説明

エプソントヨコム株式会社により出願された特許

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【課題】複数の振動腕の間に連結部から1本の中央支持腕を延長させた屈曲振動モードの屈曲振動片において、振動腕の屈曲振動によって連結部に生じる熱弾性損失によるQ値低下を改善する。
【解決手段】圧電振動片21は振動腕23,24の幅方向に沿って連結部22の振動腕を接続する部分と中央支持腕25を接続する部分間の領域28,29に有底溝30,31を有する。この溝により、振動腕の屈曲振動により領域28,29の振動腕側の部分32,33と反対側の部分34,35間の熱伝達経路が見かけ上長く、これら部分間での緩和時間が長くなるので、Q値が極小となる緩和振動数が従来よりも小さくなり、Q値が改善する。貫通溝の場合、領域28,29の振動腕側及び反対側の部分37、38内部の熱伝達経路が短く、各部分の緩和時間が短くなるので、緩和振動数が従来よりも大きくなり、Q値が改善する。 (もっと読む)


【課題】精度良く素子を立たせることができる電子デバイスを提供する。
【解決手段】電子デバイス100は、樹脂体40と、一の面42側に形成された第1リードフレーム10と、一の面42と対向する他の面44側に形成された第2リードフレーム20と、樹脂体40によって封止された電気素子であって、第1表面50は、第1リードフレーム10の面と、樹脂体40の一の面42と、を有し、第2表面52は、第2リードフレーム20の面と、樹脂体40の他の面44と、を有し、搭載側面54は、樹脂体40の第1リードフレーム10と第2リードフレーム20との間の面46を有し、第1表面50の第1リードフレーム10の面は、第1表面50の搭載側面54に隣接する第1端部に配置され、第2表面52の第2リードフレーム20の面は、第2表面52の搭載側面54に隣接する第2端部に配置され、第1リードフレーム10は、電気素子に電気的に接続されている。 (もっと読む)


【課題】WT型圧電振動片における駆動アーム、支持アーム、および検出アームのうちの少なくとも1つの折れ防止を図ることのできる圧電振動片を提供する。
【解決手段】基部12と、基部12を基準として反対方向へ延設された一対の検出アーム14(14a,14b)と、基部12を基準として検出アーム14と直交する方向へ延設された一対の支持アーム18(18a,18b)と、延設された支持アーム18のそれぞれから、検出アーム14に平行に延設された対を成す駆動アーム24(24a〜24d)とを有する圧電振動片10であって、支持アーム18に、先端面46を駆動アーム24へ向けて延設される第1の突起部40を設け、第1の突起部40の先端面46と駆動アーム24との間には、駆動アーム24の振動変位以上で、駆動アーム24が屈曲した際の弾性限界となる変位未満の隙間を設けたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】感圧素子とダイヤフラムとの接合強度が維持されつつ、小型化された圧力センサーの提供。
【解決手段】圧力センサー1は、振動片部13と振動片部13の両端に接続される一対の基部14とを有する双音叉素子15と、双音叉素子15の一対の基部14が接合部材40を介して接合される一対の支持部23を有するダイヤフラム層20と、を備え、各支持部23の搭載面24に、段差部25が設けられ、各支持部23と各基部14とが、搭載面24と一方の主面11との間で接合され、更に各段差部25の側壁26と、側壁26に対向する基部14の側壁18との間で接合されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】チップ部品等の小型の回路部品上に圧電振動素子の一端部を導電性接着剤によって支持する際に、未硬化状態にあるために導電性接着剤による保持力が弱い期間中に、圧電振動素子の自重によって接着部が剥離する不具合を解消する。
【解決手段】底部に外部電極を有すると共に上部に該外部電極と導通したIC搭載用の導通パッド21bを備えたパッケージ本体21と、該パッケージ本体の前記導通パッド上に導通接続されるICチップ22と、該ICチップ上部の上部電極22cに対して導電性接着剤Bによって少なくとも一端縁を支持された圧電振動素子23と、該ICチップ及び圧電振動素子を含むパッケージ本体上面を気密封止する蓋部材24と、を備え、ICチップは、圧電振動素子の一端縁から重心位置までの距離を越える長さを有している。 (もっと読む)


【課題】ダイヤフラムの板厚の更なる薄型化により、高い感度を得られる圧力センサーの提供。
【解決手段】圧力センサー1は、振動片部13と振動片部13の両端に接続される一対の基部14とを有する双音叉素子15と、双音叉素子15を囲む枠部16と、枠部16と各基部14とを接続する腕部17とを有する感圧素子層10と、感圧素子層10の一方の主面11側を覆う平板状のダイヤフラム層20と、双音叉素子15との間に空間を有して感圧素子層10の他方の主面12側を覆うベース層30と、を備え、感圧素子層10が、各基部14にダイヤフラム層20側に突出した突出部18を有し、各突出部18が、平板状のダイヤフラム層20に固定されていることにより、双音叉素子15の振動片部13とダイヤフラム層20との間に空間が形成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】感温素子および加熱手段を用いて周囲の温度変化に対する周波数の安定化を図る
ようにした恒温型圧電発振器を提供する。
【解決手段】恒温型水晶発振器1は、複数の金属リード51からなるリードフレームに、
水晶振動子30と、この水晶振動子30を所定の温度に保持するために加熱する加熱用素
子40と、水晶振動子30近傍の温度を検知する感温素子45と、が接合され、それら水
晶振動子30、加熱用素子40、感温素子45が、トランスファーモールド法を用いて一
塊のモールド樹脂91により樹脂封止されている。 (もっと読む)


【課題】乗用車等の乗物の移動中、標高の変化に応じて刻々と変化する車外の気圧によっ
て、耳詰まり等の不快感を乗員に与えてしまうことを防止できる圧力調整装置を提供する
こと。
【解決手段】バス等の乗物の車両に搭載された室内圧力調整装置1は、ナビゲーションシ
ステム部10と、圧力コントローラー20と、内気圧センサー30と、外気圧センサー4
0と、室内圧力調整機構50とを備えている。室内圧力調整機構50は、出発地から目的
地への移動に伴い、出発時における車両の室内の気圧から目的地における気圧に徐々に近
づけるように、車両の室内における気圧を調整する。室内の気圧は徐々に調整されるため
、移動中に急激な気圧変化が生じることがなく、目的地に到着したときの車内外における
気圧差が低減する。これにより、目的地に車両が移動して乗員が降車するまでの間におい
て、乗員に耳詰まり等の不快感を与えてしまうことを防ぐ。 (もっと読む)


【課題】逆相モード振動および同相モード振動の結合を容易に生じさせることにより、周波数−温度特性を向上させた安価な圧電振動子を提供する。
【解決手段】逆相モード振動および同相モード振動が結合する振動モードを有し、一対の振動腕14が延設された基部12が、基台としての底部32に接着剤44によって接合されており、接着剤44は、逆相モード振動の、温度による周波数の変化を示す2次曲線の頂点温度における、前記接着剤の単位温度上昇あたりの弾性率変化の傾きΔE2と、頂点温度より低い温度における、前記接着剤の単位温度上昇あたりの弾性率変化の傾きΔE1と、前記頂点温度より高い温度における、前記接着剤の単位温度上昇あたりの弾性率変化の傾きΔE3と、の相関において、ΔE1<ΔE2、またはΔE2<ΔE3のいずれか一方を有していることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】テラヘルツ光が水蒸気によるスペクトル吸収の影響を受けない測定精度の高いセンサーユニット、テラヘルツ分光測定装置およびテラヘルツ分光測定方法を提供する。
【解決手段】テラヘルツ光を発光するLT−GaAs基板112を有した発光素子部11と、前記テラへルツ光を受光して検出信号を検出するLT−GaAs基板122を有した受光素子部12と、前記発光素子部11と前記受光素子部12とが互いに接合され、前記発光素子部11と前記受光素子部12との間に試料Sが流入される流路13が形成されたことを特徴としたセンサーユニット10。 (もっと読む)


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