説明

曙ブレーキ工業株式会社により出願された特許

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【課題】推力検出手段21の、組付性、配線の取り回しの容易性、耐熱性、検出精度の確保を図る。
【解決手段】キャリパ5aの底板部29の裏側面30に、前記推力検出手段21を設ける。この推力検出手段21を、温度変化に基づく検出値のずれを補正する為の温度補正用歪ゲージ32と、前記裏側面30の歪を検出する為の歪検出用歪ゲージ33、33とにより構成する。そして、前記温度補正用歪ゲージ32を、前記裏側面30に設けた凹部35に内嵌固定した柱状部材36の平坦面38に貼付する。 (もっと読む)


【課題】後処理が面倒になる化学物質を使用せずに、封孔処理に関して優れた耐久性を確保できる処理方法を提供する。
【解決手段】アルミニウム製の部材の表面に陽極酸化皮膜を形成してから、この陽極酸化皮膜の表面にプラズマ処理を施した後、この表面に撥水性及び撥油性を有する化学物質の分子を吸着させて、この表面に単分子皮膜を形成する。前記部材の表面をプラズマ処理した後、30分以内にこの表面に単分子皮膜を形成する為の処理を開始する。前記単分子皮膜を形成する化学物質の分子は、機能部位にフッ化炭素基を、反応部位にメトキシシリル基を、それぞれ有する。 (もっと読む)


【課題】組み付け性、及びパッドの戻り性の良さを確保しつつ、ガタツキによるラトル音やクロンク音、及び鳴きを抑えることのできるディスクブレーキを供給する。
【解決手段】アンカリングポイントPをパッド摩擦面中心Aよりもロータの径方向内周側に配したパッド50a(50b)と、パッド50aを押圧する押圧部を有する第1のパッドクリップ30と、パッド50及び第1のパッドクリップ30を組み付けるキャリパボディ12とを備え、パッド50aは、プレッシャプレート52に突起部56を有し、第1のパッドクリップ30における押圧部を突起部56に接触させて、パッド50aが制動時に回転しようとする矢印Mで示す回転方向と同一方向に付勢力を与えつつキャリパボディ12における回出側トルク受け部26に押し当てるように組み付けたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】両ブレーキディスク2a、2aと鉄道車両用車輪3とを結合固定する為のボルト10の軸力の低下を抑える。更に、このボルト10の軸力を確保できなくても、前記両ブレーキディスク2a、2aと前記鉄道車両用車輪3との支持強度を確保可能にする。
【解決手段】これら両ブレーキディスク2a、2aを軸方向両側から挟む位置に一対の環状座板16、16を、補強筒17、17と第二ボルト21とナット22とにより固定する。そして、前記ボルト10の両端部を、前記両環状座板16、16に形成した通孔19、19に、変位を阻止した状態で挿通する。この構成により、前記ボルト10の姿勢を安定させると共に、前記両ブレーキディスク2a、2aの固定に寄与する摩擦面積を広くして、上記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】簡易にリターンスプリングの飛び出し、落下を防止することができ、ブレーキパッドの減りによる機能面の影響の少ないディスクブレーキ装置用リターンスプリングの配置方法を提供する。
【解決手段】折返し部とアーム部とを有し、ディスクブレーキ装置において対向配置されるブレーキパッドをロータから離間させるために、前記ブレーキパッドに対して前記ロータの回入方向と回出方向のそれぞれに配置されるリターンスプリングの配置方法であって、2つの前記リターンスプリングにおける前記折返し部を向かい合わせ、当該向かい合わせた2つの前記リターンスプリングにおける折返し部をそれぞれ連結させた状態で前記ブレーキパッドに配置し、連結した2つの前記リターンスプリングにおける前記アーム部の先端により前記ブレーキパッドにおけるライニング相当部の側面を挟持する。更にアーム部の先端が過度に拡開しないよう拡開抑制部をパッドクリップに設けることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】推力発生機構7a、及び、予圧を付与した軸力センサ18を含む測定ユニットを、キャリパ4aに対して容易に組み付けられる様にする。そして、所望の制動力を安定して得られる構造を実現する。
【解決手段】電動モータ8aにより回転駆動される駆動スピンドルの中間部に設けた鍔部23と軸力センサ18との間に、スラスト転がり軸受24を設ける。これら鍔部23及びスラスト転がり軸受24をケースユニット26内に収納した状態で、弾性部材25により前記軸力センサ18を、前記スラスト転がり軸受24を介して弾性的に押圧し、この軸力センサ18に予圧を付与して軸力測定ユニット41とする。この軸力測定ユニット41は、広い場所で組み立ててから、前記キャリパ4aのシリンダ空間6a内に組み込む。 (もっと読む)


【課題】非制動時、制動時を問わず、キャリパ5aに対するインナ側、アウタ側両パッド10a、11aの姿勢を安定させて、非制動時だけでなく制動時にも、これら両パッド10a、11a部分で異音や振動が発生するのを防止する。
【解決手段】上記両パッド10a、11aと上記キャリパ5aとの間にパッドスプリング14aを組み付ける。そして、非制動時に上記両パッド10a、11aに加わるモーメントの方向と、上記パッドスプリング14aを構成する両付勢部33及び両係止部34から付与される力により上記両パッド10a、11aに作用するモーメントの方向とをそれぞれ同じとする。これにより、これら両パッド10a、11aの姿勢を非制動時と制動時とで同じ状態に保つ事ができて、上記課題を解決できる。 (もっと読む)


【課題】耐摩擦特性、耐熱性に優れ、かつ製造コストが低く経済性に優れるブレーキ用ディスクロータを提供する。
【解決手段】アルミニウム合金よりなるディスクロータ本体の表面に、高速フレーム溶射法によりCu合金の粉末をコーティングして形成した皮膜層を有し、該皮膜層のビッカース硬度が150以上300以下であり、皮膜層の厚さが50μm〜500μmであるブレーキ用ディスクロータ。 (もっと読む)


【課題】小型でしかも大きな制動力を得られ、且つ、十分な耐久性を確保できる構造を実現する。
【解決手段】インナ、アウタ両パッド2a、3aをロータの両側面に押し付ける為、キャリパ5a内に組み付けた推力発生機構8aを、推力の伝達方向に関して互いに直列に設けられた第一、第二両増力機構19、20により構成する。このうち、電動モータ9a側である前段側の第一増力機構19はボール・ランプ式のもので、後段側の第二増力機構20aは梃子式である。この第二増力機構20aの増力比に相当する分、前記第一増力機構19に加わるスラスト荷重を低減できて、上記課題を解決できる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、シール溝を形成する際に特殊刃形状をした総形バイトを使用することにより、シール溝の寸法管理を容易に行なうことができるシール溝形成方法およびそれを使用してシール溝を形成したディスクブレーキを提供することを目的とする。
【解決手段】シリンダ内面にピストンシール溝を加工する方法であって、前記シール溝4は、少なくとも溝部の軸方向の前後の何れか一方に段差6を形成する刃5を有するシール溝部加工用の総型バイトで加工することを特徴とするシール溝部加工方法である。 また前記段差は略深さ0.2mm、長さ2mm程度であり、段差は平面、曲面のいずれかで形成されていることを特徴とするシール溝加工方法である。さらに、ディスクブレーキ用のシリンダ内に加工されるピストンシール溝を、前記に記載したシール溝加工方法により加工したことを特徴とするディスクブレーキである。 (もっと読む)


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