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Fターム[3G018DA74]の内容

Fターム[3G018DA74]に分類される特許

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【課題】カム軸間狭小化によるエンジンのコンパクト化を阻害することなく、カムホルダの肉厚化および大型化を抑制し得る油路構造を備えた動弁機構を提供する。
【解決手段】シリンダ軸線7方向に互いに異なる高さ位置に配置され、ともにVTCアクチュエータ17、18を備えた吸気カムシャフト8及び排気カムシャフト9と、シリンダヘッド4と協働して排気カムシャフト9の第1軸受28を形成する中間カムホルダ31と、中間カムホルダ31と協働して吸気カムシャフト8の第1軸受26を形成するアッパカムホルダ32とを有するエンジン1の動弁機構において、ロア側の排気側VTCアクチュエータ18への排気側進角油路60のうち、中間カムホルダ31およびアッパカムホルダ32に形成するホルダ内油路64を、アッパカムホルダ32に設けたアッパホルダ内油路64Bを含むように構成する。 (もっと読む)


【課題】作動液入出を制御する制御弁の高い制御性を確保する。
【解決手段】リニアソレノイド70は、通電により磁束を発生するコイル73と、コイル73の発生磁束が通過する筒状の固定コア75と、固定コア75の内周側に配置される可動コア781と、制御弁60のスプール68が同軸上に押し当てられる出力軸780とを一体組み付けしてなり、コイル73の発生磁束が固定コア75と共に可動コア781を通過することにより、出力軸780が当該可動コア781と共に軸方向に往復移動する可動体78と、可動体78を往復移動可能に且つ回転可能に、外周側から支持する軸受76,77と、を有し、出力軸780は、軸方向及び径方向に対して傾斜する斜面としてのテーパ凹面782を形成し、スプール68の中心線Oからの偏心箇所においてテーパ凹面782を、スプール68の形成する球面状端面680に軸方向に接触させる。 (もっと読む)


【課題】二重カム軸構造によって作用角を可変にするにあたり、同一の燃焼室に対して設けられる同種の機関弁それぞれの作用角を互いに同様に変更可能にすることで、作用角を擬似的に可変にする場合に発生し得るポンピングロスによる燃費悪化やエンジン性能の低下を回避可能な内燃機関の可変動弁装置を提供する。
【解決手段】可変動弁装置1は外部カムシャフト11と、内部カムシャフト12と、第1のカム13と、第2のカム14とを備えている。カム13、14は内燃機関の同一の燃焼室Eに対して設けられる機関弁30それぞれに対してセットで設けられている。カム13、14のノーズ部Nそれぞれは回転中心からの距離が一定となるように設けられた先端部Tを備えている。 (もっと読む)


【課題】 所望の弁開閉タイミングを応答よく的確に調整可能なバルブタイミング調整システムを提供する
【解決手段】 S101においてエンジンの運転状態を検出する。次にS102において、クランクシャフトに対するカムシャフトの回転位相が進角作動中または遅角作動中であるか否かを判定する。カムシャフトの回転位相が進角作動中または遅角作動中である場合、S103において、カムシャフトの回転位相が目標位相に到達するまでに要する時間である目標到達時間を算出する。次にS104において、算出した目標到達時間が所定の目標時間以上であるか否かを判定する。目標到達時間が所定の目標時間以上であると判定される場合、S105において、位相調整部に供給されるオイルの圧力を高く設定する。これにより、カムシャフトの回転位相を短時間で目標位相に変更することができる。 (もっと読む)


【課題】進角室・遅角室へのオイル充填時にエンジンの潤滑にまわすオイル量を確保できるようにする。
【解決手段】油圧制御弁25がオイル充填モードから変化できない異常が発生したときにエンジン回転速度が所定回転速度以上、及び/又は、オイル温度が所定温度以下であれば、エンジン11の潤滑にまわすオイル量を確保できると判断して何もしないが、エンジン回転速度が所定回転速度以下、及び/又は、オイル温度が所定温度以上であれば、オイルポンプ28を駆動するエンジン回転速度を、エンジン11の潤滑にまわすオイル量を確保できる回転速度まで上昇させる。或は、オイルポンプ28が可変容量ポンプである場合は、オイルポンプ28の容量をエンジン11の潤滑にまわすオイル量を確保できる容量まで増加させるようにしても良い。 (もっと読む)


【課題】吸気弁の外部ロータと内部ロータとの相対回転角を最遅角に設定してエンジンを始動する際の相対回転角を安定させる。
【解決手段】エンジンを自動始動する際に、外部ロータ11と内部ロータ12との間に形成される遅角室Cbにアキュムレータ27の作動油を供給し、外部ロータ11と内部ロータ12と一時的に最遅角に拘束し、この後、相対回転角を進角方向に変化させて中間ロック機構Lによるロック状態に移行する。 (もっと読む)


【課題】進角室又は遅角室に対する流体の制御性を向上させつつ、小型でエンジンへの搭載性のよい弁開閉時期制御装置を提供する。
【解決手段】進角室又は遅角室に対する流体の供給又は排出の制御を行う流体制御弁部2と、駆動側回転部材に対する従動側回転部材の相対回転を最遅角位置と最進角位置との間の中間位置にロックする中間ロック流路に対する流体の供給又は排出の制御を行うロック制御弁部100と、エンジン始動時に流体制御弁部2に流体を供給するアキュムレータ110を制御するアキュムレータ制御弁部120と、を備え、駆動側回転部材または従動側回転部材を挟んでカムシャフトとは反対側に流体制御弁部2、ロック制御弁部100及びアキュムレータ制御弁部120を備えると共に、ロック制御弁部100を制御するソレノイド101とアキュムレータ制御弁部120を制御するソレノイド101とを共有した。 (もっと読む)


【課題】機関を自動的に停止させた場合にも、油圧によらずにバルブタイミングを保持することが可能な内燃機関のバルブタイミング制御装置を提供する。
【解決手段】遅角油圧室11と進角油圧室12に油圧を選択的に給排することによって、スプロケット1に対してベーンロータ9を遅角側あるいは進角側へ相対回転させる。ベーンロータの大径部15eにそれぞれ設けられた第1、第2ロックピン27,28が第1、第2ロック穴24、25に係合されることによって、最進角側と最遅角側の中間回転位置でベーンロータの相対回転を規制する一方、第1ロックピンが第2ロック穴に係合されることによって、ベーンロータを最遅角位置にロックするようになっている。 (もっと読む)


【課題】 比較的簡単かつ低コストな構成でありながら、内燃機関の油圧式可変バルブ装置における油圧機構の故障等の異常を精度良く診断することができる油圧式可変バルブ装置の異常診断装置を提供する。
【解決手段】 本発明は、油圧式可変バルブ装置100の異常診断装置500であって、オイル供給通路210の途中に電磁弁220を備え、電磁弁220を閉弁した状態として、電磁弁220よりオイル供給方向上流側の高圧側通路内の油圧を高圧に維持してバルブ110の開閉動作を行わせる一方で、電磁弁220を開弁することで高圧側通路内の油圧を、電磁弁220よりオイル供給方向下流側の低圧側通路に解放させてバルブ110の閉弁時期を可変に制御するものにおいて、電磁弁220の開弁後の高圧側通路内の油圧の低下度合いに基づいて、油圧式可変バルブ装置100の異常の有無を診断することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 単一のVTCアクチュエータをもってカム位相と開角との可変制御を実現した開弁特性可変型内燃機関を提供する。
【解決手段】 エンジンECUは、第2ロックピン36の作動油を第2ロック解除油路58から排出させた状態のまま、進角側油路55を介して進角側油室51a〜54aに作動油を供給する一方、第2ロックピン36の作動油を第2ロック解除油路58から排出させる。これにより、ロータ23が進角側に回転してインナカムシャフト62(第2カム73)のカム位相は最進角となるが、アウタカムシャフト61(第1カム68)は、第2ロックピン36によってハウジング22に固定されていることから、そのカム位相が最遅角のままとなる。その結果、第1カム68のカムプロフィールと第2カム73のカムプロフィールとにより、有意に広い開角が形成される。 (もっと読む)


【課題】ハウジングに対するベーンロータの相対回転角をタイムリーに検出することができる内燃機関のバルブタイミング制御装置を提供する。
【解決手段】ハウジング5に対してベーンロータ7を相対回転させて回転位相を変更する位相変更機構と、ハウジングに対してベーンロータを進角方向または遅角方向に付勢するコイルスプリング50と、該コイルスプリングの他端部50bを支持し、コイルスプリングの付勢力に応じて歪み変形可能な支持部材51と、該支持部材の歪みを検出すると共に、該歪みの検出信号をコントロールユニットに無線で送信する歪みセンサ52と、を備えている。 (もっと読む)


【課題】ロック機構のロック解除作動を容易かつ確実に行うことができるバルブタイミング制御装置に用いられる制御弁を提供する。
【解決手段】電磁切換弁のスプール弁体を、ポンプ吐出通路と進角通路及び遅角通路の両方に連通させる共に、ロック通路とドレン通路を連通させる第1ポジションと、吐出通路に進角通路及びロック通路の両方を連通させると共に、遅角通路とドレン通路を連通させる第2ポジションと、吐出通路に遅角通路及びロック通路の両方を連通させると共に、進角通路とドレン通路を連通させる第3ポジションと、吐出通路とロック通路を連通させる一方、進角通路と遅角通路の両方を遮断する第4ポジションと、進角通路と遅角通路及びロック通路の全てと吐出通路を連通させる第6ポジションに切り換え可能に形成した。 (もっと読む)


【課題】ベーンロータとハウジングロータとの衝突が生じる頻度を少なくすることのできる内燃機関の可変動弁装置を提供する。
【解決手段】この可変動弁装置は、吸気バルブタイミングを変更するバルブタイミング可変機構と、このバルブタイミング可変機構の遅角室および進角室の潤滑油の供給状態を変更する第1OCVとを備える。進角室が閉鎖される状態かつ遅角室への潤滑油の供給が許容される状態を形成する第1OCVの動作状態を「準遅角状態」とする。そして、吸気バルブタイミングが最遅角位相VTminのとき、第1OCVの動作状態を準遅角状態に設定する。すなわち第1OCVのデューティを遅角準不感帯ARLに変更する。 (もっと読む)


【課題】オイルの内部侵入を効果的に抑制し得る焼結金属製のオイルシール部材を特段のコスト増を招くことなく量産可能とする。
【解決手段】可変バルブタイミング機構100を構成するロータ101とハウジング103の間に形成される油圧室106を液密的に区画する焼結金属製のオイルシール部材1である。オイルシール部材1は、軸受用の焼結金属材料で形成され、ロータ101の回転方向で対峙する互いに平行な一対の側面4,4と、両側面4,4の間を周回する複数面からなり、そのうちの一つがハウジング103の内径面と摺動する周回面とを備える。周回面は、凹凸状の上面2、ハウジング103と摺動する下面3、一対の端面5,5、及び一対の傾斜面6,6からなる。このオイルシール部材1は、一対の側面4,4及び周回面が、何れも成形面とされ、さらに詳しくは、成形金型摺動により形成された摺動痕Sを有する成形面とされる。 (もっと読む)


【課題】ハウジングとベーン部材との相対回転角度を十分に確保しつつシューの強度を確保することができるバルブタイミング制御装置を提供する。
【解決手段】第1〜第4のシュー8a〜8dが設けられた筒状のハウジング本体11と、前記各シューの間に形成される各4つの遅角・進角油室9,10に隔成する4枚のベーン22〜25とを有し、ハウジングに対して進角側あるいは遅角側に回動するベーン部材7と、を備え、第1ベーン22が第1シュー8aと第2シュー8bに円周方向から当接することによって最進角と最遅角の位置が規制され、第1シューのベーンが当接しない側の隅部18aの曲率半径を、第3、第4シュー8c、8dの隅部8eの曲率半径よりも大きく形成した。 (もっと読む)


【課題】開弁が失敗したままエンジンサイクルが終了することが防止される弁開閉制御装置を提供する。
【解決手段】計算開始タイミングtcalで計算を開始し、正ドライブ開始タイミングtmainと時間幅wmain及び副ドライブ開始タイミングtsubと時間幅wsubを算出しておき、正ドライブ開始タイミングtmainから正時間幅wmainまで開弁パルス信号を出力し、その後、実リフト量がしきい値S2に満たないときには、副ドライブ開始タイミングtsubから副時間幅wsubまで副開弁パルス信号を出力する。 (もっと読む)


【課題】エンジン内のクランクシャフトとカムシャフトとの間の位相関係を変更するためのカムシャフト位相器を提供すること。
【解決手段】このカムシャフト位相器はローブを有するステータを含む。ステータ内に配置されるロータがステータローブが差し込まれたベーンを有し、互い違いの進角室および遅角室を画定する。ロータとステータとの間での相対回転を防止するためにロックピンシートに選択的に係合されるロックピンが設けられる。圧縮オイルによりロックピンがシートから外され、一方でロックピンをシートに係合させるためにオイルが排出される。位相関係制御バルブがロータ内に同軸に配置され、室に入るおよび室から出るオイルの流れを制御する。ロックピンオイル通路が、カムシャフト位相器の外側に配置されるロックピン制御バルブからの入力に基づいてロックピンまでオイルを連通させたりロックピンからオイルを連通させたりする。制御バルブは互いに無関係に動作可能である。 (もっと読む)


【課題】二重構造カムシャフトの相対角位置を精度良く調整する。
【解決手段】被駆動ステータ4を有する揺動形アクチュエータ調整装置1に関する。この被駆動ステータ4には、第1の油圧力伝達経路を介して第1のロータが続く。この第1のロータには、第2の油圧力伝達経路を介して第2のロータが続く。第2のロータは、第2のカムシャフト部分18に回転不能に連結されている。この第2のカムシャフト部分18は、第1のカムシャフト部分17に同軸に配置されている。この第1のカムシャフト部分17は、第1のロータに回転不能に連結されている。2つのロータの互いに対する相対角位置は、この2つのロータの連続した配置によって極めて正確に調整することができる。 (もっと読む)


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