説明

Fターム[4E082AA01]の内容

アーク溶接の制御 (2,462) | 溶接方法 (360) | 消耗電極式アーク溶接 (258)

Fターム[4E082AA01]の下位に属するFターム

Fターム[4E082AA01]に分類される特許

81 - 100 / 172


【課題】2ワイヤ溶接方法において、磁気吹きの発生によるアーク切れを抑制すること。
【解決手段】消耗電極と母材との間にピーク電圧Vpの印加とベース電圧Vbの印加とを1周期として繰り返すことによって溶接電流Iwを通電してアークを発生させて溶融池を形成すると共に、フィラーワイヤを前記溶融池に送給しながら溶接を行う2ワイヤ溶接制御方法において、前記ベース電圧Vbの上昇によって前記アークに磁気吹きが発生していることを判別(時刻t42)し、前記磁気吹きの発生を判別したときは前記フィラーワイヤに前記溶接電流Iwと同一方向の電流Ifを通電することによって磁気吹きを解消(時刻t43)させる。溶接ワイヤ及びフィラーワイヤに同一方向の電流が通電するために、磁気吹きによって偏向したアークに吸引力が作用して、アークの偏向を正常化する。 (もっと読む)


【課題】消耗電極式の交流アーク溶接において、アークスタート直後にアーク切れが頻繁に発生する場合がある。
【解決手段】ワイヤ送給速度がスローダウンワイヤ送給速度から定常溶接ワイヤ送給速度に到達するまでの期間または定常溶接ワイヤ送給到達して所定時間後まで直流アーク溶接制御で出力し、その後、ワイヤ送給速度が一定の定常溶接ワイヤ送給速度となった安定した状態で交流アーク溶接制御に切り替えることでアーク切れを抑制する。 (もっと読む)


【課題】ワークの精度のバラツキやギャップ量が変化する場合、ワイヤの突き出し長さが変化し短絡発生が不測のタイミングで発生する。特に突き出し長さが著しく変化する場合には転流のタイミングで短絡が発生する場合があり、その際アーク長が一定にならないためにアーク不安定やアーク切れやビ−ド幅の細りが発生するという課題があった。
【解決手段】ピーク電流とベース電流からなる逆極性電流を通電する逆極性期間と、正極性電流を通電する正極性期間とを交互に繰り返して溶接を行う交流アーク溶接方法であって、前記逆極性期間の終了時点でワイヤと母材が短絡している場合には、前記正極性期間とはせずに前記ピーク電流を出力して短絡を開放させ、その後前記ベース電流を出力した後に前記正極性期間にする。 (もっと読む)


【課題】低周波の切換周波数でアーク長を周期的に揺動させて溶接するアーク長揺動パルスアーク溶接方法において、溶接開始部分のビードに発生するブローホールを低減すること。
【解決手段】溶接ワイヤを送給すると共に、ピーク期間HTp、LTp中のピーク電流HIp、LIp及びベース期間HTb、LTb中のベース電流HIb、LIbを交互に繰り返して通電し、切換周波数で前記ピーク期間及び/又はピーク電流を変化させることによってアーク長を周期的に揺動させて溶接を行うアーク長揺動パルスアーク溶接制御方法において、溶接開始時点から予め定めた初期期間Ts中は、前記切換周波数(初期周波数fs)をそれ以降の定常期間の予め定めた定常周波数ftよりも低い値に設定する。これにより、溶接開始時の溶融池を十分に撹拌することができ、ブローホールの発生を低減することができる。 (もっと読む)


【課題】 従来の交流アーク溶接機は、リアクトルの主巻線に加え補助巻線を付加し、補助巻線に電流を通電しインダクタンス値を小さくしてスタートを良くしていた。
【解決手段】 直流電源回路と、インバータ回路とインバータ回路の出力を変換する主変圧器と、2次整流回路の出力を平滑するリアクトルと、第1スイッチング素子及び第2スイッチング素子からなる極性切換回路と、極性切換回路を駆動させる極性切換駆動回路と、溶接ワイヤ送給モータを駆動する送給モータ駆動回路と、溶接開始信号が入力されると送給モータ駆動回路を制御しワイヤが被溶接物に接触するまで第1スイッチング素子及び第2スイッチング素子を導通しリアクトルに飽和電流を通電し、ワイヤが被溶接物に接触すると第1スイッチング素子及び第2スイッチング素子を交互に導通するように極性切換駆動回路を制御する主制御回路と、を備えた交流アーク溶接機である。 (もっと読む)


【課題】消耗電極交流パルスアーク溶接において、電極マイナス極性電流比率を大きな値に設定しても、安定した溶接状態を維持すること。
【解決手段】電極プラス極性ピーク期間Tp中は臨界値以上の電極プラス極性ピーク電流Ipを通電し、続けて電極マイナス極性ピーク期間Tpn中は臨界値以上の電極マイナス極性ピーク電流Ipnを通電し、続けて電極マイナス極性ベース期間Tbn中は臨界値未満の電極マイナス極性ベース電流Ibnを通電し、続けて電極プラス極性ベース期間Tb中は臨界値未満の電極プラス極性ベース電流Ibを通電し、これらの通電を1周期として繰り返して溶接を行う。電極プラス極性ピーク期間Tp及び電極マイナス極性ピーク期間Tpnを設けることによって、電極マイナス極性電流比率が大きな値に設定されたときでも、1パルス1溶滴移行状態を維持することができ、安定した溶接状態となる。 (もっと読む)


【課題】交流パルスアーク溶接によるインコネルの肉盛り溶接において、所望の希釈率のビード形状を容易に形成することができるようにする。
【解決手段】電極マイナス極性期間中は電極マイナス極性電流を通電し、電極プラス極性期間中はピーク電流及びベース電流を通電し、前記電極マイナス極性期間を調整することによって電極マイナス極性電流比率を適正化して溶接する交流パルスアーク溶接によるインコネルの肉盛り溶接方法において、希釈率設定値Rkを予め設定し、この希釈率設定値Rkを入力として予め定めた期間設定関数TNRによって前記電極マイナス極性期間Tnrを算出し、この算出された電極マイナス極性期間Tnrによって前記電極マイナス極性電流比率を適正化し、前記希釈率設定値Rkによって設定された希釈率のビード形状を形成する。 (もっと読む)


【課題】パルスアーク溶接において、溶接電源の外部特性を適正化することによって高速溶接性を改善すること。
【解決手段】第1傾きKs1及び溶接電流基準値Is及び溶接電圧基準値Vsによって設定された溶接電源の外部特性を形成するパルスアーク溶接の出力制御方法であって、溶接中にアーク長が大きく変動したとき(ΔV>ΔVt)は、前記第1傾きKs1を第1傾きの絶対値よりも小さな絶対値の第2傾きKs2に置換して外部特性を形成するパルスアーク溶接の出力制御方法において、溶接速度Ssが速くなるのに伴い前記第1傾きKs1及び/又は前記第2傾きKs2の絶対値が小さくなるように変化させる。これにより、溶接速度が速くなると、外部特性の傾きの絶対値を小さくすることによってアーク長制御系のゲインを大きくすることができ、外乱に対する高速溶接性を改善することができる。 (もっと読む)


【課題】ピーク電流及びベース電流をフィードバック制御することによってアーク長制御を行う消耗電極パルスアーク溶接において、小電流域における溶滴移行状態を良好にすること。
【解決手段】溶接電圧設定値Vrと溶接電圧の検出値Vdとの電圧誤差に応じて溶接電流変化量ΔIを算出する。また、予め設定されたピーク期間Tp、ベース期間Tb及び配分比率α(0≦α≦1)を入力として、ピーク電流設定信号Ipr=Ipr(n−1)+(ΔI×(Tp+Tb)×α/Tp)を算出してピーク電流を制御する。同時に、ベース電流設定信号Ibr=Ibr(n−1)+(ΔI×(Tp+Tb)×(1−α)/Tp)を算出してベース電流を制御する。これによって溶接電流変化量ΔIのベース電流への配分をピーク電流に比べて小さくすることができ、小電流域における溶滴移行状態を良好にすることができる。 (もっと読む)


【課題】 装置の構成が簡単で、かつ、スパッタの発生を大幅に低減できる消耗電極式の交流アーク溶接電源装置を提供すること。
【解決手段】 4個のスイッチング素子Ep1、Ep2、En1、En2を独立して制御する出力制御回路30と、溶接ワイヤ12と母材13との間が短絡状態かアーク状態かを検出する短絡検出回路36と、を設け、出力制御回路30は、溶接ワイヤ12と母材13が短絡した場合、現在オンされている第1の1対の前記スイッチング素子を予め定める期間T0オフし、その後、オフにした第1の1対のスイッチング素子の一方をオンし、溶接負荷に流れる電流が予め定める電流値Iasまで低下する間にリアクタ26に蓄えられたエネルギが放出させ、溶接負荷に流れる電流が予め定める電流値Iasまで低下したら、オフされている第1の1対のスイッチング素子の他方をオンし、予め定める期間T2溶接負荷に流れる電流を電流値Iasに保ち、その後予め定められている出力電流値に戻す。 (もっと読む)


【課題】薄鋼板の高速ガスシールドアーク溶接方法において、特に重ね継手部やT継手部を高速度で溶接する場合、ワイヤ狙い位置が変動しても溶接時に溶け落ちを発生することなく安定的な溶け込み量を確保しビード幅の広い良好な溶接ビードが得られる方法を提供する。
【解決手段】C:0.2〜0.7%、Si:0.05〜0.2%、Mn:0.2〜0.5%を含有するソリッドワイヤを用いて、パルスピーク電流Ip:380〜600A、パルスベース電流Ib:30〜80Aで、かつ前記パルスピーク電流Ip[A]とパルスピーク時間Tp[ms]が下記(1)式を満足するパルスを印加しつつ溶接する。120≦Ip×Tp≦380(1) (もっと読む)


【課題】 生成される溶融池が一つとなる2電極TIG溶接では、入熱量が大きくなり、溶接開始、溶接終了点での極め細やかな溶接ができず、捨て板部材などを多く必要とし材料効率が悪い。また互いのアーク干渉を防止するための制御が必要となる。また、互いの電極間距離を短くするために専用の、かつ複雑な溶接トーチ構造を必要とする。
【解決手段】 多電極TIG溶接において、電極間距離を互いのアークが干渉しない距離に離して配置して簡単なトーチ構造とし、かつ、アーク干渉を防止する。また、それぞれの溶融池に対して独立して溶接制御を行うことを可能とし、極め細やかな溶接制御を行うことができる。 (もっと読む)


【課題】アーク電流が小さい場合においても、アーク放電の安定化及びアーク放電の消弧を防止することが可能であるアーク放電用電源装置を提供する。
【解決手段】制御回路10は、電圧正帰還制御回路20、及び加算器15をさらに有し、電圧正帰還制御回路20は、アーク放電負荷に印加されるアーク電圧を検出し、アーク電圧検出値23を出力するアーク電圧検出部16と、アーク電圧検出値23のノイズ成分及び直流成分を除去するフィルタ17と、ノイズ成分及び直流成分を除去されたアーク電圧検出値23を増幅し、アーク電圧制御量24として加算器15に出力する調節器18とを有し、加算器15は、アーク電流制御量22にアーク電圧制御量24を加算して制御量19とし、直流交流変換器手段は、制御量19が増加すると、前記直流交流変換器手段が有する半導体スイッチが前記アーク電流を増加させるように動作する。 (もっと読む)


【課題】消耗電極アーク溶接において、溶接用ケーブルが長いときでも溶接ワイヤと母材との間が短絡状態又はアーク発生状態にあるかを正確に判別して、高品質な溶接を行えるようにする。
【解決手段】溶接電圧Vwと短絡基準値Vtとを比較し、溶接電圧Vwが短絡基準値Vt以下のときは短絡状態と判別し、溶接電圧Vwが短絡基準値Vtよりも大きいときはアーク発生状態と判別する。短絡基準値Vtは、溶接電流値に応じて変化し、かつ、アーク発生状態のときには上限値を設ける。この上限値は溶接電流の関数として設定する。これにより、アーク発生直後の溶接電圧Vwの急減に起因する短絡状態の誤判別を防止することができる。 (もっと読む)


【課題】 アーク再発生直後の溶接出力電流を、設定した所定期間アーク再発生直前の溶接出力電流より高くなるように短絡開放電流に応じた電流に制御するものでは、溶接中の短絡開放電流というものは殆ど一致することはなくバラツキがあることから、アーク再発生直後の溶接出力電流も異なる溶接電流を出力するため、絶えずアーク長が異なり、比較的アーク不安定になりやすく、短絡周期が変動し、スパッタが増加する場合がある。
【解決手段】 アーク検出直後は短絡解放電流に応じて溶接電流を所定時間出力する制御と、固定値の溶接電流を所定時間出力する制御の2種類の制御方法を切り替え可能であり、アークスタート期間と定常溶接期間との識別や、短絡状態の強弱により、2種類の制御を使い分けることで、スパッタ発生量を低減する。 (もっと読む)


【課題】消耗電極アーク溶接電源において、所望の外部特性及び所望のインダクタンス値を電子的に形成して、溶接品質の向上を図る。
【解決手段】外部特性関数回路ERFは、複数子の外部特性を内蔵しており、溶接電流検出信号idを入力として溶接電源の出力電圧設定信号Erを出力する。インダクタンス設定回路LRは、溶接電源の適正インダクタンス値を設定するためのインダクタンス設定信号Lrを出力する。電流設定変化量算出回路DIRは、出力電圧設定信号Er、溶接電圧検出信号vd及びインダクタンス設定信号Lrを入力として電流設定変化量信号ΔIr=(Er−vd)/Lrを算出する。電流設定積分回路IIRは、この電流設定変化量信号ΔIrを積分して溶接電流制御設定信号Ircを算出する。この溶接電流制御設定信号Ircによって溶接電流iを出力制御する。 (もっと読む)


【課題】消耗電極アーク溶接のアークスタートに際して、定常状態に至るまでの過渡期間中の溶接ワイヤと母材との短絡状態を誤検出することなく正確に行うことができるようにする。
【解決手段】溶接ワイヤと母材との短絡状態を溶接電圧値Vwが短絡基準値Vt以下になったことを判別して行う消耗電極アーク溶接の短絡判別方法において、アークスタート時点から定常溶接状態に至るまでの過渡期間Ti中は、前記短絡基準値Vtを定常溶接状態よりも大きな値に設定する。すなわち、過渡期間Ti中の短絡基準値Vtに次第に小さくなる傾斜を持たせる。過渡期間Tiは、アークスタート時点t2からの所定期間、アークスタート時点t2からの溶接電流Iwの積分値が所定値に達するまでの期間又はアークスタート時点t2からの短絡回数の積算値が所定回数に達するまでの期間として設定する。 (もっと読む)


【課題】短絡期間中に溶接ワイヤのくびれを誤検出したと判定した場合、今回の短絡期間中にくびれ検出感度を下げるものであるが、くびれ検出感度を下げたことにより今回の短絡期間中に誤検出がなくなった場合には短絡期間中のくびれ検出感度は基本に戻す。このように検出感度を基本に戻すことにより、次の短絡期間において再度くびれ誤検出し易くなる。
【解決手段】ある短絡期間でくびれ誤検出が発生し、くびれ誤検出が発生した短絡期間以降の短絡期間においてくびれ誤検出が連続して発生しないように、短絡期間中にくびれ誤検出が発生した場合にはくびれ検出感度を下げるためにくびれ検出閾値を所定値上げるようにし、さらにその後の短絡期間においてもくびれ誤検出が発生した場合には、さらにくびれ検出閾値を上げる。 (もっと読む)


【課題】所望のビード形状を指定するだけで必要な溶接条件(電流、電圧、時間)が自動的に設定されるステッチパルス溶接装置を提供する。
【解決手段】溶接トーチを停止した状態でアークを発生させ、所定の溶接時間の経過後にアークを停止した後、溶接トーチを溶接進行方向に所定の移動ピッチだけ離間したアーク再開始点に移動させてアークを再発生することを繰り返しながら、1回のアーク発生で形成される溶接痕であるウロコを重ね合わせてワーク上に溶接ビードを形成するステッチパルス溶接装置1において、溶接条件Tcとウロコ直径値Srとの対応関係を記憶した溶接条件データベース部21と、ウロコ直径値Srを入力として溶接条件データベース部21から溶接条件Tcを算出する溶接条件算出部22と、ウロコ重ね率Lrを設定することによって移動ピッチMpを自動的に算出する移動ピッチ算出部25を備えた。 (もっと読む)


【課題】溶接ビードの形状を事前に確認でき、意図通りのビード形状を形成できるステッチパルス溶接装置を提供する。
【解決手段】予め設定された溶接条件に基づき、溶接トーチを停止した状態でアークを発生させ、溶接時間の経過後にアークを停止した後、溶接トーチを溶接進行方向に所定の移動ピッチだけ離間したアーク再開始点に移動させてアークを再発生することを繰り返しながら1回のアーク発生で形成される溶接痕であるウロコを重ね合わせてワーク上に溶接ビードを形成するステッチパルス溶接装置1において、溶接条件Tcとウロコ直径値Srとの対応関係を予め記憶した溶接条件データベース部21と、溶接条件Tcを入力として溶接条件データベース部21からウロコ直径値Srを算出するウロコ直径算出部22と、溶接ビードの形状情報Ydを操作手段TPの表示部41に表示する表示処理部24と、を備えた。 (もっと読む)


81 - 100 / 172