電流検出回路34aは、負荷電流ILのプラス半サイクル(時点T1とT1’の間の期間tonの範囲内)に起因する検出回路Isを検出し、検出電圧Vsを誘導する。検出電圧Vsは、半サイクル補償回路35aを通って伝えられた後、差動増幅器36の差動信号出力端子36cでエラー信号Veを誘導するために、差動増幅器36に加えられる。PWM制御器32は、エラー信号Veを受信するとき、高レベルのゲート駆動電圧VPWMを発生させ、それは、スイッチ装置SWのスイッチング操作を制御するスイッチング制御信号VSWを発生させるために、ゲート駆動回路31によって処理される。
【0064】
負荷電流ILのマイナス半サイクル(時点T1’とT2の間の期間toffの範囲内)が負荷装置2を通過するとき、電流検出回路34aは無負荷電流ILを検出し、零検出電圧Vsを誘導する。負荷電流ILのマイナス半サイクルの範囲内で、半サイクル補償回路35aのコンデンサーCHは、PWM制御器32がパルス幅変調を実行するとき誤った操作を行わないことを確実にするように、電流検出回路34aによって発生された検出電圧Vsを維持する。
【0065】
図12は、本発明の第3の実施態様に従った制御回路を示し、それはまたブーストタイプ半サイクル感知定電流調整器にも応用可能である。本発明の第3の実施態様に従った定電流調整器は、3bで広範囲に示され、第1のスイッチ装置SW1および第2のスイッチ装置SW2を備え、そこで第1のスイッチ装置SW1には、誘導子Lを経て入力電圧Vinおよび接地されるソースに接続されるドレインがある。第2スイッチ装置SW2には、第1スイッチSW1のドレインに接続されるドレインおよび出力電圧Voに接続されるソースがある。第1スイッチ装置SW1および第2スイッチ装置SW2の両方には、それによって制御される第1スイッチング制御信号VSW1および第2スイッチング制御信号VSW2をそれぞれ受信するためにゲート駆動回路31に接続されるゲートがある。
【0066】
PWM制御器32には、抵抗器RcおよびコンデンサーCcによって構成されるRC回路に接続されるエラー信号入力端子32aがある。PWM制御器32のエラー信号入力端子32aは、PWN制御器32がパルス幅変調信号VPWMをゲート駆動回路31に発生させ、同様に第1および第2スイッチ装置SW1およびSW2のスイッチング操作をそれぞれ制御するために、第1および第2スイッチング制御信号VSW1およびVSW2を発生させることに基づき、エラー信号Veを受信するように機能する。
【0067】
本発明の定電流調整器3bは、スイッチ装置を通って流れる電流を検出または感知するように機能し、エラー信号VeをPWM制御器32に供給する差動増幅器36に入力を提供する、電流帰還回路ループ30bをさらに備える。
【0068】
電流感知回路ループ30bは、電流設定回路33bを備え、それは入力電圧Vinから使用電圧を受信する。電流設定回路33bは、調節可能電流ソースIsetおよび直列で接続される抵抗器Rrefから構成される。調節可能電流ソースIsetからの電流が抵抗器Rrefを通って流れるとき、既定回路Vsetは抵抗器Rrefを越えて得られる。
【0069】
電流検出回路34bは、入力電圧Vinから使用電圧を受信する。電流検出回路34bは、検出電流Isおよび直列で接続される抵抗器Rsから構成される。検出電流Is が抵抗器Rsを通って流れるとき、検出電圧Vsは抵抗器Rsを越えて誘導される。スイッチ装置SWを通って流れる検出電流Isおよび負荷電流ILは、図面に図示されるN:1の電流比率を示す想像線のように、N:1の比例関係である。
【0070】
速成の実施態様は、ブーストタイプ半サイクル感知定電流調整器に応用されるので、電流検出回路34bによって発生される検出電圧Vsは、差動増幅器36の検出電圧入力端子36aに半サイクル補償検出電圧Vs’を発生させるために、半サイクル補償回路35bの処理を必要とする。電流設定回路33bによって発生される既定電圧Vsetは、差動増幅器36の既定電圧入力端子36bに加えられる。既定電圧(帰還信号)Vsetおよび半サイクル補償検出電圧Vs’に基づき、差動増幅器36は、その差分信号出力端子36cに、PWM制御器32のエラー信号入力端子32aに加えられるエラー電圧Veを発生させる。
【0071】
電流設定回路33bは、電流ミラー回路である制御回路から構成され、それは第1の実施態様の電流設定回路33(図6)と全く同じである。
【0072】
図13は、図12の電流検出回路34bおよび半サイクル補償回路35bのさらに詳細な制御回路を示し、電流ミラー回路を共に形成する第1スイッチ装置SW1、第2スイッチ装置SW2およびその他のスイッチ装置を備える。第1スイッチ装置SW1が伝導を切られ、第2スイッチ装置SW2が伝導されるとき、電流I1、I2、IL、Isの間の下記の関係は満たされる。
【数3】

すなわち、検出電流Is および負荷電流ILは、N:1の比率を満たす。
【0073】
半サイクル補償回路35bは、カプラー351、半サイクル補償スイッチ装置352およびコンデンサーCHを備える。カプラー351は検出電圧Vsを電流検出回路34bから受信する。半サイクル補償スイッチ装置352には、ゲート駆動回路31に接続されるゲートがあり、ゲート駆動回路31によって発生される第2スイッチング制御信号VSW2によって制御される。半サイクル補償スイッチ装置352にはコンデンサーCHに接続されるソースがある。
【0074】
図14は、図12の回路のノードで取られる信号の波形を示す。負荷電流ILが負荷装置2を通って流れるとき、電流検出回路34bは、負荷電流ILのプラス半サイクル(時点T1’とT2の間の期間の範囲内)に起因する検出回路Isを検出し、検出電圧Vsを誘導する。検出電圧Vsは半サイクル補償回路35bを通って伝えられた後、差動増幅器36の差動信号出力端子36cでエラー信号Veを誘導するために、差動増幅器36に加えられる。PWM制御器32によるエラー信号Veの受信によって、ゲート駆動回路31は、第2スイッチ装置SW2のスイッチング操作を制御する第2スイッチング制御信号VSW2を発生させる。
【0075】
図15は、本発明の第4の実施態様に従った制御回路を示し、それはまたブーストタイプ半サイクル感知定電流調整器にも応用可能である。本発明の第3の実施態様に従った定電流調整器は3cで広範囲に示され、第1のスイッチ装置SW1および第2のスイッチ装置SW2を備え、そこで第1のスイッチ装置SW1には、誘導子Lを経て入力電圧Vinおよび接地されるソースに接続されるドレインがある。第2スイッチ装置SW2には、第1スイッチSW1のドレインに接続されるドレインおよび出力電圧Voに接続されるソースがある。第1スイッチ装置SW1および第2スイッチ装置SW2の両方には、それによって制御される第1スイッチング制御信号VSW1および第2スイッチング制御信号VSW2をそれぞれ受信するためにゲート駆動回路31に接続されるゲートがある。
【0076】
PWM制御器32には、抵抗器RcおよびコンデンサーCcによって構成されるRC回路に接続されるエラー信号入力端子32aがある。PWM制御器32のエラー信号入力端子32aは、PWN制御器32がパルス幅変調信号VPWMをゲート駆動回路31に発生させ、同様に第1および第2スイッチ装置SW1およびSW2のスイッチング操作をそれぞれ制御するために、第1および第2スイッチング制御信号VSW1およびVSW2を発生させることに基づき、エラー信号Veを受信するように機能する。
【0077】
本発明の定電流調整器3cは、スイッチ装置を通って流れる電流を検出または感知するように機能し、エラー信号VeをPWM制御器32に供給する差動増幅器36に入力を提供する、電流帰還回路ループ30cをさらに備える。
【0078】
電流感知回路ループ30cは電流設定回路33cを備え、それは入力電圧Vinから使用電圧を受信する。電流設定回路33cは、調節可能電流ソースIsetおよび直列で接続される抵抗器Rrefから構成される。調節可能電流ソースIsetからの電流が抵抗器Rrefを通って流れるとき、既定回路Vsetは抵抗器Rrefを越えて得られる。
【0079】
電流検出回路34cは、入力電圧Vinから使用電圧を受信する。電流検出回路34cは、検出電流Isおよび直列で接続される抵抗器Rsから構成される。検出電流Is が抵抗器Rsを通って流れるとき、検出電圧Vsは抵抗器Rsを越えて誘導される。スイッチ装置SWを通って流れる検出電流Isおよび負荷電流ILは、図面に図示されるN:1の電流比率を示す想像線のように、N:1の比例関係である。
【0080】
速成の実施態様は、ブーストタイプ半サイクル感知定電流調整器に応用されるので、以前の実施態様で採用されたような半サイクル補償回路の必要はない。
【0081】
電流設定回路33cは、電流ミラー回路である制御回路から構成され、それは第1の実施態様の電流設定回路33(図6)と全く同じである。
【0082】
図16は、図15の電流検出回路34cのさらに詳細な制御回路を示し、電流ミラー回路を共に形成する第1スイッチ装置SW1、第2スイッチ装置SW2およびその他のスイッチ装置を備える。
【0083】
第1スイッチ装置SW1が伝導され、第2スイッチ装置SW2が伝導を切られるとき、電流I1、I2、I3、I4、IL、Is1、Is2の間の下記の関係は満たされる。
【数4】

ならびに
第1スイッチ装置SW1が伝導を切られ、第2スイッチ装置SW2が伝導されるとき、電流I1、I2、I3、I4、IL、Is1、Is2の間の下記の関係は満たされる。
【数5】

【0084】
図17は、図15の回路のノードで取られる信号の波形を示す。負荷電流ILが負荷装置2を通って流れるとき、電流検出回路34cは、負荷電流ILのプラス半サイクル(時点T1とT1’の間の期間の範囲内)に起因する検出回路Is1を検出し、検出電圧Vsを誘導し、それはでエラー信号Veを発生させるために、差動増幅器36に加えられる。負荷電流ILのマイナス半サイクル(時点T1’とT2の間の期間の範囲内)が負荷装置2を通過するとき、電流検出回路34cは、マイナス半サイクル(時点T1’とT2の間の期間の範囲内)に起因する検出電流Is2を検出し、検出電圧Vsを誘導し、それはエラー信号Veを発生させるために、差動増幅器36に加えられる。PWM制御器32によるエラー信号Veの受信によって、ゲート駆動回路31は、第1スイッチ装置SW1および第2スイッチ装置SW2のスイッチング操作を制御する第1および第2スイッチング制御信号VSW1およびVSW2を発生させる。
【0085】
本発明はその好適な実施態様を参照して説明されているが、添付の請求によって定義されることを目的とする本発明の範囲から外れることなく、さまざまな修正および変更が行なわれることがあることは当業者にとっては明白である。
【図面の簡単な説明】
【0086】
【図1】従来のバックタイプ定電流調整器の回路図
【図2】別の従来のバックタイプ定電流調整器の回路図
【図3】従来のブーストタイプ定電流調整器の回路図
【図4】従来のブーストタイプ定電流調整器の回路図
【図5】本発明の第1の実施態様に従って構成される定電流調整器の回路図
【図6】図5の定電流調整器の電流設定回路のさらに詳細な回路図
【図7】図5の定電流調整器の電流検出回路および半サイクル補償回路のさらに詳細な回路図
【図8】図5の定電流調整器のノードでとられる波形を示す。
【図9】本発明の第2の実施態様に従って構成される定電流調整器の回路図
【図10】図9の定電流調整器の電流検出回路および半サイクル補償回路のさらに詳細な回路図
【図11】図9の定電流調整器のノードで取られる波形を示す。
【図12】本発明の第3の実施態様に従って構成される定電流調整器の回路図
【図13】図12の定電流調整器の電流検出回路および半サイクル補償回路のさらに詳細な回路図
【図14】図12の定電流調整器のノードでとられる波形を示す。
【図15】本発明の第4の実施態様に従って構成される定電流調整器の回路図
【図16】図15の定電流調整器の電流検出回路のさらに詳細な回路図
【図17】図15の定電流調整器のノードで取られる波形を示す。
【符号の説明】
【0087】
SW1 第一スイッチ装置
SW2 第二スイッチ装置
Vin 入力電圧
L 誘電子
Vo 出力電圧
Cin 入力コンデンサー
LED 発光ダイオード
Rs 検出抵抗器
負荷電流
(max) 負荷電流(最大)
(min) 負荷電流(最小)
(avg) 負荷電流(平均)
Vfb 帰還電圧
Vref 基準電圧
Cc コンデンサー
Ve 誤差電圧
Co 出力コンデンサー
SW スイッチ装置
D ダイオード
PWM パルス幅変調信号/ゲート駆動電圧
SW スイッチング制御信号
Ve エラー信号/エラー電圧
Iset 調整可能電流ソース
Rset 抵抗器
Rref 抵抗器
Vset 既定回路/供給信号
Is 検出電流
Vs′ 半サイクル補償検出電圧
Vs 検出電圧
I1 電流
I2 電流
CH コンデンサー
SW1 第一スイッチング制御信号
SW2 第二スイッチング制御信号
Is1 検出回路
1a バックタイプ定電流調整器
1b バックタイプ定電流調整器
1c バックタイプ定電流調整器
1d ブーストタイプ定電流調整器
11 ゲート駆動回路
12 パルス幅変調(PWN)制御器
13 差動増幅器
14 コンパレーター
15 基準電圧装置
2 負荷装置
3 定電流調整器
3a 定電流調整器
3b 定電流調整器
3c 定電流調整器
30 電流感知回路ループ
30a 電流感知回路ループ
30b 電流感知回路ループ
30c 電流感知回路ループ
31 ゲート駆動回路
32 パルス幅変調(PWN)制御器
32a エラー信号入力端子
33 電流設定回路
33a 電流設定回路
33b 電流設定回路
33c 電流設定回路
331 帰還増幅器
34 電流検出回路
34a 電流検出回路
34b 電流検出回路
34c 電流検出回路
35 半サイクル補償回路
35a 半サイクル補償回路
35b 半サイクル補償回路
351 カプラー
352 半サイクル補償スイッチ装置
36 (誤)差動増幅器
36a 検出電圧入力端子
36b 既定電圧入力端子
36c 検出電圧入力端子
T21 スイッチ装置
T22 スイッチ装置
T33 スイッチ装置
T12 スイッチ装置
T13 スイッチ装置
T14 スイッチ装置
T15 スイッチ装置
T16 スイッチ装置
T17 スイッチ装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
入力電圧に接続される第1端子および誘導子を経て出力電力に接続される第2端子を持つスイッチ装置と、
前記スイッチ装置のゲートに接続されるゲート駆動回路と、
前記ゲート駆動回路に接続され、エラー信号入力端子を持つパルス幅変調制御器と、
前記スイッチ装置を通って流れる電流を検出し、一定の比率によって前記スイッチ装置を通って流れる前記電流に比例し、検出電圧を誘導する検出抵抗器を通って流される検出電流を発生させるために前記スイッチ装置に接続される電流感知回路ループと、
既定電圧に接続される既定電圧入力端子、前記検出電圧を受信する前記検出抵抗器に接続される検出電圧入力端子および差分信号出力端子を持つ差動増幅器を備え、
前記差動増幅器は前記既定電圧およびその前記差分信号出力端子で前記パルス幅変調制御器に加えられる誤差電圧を発生させるための前記検出電圧に基づき、同様に前記ゲート駆動回路に前記スイッチ装置を制御するスイッチング制御信号を発生させ、それによって前記出力電圧に接続される負荷装置に定電流を供給することを特徴とする、定電流調整器。
【請求項2】
前記負荷装置は、直列で接続される多数の発光ダイオードを含む発光ダイオード配列を備えることを特徴とする、請求項1に記載の定電流調整器。
【請求項3】
前記電流感知回路ループは、調整可能電流源からの電流が抵抗器を通って流れる時、前記既定電圧が前記抵抗器を超えて誘導されるように、入力電圧から使用電圧を受信し、調整可能電流源および直列に接続される抵抗器を含む電流設定回路と、
入力電圧から使用電圧を受信し、前記検出電流が流れる前記検出抵抗器を含む電流検出回路を備えることを特徴とする、請求項1に記載の定電流調整器。
【請求項4】
半サイクル補償検出電圧を発生させるために、前記電流検出回路によって発生される前記検出電圧は、半サイクル補償回路に加えられ、また前記差動増幅器の前記電圧入力端子に加えられることを特徴とする、請求項3に記載の定電流調整器。
【請求項5】
前記半サイクル補償回路は、カプラー、半サイクル補償スイッチ装置およびコンデンサーを備え、前記カプラーは、前記電流検出回路から前記検出電圧を受信し、前記半サイクル補償スイッチ装置には前記ゲート駆動回路によって発生される前記スイッチング制御信号によって制御される前記ゲート駆動回路に接続されるゲートがあり、前記スイッチ装置には前記コンデンサーに接続される電源があることを特徴とする、請求項4に記載の定電流調整器。
【請求項6】
誘導子を経て入力電圧に接続され、ダイオードを経て入力電圧および接地した第2端子にさらに接続される第1端子があるスイッチ装置と、
前記スイッチ装置のゲートに接続されるゲート駆動回路と、
前記ゲート駆動回路に接続され、エラー信号入力端子があるパルス幅変調制御器と、
前記スイッチ装置を通る電流の流れを検出し、一定の比率によって前記スイッチ装置を通る前記電流の流れに比例し、検出電圧を誘導する検出抵抗器を通って流される前記検出電流を発生させるために、前記スイッチ装置に接続される電流感知回路ループと、
既定電圧に接続される既定電圧入力端子、前記検出電圧を受信する前記検出抵抗器に接続される検出電圧入力端子および差分信号出力端子を持つ差動増幅器を備え、
前記差動増幅器は前記既定電圧およびその前記差分信号出力端子で前記パルス幅変調制御器に加えられる誤差電圧を発生させるための前記検出電圧に基づき、同様に前記ゲート駆動回路に前記スイッチ装置を制御するスイッチング制御信号を発生させ、それによって前記出力電圧に接続される負荷装置に定電流を供給することを特徴とする、定電流調整器。
【請求項7】
前記負荷装置は、直列で接続される多数の発光ダイオードを含む発光ダイオード配列を備えることを特徴とする、請求項6に記載の定電流調整器。
【請求項8】
前記電流感知回路ループは、調整可能電流源からの電流が抵抗器を通って流れる時、前記既定電圧が前記抵抗器を超えて誘導されるように、入力電圧から使用電圧を受信し、調整可能電流源および直列に接続される抵抗器を含む電流設定回路と、
入力電圧から使用電圧を受信し、前記検出電流が流れる前記検出抵抗器を含む電流検出回路を備えることを特徴とする、請求項6に記載の定電流調整器。
【請求項9】
半サイクル補償検出電圧を発生させるために、前記電流検出回路によって発生される前記検出電圧は、半サイクル補償回路に加えられ、また前記差動増幅器の前記電圧入力端子に加えられることを特徴とする、請求項8に記載の定電流調整器。
【請求項10】
前記半サイクル補償回路は、カプラー、半サイクル補償スイッチ装置およびコンデンサーを備え、前記カプラーは、前記電流検出回路から前記検出電圧を受信し、前記半サイクル補償スイッチ装置には前記ゲート駆動回路によって発生される前記スイッチング制御信号によって制御される前記ゲート駆動回路に接続されるゲートがあり、前記スイッチ装置には前記コンデンサーに接続される電源があることを特徴とする、請求項9に記載の定電流調整器。
【請求項11】
誘導子を経て入力電圧に接続される第1端子および接地した第2端子がある第1スイッチ装置と、
前記第1スイッチ装置の前記第1端子に接続される第1端子および出力電圧に接続される第2端子がある第2スイッチ装置と、
それぞれ第1および第2スイッチング制御信号を経て前記第1および第2スイッチ装置を制御するために、前記第1スイッチ装置のゲートおよび前記第2スイッチ装置のゲートに接続されるゲート駆動回路と、
前記ゲート駆動回路に接続され、エラー信号入力端子があるパルス幅変調制御器と、
前記第2スイッチ装置を通る電流の流れを検出し、一定の比率によって前記第2スイッチ装置を通る前記電流の流れに比例し、検出電圧を誘導する検出抵抗器を通って流される前記検出電流を発生させるために、前記第1および第2スイッチ装置に接続される電流感知回路ループと、
前記検出抵抗器によって発生され、半サイクル補償検出電圧を発生させる前記検出電圧を受信するために、前記電流感知回路ループの前記検知抵抗器に接続される半サイクル補償回路と、
既定電圧に接続される既定電圧入力端子、前記検出電圧を受信する前記検出抵抗器に接続される検出電圧入力端子および差分信号出力端子を持つ差動増幅器を備え、
既定電圧に接続される既定電圧入力端子、前記半サイクル補償検出電圧を受信する前記半サイクル補償回路に接続される検出電圧入力端子および差分信号出力端子を持つ差動増幅器を備え、
前記差動増幅器は前記既定電圧およびその前記差分信号出力端子で前記パルス幅変調制御器に加えられる誤差電圧を発生させるための前記受信半サイクル補償検出電圧に基づき、同様に前記ゲート駆動回路に前記第1および第2スイッチ装置をそれぞれ制御する前記第1および第2スイッチング制御信号を発生させ、それによって前記出力電圧に接続される負荷装置に定電流を供給することを特徴とする、定電流調整器。
【請求項12】
前記負荷装置は、直列で接続される多数の発光ダイオードを含む発光ダイオード配列を備えることを特徴とする請求項11に記載の定電流調整器。
【請求項13】
前記電流感知回路ループは、調整可能電流源からの電流が抵抗器を通って流れる時、前記既定電圧が前記抵抗器を超えて誘導されるように、入力電圧から使用電圧を受信し、調整可能電流源および直列に接続される抵抗器を含む電流設定回路と、
入力電圧から使用電圧を受信し、前記検出電流が流れる前記検出抵抗器を含む電流検出回路を備えることを特徴とする、請求項11に記載の定電流調整器。
【請求項14】
前記半サイクル補償回路は、カプラー、半サイクル補償スイッチ装置およびコンデンサーを備え、前記カプラーは、前記電流検出回路から前記検出電圧を受信し、前記半サイクル補償スイッチ装置には前記ゲート駆動回路によって発生される前記第2スイッチング制御信号によって制御される前記ゲート駆動回路に接続されるゲートがあり、前記スイッチ装置には前記コンデンサーに接続される電源があることを特徴とする請求項11に記載の定電流調整器。
【請求項15】
誘導子を経て入力電圧接続される第1端子および接地した第2端子がある第1スイッチ装置と、
前記第1スイッチ装置の前記第1端子に接続される第1端子および出力電圧に接続される第2端子がある第2スイッチ装置と、
それぞれ第1および第2スイッチング制御信号を経て前記第1および第2スイッチ装置を制御するために、前記第1スイッチ装置のゲートおよび前記第2スイッチ装置のゲートに接続されるゲート駆動回路と、
前記ゲート駆動回路に接続され、エラー信号入力端子があるパルス幅変調制御器と、
前記第1および第2スイッチ装置を通る電流の流れを検出し、一定の比率によって前記第1および第2スイッチ装置を通る前記電流の流れに比例し、検出電圧を誘導する検出抵抗器を通って流される前記検出電流を発生させるために、前記第1および第2スイッチ装置に接続される電流感知回路ループと、
既定電圧に接続される既定電圧入力端子、前記検出抵抗器に接続される検出電圧入力端子および差分信号出力端子を持つ差動増幅器を備え、
前記差動増幅器は前記既定電圧およびその前記差分信号出力端子で前記パルス幅変調制御器に加えられる誤差電圧を発生させるための前記検出電圧に基づき、同様に前記ゲート駆動回路にそれぞれ前記第1および第2スイッチ装置を制御する第1および第2スイッチング制御信号を発生させ、それによって前記出力電圧に接続される負荷装置に定電流を供給することを特徴とする、定電流調整器。
【請求項16】
前記負荷装置は、直列で接続される多数の発光ダイオードを含む発光ダイオード配列を備えることを特徴とする請求項15に記載の定電流調整器。
【請求項17】
前記電流感知回路ループは、調整可能電流源からの電流が抵抗器を通って流れる時、前記既定電圧が前記抵抗器を超えて誘導されるように、入力電圧から使用電圧を受信し、調整可能電流源および直列に接続される抵抗器を含む電流設定回路と、
入力電圧から使用電圧を受信し、前記検出電流が流れる前記検出抵抗器を含む電流検出回路を備えることを特徴とする、請求項15に記載の定電流調整器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【公開番号】特開2009−171715(P2009−171715A)
【公開日】平成21年7月30日(2009.7.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−5911(P2008−5911)
【出願日】平成20年1月15日(2008.1.15)
【出願人】(503189309)▲ぎょく▼瀚科技股▲ふん▼有限公司 (16)
【Fターム(参考)】