説明

クボタシーアイ株式会社により出願された特許

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【構成】 地下灌漑システム10は、耕作地200の地中に埋設される遮水部材12を含み、地下から水を供給して土壌中の水分を植物の生育にとって適切な状態に保つ。遮水部材は、遮水性を有する材質によって細長い溝状に形成され、その長手方向が耕作地200の傾斜に沿うように地中に埋設される。遮水部材12内の底部には、吸水性および保水性を有する保水部材14が設けられ、この保水部材14を介して、給水部材16が配設される。この地下灌漑システム10では、灌漑時には、給水源30からの水が給水部材16によって保水部材14に給水される。そして、保水部材14が吸収して保水した水が上側の土壌に毛細管現象によって吸い上げられて供給される。
【効果】 水位管理器等の設備を必要とすることなく、作土層の水分量を可及的均等に保つことが可能であるので、傾斜地にも好適に用いることができる。 (もっと読む)


【構成】 管路更生工法では、先ず、筒形状に成形した保護シート14の先端部分を先導ヘッド68に取り付けて、その先導ヘッドを既設管路100の内面に接触しないように挿通治具40の後方側に固定し、挿通治具40を牽引ワイヤ30で牽引して既設管路100内に引き込むことにより、既設管路100内に保護シート14を敷設する。そして、挿通治具40の後方側に新設管12の先端部分を固定し、挿通治具40を牽引ワイヤ30で牽引して既設管路100内に引き込むことにより、保護シート14内に新設管12を挿入する。
【効果】 新設管や保護シートが既設管路の内面の突起などと接触して損傷することを防止できる。 (もっと読む)


【構成】 防汚パネル部材10は、基板20および陽極要素22を含み、複数が連結されることによって防汚パネル(12)を形成する。基板20は、絶縁材によって形成され、本体24、第1嵌合部26、および隣り合う第1嵌合部26と嵌合される第2嵌合部28を含む。陽極要素22は、本体24の表面側を覆い、かつ第1嵌合部26を覆うまで延びると共に、第2嵌合部28を覆うまで延びるように基板20に貼り付けられる。
【効果】 防汚パネルを形成したときに、陽極要素の端縁が露出しないので、陽極要素の捲れが防止され、陽極体の通電性を長期間に亘って安定的に確保できる。 (もっと読む)


【構成】 パネル取付部材10は、海水の電気分解によって海生生物の壁面への付着を防止する防汚システム(100)に用いられる。パネル取付部材10は、ステンレス鋼などによって形成されるレール部38および固定具取付部40を含む。レール部38は、板状の第1片42と第1片42の一方側端から立ち上がる第2片44とを有する。また、レール部38の内面側には、絶縁体48が設けられる。このようなパネル取付部材10は、レール部38の内面側に防汚パネル(12)の端部を嵌め込むようにして壁面に固定される。
【効果】 陰極および陰極用導電体として機能できると共に、防汚パネルの端部を固定する端部固定部材としても機能し、防汚パネルの脱落や剥離を防止することができる。 (もっと読む)


【構成】 地下灌漑システム10は、地下に埋設される遮水部材12、および給水部材14,14a,14bを含み、地下から水を供給して土壌中の水分を植物の生育にとって適切な状態に保つ。遮水部材12は、波形管を軸方向に沿って2つに切断した半割り管であり、その管内面側には、軸方向に間隔を隔てて並ぶ複数の溝部20が形成される。この地下灌漑システム10では、灌漑時には、給水源16からの水を給水部材14,14a,14bによって遮水部材12の溝部20内に供給して、溝部20内に重力水状態の土壌部28を形成し、そこから毛細管現象によって土壌に水を供給する。
【効果】 水位管理器等の設備を必要とすることなく、土壌部の重力水の水位を適切に保つことができるので、傾斜地にも好適に用いることができる。 (もっと読む)


【構成】 地中灌水システム10は、耕作地(100)の地下に埋設される給水管12を含み、この給水管12から土壌に水を供給する。給水管12の管内面側には、軸方向に間隔を開けて並ぶ複数の溝部20が形成され、各溝部20には、周方向に所定間隔で配置される複数の孔26が形成される。灌水時に、給水源(16)から給水管12内に供給された水は、各溝部20に振り分けられて、各孔26を通って徐々に土壌に供給される。
【効果】 ポンプ等の特別な送水設備を用いることなく、傾斜地に対しても好適に用いることができる。 (もっと読む)


【構成】 更生管路10は、既設管路30と同軸方向に延びる筒形状の保護シート14を既設管路30内に引き込んで、その保護シート14内に新設管12を挿入することによって形成される。新設管12は、ポリオレフィン系合成樹脂製の管路部材16どうしを突き合わせて、それらをバット融着接合することによって形成される。また、保護シート14は、ポリエチレンなどの合成樹脂によって長尺の矩形の平板状に形成され、その幅方向の両端部を中央側に巻き込むことによって、筒形状に成形される。
【効果】 既設管路内へ新設管を挿入する際に、新設管が既設管路の内面の突起などと接触して損傷することがない。 (もっと読む)


【構成】 管路補修部材10は、管本体12および補強繊維14を含み、既設管路100内で拡径されてその内面と密着することによって、既設管路100を補修する。補強繊維14は、一般繊維によって形成される芯糸(22)と高強度繊維によって形成されて芯糸(22)の外面に巻き付けられる鞘糸(24)とを含む複合糸であり、管本体12の管壁部に周方向に巻回される。管路補修部材10が拡径される際には、芯糸(22)が伸長または破断し、それに伴って螺旋形状であった鞘糸(24)が真っ直ぐに伸びるように変形することによって、管路補修部材10が拡径可能となる。
【効果】 補強繊維によって補強しながらも拡径可能であり、かつコストを低減できる管路補修部材を提供できる。 (もっと読む)


【構成】 ライニング装置10は、ガイドフレーム14を備え、このガイドフレーム14には、ガイドフレーム14上を移動可能な製管ユニット16が装着される。製管ユニット16は、ガイドフレーム14上を所定の速度で移動し、ストリップ202を既設管200内面に沿わせるとともに、そのストリップ202と、製管された後のライニング管206のストリップ202とをジョイナ204で接合する。また、ガイドフレーム14には、製管ユニット16よりも後方に、コーナ押さえユニット58が設けられる。コーナ押さえユニット58は、既設管200の角部208において、ライニング管206を押さえ付ける。
【効果】 ライニングによる断面縮小率を小さくすることができる。 (もっと読む)


【構成】 ライニング装置10は、走行ユニット12に支持されるガイドフレーム14、およびガイドフレーム14上を移動可能な製管ユニット16を備えている。既設管200内にライニング管206を製管する際には、走行ユニット12を作動させるとともに、製管ユニット16にガイドフレーム14上を所定の速度で移動させる。そして、押し付けユニット84の押し付け手段112,114,116,124によってストリップ202を既設管内面との間に挟み込ん既設管200の内面に押し付けるとともに、押し付けユニットの後方を移動する嵌合ユニット82の嵌合手段98,100,102,106によって、押し付け手段112,114,116,124が既設管200内面に押し付けたストリップ202と、これに隣接するライニング管206とを嵌合させる。
【効果】 非円形の既設管に対しても、既設管の内面に密着させたライニング管を製管することが可能になる。 (もっと読む)


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