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Fターム[4E082AA01]の内容

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【課題】消耗電極アーク溶接において、溶接の反復によって溶接トーチの温度が上昇し、溶接電流値が減少して溶接品質が悪くなることを抑制すること。
【解決手段】溶接期間Ta中は溶接トーチから溶接ワイヤを溶接電流設定値Irに対応した送給速度Fwで送給して溶接電流Iwを通電して溶接を行い、休止期間Tb中は溶接ワイヤの送給を停止して溶接を休止し、これらの期間を繰り返して溶接を行うアーク溶接方法において、前記溶接期間Ta中の前記溶接電流I1を検出し、前記溶接電流設定値Irと前記溶接電流検出値I1との偏差に応じて前記休止期間Tbを設定する。これにより、溶接トーチの温度が上昇したことを前記偏差によって間接的に検出して前記休止期間を長くするので、溶接トーチの温度を低下させることができ溶接への悪影響を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】消耗電極パルスアーク溶接において、アーク長が大きく変動したときに、アーク安定性を維持しつつ過渡応答性を向上させること。
【解決手段】溶接ワイヤを第1送給速度Fs1で送給すると共に、第1傾きKs1、溶接電流基準値Is及び溶接電圧基準値Vsによって設定された溶接電源の外部特性を形成し、溶接中にアーク長が大きく変動したときは、前記第1傾きKs1を小さな値の第2傾きKs2に置換して外部特性を形成するパルスアーク溶接の出力制御方法において、前記第2傾きKs2によって前記外部特性が形成されている期間中は、送給速度Fscを前記第1送給速度Fs1から第2送給速度Fs2にアーク長の変動が収束するように変化させる。傾きを小さくしてアーク長制御系のゲインを大きくし、送給速度を可変速制御することで、過渡応答性を向上させている。 (もっと読む)


【課題】アーク溶接を開始するとき溶接母材に電気絶縁物が存在していても、アーク溶接を良好に開始することができるアーク溶接の開始方法を提供する。
【解決手段】溶接ワイヤ17と溶接母材Wとの間にアークを発生させて溶接を行うアーク溶接の開始方法であり、溶接動作の開始時に溶接ワイヤ17と溶接母材Wとの間の通電状態が検出されないとき、溶接母材Wに対して溶接ワイヤ17を進退移動させることにより、溶接母材Wに対して溶接ワイヤ17を接触させる。この方法によれば、溶接ワイヤ17の進退動作によってたとえば溶接母材W上の電気絶縁物Isを除去することができるので、アーク溶接を良好に開始させることができる。 (もっと読む)


【課題】交流パルスアーク溶接の手動溶接において、簡単な操作によって溶着金属量を変化させることなく、入熱量を変化させて溶接することができるようにすること。
【解決手段】電極プラス極性のピーク電流及びベース電流の通電と電極マイナス極性の電極マイナス極性電流の通電とを繰り返し、電極マイナス極性電流比率設定値Rnrに応じて前記電極マイナス極性電流の値及び/又は前記電極マイナス極性電流の通電期間を設定する交流パルスアーク溶接の出力制御方法において、トーチスイッチTsを予め定めた判定期間Th内にオン/オフするクリック操作をしたときは前記電極マイナス極性電流比率設定値Rnrを予め定めた第1修正値Δdだけ変化させ、前記トーチスイッチTsを前記判定期間Th内にオン/オフ/オン/オフするダブルクリック操作をしたときは前記電極マイナス極性電流比率設定値Rnrを予め定めた第2修正値Δuだけ変化させる。 (もっと読む)


【課題】溶接ワイヤを一旦母材に接触させた後に引き離すことによってアークを発生させるアークスタート制御方法において、アーク長のオーバーシュートを抑制すること。
【解決手段】溶接トーチから溶接ワイヤを母材へ前進送給(時刻t2〜t3)し、溶接ワイヤが母材に接触すると溶接ワイヤを母材から後退送給(時刻t3〜t4)すると共に溶接電流Iwを通電し、この後退送給によって溶接ワイヤが母材から離れて初期アークが発生(時刻t4)した後に溶接ワイヤを再前進送給(時刻t5以降)して前記初期アーク発生状態から定常のアーク発生状態へと移行させるアークスタート制御方法において、前記再前進送給の開始時点から前記溶接トーチの高さLtを一旦低くした後に元の高さLsに戻すトーチ高さ制御(時刻t5〜t7)を行う。これにより、アーク長のオーバーシュートをトーチ高さ制御によって補償することができる。 (もっと読む)


【課題】消耗電極式交流パルスアーク溶接において、電極マイナス極性電流比率を30%以上に設定しても、安定した溶接を行えるようにすること。
【解決手段】電極マイナス極性ピーク期間Tpn中は電極マイナス極性ピーク電流Ipnを通電し、続けて電極プラス極性ピーク期間Tp中は電極プラス極性ピーク電流Ipを通電し、続けて電極プラス極性ベース期間Tb中は電極プラス極性ベース電流Ibを通電し、続けて電極マイナス極性ベース期間Tbn中は電極マイナス極性ベース電流Ibnを通電して溶接を行う交流パルスアーク溶接制御方法において、電極プラス極性ピーク期間Tp又は電極プラス極性ベース期間Tb中に溶滴移行が行われなかったときは、電極プラス極性ベース期間Tbと電極マイナス極性ベース期間Tbnとの間に電極プラス極性ピーク期間Tp及び電極プラス極性ベース期間Tbを再度設ける。 (もっと読む)


【課題】ピーク電流及びベース電流を変化させてアーク長制御を行うパルスアーク溶接において、過渡応答性を改善すること。
【解決手段】第n回目のパルス周期の開始時に、溶接電圧設定値と溶接電圧処理値との誤差に基づいてピーク電流設定値Ipr及びベース電流設定値Ibrを算出し、基準ピーク期間Tps、基準ベース期間Tbs及び基準パルス周期Tsを予め設定して目標溶接電流平均値Iar=(Ipr×Tps+Ibr×Tbs)/Tsを算出し、ピーク電流設定値Iprをピーク電流上限値Ipuとピーク電流下限値Ipdとの範囲に制限してピーク電流を通電し、ベース電流設定値Ibrをベース電流上限値Ibuとベース電流下限値Ibdとの範囲に制限してベース電流を通電し、第n回目のパルス周期における溶接電流平均値が前記目標溶接電流平均値Iarと等しくなるようにピーク期間及びベース期間を変化させる。 (もっと読む)


【課題】短絡を伴うグロビュール移行溶接及び短絡を伴うスプレー移行溶接においても、溶滴のくびれの発生を高制度に検出すること。
【解決手段】短絡状態からアークが再発生する前兆現象である溶滴のくびれの発生を検出し、このくびれの発生を検出すると短絡負荷に通電する溶接電流を減少させてアークを再発生させるように出力制御する消耗電極アーク溶接のくびれ検出制御方法において、短絡状態中の溶滴移行をCCDカメラCMによって所定周期ごとに撮像し、撮像された溶滴移行画像を画像処理回路GCによって処理してくびれの発生を検出する。撮像された溶滴移行画像に同一の判別領域を設定し、この判別領域における溶滴像が占める面積を算出し、この面積が基準値未満になったことを判別することによってくびれの発生を検出する。画像によってくびれを直接的に検出するので、高精度なくびれの検出が可能となる。 (もっと読む)


【課題】溶接開始時にアークのふらつきが生じても、アークを即座に安定化させるとともに、溶接ビードの欠陥を抑制することができるアーク溶接方法を提供する。
【解決手段】溶接ワイヤ17と溶接母材Wとの間にアークを発生させて溶接を行うアーク溶接方法であって、アークを発生させる溶接開始時において溶接ワイヤ17と溶接母材Wとの間に供給する溶接電圧Vwが所定の閾値電圧Vtを越えたか否かを判別し、溶接電圧Vwが所定の閾値電圧Vtを越えたことを判別すると、アークの発生を休止し、その後、アークを再発生させる。このような方法によれば、閾値電圧Vtを適切な値に設定することにより、アークを即座に安定化させることができる。 (もっと読む)


【課題】消耗電極交流パルスアーク溶接において、電極マイナス極性電流比率を大きな値に設定しても、安定した溶接状態を維持すること。
【解決手段】電極マイナス極性ベース期間Tbn中は臨界値未満の電極マイナス極性ベース電流Ibnを通電し、続けて電極マイナス極性ピーク期間Tpn中は臨界値以上の電極マイナス極性ピーク電流Ipnを通電し、続けて電極プラス極性ピーク期間Tb中は臨界値以上の電極プラス極性ピーク電流Ipを通電し、続けて電極プラス極性ベース期間Tb中は臨界値未満の電極プラス極性ベース電流Ibを通電し、これらの通電を1周期として繰り返して溶接を行う。電極マイナス極性ピーク期間Tpn及び電極プラス極性ピーク期間Tpを設けることによって、電極マイナス極性電流比率が大きな値に設定されたときでも、1パルス1溶滴移行状態を維持することができ、安定した溶接状態となる。 (もっと読む)


【課題】ピーク電流及びベース電流をフィードバック制御してアーク長制御を行うパルスアーク溶接において、過渡応答性を改善すること。
【解決手段】所定のピーク期間Tpr中のピーク電流Ipの通電と所定のベース期間Tbr中のベース電流Ibの通電とを1パルス周期Tsとして繰り返し、溶接電圧Vwを検出し、この溶接電圧検出値Vdの平滑値Vfが溶接電圧設定値Vrと等しくなるようにピーク電流Ip及び/又はベース電流Ibを制御して溶接を行うパルスアーク溶接の出力制御方法において、第n回目のパルス周期Tpb(n)の開始時点t1からの経過時間をtとして、平均値Vav=(1/t)・∫Vw・dtを刻々と算出し、経過時間tがピーク期間とベース期間との加算値Tsと等しくなる前に、Vav=Vr−a(aは正の定数)が成立したときはその時点で第n回目のパルス周期Tpb(n)を終了する。 (もっと読む)


【課題】スパッタの発生を抑制することができるとともに、短絡状態に至ってからより早くこの短絡状態を解消することができるアーク溶接方法を提供すること。
【解決手段】溶接ワイヤ15を所定の溶接位置に導く溶接トーチ14を用いて、溶接ワイヤ14と溶接母材Wとの間にアークA1,A2を発生させて溶接を行うアーク溶接方法であって、アークA1が発生しているアーク発生状態(H1)から溶接ワイヤ15と溶接母材Wとが短絡している短絡状態(H2)へ変化した後に、溶接トーチ14を溶接母材Wから離間させ短絡状態(H2)を解消する工程を有する。このような構成により、上記短絡状態を応答性よく解消可能であり、高速溶接におけるスパッタ発生を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】母材の開先面にアーク熱の分散化と集中化を自在に制御できる溶接システムを提供し、アークの入熱密度分布の制御を行うことによって、過大な溶接入熱となるのを抑制しながら母材溶融の確保を可能とする。
【解決手段】消耗電極式のアーク溶接方法であって、溶接ワイヤの送給に対して溶接ワイヤの送給波形を正弦波または矩形波に変化させ、この溶接ワイヤの送給波形に対して位相をずらすか、または位相をずらさずにアーク電流波形またはアーク電圧波形を使用する。 (もっと読む)


【課題】複数の溶接電源に記憶されている各溶接条件パラメータの設定及び管理を一台のフロントパネルで行うこと。
【解決手段】 溶接電源と溶接電源に設けられ複数の選択手段及び表示器を有するフロントパネルとを備えた溶接電源装置において、フロントパネルは溶接方法に応じて適正な溶接条件を選択する複数の選択手段と、所定の長さを有する多芯ケーブルと選択手段によって選択された溶接条件を溶接電源に伝送するフロントパネル制御回路とで形成し、溶接電源は伝送された各溶接条件を溶接条件パラメータにして記憶する主制御回路を有し、多芯ケーブルを溶接電源に接続するとフロントパネル制御回路は記憶されている溶接条件パラメータを読み込んで表示器に表示し、選択手段で溶接条件を選択すると主制御回路は伝送されてくる各溶接条件を新たな溶接条件パラメータとして記憶する溶接電源装置である。 (もっと読む)


【課題】たとえば溶接ワイヤの送給動作の変動によって短絡状態が継続しても、スパッタの発生を適切に抑制することができるアーク溶接方法を提供する。
【解決手段】溶接ワイヤ17と溶接母材Wとの間にアークを発生させて溶接を行うアーク溶接方法であって、溶接ワイヤ17と溶接母材Wとが短絡している短絡状態からアークが発生しているアーク発生状態に移行される際、溶接ワイヤ17と溶接母材Wとの間の橋絡部に生じるくびれを検出する工程を含み、この工程の経過中にくびれが検出されないとき、溶接ワイヤ17を溶接母材Wから離間させ短絡状態を解放する。このような方法によれば、たとえば溶接ワイヤ17の送給動作の変動によって短絡状態が継続したとしても、スパッタの発生を確実に抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】良好な溶接品質を得ることができるタンデムパルスアーク溶接制御装置を提供することを目的とする。
【解決手段】タンデムパルスアーク溶接制御装置3,3aは、パルス波形選択回路32と、電圧検出器18bと、電圧設定器24bと、パルスピーク電流基準値設定回路36と、パルスベース電流基準値設定回路38と、パルスピーク電流増減値とパルスベース電流増減値とを算出する誤差増幅器25bと、パルスピーク電流増減値とパルスピーク電流基準値とを加算してパルスピーク電流値を算出する加算器37と、パルスベース電流増減値とパルスベース電流値を算出する加算器39と、パルスピーク期間のときはパルスピーク電流値を出力し、パルスベース期間のときはパルスベース電流値を出力するパルス波形選択回路40と、第2溶接ワイヤ19bの電流値を制御する出力制御回路35bとを備える。 (もっと読む)


【課題】アークスタート時にワークの位置ズレやワイヤ先端に形成されているスラグ(絶縁物)の影響を受けてアークスタートが不安定になる場合が発生する。この場合、スタート部の溶接ビードの形成が不十分でありビード長が不足する。その不良品の手直し工程が余分に必要となる。さらに、手直ししても修復できない場合はそのワークを廃棄することになり、生産性が著しく低下する。
【解決手段】アークスタート時に溶接電流を検出してその検出結果に基づいて溶接ロボットに取り付けられた溶接用トーチを移動させる溶接ロボットのアークスタート制御方法であって、溶接電流が所定時間連続して流れない場合には溶接ロボットの動作による溶接線方向への溶接用トーチの移動を停止したままとし、溶接電流が所定時間連続して流れた場合には溶接ロボットの動作による溶接線方向への溶接用トーチの移動を開始する。 (もっと読む)


【課題】ハンピングピードおよび蛇行ビードといった不当な溶接ビードの発生を抑制する。
【解決手段】本発明のプラズマGMA溶接方法は、溶接トーチ2を通して溶接母材Pに向けて送給されるワイヤWと溶接母材Pとの間にパルス波形のGMA溶接電流Iwmを流すことによりGMAアーク13を発生させるとともに、ワイヤWを囲むように供給されるガスGcを介して溶接トーチ2と溶接母材Pとの間にプラズマ溶接電流Iwpを流すことによりプラズマアーク32を発生させる方法であり、GMA溶接電流Iwmのピーク電流値Impおよびベース電流値Imbを、GMA溶接電流Iwmの平均電流値Imaが変化されるときに変化する変化区間を有し、かつ平均電流値Imaがある値に設定されるときのピーク電流値Impおよびベース電流値Imbが、平均電流値Imaより小さい値が設定されるときのピーク電流値Impおよびベース電流値Imb以上であるように設定する。 (もっと読む)


【課題】2ワイヤ溶接方法において、磁気吹きの発生によるアーク切れを抑制すること。
【解決手段】消耗電極と母材との間にピーク電圧Vpの印加とベース電圧Vbの印加とを1周期として繰り返すことによって溶接電流Iwを通電してアークを発生させて溶融池を形成すると共に、フィラーワイヤを前記溶融池に送給しながら溶接を行う2ワイヤ溶接制御方法において、前記ベース電圧Vbの上昇によって前記アークに磁気吹きが発生していることを判別(時刻t42)し、前記磁気吹きの発生を判別したときは前記フィラーワイヤに前記溶接電流Iwと同一方向の電流Ifを通電することによって磁気吹きを解消(時刻t43)させる。溶接ワイヤ及びフィラーワイヤに同一方向の電流が通電するために、磁気吹きによって偏向したアークに吸引力が作用して、アークの偏向を正常化する。 (もっと読む)


【課題】 従来の電流急減手段を用いたスパッタ低減方法では、アーク再生の際にアーク切れが発生し、アーク不安定、ビード不正、溶け込み不良等を引き起こす問題があった。
【解決手段】 短絡終期に生じる消耗電極ワイヤのくびれを検出するくびれ検出手段と、前記くびれ検出手段でくびれを検出した際に前記消耗電極ワイヤに供給する電流、電圧または電力の少なくともいずれかの所定の供給物理量を電流、電圧または電力の少なくともいずれかの所定の供給物理量が第1の所定値に達するまで急減する物理量急減手段とを備えることで、アーク再生の際のアーク切れを防ぎ、アーク不安定、ビード不正、溶け込み不良を防止する。 (もっと読む)


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