説明

クボタシーアイ株式会社により出願された特許

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【課題】安定した排水性能を発揮する配管構造を実現する。
【解決手段】排水管継手は、鞘管および内管を備え、建築物の基礎100を貫通する鞘管内に、屋内排水管106と屋外排水管108とを接続する内管が挿通される。鞘管は、所定の角度をなす第1鞘管部16および第2鞘管部18を含み、それらを組み合わせることによって形成される。第1鞘管部16は、その一端が屋内に開口する。第2鞘管部18は、第1鞘管部16の他端から連通し、屋外に開口する。また、内管は、それぞれ可撓性を有さない屈曲内管部20、第1内管部22および第2内管部24を接続することによって、鞘管から抜き差し可能に形成される。このため、内管にフレキシブル管を用いる場合と比較して、管内面の平滑性に優れる。また、内管を壁際に下りてくる屋内排水管106の周辺に立ち上げて、内管と屋内排水管106とを単純な配管で接続することができる。 (もっと読む)


【課題】製品の美感を損なうことなく、内層と外層とを適切に密着させることが可能な多層射出成形品及び管継手を提供する。
【解決手段】多層射出成形品10は、内層14と外層16とを備えている。内層14は、第1金型の内部にコアを配置して形成した第1キャビティ内に第1樹脂を射出することによって形成される。また、外層16は、内層14の外側に積層され、内層14の外面の全体を被覆するとともに、内層14の開口端の端面を被覆している。外層16は、成形後に不要なゲート部分を除去した内層14を、コアを挿入した状態のまま第1金型よりも大きいサイズの第2金型内に配置して形成した第2キャビティ内に、第2樹脂を射出することによって形成されるため、多層射出成形品の美感が損なわれてしまうことがなく、しかも境界部分での内層と外層との分離が生じにくい。 (もっと読む)


【構成】 自在継手10は、受口継手12および差口継手14を備え、受口継手12と差口継手14との相対的な位置を変えて接続することにより、角度調整することが可能である。受口継手12の直管部16の一方端面は、その軸に直交する面に対して第1角度で傾斜して形成され、この傾斜面20からこれに直交する方向を軸として傾斜受口18が形成される。差口継手14の直管部30の一方端部には、傾斜差口32が設けられ、この傾斜差口32の一方端部側には、その軸が直管部30の軸に対して第2角度で傾斜した差口先端面34が形成される。また、傾斜受口18と傾斜差口32との“回転しろ”には、リング部材50が設けられる。リング部材50は、中空円状に形成される板状体であり、傾斜受口18の傾斜面20と傾斜差口32の差口先端面34との間に介在される。
【効果】 自在継手の角度調整をスムーズに行うことができ、しかも安定した止水性能を発揮することが可能である。 (もっと読む)


【構成】 管端封止装置10は、更生管100の管端102を封止するために用いられるものであり、更生管100の管端102に挿入される栓部材12、および更生管100の外面側から管端102を締め付ける締め付け部材14を備えている。栓部材12は、円柱状に形成され、その外周面には、周方向の全長に亘る溝状の凹部(18)が形成される。締め付け部材14は、線部材28、および押さえ部材30を含み、栓部材12を管端102に挿入した状態で凹部(18)の位置に設けられる。線部材28は、更生管100を周回して、端部がそれぞれ上方に延び、押さえ部材30の開口44に通される。そして、開口44を通って押さえ部材30の上側に突き出した線部材28の端部のねじ山34が、ナット部材48に螺合される。
【効果】 施工性に優れ、しかも更生管の管端を適切に密封することが可能である。 (もっと読む)


【課題】耐久性を維持しつつ、施工性に優れる、更生パネル部材、ハンチ部材および劣化した構造物の壁面の更生方法を提供する。
【解決手段】更生パネル部材38は本体16を備える。本体16の第1端12側に受部40が形成され、本体16の第2端14側に係合部32、止水材36を嵌めた切欠34、および貫通孔が形成された窪み部18が設けられる。この貫通孔にアンカ52を挿入して、先行更生パネル部材38aを開水路50の内面に固定し、アンカ52を後続更生パネル部材38の本体16の第1端12側で覆いながら、先行更生パネル部材38aの係合部32に後続更生パネル部材38の受部40を嵌めて、この受部40を先行更生パネル部材38aの切欠34内に挿入する。アンカ52が更生パネル50の表面に現れず、隣り合う更生パネル部材38の表面が面一に揃い、開水路50内の流量は確保される。 (もっと読む)


【構成】 加熱装置10は、管更生部材100を加熱して軟化させるために用いられるものであり、管更生部材100を収容する加熱室12と、加熱室12内に取り付けられる加熱軟化温度測定装置14とを備えている。加熱軟化温度測定装置14は、管更生部材100と同じ合成樹脂材料からなる中実体(54)、および中実体(54)の内部に設けられる温度計(56)を含む。この加熱軟化温度測定装置14では、中実体(54)の外表面から温度計(56)の温度計測素子(56a)までの最短距離が管更生部材100の厚みに相関して設定されており、温度計(56)の周囲には、管更生部材100の難加熱部分(108)に近似した環境が作り出されている。
【効果】 温度計の測定結果から管更生部材の難加熱部分の軟化状態を把握することできるので、管更生部材をその難加熱部分が十分に軟化するまで加熱することができ、しかも、管更生部材を過剰に加熱して燃料や時間を無駄にすることもなくなる。 (もっと読む)


【構成】 内副管継手10は、継手本体12を備え、マンホール100の内壁面102に取り付けられて、流入下水が高所から落下することによるマンホール100底面108の摩耗や損傷、および下水の飛散を防ぐ。継手本体12は、可撓性を有する合成樹脂からなり、流入管104から流入する下水を受け入れる下水受部14、および内副管120を接続する立管部16を含む。下水受部14は、マンホール100壁面側に配置される第1管壁18、およびマンホール100中心側に配置される第2管壁20からなり、上部開口の漏斗状に形成される。第1管壁18は、可撓性を有しているので、サイズの異なる複数のマンホールの内壁面に沿うように変形可能である。
【効果】 1つの内副管継手をサイズの異なる複数のマンホールや枡に適用可能である。 (もっと読む)


【課題】配管同士の接続作業が容易であり、漏水が起こり難く、配管等の再利用が容易に行える継手付樹脂管、継手付樹脂管の連結構造及びこれらを用いた管路を提供する。
【解決手段】仮設配管用継手付樹脂管は、合成樹脂製の管本体1,2と、該管本体の端部に固定される金属製継手として受け口部材10又は挿し口部材20とからなる。受け口部材10が管本体1の一方端部に固定され、挿し口部材20が他方端部に固定される。受け口部材10は管本体1が挿入される被挿入部12aと、被挿入部と連通し挿し口部材を受け入れるべく軸方向に延在する内周面を有する受け口部11とを備える。挿し口部材20は管本体2が挿入される被挿入部22aと、被挿入部と連通し受け口部11に挿入された状態で受け口部材の内周面と対向する外周面を有する挿し口部21とを備え、管本体1,2の端面は被挿入部に内包される。 (もっと読む)


【構成】 防汚パネル部材10は、基板20および陽極シート要素22を含み、複数が連結されることによって防汚パネル(12)を形成する。基板20は、絶縁材によって形成される平板部24、平板部24の第1端26および第2端28のそれぞれに形成される第1嵌合部32および第2嵌合部38を含む。陽極シート要素22は、平板部の表面側を覆い、かつ端部が第1嵌合部32および第2嵌合部38まで延びるように基板20に貼り付けられる。防汚パネル部材10では、第1嵌合部32と第2嵌合部38とを嵌合することにより、隣り合う陽極シート要素22の端部同士が基板20によって均一に押し付けられて面接触する。
【効果】 隣り合う陽極シート要素の端部同士が均一に押し付けられて面接触するので、陽極シートの通電性を長期間に亘って安定的に確保できる。 (もっと読む)


【解決手段】電気融着継手10は、継手本体12、および継手本体12の表面に被せられる熱収縮チューブ14を備えており、被覆ポリエチレン管100どうしを接続するために用いられる。継手本体12の両端開口部は、被覆ポリエチレン管100の管端を受容する受口16となる。熱収縮チューブ14は、継手本体12の表面に紫外線等による劣化を防止するための被覆層を形成し、その両端部には、鍔部32が形成されている。鍔部32は、継手本体12の受口16の開口端からさらに軸方向に突出し、継手本体12の受口16が被覆ポリエチレン管100の管端を受容したときに、受口16の開口端と被覆ポリエチレン管100の外層104との間にできる隙間を覆う。
【効果】被覆ポリエチレン管どうしを接続するときの作業性に優れ、その上被覆層の脱落などに伴う耐候性の劣化を抑制できる。 (もっと読む)


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