説明

日特建設株式会社により出願された特許

21 - 30 / 99


【課題】セメントミルクを地盤に注入する地盤強化工法において、所定の強度レベルが得られる地盤領域を、できるだけ少ないセメント使用量で注入口からできるだけ広範囲に安定して形成する手法を提供する。
【解決手段】セメントを水に分散させてセメントミルクとし、そのセメントミルクをグラウトとして圧力が付与された状態で地盤に注入するに際し、
(a)注入開始時の水セメント比[W/C]0が1200%以下であること、
(b)累積グラウト注入量が全グラウト注入量の50体積%となった時点において、累積セメント注入量が全セメント注入量の60〜100質量%であること、
を満たすように、注入するグラウトの水セメント比を注入開始後に段階的または連続的に変化させる地盤強化工法。 (もっと読む)


【課題】簡略な構成で削孔ロッドの先端傾斜板の回転角を検出する。
【解決手段】位置検出機能と回転角検出機能を備えたプローブ50の先端に誘導治具60を固定し、自在ボーリングの削孔ロッド12内に挿入する。削孔ロッド12の先端12Aには先端ユニット20が装着され、先端ユニット20の円筒管21の先端に、削孔方向を決める先端傾斜板40が取り付けられている。誘導治具60の外周部には円筒ハウジング61の外周面より突没自在の可動ガイド部材70が装備されており、この可動ガイド部材70が、円筒管21の内壁面22に設けられたガイド手段30(全周解放溝32、誘導溝33、位置決め溝34)に案内されることで、誘導治具60が挿入されながら回転して、最終的に可動ガイド部材70が位置決め溝34に嵌まることで、プローブ50が先端傾斜板40と円周方向に固定される。これにより、プローブ50により先端傾斜板40の回転角が検出される。 (もっと読む)


【課題】緊張力の非常に大きな引張材を定着するにあたっても、構造物への応力集中を避けることができるとともに、アンカー頭部の防錆処理を簡易に行うことができるグラウンドアンカーおよびその施工方法を提供する。
【解決手段】アンカー緊張力を保持する機構として、定着地盤29に定着した定着長部30からの引張反力を、緊張力を保持した状態で自由長をグラウトして構造物に付着させた頭部側定着長部40での範囲で持たせる。 (もっと読む)


【課題】定着構造の信頼性を向上することができると共に、作業性よく定着構造を構築することができる緊張材の緊張方法、緊張材の緊張装置、及び緊張材の緊張システムを提供する。
【解決手段】一つのアンカーディスク110(定着盤)から突出した複数の緊張材200に、これらの緊張材200を一括して緊張可能なマルチ緊張装置1を配置する。次に、マルチ緊張装置1の後端から突出した緊張材200のうちの1本の緊張材200aに、1本の緊張材のみを緊張可能なシングル緊張装置2をマルチ緊張装置2と直列的に配置する。次に、この緊張材200aをシングル緊張装置2により緊張して緊張材200aの弛みを低減した状態で仮固定する。このシングル緊張装置2による緊張後、マルチ緊張装置1により、複数の緊張材200を同時に緊張して、これらの緊張材200をアンカーディスク110に固定する。 (もっと読む)


【課題】耐久性が高く、構築の際の作業性に優れるアンカー構造、およびこのアンカー構造の構築方法を提供する。
【解決手段】アンカーケーブル2と、コルゲートシース4と、第一仕切り部材5Aと、1次グラウトと、2次グラウトと、防食材とを備えるアンカー構造Aである。アンカーケーブル2は、樹脂被覆2rを有するストランド2tである。コルゲートシース4は、アンカーケーブル2を内部に収納する管状部材である。第一仕切り部材5Aは、アンカーケーブル2を定着長部3Aと自由長部3Bとに区画する。1次グラウトは、仕切り部材5Aより削孔Hの奥側のコルゲートシース4内に充填される。2次グラウトは、削孔Hとコルゲートシース4との間に充填される。防食材は、仕切り部材5Aより施工面S側のコルゲートシース4内に充填される。 (もっと読む)


【課題】耐久性が高く、構築の際の作業性に優れる防食PCストランドを用いたアンカー構造、およびこのアンカー構造の構築方法を提供する。
【解決手段】施工面Sに形成される削孔H内に配置される複数の防食PCストランド2を緊張した状態で削孔Hの開口部に定着することで、各ストランド2の緊張力を施工面Sに圧縮力として付与するためのアンカー構造Aである。防食PCストランド2は、コルゲートシース4内に配置されており、防食PCストランド2とコルゲートシース4との間のコルゲートシース内領域は、仕切り部材5で領域R1と領域R2に区画されている。領域R1には1次グラウト10が、領域R2には遅延硬化樹脂20(防食材)が、削孔Hとコルゲートシース4との間の領域R3には2次グラウトが配置されている。 (もっと読む)


【課題】耐久性が高く、構築の際の作業性に優れる防食PC鋼より線を用いたアンカー構造とその構築方法を提供する。
【解決手段】防食PC鋼より線2と、コルゲートシース4と、1次グラウトと、2次グラウトとを備えるアンカー構造A1である。防食PC鋼より線2は、樹脂被覆2rされたPC鋼より線2tからなり、ケーブルシース2sに収納された自由長部3Bと、シース2sから露出された定着長部3Aとを備える。コルゲートシース4は、有底管状で、その底部側に防食PC鋼より線2の定着長部3Aが配された状態で防食PC鋼より線2を収納し、かつ削孔H内に配置される。1次グラウトは、コルゲートシース4内に充填されて、定着長部3Aをコルゲートシース4に固定する。2次グラウトは、削孔Hとコルゲートシース4との間に充填されて、コルゲートシース4を削孔Hに固定する。 (もっと読む)


【課題】 地震時の振動がコンクリート構造物に入力しても、コンクリート構造物の弱面部に隙間や亀裂が生じることがなく、コンクリート構造物を安定した状態に保ち続けることができる補強方法を提供する。
【解決手段】 コンクリート構造物1を貫通して、地盤5の所定の深さに達するアンカー孔6を削孔し、アンカー孔6内にグラウンドアンカー7を挿入して、グラウンドアンカー7の先端部を地盤5に定着させ、アンカー孔6内にせん断・引張補強部材15を挿入して、せん断・引張補強部材15をコンクリート構造物1の弱面部4に対応する部分に位置決めし、せん断・引張補強部材15をコンクリート構造物1側に保持し、グラウンドアンカー7に引張力を付与し、この状態でグラウンドアンカー7の後端部をコンクリート構造物1に定着させる。 (もっと読む)


【課題】 塑性変形を起こしたり、防食機能が損なわれたりすることがなく、本来の機能を維持した状態でアンカー孔内に挿入できるアンカーの挿入方法を提供する。
【解決手段】 地盤15に下向きに形成されたアンカー孔18内にアンカー1を挿入するアンカーの挿入方法であって、周囲に前記アンカー1を案内し得る案内溝5aを有する滑車5を回転可能に設け、該滑車5の案内溝5aで前記アンカー1を案内し、この状態で前記滑車5を回転させることにより、前記アンカー1を前記アンカー孔18内に挿入する。アンカー1に局部的に過大な荷重が作用するようなことがないので、本来の機能を維持した状態でアンカー1をアンカー孔18内に挿入することができ、アンカー1の機能を長期的に発揮することができる。 (もっと読む)


【課題】低改良率であっても充分な補強効果が得られる合理的な盛土支持地盤の補強構造を提供する。
【解決手段】盛土10の周縁部下方の盛土支持地盤11中に杭状の第1の地盤改良体1を形成し、その内側に壁状の第2の地盤改良体2を形成し、さらにその内側に杭状の第3の地盤改良体3を形成する。第1、第3の地盤改良体よりも第2の地盤改良体の改良深度の方が深くなるように設定され、第1〜第3の地盤改良体のうち少なくとも1つもしくはいずれもが基礎地盤に達していない。第1の地盤改良体のさらに外側の盛土支持地盤中に壁状の第4の地盤改良体4を形成する。第2の地盤改良体中に芯材5を設ける。第2の地盤改良体の上部に引張材6を定着して外側への変形および変位を拘束する。盛土と盛土支持地盤との層境付近にその全面にわたって敷網材7を敷設する。 (もっと読む)


21 - 30 / 99